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そうだ!・・・白鳥を見に行こう!と、思いたったキャンプ!

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CAMP REPORT 1999

猪苗代湖モビレージ

福島県会津若松市湊町字笹山原408
TEL 0242-94-2052

http://www.inawashiroko-mv.com/

 
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平成11年11月20日(土) 白鳥を見たい一心で、ここまでやってまいりました。 HOME


〜〜〜 猪苗代湖は白鳥の飛来地(越冬地?)としても有名で、

以前から雪の積もった真冬に年越しキャンプでもして、是非一度その姿を間近で見たいと思っていたんですが、そんな事はここんとこずーっと忘れていました。
カミさんが、テレビで越冬する白鳥の第一段(団)?がやって来た!というニュースを見てそんな話をしていたが、季節の便りと共に気の早いやつがもうすでに何羽かやって来ているとの情報であった。
「白鳥か〜!」 と言いながら、ここ何週間かキャンプ計画が子供達の行事やら何やらで全てつぶれてキャンプに行くタイミングを失っていたのも事実だった。
そんな訳で、もう今年は我が家のシーズンはおしまいかな?なんて思っていた矢先の話しだった。
我が家から猪苗代湖までは結構遠い!まさか自分でも本気で行くつもりはなかったし、三日前だったのでキャンプ場は多分空いてないと思っていた。
しかし、電話をしてみると、意外にも空いているそうだ。
丁度シーズン谷間のいいタイミングだったのかもしれないが、行けるとなれば好きなんですねぇ〜!、遠路遥々行く決心は直ぐついてしまった。〜〜


 AM 10:00 さぁ〜片道三百数十キロかな〜〜?出発だ!

「5〜6時間は、掛かかるね?」 と、カミさんに言われてちらっと後悔もよぎったが、このぐらいの距離を一泊でこなせれば結構いいキャンプ場を狙う事が出来るのも事実である。
現在の自分の気力・体力で往復600〜700キロの道程を安全に走れるかどうか、また少しは時間に余裕があって近所の観光なんかも出来るものなのか、トレーラーを引っ張って行っても駐車場に困ることがないのかなど々・・・今回のキャンプは今迄いだいていた色々な課題が解決出来るような気がする。
女房に、「若い頃は、仙台まで日帰りで七夕を見に行っても全然平気だったのにね〜!」っていわれたが、「うっ」 本当にちょっと遠〜い!!
気合を入れて、頑張らないと!現在、自宅を出てから3時間走った。未だ元気だ!一度も休憩は取っていない。


PM 13:00 東北自動車道:安積PA:お昼頃!

お昼を過ぎた頃、燃料が少し気になっていた。
自宅を出る時に満タンではなかったので、どうやら現着まで持ちそうにない。
ヘッドだけであれば満タンで400キロぐらいは走れるが、山坂の多い高速でトレーラーを引いているとついついアクセルを踏み込んでしまい燃料計の針がみるみる下がってくるのがよく分かる。
燃費の良いディーゼルといえども、約1トン荷を引いているのですぐにシフトダウンしてしまう。こういう状況では、上手に走っても 4〜5km/L がせいぜいだろう。
「燃料は、キャンプ場の近所でのスタンドで入れればいいかな?」 なんて思いながら休憩もとらずに続けて丁度3時間!小腹も空いてきたことだしとにかく両方チャージする事にした。
「まだあと150キロぐらい残っている!」 と思うとレストランでゆっくり食事を取る気にもなれず、菓子パンを頬張りながらまた走り出してしまった。
「これじゃぁーいけない、気持ちにゆとりがないねー!」 と、反省しつつも、ついアクセルを踏む足に力が入ってしまう。


