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瀬戸内の島々をキャンカーで巡るクルージングキャンプ旅!5月16日(木曜日)〜18日(土曜日) |
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● AM11:00 ⇒ 島の中央部にある中山地区を訪ねてみました。 今朝は、久しぶりに「道の駅:大阪城残石記念公園」で、の〜んびりしてから出発です。 二日目の小豆島ですが主要道路は殆んど走りましたし、主要な観光地もだいたい訪ねましたので、今日の夕方には次の目的地に向かおうと思います。 小豆島観光の最後に選んだのがここ「中山地区」です。ここから上の地区がこの辺りを流れる伝法川の上流をせき止めたいくつかの小豆島の水がめになってます。 こちらにある 「千枚田」 や 「農村歌舞伎の舞台」 を見学したいと思います。下の写真にある見事な竹製のオブジェは、予想も期待もしていませんで、こちらに来て偶然出会ったものです。 下の写真が中山地区に古くから伝わる「農村歌舞伎の舞台」です。天皇皇后両陛下がこちらにおいでになったそうで、その時お座りになった椅子などが、保存展示されています。 一般の人は下の写真の段々に見える所に茣蓙を引いて座って見物するのでしょう。 恐らく舞台に上がっている役者も見物している観客もみんな家族や親戚同士でしょうから、食べながら飲みながら、皆さんの楽しそうな笑い顔が思い浮かびます。
小豆島の土庄港から豊島(てしま)・直島・玉野へと渡るつもりでいましたが、フェリーボートの乗り継ぎが上手く出来ないので、ルートを急遽新岡山港行きに変更です。 14:40発に乗り、15:45分、約1時間で新岡山港に到着しました。本日はこの辺りで温泉かな?と、日帰り入浴が出来る場所をネットで調べ、見つかったのが右下の写真の「瀬戸内温泉 たまの湯」でした。 なんかキャンプ場もあるみたいだし、ここいいんじゃない!と思いましたが、受付で聞いてびっくり!入浴料金はナンと¥1600円だそうで、オートキャンプ場の方は、基本料金が¥4000円で、その他に入場料として大人一人¥2600円が掛かるんだそうです。 ざっと計算しても¥12400円です。なお、犬は無料だそうですが、どうも一つ所での〜んびり出来ない我が家の家風と年金暮らしの懐具合にどうも合いませんので、残念ですが今回はあきらめて失礼します。 ということで、時間的にはまだ明るい筈なので、当初の予定であった豊島〜直島〜宇野港へ入り「鷲羽山の展望所」に登るというコースの、最後の「鷲羽山展望所」へ行ってみることにしました。 玉野市のお隣り、倉敷市の児島半島の先端にある標高133m の鷲羽山周辺は、瀬戸内海国定公園の一角にある自然の浸食で荒削りされた奇岩巨石の美しい岬です。
温泉には入り損ないましたが、日帰り入浴検索のキーワードを「この近くの日帰り温泉」から「この近くの公衆浴場」に変えてヒットしたのがここ、瀬戸大橋の真下にある昭和レトロな銭湯「大黒湯」です。 目の前は小さな漁港で駐車場は無く、番台のお母さんに「車はどこに置けばいいですか?」と聞くと、「そこ!」っていうのですが、路上駐車?しかも歩道?です。「だいじょぶ・だいじょぶ」だそうです。 先客のおじさんと話しをしましたが、「このお風呂は休みが多いし営業時間も短いので、ぷら〜っと来た旅行者が入れたら運がいい!」んだそうだ。 しかし、4〜5人入ると窮屈そうな小さな湯船が一つあるだけで、シャワーは無し!出の悪い水とお湯別の水栓があるだけなので、体や頭を洗うのが非常にたいへんです。 良く見ていると、他のお客さんは皆さん石鹸で体を洗い終わると、湯船のお湯で体を流します。
● PM19:30 ⇒ 本日のお宿は「道の駅:みやま公園」でした。 鷲羽山から少し距離がありますが、この近くに道の駅はここしかありません。一番近いのが玉野市の中央にある深山公園に隣接している「道の駅:みやま公園」でした。 少し走りましたが、まぁ〜!結果オーライでした。場内はとても広いので、静かな一夜を過ごせました。 |
