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☆彡キャンピングカーの自由で気侭な旅！一度始めたらやめられませんねぇ～！ (^_-) Ｖ

●●● ２０１０年（平成２２年）の夏、涼しさを求め標高１０００ｍの地を巡りました。＝その２＝ ●●●

《８月１２日（木曜日）～８月１５日（日曜日）の、３泊４日》

◆◆◆ CAMP REPORT 2010 ◆◆◆

● この年の実施キャンプと年間予定 ●

● ’１０年～’１１年、年越しキャンプ！

● １１月お台場キャンプパラダイス

● １０月ミニタコ in 三浦半島三崎港

● ０８月夏休みロングツーリングその２

● ０８月夏休みロングツーリングその１

● ０５月ＧＷ in 京都から伊勢へ Vol．２

● ０５月ＧＷ in 京都から伊勢へ Vol．１

● ０４月ミニタコ小田原：早川漁港

● ’０９年～’１０年の年越しキャンプ！

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◆◆◆ 平成２２年の夏休み、くるま旅日記その１ ◆◆◆

■■■ SUMMER-CAMP REPORT ２０１０ Vol.２ ■■■

夏休みキャンプ１

夏休みキャンプ２

■ １２日（木)自宅発⇒ 道の駅白沢 (１泊目)

■ １３日（金)白沢⇒ 玉原⇒ 金精峠⇒ 光徳牧場駐車場（２泊目）

■ １４日（土)光徳牧場⇒ 戦場が原⇒ 華厳の滝⇒ 日光⇒ 湯西川（３泊目）

■ １５日（日)道の駅湯西川⇒ 道の駅芳賀⇒ 道の駅かつら (４泊目)

■ １６日（月)道の駅かつら⇒ 自宅帰着

湯西川で、水陸両用バスに乗ったよ！

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■■■ ２０１０年８月１５日（日曜日：晴れ）の、くるま旅レポート！

● ＡＭ０９：００・・・国土交通省後援という！川治ダム探検ツアーへ！

今日は、偶然（超ラッキー！）にも、この夏休み最大のイベントの日になりました。

ホンと偶然ですが、この「川治ダム探検ツアー」に参加できて良かったです。このイベントがなければ、何か気の抜けた旅で終わったような気がします。

先ずは受付で予約の確認をして、料金を支払い、出発を待ちます。

４０人の定員全員が座れるだけしか切符の販売はしてませんが、座席の場所の指定はありません。したがって、座りたい場所に拘りのある人は下の左の写真の様に並んだ方がいいでしょう。

今日、朝一番！ＡＭ０９：１０始発の「水陸両用バス」に乗船？乗車？し、先ずはこの窓が無く背の高い船ともバスともつかない摩訶不思議な乗り物について、色々なレクチャーをを受けます。

2010,08 夏休み in 日光 15-01

車体のベースは「いすゞの４トントラック（ハンドルや計器盤辺りにその名残がある！）」だそうで、水中に入ってもその性能が落ちない「自衛隊装備仕様の足回りとブレーキシステム」なんだ！と説明してくれた乗務員の方が自慢してました。

日本に３台しかないというこの「水陸両用バス」を運転（操縦）するには、大型２種免許（営業用バスの運転資格）と、２級船舶（観光船の船長の資格）の二つの免許を持ってないと、運転操縦は出来ないんだそうです。

ナンと、その資格を持っている人は日本にたったの１１人しか居ないそうで、現在、宇宙飛行士が８人だそうですから、如何に貴重な人材かと自慢してました。

自慢していた本日の弁舌豊かなガイド役の運転手（船長）さんは、漫才師の「キュウジ・コウジ」のデビュー当時のお仲間で、その頃は「ドウロ・コウジ」と名乗って一緒に漫才をしていたそうです。

なるほど栃木訛りの独特な喋りはそっくりです。

という訳で、先ずこのツアーで最初の見学地が下の写真、「川治ダム」です。
この「川治ダム」は、通常、観光で見学することは出来ないそうで、この「水陸両用バスの探検ツアー」のお客さんだけに特別に許されるオプションなんだそうです。

