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● 偶然立ち寄ったRVランドさんで出会っちゃいました。 令和2年、東京オリンピックの延期が決まった頃あたりからでしょうか?世間ではコロナ禍で外出自粛ムードが日に日に高まってきました。 キャンピングカーで野山にお出掛けして過ごすのは三密にならないとは思いますが、外見からして目立つ遊び感丸出しの車だけに、動かすのは気が引けてしまいますね。 長年お世話になっているタコスのユーロスターもそろそろ入れ替えたい!と思いつつ、暇を持て余してネットの中古キャンピングカー情報を見ていいると、一台のコースターが目に留まりました。 それは車両在庫が豊富なことで有名なフジカーズの筑波店にあった車両なんですが、5,6m に車両のオーバーハング部を切り詰めたタイプの最後の方の型がベースになっているキャンカーでした。 カミさんも、「どうしてもバスに乗りたいなら、ユーロの下取りプラス100万ぐらいの差額迄なら出せるよ!」と言うので、「それじゃ〜行ってみるか?」と、勇んでつくば迄現車を見に行ったんですが、残念!「ホンの一足違いで売れてしまった!」ということでした。 フジカーズの担当者は、「マイクロバスベースのキャンカーは他にもありますから!」と、思っていたより下取り価格も満足のいく値段を提示してくれたんですが、残念ながら他の車両はとても手の届かない物や乗る気にならない車ばかりでしたし、気に入った車両もありましたが、東京では登録出来ない年式・型式の車両でした。 フジカーズ系列の柏店にもバスベースの出物があるというので、帰り道なのでこちらも見に行きましたが、「まぁまぁ?いい〜いんだけど、ちょっとね〜!」という感じで、手付でも置いていこうかと思いましたが、なんとなくですがイマイチ乗り気にならないので、遠慮して帰途につきました。 家に帰り、他のお店はどうか?と探し当てたのが下の写真の車両です。RVランドさんの本店に展示されていた中古車なんですが、確認すると品川ナンバーでも登録出来るというので、早速見に行きました。 下の写真は展示されていた時の物で、ご覧頂くとお分かりの様に外装は再ペイントされてはいますが、年式の割に気になる錆も殆ど無く、内装もへたり感が無くとてもキレイです。 内装の家具やシートレイアウトがキャンピングカーではなくてサロンカー仕様なのがちょっと気になりますが、温水系を除けばキャンピングカーとして必要な装備は大体付いています。
という訳で、この車両なら現在乗っているユーロスターとほぼ交換出来る値段です。どうせコロナ禍で暫くお出掛けすることは出来ないので、暇はたんとあります。 少しづつ楽しみながら改造を進め様かと思い、この車両に決定しました。 前車のユーロスターもチョコチョコ改造はしていたものの、本格的に家具を作るのは30年以上ぶりです。道具も丸鋸とジグソーぐらいしかありませんが、やる気だけはあります。 いったいどうなることやら・・・(^ _ ^ ) V |
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改造するにあたり、新たなレイアウトを簡単な図面に起こし、過去の経験から改造と仕上がりのイメージは頭の中で大体出来上がっていました。 改造に必要な大まかな材料は、メモに書き出してましたので、RVランドさんに車を引き取りに行った帰りに近くにあるお馴染みの「ジョイフル本田」に寄ってバスに積み込んで帰ります。 その他、ホームセンターには置いて無いキャンピングカーならではのパーツ、モールやシンク等はもう既に馴染みのある専門業者に発注済みです。
● 運転席回りは、・・・
● 吊戸棚を作り変える。 左下の写真が既存の吊戸棚です。出幅は10cm ぐらいしかありませんのでキャンプに使う道具や物は何も入りませんし、私には何のための吊戸棚なのか?少々疑問です。 そこで、右下の写真の様に棚板を受ける腕木を作り変え、底板はそのまま中央寄りにずらして勾配のない平らな棚に修正し、右下の写真の様な蓋付きの吊戸棚に作り変えました。 少々圧迫感はありますが、使い物にならない飾り棚のままではキャンプに行かれませんので、ここは我慢です。これで前車ユーロスターの物入よりもたくさんの物が収納出来る様になりました。 更に、暗く足りない照明器具も数か所増やし、全ての器具や電球を LED に取り替えました。
● 冷蔵庫の移設と下駄箱&テレビ台の製作。 右下の写真は出入口サイドにあった既存の大きな下駄箱とビデオデッキ付きのテレビ台です。
● キッチンの製作。
清水タンクが20Lと小さいので、水栓は家庭用の物で節水のため蛇口は開けっ放しにして水中ポンプのスイッチを足元にフットスイッチとして取り付け、踏んでいる間だけ水が出る様にしました。 写真でお分かりの様に跳ね上げ式の調理スペースは、キャンピング車として登録するための必要な大きさは満たしていますが、実際問題として狭く使い勝手が悪いため、上に重ねて置くタイプの取り外し式の調理台を製作しました。 コの字型のボルトでしっかり固定され、水切りの溝も付けましたので、安心して利用出来ます。
● 車両最後尾の収納
ですが、カミさんに「なんか温泉の脱衣場みたいな感じだし、出し入れし難いね〜!」と不評だったので、左上の写真の様な引出し式に作り変えました。 この二段の引き出しの収納力は絶大で、上の写真の買い物かご四つ分の品物の他、カセットストーブやカセットガスレンジまで入ってしまい、収納力にはまだ余裕があります。
● 更に給排水関係の改造の続きです。 当初、この流ししたのスぺースに給排水設備として20Lのポリタンクを二つ、そして、ガスの供給用に5キロのLPGボンベを1本収納していましたが、「この場所にもう少し調理道具を収納したい!」というカミさんのリクエストがあり、以下の様に再改造しました。 排水タンクをリアの床下に設けることで20Lのポリタンク1本分のスペースが空き、5キロのLPGボンベをカセットガスに変え、清水タンクと2階建てにすることでボンベ1本分のスペースが空きました。 改造に際して、清水タンクはワンタッチジョイントと電源タップで簡単に取り出して洗えるようにし、カセットガスボンベもワンタッチジョイントで簡単に取り出して付け替え出来る様にしました。 排水タンクは、ご覧の様に道具箱にキャンピングカー用の排水バルブを取り付けました。
● 更に改造は続きますので、・・・またレポートを書きます。 |
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