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● AM06:00 ⇒「道の駅:みやま公園」は、車中泊向きの道の駅でした。 国道30号線が車中泊していた駐車場のすぐ横を通ってますので、それなりに賑やかかなぁ〜!って思っていたんですが、昨夜は少し眠り薬を余計に飲んだせいか、結構良く眠れました。
キャンピングカーを利用して全国を旅している人は多いと思いますが、イベントに参加したり、観光したりする場所や訪ねる場所の好みは家族構成や年齢などに寄って、それぞれ違いますよね。 それどころか、長年連れ添った夫婦でも趣味の違いがありますから、片方が感動していても面白くなかったり、おいしそうに食べているものでもそれ程ではなかったりします。 まっ!夫婦ですから相方が楽しければそれでいいし、楽しそうにしてくれればこちらも満足ということなんですが、本当に自由で気侭な旅をしたければ、犬も家族も置いて一人旅をしない限り実現しないんでしょう。 という訳で前置きが長くなりましたが、岡山の町は前回の旅で来てますので、今回はカミさんのリクエストで「倉敷美観地区」にやって来ました。 やって来ましたが、ここでは駐車場に困りました。美観地区に近い大きな観光客用の駐車場は、我が家の車を見るなり手を横に振って断わってます。 仕方なく料金の高い観光バス用の駐車場に行きましたが、「ここは観光バス専用だから、一般車はダメよ!ダメダメ!」って断られました。 結局、駐車出来たのはコインパーキングだったんですが、これも朝早い時間で空いていたので良かったんで、我が家が止めた枠の両隣は、明らかに止め難く狭いです。ごめんなさい。…(^_^ ゞ 先ずは美観地区のほぼ中央にある「大原美術館」にやって来ましたが、美術館ですから当然施設内部の撮影は禁止されていますので、写真はこれだけです。 まっ!それでもシラバックレて、そんなの関係ね〜!と、言葉の分からない振りをして写真をバチバチとっている人もいましたけど、特に咎められてもいませんでしたね。 本館、分館、工芸館、東洋館と、展示は三館に分かれて、展示作品は1000点を超えるという「大原美術館」の素晴らしい展示と、その詳しい情報は「大原美術館のホームページ」の方で見られますので、そちらをご覧下さい。 昼食を挟んでまだまだ倉敷の町の観光はまだまだ続けますが、このお蕎麦がとても美味しかったので、写真を掲載しておきます。場所は、水路になっている倉敷川の堀留、「大原美術館」のすぐ右隣にある「あずみそば」というお蕎麦屋さんです。 私のホームページでも何度か書いてますが、私は生まれた家の隣がお蕎麦屋さんだったので、出汁を取った後の鰹節や鯖節をおやつ代わりに育ったお蕎麦大好き人間なんです。 それも、細く切った更科系の白い蕎麦をさっと茹でのが、たまらなく好物なんですね。それは私の好みの問題で、この店のお蕎麦はそれとは違うんですが、お蕎麦としては香りも高くとても美味しいです。
下の写真は、「倉敷紡績(株)倉紡記念館」です。昭和44年に創立80周年を迎えたという、歴史ある倉敷紡績と日本の紡績産業のあゆみが時代を追って詳しく展示品と共に説明されています。 敷地内には倉敷アイビースクエア、アイビーショップ、オルゴールミュージアム、倉敷代官所跡などがあり、買い物やお茶飲みをしていると、あっという間に時間がたってしまいます。 「ここに来たら、ジーンズを買って帰ろう!」と思ってましたが、なぜか買い難いですし、歩いている観光客を見ても買い物をしたバックをもって歩いている人は殆どいません。 この美観地区は古い町ということは分かりますが、いったいいつ頃の時代の建物の何をメインに保存しているのか、建物がメインなのか商店がメインなのかジーンズがメインなのか分かりません。 岡山名物のきびだんごのお店は分かりますが、トルコアイスにトルコ絨毯の店まである何か不思議な街です。
