☆彡 オリジナルキャピングカーをハンドメイドで作ろう! -=☆=- Welcome to Motor Home Page !!
HOME(表紙)へ! ご挨拶とお知らせ! このページです。 キャンプレポート! 初めてキャンピングカーでするキャンプのアドバイス! キャンプとキャンピングカーの情報へリンク! 我が家のキャンピングカー列伝! サイトマップはこちら! お問合せメールはこちら!


RV-JAPAN の MTOTOR-HOME 以来、30年ぶりにバスの架装工事をしました!

道具は丸鋸とジグソーのみですから、結構大変でした。・・・

ベース車両:トヨタコースターのウェブサイト

 
00-88、 88ナンバーについて 00-ALB、 自作車アルバム 00-RVJ、 RV-JAPAN の MotorHome
88-01  旧構造要件の簡単な解説
88-02  改正された構造要件の解説
88-03  陸事での登録状況と注意点
88-04  88ナンバー車の現状
88-05  ワンポイント専門用語レッスン

    ■ 国土交通省 自動車交通局
     技術案全部のページ!
     「自動車の用途等の区分について
      (依命通達)」の細部取扱いについて
     3−4 用途区分通達4-1-3
     (4)の自動車(3形状)
      PDA file になっています。

alb-1  初代日産のキャラバンロング!
alb-2  二代(台)目コースター標準!
alb-3  対面・対座シートの展開!
alb-4  コースターのベストレイアウト
alb-5  コースターのリアベットルーム
RVJ-1  RVJ オーナーズページ
RVJ-2  旅先で見掛けたRVJのMH
RVJ-3 街で見掛けたRVJのMH
00-HM、コースターの改造
1,ベース車は、ランドサルーン
2,ビフォー〜アフター写真集
シートを除く家具を作り直しました。
00-QA、 Q&A のページ 00-CC、 アメリカンクラスCの改造 00-TES、 タコス・ユーロスターの紹介
1,頂いた質問とその答え集!
2,頂いた励ましのお便り集!
1,改造ベース車の紹介
      1-1  新車時の仕様と標準装備
      1-2  運転席(キャブ)の装備
      1-3  室内のキャンプ装備
      1-4  車外のキャンプ装備
2,我が家の改造計画!
      2-1  室内の改造ポイントリスト
      2-2 運 転席回りの改造ポイントリスト
      2-3  外回りの改造ポイントリスト
es-1,ユーロスターの仕様と装備
      es1-1  新車時の仕様と標準装備
      es1-2  ユーロスターのオプション設定
      es1-3  ユーロスターの諸元表
      es1-4  他社との違と言い分
      es1-5  私のユーロスター評
es-2,我が家のユーロ改造計画!
      es2-1  室内の改造ポイント
      es2-2  運転席回りの改造ポイント
      es2-3  外回りの改造ポイント
      es2-4  改造箇所の写真と説明

☆彡 メールはこちら! ☆彡 製作技術のページはこちら!