PM 14:30 いよいよ!磐越自動車道:磐梯高原IC

長いドライブもやっと東北自動車道から磐越道に入り、トンネルを二つ三つ抜けると 「磐梯高原インター」 の案内板が見えてきた。
先程より高速道路道の左手にはちらちらと湖が見え隠れしていたが、料金所を出て国道49号線に突き当たるとフロントガラスの視界全てにギラギラと波を輝かせた海の様な猪苗代湖が広がってきた。
「前に来たのはいつ頃だったっけー・・・!」
「もう随分前だよキャラバンに乗っていた頃だから!」
「ぅーん、クラブイベントで餃子作ったのここだったっけねぇ!」
「あー、そんな事したっけなぁー!」
「道!結構順調だったね!」
「丁度5時間だから、300キロ÷5時間で約時速60キロ!」
「こんなもんかね〜」
「休憩も入れてだからね・・・^_^; 」
「トゥーイングしてじゃ結構いい成績じゃない!」
「ちょっと早いから、会津若松の方へ行ってお城や酒蔵でも見学しようか?」
「でも、キャンプ場に着いたら3時でしょ!」
「セッティングして、それから行って帰って着たら暗くなっちゃんじゃない!」
「それじゃぁー!明日にして今日はのんびりしようか!」

そんな話をしながら〜〜丁度、野口記念館の前を通り〜〜

「ここも前に来たよね!今回は地図を見なくても行けそうだよ!」
「確か、橋を渡ったら左側だと・・・思ったんだけど・・・」
「アッ!あんな所でキャンプしてる!」
「いー所でキャンプしてるね!あれきっと地元の人だよー!」


PM 15:00 “RV-RESORT 猪苗代湖モビレージ” に、現着!

な〜んて昔の思い出話しをしている内に、湖の辺を走っていた国道49号線はだんだん湖畔から離れようとしている。とっ!その瞬間!道路左側に看板を発見した。
「あった!・・・・・・あの結構洒落た看板じゃない!」「RV-RESORT 猪苗代湖モビレージ!」
さっき国道からチラチラと見えた数台のキャンピングカー達は、いいロケーションの所でキャンプしている筈だ!自分達が行こうとしているキャンプ場はまさにそこ!その絶景の湖の辺こそ!

「RV RESORT 猪苗代湖モビレージ」 である。

受付を済ませると、管理人の奥さんが 「こっち!こっち!」 と “G” という水際のとても雰囲気のいいサイトに案内してくれた。

よく見るとこのサイトの横にはなだらかなスロープがあって水際にヨット・トレーラーをそのまま降ろせるようになっている。

ウオータースポーツをやる人は便利だろう。素晴らしい施設だ。

Gというサイトに案内された。

なんと隣のサイトには大きなヨットが本物のトラクターに牽引状態のまま置いてあり、向かい側にはそれより少し小さめだが10m ぐらいのヨットをテラノで引っ張って移動している人もいた。ここは、そう言う所なんだね〜!
どうやらテラノの人は、私達のサイトの前を広く空けてくれたようで恐縮していたが、「うっ!」今度はこっちがみんなの見ている前で直角曲げバックでサイトに入れなければならない。
「何か!ヨットハーバーみたい?だね〜!」なんていいながらバックでトレーラーをサイトに入れようとしていたら、先程でっかいヨットを引っ張っていた外人さんが、「オーライ!オーライ!」って誘導してくれている。
「あっ!大丈夫ですから!」 と大見栄を切ってしまったが、見事!一発でサイト内におさまり本当に大丈夫だった。
「結構!上手くなったね!」 と、カミさんにお褒めの言葉を頂いたが、たまたま上手に出来たのではなく (ここ!強調!)、このトレーラー生活ももう半年になる!バックも大分慣れてきたのだ!


PM 16:00 猪苗代湖に白鳥が帰ってきた!