写真の様にキチンとヘルメットを着用し、国土交通省の係りの人の付き添いがないと立ち入ることが出来ません。下左の写真がこの探検ツアー一番の売りであるキャットウォーク（犬走じゃないの？）と云うんだそうで、左の写真の丁度中間辺りに我々は居ます。

網目状の床の幅は約１ｍで、高さは６０ｍ、上下左右に湾曲した丁度スピーカーの中心部分みたいな場所です。ここと其の上側にあるのがダム湖の水量調整用の放水口なんだそうです。

黒４ダムの様に観光用にサービス用の放水はしていないそうですが、是非見てみたいもんです。また、施設が観光用に出来てないので、作りが非常にラフで、ホンと、説明をいい加減に聞いていると危ないです。

エレベーターが小さいことと、施設内の通路が狭いので、４０人の定員を３班程に分けて順番に見学します。このツアーの料金は大人一人￥３０００円なんですが、この施設の見学だけでもその価値は十分にあります。

次回はもう少し上流に新設される「鬼怒川ダム」にこのツアーは移るそうですから、その時は又、是非来ようと思ってます。

そして、この水陸両用バスツアー最大の特徴でもあり、最大の売りがこれ！バスの湖ダイビングです。そう、バスがそのまま湖に飛び込むんです。で、大型２種免許（営業用バスの運転資格）と、２級船舶（観光船の船長の資格）の二つの免許がいる訳なんですね。

「果たして浮くかどうかお楽しみぃ～！」なんて言ってましたが、私たちを含めもう既に数万人の人が体験しているそうです。飛び込んだ後は、湖の中をなんとも穏やかに船外機で進む観光船に変身します。

ダムに飛び込むと、両サイドに座るお客さんが同じに様に景色を楽しめる様にと、ゆったりと湖の中を８の字に一周して、再び元の道に戻ると飛び込んだ通路に勢いをつけて戻ります。

瞬時に船外機を止めて、バスのエンジンを始動します。まさにプロの技ですね。私も大型２種の免許は持ってますので、もう２０年も若ければ１２人目に挑戦したかったですぅ。・・・(^｡^ V

湯西川で、水陸両用バスに乗ったよ！

■ 湯西川ダックツアー：〒３２１-２６０３日光市西川４７８番地 08:30～18:00 TEL:0288-78-0345

● ＰＭ１２：００・・・懐かしの「平家落人の里：湯西川温泉」へ！

湖に見事浮かんだ摩訶不思議なバスツアーは、「道の駅：湯西川」の探検ツアーバス発着場に予定通り１０：３０分に戻ってきました。

お土産を少し買い物して１１：００に次の目的地、「平家落人の里：湯西川温泉」に向けて出発です。

「五十里湖」から西へ約１０キロ、途中新しく出来るという「湯西川ダム」の工事現場の中を突っ切って、湯西川沿いの細い道をくねくねと登って行くと、やがて道幅が広がり同じ企画の戸建て住宅の規則正しく並ぶ田園都市線の新興住宅地の様な新しい町に出てきました。

おそらく先程通った工事中の湯西川ダムの底に沈む部落の人達の引越し先と思われますが、大きなガソリンスタンドがあったので給油がてら話を聞くとまさにその通り！涙を飲んで故郷を去った人達の新しい町なんだそうです。

給油を済ませて元の狭い山道に戻ると、やがて「平家の落人部落」として有名な「湯西川温泉」の集落に入って来た様です。部落の中央に観光客用の駐車場がありましたので、しばしここ寄ってみます。

この北側の山の向こうはもう福島県との県境なんですね。平家の人達はよくもまあこんな山奥まで落ち延びてきたものです。だからこそ、隠れ通すことが出来たのかも知れませんがね。