 
PAGE-TOP


人生最後のキャンカーは、やはりコースターにしたいと思います。


偶然立ち寄ったRVランドさんで出会っちゃいました。

令和2年、東京オリンピックの延期が決まった頃あたりからでしょうか?世間ではコロナ禍で外出自粛ムードが日に日に高まってきました。
キャンピングカーで野山にお出掛けして過ごすのは三密にならないとは思いますが、外見からして目立つ遊び感丸出しの車だけに、動かすのは気が引けてしまいますね。
長年お世話になっているタコスのユーロスターもそろそろ入れ替えたい!と思いつつ、暇を持て余してネットの中古キャンピングカー情報を見ていいると、一台のコースターが目に留まりました。
それは車両在庫が豊富なことで有名なフジカーズの筑波店にあった車両なんですが、5,6m に車両のオーバーハング部を切り詰めたタイプの最後の方の型がベースになっているキャンカーでした。
カミさんも、「どうしてもバスに乗りたいなら、ユーロの下取りプラス100万ぐらいの差額迄なら出せるよ!」と言うので、「それじゃ〜行ってみるか?」と、勇んでつくば迄現車を見に行ったんですが、残念!「ホンの一足違いで売れてしまった!」ということでした。
フジカーズの担当者は、「マイクロバスベースのキャンカーは他にもありますから!」と、思っていたより下取り価格も満足のいく値段を提示してくれたんですが、残念ながら他の車両はとても手の届かない物や乗る気にならない車ばかりでしたし、気に入った車両もありましたが、東京では登録出来ない年式・型式の車両でした。
フジカーズ系列の柏店にもバスベースの出物があるというので、帰り道なのでこちらも見に行きましたが、「まぁまぁ?いい〜いんだけど、ちょっとね〜!」という感じで、手付でも置いていこうかと思いましたが、なんとなくですがイマイチ乗り気にならないので、遠慮して帰途につきました。
家に帰り、他のお店はどうか?と探し当てたのが下の写真の車両です。RVランドさんの本店に展示されていた中古車なんですが、確認すると品川ナンバーでも登録出来るというので、早速見に行きました。
下の写真は展示されていた時の物で、ご覧頂くとお分かりの様に外装は再ペイントされてはいますが、年式の割に気になる錆も殆ど無く、内装もへたり感が無くとてもキレイです。
内装の家具やシートレイアウトがキャンピングカーではなくてサロンカー仕様なのがちょっと気になりますが、温水系を除けばキャンピングカーとして必要な装備は大体付いています。

走行中のシートレイアウトです。

対座にしたシートレイアウトです。



大きな下駄箱の上にテレビが乗ってます。

対座にしたシートレイアウトで、シートの下に
純正のヒーターとFFヒーターがレイアウトされてます。



上の段に電子レンジが収納され、下の段は物入とメインバッテリーの点検口、
及びインバーター、サブバッテリーのカットオフスイッチやレベルメーターがセットされてます。 



これがサロンカーたるリアシートです。詰めれば7〜8人座れそうですが、シートの下はサブバッテリーやAC/DC
コンバーター、DC/DC コンバーター、ソーラーパネルのコントローラー等が入ってますので物入にはなりません。



車両の最後部にマルチルームとキッチンがレイアウトされてますので、キャンピングカーとしては少々使いづらいです。積み荷の多いキャンカーのレイアウトとしては、対座シートの後ろにマルチルームというのが王道で使い易いでしょう。


このマルチルームは勿体ない程室内が広く、カセット式のトイレもついてます。
写真でご覧になるとお分かりの様に、このレイアウトではキッチンと向かい合っているので、扉が開かなくなってしまうため、椅子やテーブルなどのキャンプ道具をここに置くことが出来ません。


全然物が置けない吊戸棚です。

一体何人寝れるのだろうか?広い!

という訳で、この車両なら現在乗っているユーロスターとほぼ交換出来る値段です。どうせコロナ禍で暫くお出掛けすることは出来ないので、暇はたんとあります。
少しづつ楽しみながら改造を進め様かと思い、この車両に決定しました。
前車のユーロスターもチョコチョコ改造はしていたものの、本格的に家具を作るのは30年以上ぶりです。道具も丸鋸とジグソーぐらいしかありませんが、やる気だけはあります。
いったいどうなることやら・・・(^ _ ^ ) V
PAGE-TOP


シートを除き全ての家具を作り直します。



先ずは、てんやわんやの改造の準備からです。

改造するにあたり、新たなレイアウトを簡単な図面に起こし、過去の経験から改造と仕上がりのイメージは頭の中で大体出来上がっていました。
改造に必要な大まかな材料は、メモに書き出してましたので、RVランドさんに車を引き取りに行った帰りに近くにあるお馴染みの「ジョイフル本田」に寄ってバスに積み込んで帰ります。
その他、ホームセンターには置いて無いキャンピングカーならではのパーツ、モールやシンク等はもう既に馴染みのある専門業者に発注済みです。