ココ!猪苗代湖モビレージに来たのは初めてではない!確か、以前に一・ニ度来ている筈だ。
キャンピングカーを駆って東北方面へ抜けるキャンプ・キャラバンで、東京を出発するとどうしても一泊目が福島県辺りになってしまう。
いつの事だったか記憶が定かでないのではっきり思い出せなかったが、キャンプサイトのセッティングが終わり、遠くの山に月が登って来た夕暮れの頃!ランタンを点けたら思い出した。
それは、遠く!十数年前、岩手までのキャラバンの時!一泊目に予約したのが確かこのキャンプ場の筈で、夏休みの8月上旬だったと思う。
当時、同じクラブのメンバーの殆どの人が同じように小学校低学年の子供を持つ夫婦という家族構成で、休みの日程さえ合えば何時でも誰とでも同行する仲間には事欠かなかった。
懐かしい想い出の記憶を辿って一人悦に入っているのに、先程から岸辺近くでアヒルやカモがガーガーやたらうるさい。
と、その声の中に同じようだがすこしトーンの違う野太い声がするのに気付いた。
ふと!湖面に目をやると、一羽・二羽・三羽・・一回り大きなアヒルが湖面を滑る様に泳いでいる。
〜〜 あっ!白鳥だぁ!〜〜とっ、思った瞬間!
向こう岸の山陰から数十羽の大きな鳥の一団が、こちらの方に向かってまわるく円を描きながら舞い降りて来て、滑る様に目の前に美しく着水した。
〜〜白鳥が帰ってきた!!〜〜

〜〜あっ!白鳥だぁ!〜〜

キャンプ場の奥さんの話によると、今頃はまだ数十羽に過ぎないが、これからドンドンやって来て、雪の積もる頃には数百羽の大所帯になるという。
雪の積もっていない今頃の季節は、昼間田んぼに行って餌を探して夕方になると帰ってくるのが日課なんだそうだ。
そう言えば管理棟の横に、これは白鳥の餌だといって置いてあったが 「まだ、今頃来ている白鳥はあまり人間に馴れていない先発隊で、これから顔馴染の人(白鳥)達がたくさん来るんで楽しみにしているんです!」 と、言っていた。


 PM 17:30 焚き火・ご飯炊き・おでん!

先程からクリを連れて湖の周りをぐるりと歩いて分かった事ですが、どうやらこのキャンプ場は以前来た時とだいぶ様子が変わっているし、客層も変わってきているのか?一般のキャンパーだけでなく、いつの間にかウォータースポーツをする人達のメッカとなっている様です。
キャンプ場内のレイアウトもそうなんですが、サイトそのものの作りも水辺に道具を下ろしやすいように造り替えられている。いや!ヨットハーバーに近い作りになっているといった方が分かり易いだろう。
ちょっと自分には関係のないバブリーな感じがしないでもないが、アウトドアーの世界も水辺にある施設はこうゆう風に変わっていくのが今風?なのかもしれないな〜なんて感想を持ってしまった。
さて、そろそろお楽しみの夕食の時間になってしまったが、今日は前もって自宅でカミさんが “おでん” を仕込んで持って来ているので、これといって食事の仕度をする事は何もない。先程、受付の時貰ってきた薪に火を付けて少し冷えてきた体を温めることにした。
猪苗代湖モビレージの各キャンプサイトには、備え付けの椅子とテーブルに加え、簡易的に火を燃す事の出来る場所 (炉?かまど?) がある。
今回ここのキャンプ場に来てから出したキャンプ道具といえば、ランタンが二つとバーベキューコンロとガスコンロぐらいの物で、他の物はまだ何も出していないし使わなくても済みそうである。
バーベキューコンロの焚き火がいい火になってきたが、今夜のこの火はただの暖房用で実に贅沢!さすがにもう!11月も終わりに近いこの時期になると、夜はかなり冷え込んでくるもんです。
「まだ!外で食事してんの?」 といわれても以前から我が家ではあまり車の中で食事をしない傾向にあり、スキーに行った時などでも吹雪の時以外は大体外で食事する事が多いんです。
この時期のお父さんの飲み物はホットウイスキーか熱燗で、家から持ってきた “おでん” もいい感じに煮えてきたし、ランタンの上に置いた熱燗徳利もイ〜按配についてきた。
「これじぁ〜そこいらのおでん屋台で呑んでいるのと同じだね!」 なんてへらず口を叩きながらも寒いんでいくら呑んでも酔いません。この時期、キャンプサイトで呑んでると、結構!量が進んじゃうもんです。・・・(>_<)☆\
いつの間にか一升瓶がテーブルの下に転がっていた。