倉敷から尾道や三原方面に向かう途中にあるのが広島県第二の都市、粗鉄の生産量日本一!という福山市です。JR福山駅からも良く見える、日本一駅に近いという「福山城」、先ずはここから観光して行きましょう。 駐車場はお城をぐるりと回った西側の「県立歴史博物館 の裏手にありますが、普通車マスしかない小さな駐車場です。駐車出来るのはサイズ的に我が家のカムロードまでで、大型車は無理です。 資料によると、・・・「福山城」は、元和5年(1619年)安芸・備後の領主:福島正則の改易により、備後10万石の新たな領主として大和郡山から転封してきた水野勝成が構築したといわれてる。 太平洋戦争により殆どの建造物は焼失しましたが、伏見城から移築したと伝えられる伏見櫓や筋鉄御門が現存し、天守閣や湯殿、月見櫓などは昭和41年(1966年)に、鏡櫓は昭和48年(1973年)に再建されたもので、鐘櫓は昭和54年(1979年)に修復された建物である。
この博物館では瀬戸内の歴史をテーマに中世の港町「草戸千軒町遺跡」の発掘調査成果の展示や、江戸時代を代表する漢詩人「官茶山」を中心とした近世文化と歴史の屋内展示をしている。非常に興味深い!です。
明日は「鞆の浦」と出来ればその周辺の島々を観光するつもりなので、今日はどこかその近くで車中泊しようと思い、決めたお宿が「道の駅:アリストぬまくま」でした。 AC誌の付録の道の駅ガイドには、この道の駅近くの推薦日帰り温泉施設に「神勝温泉:昭和の湯」とありましたし、近くの道端にも「神勝温泉:昭和の湯 ⇒ ○○キロ!」という案内看板を何度も目にしていましたので、電話番号で検索してルートをカーナビに任せてやってきました。 ところが、ところがです。気楽なもんですね〜!結構な高さの山の上にあるこの施設まで登ってきて、「今日は空いてるね〜!」などと言いながらお風呂の支度をして車から降り、温泉の入り口に向かうと!下の写真の看板がありました。 ナンとその温泉は隣接する遊園地ともども今年の三月で閉鎖されていたのでした。 ここに来て初めて「閉鎖」という文字を目にしました。ここに来るまで何度も案内表示の看板を目にしましたが、どの看板もどこにも閉鎖の文字はありませんでした。勘弁してよ〜!…"(-""-)"
なので、再度ネット検索し直して探したのが右上の写真、結果オーライ!の素晴らしい「銭湯 : 游湯」でした。しかし、この銭湯、写真は広い駐車場があって良さ気に見えますが、ここに向かう道は我が家の車でギリギリです。 これ以上の大きさの車や、同サイズでもホイルベースの長いタイプは無理です。取付道路や曲がり角が狭いので、ここまで入って来られません。 上の写真は到着時にはもう既に真っ暗でしたので翌朝撮った写真ですが、「道の駅:アリストぬまくま」は、静かで車中泊向きの道の駅でした。 向かい側にパーラーがありますので、そこが終わるまではギラギラと、賑やかです。…(^_^)V |
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● AM06:00 ⇒「道の駅:アリストぬまくま」 この道の駅は車中泊向きだったと言いましたが、「道の駅:アリストぬまくま」はなかなか活気のある道の駅で、もうこの時間に地元農家の皆さんが軽トラックで新鮮な野菜を搬入し始めています。 「こうじゃなくちゃね。」と、カミさんがいそいそと買い物を楽しんでいましたが、旅先ですから新鮮な野菜といってもあまりたくさんは要りません。まっ、所場代?一宿の恩義ですからお土産を少し仕入れてゆきましょう。
いや〜!狭かったですね〜!「道の駅:アリストぬまくま」から「鞆の浦」に向かうには県道47号線を使ったんですが、間もなく「鞆の浦」という最後の数百メーター?普通の乗用車なら何の問題もないんですが、背の高い我が家の車は両サイドの家の軒先がもうスレスレで、しかも何度か右に左に曲がります。 運転席から高さのある屋根や庇の方は良く見えない死角なので、運転には結構気を使いました。 駐車場は官民共にいくつかあるんですが、何処も曲がり角が入れない程狭かったりコインパーキングは屋根があって入れなかったりで、とうとう湾の反対側に出てしまいました。 もう一度あの狭い町の中に入る気にもなれず、近くのお土産屋さんの駐車場に置かせて貰おうと思いましたが、朝が早いのでいま暫く店が開く気配はありません。 黙って車を置いて観光に出掛ける訳にもいかず、仕方ないので写真は撮れませんでしたが、この辺りを車で一回り二回りして車内から雰囲気を味わって「鞆の浦」を後にしました。