持ち出すと凄い数のシートですが、改造工事中に邪魔になりますので、カーテンや他のパーツと共に外しておきます。前車から降ろしたキャンプ道具もありますので、我が家から巣立っていった二人の子供部屋が、ご覧の通りです。


材料のベニヤやデコラ・CFなど道具や新しいパーツ等は廊下までどんどはみ出してますので、「邪魔だね〜!」と、家族に不評です。
細かな電子部品やすぐに必要な工具類は、Amazon があるので重宝ですね。急に必要な物があっても注文した次の日に配達してくれますので、大助かりでした。


作業は先ず外装からで、ルーフベントのカバーの取り付けや網戸、外灯や無線のアンテナ、そして車両の四隅に死角確認のためのカメラも取り付けちゃいます。
床下の作業はジャッキだと危ないのですし、前から後ろまで配線や配管をしますので、四輪ともレベライザーで上げておきます。
網戸は縦横共に好きな大きさにカット出来るタイプが川口技研から出ているのを利用しました。


運転席回りは、・・・

1.運転席で使用する12V用
    (DC24/DC12コンバーター取付)
2.既存のカーナビ(ゴリラ)
    (運転席前へ移設)
3.ドライブレコーダー
    (前方後方録画カメラ取付)
4.アマチュア無線機
    (インダッシュ)取付
5.車両四隅のカメラモニター取付
6.後付けパーツのスイッチ取付
7.エンジンフードやフロア絨毯張替
8.エンジンルームの防音対策
9.窓の防寒シートの製作等々



吊戸棚を作り変える。

左下の写真が既存の吊戸棚です。出幅は10cm ぐらいしかありませんのでキャンプに使う道具や物は何も入りませんし、私には何のための吊戸棚なのか?少々疑問です。
そこで、右下の写真の様に棚板を受ける腕木を作り変え、底板はそのまま中央寄りにずらして勾配のない平らな棚に修正し、右下の写真の様な蓋付きの吊戸棚に作り変えました。
少々圧迫感はありますが、使い物にならない飾り棚のままではキャンプに行かれませんので、ここは我慢です。これで前車ユーロスターの物入よりもたくさんの物が収納出来る様になりました。
更に、暗く足りない照明器具も数か所増やし、全ての器具や電球を LED に取り替えました。
BEFORE(改造前) AFTER(改造後)

左上の写真が納車された状態ですが、出幅は10cm 位で蓋も無いので何も収納出来ませんし何を入れても丸見えで、場合によっては落ちてしまいます。
殆ど使い物になりませんので、右の写真のように底板を水平にしてエアコンダクトの前側まで移動しました。ルーフベントの位置を見比べて頂くと、大きさの変化がお分かりになると思います。
左下が作り直した仕切り板です。これを柱に取り付けて、天井までの収納を支える受けにします。

流しの上の棚は、頭をぶつけ易いので従来のままの出幅とし、新たに前板と扉を増設しました。
また、この場所にメインとサブのバッテリーモニターを設置し、下の純正窓はハメ殺しのため前板を取り付けて明り取り用に小さめの開口部に修正しました。


冷蔵庫の移設と下駄箱&テレビ台の製作。

右下の写真は出入口サイドにあった既存の大きな下駄箱とビデオデッキ付きのテレビ台です。
これを撤去して、下の写真の様に新たに下から四段重ねの家具を製作しました。
一段目小さな下駄箱、二段目冷蔵庫と小収納庫ケーズ、三段目に電子レンジとコンセント類、四段目にテレビ&ビデオ台という少々複雑で難解な収納家具を製作しました。
これが今回の改造の肝で、リアにあった冷蔵庫と電子レンジという大物がこの位置に移設出来たので、リアに収納スペースや中央にキッチンなどが製作出来る様になりました。
(下の写真が、改造中の様子です。)
 

BEFORE(改造前) 