ミニレシピ “鍋物料理時の横着ご飯の炊き方” ★

※小さなお子さんのいるファミリーでは、絶対に真似しないで下さい。
ここで、我が家の“鍋物料理時の横着ご飯の炊き方”をご披露しますが、ランタンの上で熱燗をつける事も同じで、ひっくり返ると大変危険ですから小さなお子さんのいるファミリーでは絶対にやらないで下さい。
また、同じ事をやって事故や火傷などをしても一切責任を持てませんのであしからずご勘弁下さい。
用意する物は、重ねても安定が良くあまり隙間ができない鍋を二つ。
(1) お鍋に炊飯の準備をします。
(2) お鍋(米)をコンロに乗せて火を強火にします。
(3) お鍋(米)の上に鍋料理を重ねて乗せます。
(4) 鍋料理を楽しみます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(5) お鍋(米)がふきこぼれてきたら火加減を調整します。
(6) お鍋(米)の水分がなくなり蟹穴が出来ていれば成功。
(7) お鍋(米)をコンロから下ろして蓋をして少し蒸らす。
(8) 蒸らしが終わったら炊き上がり。・・・(^_-)-☆
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平成11年11月21日(日曜日) HOME


AM 07:00 湖畔キャンプの清々しい?朝!

夕べ、寝る前にちょっとした捕り物騒ぎがあった。
犯人は、我が家の“クリ”ちゃんなんですが、入場する時管理人さんに「犬はくれぐれも放さないで下さいね!場内では必ずリードを付けるのが決まりになってますから!」と、言われていたので、昨日はずーっと繋がれていた。
食事も終わり「少し冷えてきたね!」「そろそろ家の中に引っ越すかい?」と、“クリ” ちゃん共々FF暖房の効いたぬくぬくのトレーラーの中に逃げ込んで、コーヒーを飲みながらくつろいでいた。

とても素晴らしく清々しい朝!

「ちょっとトイレに行って来るねぇ〜!」と、カミさんがトレーラーのドアを空けた瞬間!⇒ タッ ⇒ タタッ ⇒ タターッ!と、ステップから一目散に飛び出して行ってしまった。
我が家の脱走犬クリは、家にいる時でもちょっとした隙によく脱走することがあるんですが、あまり遠くには行かず(行けない?)に呼べば直ぐに帰ってくるようなすごく臆病な犬なんです。
もう11歳になるおばさん(おばあさん?)犬ですが、飼い主が見えない所までは行かない筈なんです。
それが・・・それが・・・呼べど叫べど帰ってこない!こんな事は滅多にないんですぅ〜・・・ 結果、すったもんだの格闘の末!やっと逮捕することが出来たんですが、他のお客さんが少ないとはいえ、放し飼い厳禁のキャンプ場ですので他のキャンパーに迷惑が掛かったんじゃないかと、ちょっと青くなりました。
まっ、お陰様でその夜は心身共に疲れ果て、良く眠れましたけどね・・・(^_^ ゞ


AM 10:00 キャンプ場を出発!そして、会津若松へ!