● AM09:30 ⇒ まるで高速道路のSAの様な「道の駅:みはら神明の里」でした。 少し悔いの残った「鞆の浦」を後にして、国道2号線を再び西に向かって進むルートに戻ります。尾道の町で前回通った「しまなみ海道」を左に見ながらやがて三原の町へと出てきます。 この三原の町に入る手前に、この街中を迂回するバイパスへの入り口があります。 ここからこのバイパスを利用したんですが、その途中、この三原の街や「しまなみ海道」が架かる島々を一望する丘の上にまるで高速道路のSAの様な「道の駅:みはら神明の里」がありましたので、ちょっと立ち寄ることにしました。 右上の写真は、二階の展望デッキにある「願掛けダルマ絵馬掛け所」です。一階の物販コーナーで売っている三原ダルマと絵馬を購入して、ダルマの顔と絵馬に願い事を書いたらここに絵馬をかけておきます。 溜まった絵馬は、後で「糸碕神社」へ奉納し、祈願して頂くそうです。
● AM10:30 ⇒ 水平線に浮かぶ風光明媚な島々を見ながら快適なドライブを続けます。 「道の駅:みはら神明の里」で一息入れた後、次の中之町インターでバイパスを降ります。 山陽新幹線や山陽本線の三原の駅を突っ切って国道2号線と別れ、呉線:瀬戸さざなみ線に沿って海岸周りの国道185号線に入ります。 水平線に浮かぶ風光明媚な島々を見ながら快適なドライブを続けますが、この辺りの「須波港」や「忠海港」からは、生口島、大久野島(ウサギの島・毒ガスの島として有名)、大三島といった今では「しまなみ海道」でつながっている島々への足としてのフェリーボートの発進基地となってます。 その大久野島を左に見て走り抜けると、やがて「竹原」の街並みが見えてきます。 この地は後でお世話になるフェリーボートの港があり、古い街並みを保存した地区がありと楽しそうですが、私は日本一喧嘩が強かった男「竹原慎二」や、「竹原ピストル」を思い出してしまいます。 どんな街なのか、先ずは情報収集と休憩のため、「道の駅:たけはら」に行ってみましょう。
保存地区の殆んどの家が今でも現役で生活するために使っている家なので、現状を維持するには多分色々と不自由や不便なことがお有りかと思います。大変でしょうが、頑張って下さい。 一時間ほど歩いたら小腹が空いたので、名物という 「二重焼」なるものを頂きましたが、これは関東でいうところの「今川焼」と同じでした。
この竹原から「大崎上島」へ行く「山陽商船」は二艘のフェリーボートを所有していますが、それぞれ平成六年・九年の竣工だそうです。 全長は約50mで、幅は約11m、300トンぐらいの船です。250人乗りで速力11.5ノットといいますから、島々の間を往復するのにちょうどいい大きさの船ですね。
フェリーのチケットを買う時に、チケット売り場のお姉さんが「今日は土曜日なんで、『清風館』が貸し切りになってまして、日帰り温泉は入れませんよ!」という。 どうやら「大崎上島」の売りが、この「きのえ温泉 ホテル清風館」及びその日帰り温泉ということらしい。 他にも見所はあるだろうと、ネットでグリグリと調べましたが、なるほどこの温泉のお風呂は素晴らしいらしい。話のタネに一度は入りたい温泉です。 下の写真は島最初の観光地、「大崎上島町:ふれあい郷土資料館」です。
テニスをしていた生徒に声を掛けていたり、ジョギングしている外国人風の人に話しかけたりしていましたので、どうやらこの辺りのどこかの学校の先生か施設の職員の方らしいですね。…(^_^ ゞ 「お風呂はどうしました?食事は大丈夫ですか?」と、いろいろ心配してくれてます。「少し寂しい所ですが、ごゆっくりどうぞ!」と言って、お帰りになりましたが、不審者と思われたかな? こういう所だから、よそ者には注意しているんだね。「それにしても良かったね。ダメって言われるかと思ったぁ〜!」と、再び食事を再開しました。 すると、先程の方が引き返してみえて、上の写真の玉ねぎやレモン、空豆などを「良かったら、どうぞ!楽しんでいって下さいね!」って、差し入れしてくれました。 旅先では、人の優しさに触れるのが何よりの、お・も・て・な・し・ですね。 |
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