左上の写真が最初のレイアウトで、電子レンジの開口部をこちらを向きにしたかったんですが、この向きではご覧の様に強度に少々無理がありそうなので、右上の写真の様なレイアウトに変更しました。
下の写真がその出来上がりなんですが、頻繁に使う道具ではないので、まぁ、出来上がってみれば結果オーライでしょう?左下の写真にキッチンも見えますが、FF ヒーターのスイッチを出入口サイドから対座シートやベットから手の届くこの位置に移設しました。



キッチンの製作。

上の2枚の写真は我が家に来た時のレイアウトなんですが、このレイアウトでは椅子やテーブルなどの大きなキャンプ道具を何処にも積むことが出来ないため、元々あったこのリアのキッチンを少し狭いですが、工夫して中央のこの元々電子レンジの有った位置に移設しようと思います。
以前、私が製作したキャンピングカーのレイアウトとはだいぶ違いますが、シートの位置まで変更すると大変な作業になりますので、今回のこの車両ではシートの位置は動かさないことにしました。

既存のカセットコントとシンクは処分し、カーク産業さんにあった二口のコンロ付きの一体型の一番小さなタイプに交換します。我が家は車内で調理する事が多く、レンジが二口どうしても必要なので、これに決めました。
仕上がりの写真でお分かりの様に、ぴったりというか!これがぎりぎりのサイズでした。流しの下の収納は、清水タンクと排水タンク、5キロのLPボンベに少々のキッチン用品の収納になります。
この位置の床下にメインバッテリーの点検口がありますので、点検時には全ての収納物を出さないといけないので、新たにメインバッテリーのモニターと、充電用端子を設けました。 

上の写真が仕上がりですが、流しの前面の窓はハメ殺しで開けられないので、本来は逆向きなんだと思いますが、換気のために出入口の方にレンジを持ってきました。
ここにあった電子レンジは右の冷蔵庫の上に移設し、インバーターは左のベット下に移設しました。

清水タンクが20Lと小さいので、水栓は家庭用の物で節水のため蛇口は開けっ放しにして水中ポンプのスイッチを足元にフットスイッチとして取り付け、踏んでいる間だけ水が出る様にしました。
写真でお分かりの様に跳ね上げ式の調理スペースは、キャンピング車として登録するための必要な大きさは満たしていますが、実際問題として狭く使い勝手が悪いため、上に重ねて置くタイプの取り外し式の調理台を製作しました。
コの字型のボルトでしっかり固定され、水切りの溝も付けましたので、安心して利用出来ます。


車両最後尾の収納

BEFORE(改造前)   AFTER(改造後) 

先ずは、このキッチンをすべて解体撤去しましたが、解体するとRVランドさんの丁寧な仕事が良く分かります。

上の写真が当初の仕上がりで、買い物かごをそのまま置く仕様だったんです。
ですが、カミさんに「なんか温泉の脱衣場みたいな感じだし、出し入れし難いね〜!」と不評だったので、左上の写真の様な引出し式に作り変えました。
この二段の引き出しの収納力は絶大で、上の写真の買い物かご四つ分の品物の他、カセットストーブやカセットガスレンジまで入ってしまい、収納力にはまだ余裕があります。


更に給排水関係の改造の続きです。

当初、この流ししたのスぺースに給排水設備として20Lのポリタンクを二つ、そして、ガスの供給用に5キロのLPGボンベを1本収納していましたが、「この場所にもう少し調理道具を収納したい!」というカミさんのリクエストがあり、以下の様に再改造しました。
排水タンクをリアの床下に設けることで20Lのポリタンク1本分のスペースが空き、5キロのLPGボンベをカセットガスに変え、清水タンクと2階建てにすることでボンベ1本分のスペースが空きました。
改造に際して、清水タンクはワンタッチジョイントと電源タップで簡単に取り出して洗えるようにし、カセットガスボンベもワンタッチジョイントで簡単に取り出して付け替え出来る様にしました。
排水タンクは、ご覧の様に道具箱にキャンピングカー用の排水バルブを取り付けました。



更に改造は続きますので、・・・またレポートを書きます。

 

PAGE-TOP