良く慣れている。(^_-)-☆

猪苗代湖モビレージでは、この時期、頼みもしないのにモーニングコールがある。“ガー・ガー・” ゲッゲ〜!という決して良いとは言えない騒々しい野鳥の声で目が覚めた。
どうやら管理人の奥さんが、白鳥達に餌やりをしているらしいが実に良くなれている!これから数百羽の群れになるといってたが、さぞかし凄い迫力だろう。
※ 朝7時頃に白鳥の餌やりがあります。ご参考までに!
さぁーてと!今日は、いつになく思いっきり観光地巡りをする予定でいる。
本当は9時頃には出発するつもりでいたんですが、いつもの事ながら我が家は(私は)撤収が遅いんです。キャンピングカーの時もそうであった様に、今度はトレーラーの連結作業が増えてしまったんで、尚更遅くなってしまいました。
先ずはキャンプ場の管理人さんが 「駐車場は大きいから大丈夫ですよ!」 って、ご推薦の会津酒造歴史館へ行って、それから鶴ヶ城の天守閣に登り、出来れば白虎隊のお墓もお参りしたいなぁ〜!なんて欲張っていたんですが、なんたって全長11m!観光ポイントの駐車場に思う様に車を止める事が出来るかどうかちょっと心配である。

〜〜♪白鳥の湖♪ に別れを告げて、・・・
♪ キャンプ場を出たら国道49号線を左折し、会津若松方面に向かう。
♪ 磐越自動車道の下を2回くぐると左側に大きな病院がある。
♪ その先の「郷の原」という信号を左折し、広い4車線の千石通りという道を暫らく行く。
♪ 左側にある「花春酒造」の工場を右折すると、鶴ヶ城の天守閣が左側に見えてくる。
♪ そのお城の向かい側の、その?辺りである。
と、管理人さんから貰った会津観光協会の詳しい地図に書いてある。


AM 10:20 「会津酒造歴史館:宮泉銘醸」 へ!

「キャンプ場(猪苗代湖)から20分ぐらいだよ!」って管理人の奥さんが言ってましたが、本当にピッタリ20分でこの辺が会津若松の中心であろうと思われる辺りまでやって来た。
碁盤の目の様にキチンと整理された城下町らしく地図で見ても分かりやすい様に、道を間違える事無く無事現着した。
「会津酒造歴史館」 というくらいだから、古い酒蔵である筈だと思って来たが、古い城下町の静かな町並みの中にその期待を裏切る事無く土壁に瓦葺という鄙びた酒蔵があった。
しかし、その鄙びた佇まいとその蔵の周りには、何と大勢の観光客がいることか!立て看板の案内に従い裏手にある駐車場へ廻り込んで行くと、「なるほど!」と分かった。観光バスが10台ぐらい止まっていて、大勢の人が出入りしている。

〜〜独り言です・・・飛ばし読み可〜〜
こういう観光施設に来ると小心者の私としては、いつも考えてしまうんですよ!「ここに駐車してもいいのかな?」って。
だってそうでしょ!観光バスは何十人ものお客さんが乗っているので大きなスペースに堂々と威張って駐車する事が出来ますが、キャンピングカーや、ましてトレーラーなんかはバスと同じ長さで2〜3人しか乗っていないんですよねっ!
どうですか?ちょっと相手の立場に立ってみてください。空いている時ならいざ知らず、込み合っている時などは誘導する気にもならないでしょう。
「だ・か・ら」 なぁ〜んて言っていたら、カミさんが 「だったら帰る!」 だって!
そりゃぁ〜そうだ!そうなんですよね!いちいち 「ここに止めてもいいですか?」 なんて聞く事はないんですよね。

独り言ですから・・・(^_-)-☆

どんな人だって観光に来ているお客さんなんだから、「そこに止めたらダメだ!」 と言われたら、はじめて 「じゃぁ〜何処へ置けばいいんですか?」って、聞けばいいんですよね。・・・(>_<)☆\
カミさんに言われて目から鱗の感じですが、皆さんはどうですか?


〜〜〜 さて!話を本題に、戻しましょう。

「会津酒造歴史館」 ですが、観光バス専用の駐車場に車を止めてキャンプ場で貰った割引券 (見学は通常有料で大人¥300円) を持って入り口の暖簾を潜ると正面に無料の利き酒のコーナーが見える。

列の後ろに並んでお猪口を貰うと、“細雪” という濁り酒を注いでくれたが、これが結構美味かった!ですね。

順路の ⇒ 印に従って見学コースを進んで行くと、どうやら観光バス一台に酒蔵の説明係のお嬢さんが一人付くみたいで、団体の先頭に立って日本酒が出来る迄の工程を順を追って説明している。

マネキン人形が仕事の様子を上手に紹介しているが、火の用心の御神体には笑ってしまった。
案内の若い女の子が平気な顔で指差して説明しているその先には1mぐらいの木彫りの巨大なおチンチンと直径50cmぐらいのお○○○が奉られている。

これは、どうやら男女の火遊びになぞらえているらしいが、若い女の子が照れもせずに真顔で説明しているので、こっちの方が恥ずかしくなってしまう。

他にも 「会津名宝館コーナー」 や 「小原庄助コーナー」 など興味ある展示がされているが、一通り見学を済ませるとお決まりで出口はお土産・地元物産店となっている。

その一角で先程の 「細雪を1対サイダーを3」 という割合のカクテルを飲ませてくれたが、びっくりする事に 「カルピスそっくりの色と味がする!」 不思議な飲み物だった。

先程から数度の利き酒の酔いにまかせて 「これ!お土産にしよう!」 って、3本も買ってしまった。

あっ!さっきから随分呑んでいますが、このあとまだ2〜3時間は運転はしませんから大丈夫です。


AM 11:30 会津城:鶴ヶ城:若松城 (どの呼び方も間違いではないそうです。)

先程、「暫らくは、運転はしない!」 と言ってましたが、すみません。会津城までほんの2〜3分でしたが車を移動させなくてはいけなかった。(>_<)☆\

会津城:鶴ヶ城:若松城

キャンプ場で頂いた観光案内図によると、お城の廻りにある一番大きい駐車場は 「西出丸駐車場」 となっているが、入っていくとそこは満車の看板が出ていた。
ちょうど会津若松観光協会による観光イベントが行われているようで、小型車200台収容と書いてあるが空いている所がない様だ。
「やっぱり、観光バスの駐車場の方へ行けばよかったかなぁ〜?」 と、思いながら広い駐車場の中を一周し、諦めて出口の方へ向かって行くと一番はずれの角の所が数台分まとめて空いていた。
マイクロバスが一番端に一台止まっていたので、運転手さんに 「隣!いいですか?」 と聞くと 「全然問題ないですよ!」 と、ラッキーにもいいらしい。
で、その横へ並べて止めさせてもらうことにしたが、叉狭い所へ直角バックで車庫入れしなければならない。
それも直進バックが20m!ここでも注目の視線を感じたが、一発でチャンと納まった。「もはや!バックは得意である!」 しかも入れたスペースは角から2台目なので、そのまま真っ直ぐに通路に出られるようになっている。
■ 教 訓:駐車する事を諦めてはいけない!視線を気にしてはいけない!
西出丸の駐車場から梅坂と言う坂路を通って、内堀を渡ると石垣がL字型にクランクしている。その石垣の谷間を抜けると左側に鐘突き堂のやぐらが見えてきた。
この辺りの木々は、まだその一部がとても綺麗に紅葉している。
管理している人達が落ち葉を掃いていたが、集めたその量たるや小山のように大変な量で、これからの時期を考えると 「きれいだね〜」 なんて観光出来ることを感謝しなくてはいけない。

なにかイベントをやっている。

その間を通り過ぎてお城の裏手の広場に出ると、今まで石垣の中を歩いていて見えなかったが、突然!堂々と間近にそびえる天守閣に突き当たる。
ちょうどこの中庭みたいな所に観光案内所や休憩所、トイレに食堂などがあって観光客が大勢たむろしているが、この観光案内所を通りすぎて右回りに進んで行くと天守閣前の更に大きな広場に出られる。
そう言えば先程から笛や太鼓に混じって場内アナウンスの声が遠くの方で聞こえていたが、何か楽しそうなイベントをやっているようだ。

地元の和太鼓のメンバーです。

天守閣前のイベント広場に出てみると、何かが始まっているらしく100人ぐらいの人垣が出来ていて、その中央には大きなステージが設えてある。

演芸大会か何かやってるのかな?と思ったが、笛や太鼓の音に迫力がある。

どうやら地元会津若松の観光協会の人達が、揃いのハッピを着て地元に伝わる祭囃子などを披露している様だ。

お祭り好きの私としては、お囃子を聞くとついウキウキしてしまう訳なんですが、そうゆっくりもしていられないので一曲だけ聞いて天守閣に登ることにした。

会津若松城の天守閣は、入場料¥500円で貴重な重要文化財を見学する事の出来る 「鶴ヶ城郷土博物館」 となっていて、その天守閣の中は五層構造となっている。 
・一層(階)は、会津の歴史についての展示。
・二層(階)は、武器や武具、鎧兜や印籠などの展示。
・三層(階)は、戊辰戦争関係資料の展示。
・四層(階)は、白虎隊隊士画や容保公画の展示。
・五層(階)は、ぐるりと展望台になっている。
ゆっくり見ても30分ぐらいですが、「白虎隊」 のいろんな展示には結構ずしんと胸に来る物を感じました。


PM 12:30 名物!鶴ヶ城ラーメン!

福島県でラーメンといえば、なんといってもあの 「喜多方ラーメン」 が有名ですが、今回は喜多方まで食べに行けなかったので、代わりにここ鶴ヶ城の名物ラーメンを食べていくことにしました。
「うちのラーメン!美味しいですよ!」って、店のお姉さんが言ってましたが、喜多方風を予想していたのに反して東京風(江戸前)のさっぱりとした後味のいいラーメンでした。


PM 13:00 さらば会津若松!さらば ♪白鳥の湖♪

城内を一通り見学して駐車場に戻ると、思った通り!もう目一杯の満車状態で、通路までぎゅうぎゅうに車が詰まっていた。今回、トレーラーを牽引状態のまま通路に向いて駐車したのが大正解だった様で、もしも、もう1台隣のスペースに駐車していたら連結を外さなくては出られなくなっていた。
「やり方がだんだん上手になってきたね!」 って、カミさんに褒められましたが、やはり大きな車に乗っているんだ!という自覚を何時も持つようにしなければいけないなぁ〜ということなんですね。・・・(^_^ ゞ
さて、帰りのルートですが、ノートパソコンの案内では会津若松から一般国道で矢吹インターまで行き、そこから東北道で帰るというルートの情報は入力してある。
「林道はやだよ!早く帰れる方の道にしてっ!」 って、カミさんのリクエストなので、来た道を戻って磐梯河東インターからの全線高速ルートに変更した。
帰りの東北道もいたって順調で、那須高原SEで給油を兼ねた休憩を一回取っただけで4時半頃にはもう帰宅出来てしまった。メーターでは、全行程:672kmとなっているが、家に着いてみると 「今回、そんなに走ったかなぁ〜!」 というのが感想だった。


雑感 (^_^;

・酷寒の白鳥の湖もいいですね〜!次回また来たい!と思ってます。
・牽引時のバックは、何かコツみたいな物を掴んだ気がします。
・高速道路での巡航スピードは色々試してみましたが、90キロ前後にしています。
キャンピングトレーラーではなく、水上バイクをトゥーイングしている人に追い越されたんですが、「死にたいのか!お前!」 という程のスピード差があって、自分が止まっているようでしたから多分150km ぐらいは出ていたと思います。
自分一人で死ぬのは勝手ですが、頼むから他人を巻き添えにしない様に運転してくれ〜!
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