上の写真は「湯西川温泉」にある無料の「公衆浴場」です。ご覧の通り風流ですが・・・

橋の上から良く見えます。・・・(*_*)

反対側を振り向けば、下左の写真の保存されている古民家平家集落です。大変でしょうが良く手入れされてます。

びっくりしたのが右上の写真です。とろろそばを注文したんですが、どうですこの量！

水陸両用バスの運転手ガイドさんに聞いた話では、「道の駅湯西川」から「会津西街道」を暫く行った辺りが最近売り出し中の「みより・そば街道」というらしいんですが、何でもあの「二宮尊徳」が稲作の難しいこの地域にそばの作付けを奨励していたそうです。

で、話をこのもりそばのことに戻しますが、手打ちなんでしょうが太さはうどん並で、しかもこの太さのせいで茹で時間が掛かり過ぎて角が溶けてどろどろになってます。まるで蕎麦掻きか？ほうとうそばです。

そば粉の味と、とろろ汁自体は美味しいんで、もう少し細く切ってサッと茹で、キンキンの冷たい水で晒してくれれば私好みの一品！になるんですが、ねぇ～・・・（^ _ ^ ）Ｖ

江戸前の生蕎麦の老舗の隣に生まれ、出汁を摂った後のカツオ節やサバ節をおやつに育った私としては「田舎蕎麦」だからと言ってもこれは許せませんんねぇ～！

しかし、○×△□と文句をいいながら、恥ずかしくも完食してしまいました。(*_*)

この地域にある「平家民族資料館」や「平家の里」の入場料は、それぞれ何処も￥５００円ですが、詳しい話や情報はそれぞれのホームページをご参照下さい。

前回、２０年前に来た時と殆んど印象は変わりませんでしたが、新しく「湯西川ダム」が完成すれば「水陸両用バス」も来るし、人の流れが少し変わるかも知れませんね。

そばの味もそうですが、左の写真の「平家狩人村」などはもうあと数年で朽ち果てそうです。なんとか観光客が喜んで来るような企画や呼び物を考えて下さい。

とは、簡単に言ってもねぇ～！集客ができる、観光客が来てくれる、っていう企画って、難しいですよね。

でもこんなに山深い所に私を含めてそれでもそこそこの人が来るんで、細々となんとか続いてしまうのが悪循環の始まりなんですね。

ちょっと寂しいです。

● ＰＭ１５：００・・・山越えで、「霧降高原」へ！

さて、ここから先の予定として「霧降高原」の方へ行こうと思っているんですが、ルートは２つ、今まで来た道を引き返すか、山越の林道を行くか決めなければいけません。

前車のアメ車より車が幾分小さくなったんで、林道走行もそれ程苦にならないんですが、如何せんカムロードはパワー不足で困ります。カーナビは林道で山を越え、「栗山村」を目指す様に表示しています。

よし！と気合を入れて出発しましたが、ナンと今度は土砂降りの雨です。最近ではゲリラ豪雨なんて言ってますが、ワイパーが役に立たないくらいの凄い雨が降ってきました。

おまけに山が深く、カーナビが衛星を見失いぐるぐる同じ所に円を書いてます。トホッ

５月のゴールデンウィークに通った「伊勢街道」に比べればこちらの方が道幅は少し広い様なんですが、山が深いし距離が長いですね。

「平家狩人村」から先、いきなり道幅が狭くなります。

４～５０分掛かったでしょうか、「冬季通行止め」になる林道、長く感じましたがようやく「川治」「川俣」「霧降高原」の案内標識のある交差点に出てきました。

まっこの林道、マイクロ程度が限度でしょうね。７ｍクラスのトレーラーや９ｍクラスの大型のアメ車のキャンパーは、通れないことはありませんが腋の下に変な汗をかきます。

険しい山道から、ようやく見晴らしのいい高原に出てきました。どうやらここが「大笹牧場」の様です。まだ夏休み期間中ということもあり、家族連れで大変混雑しています。ここではお土産用にでっかいサラミソーセージや生チーズケーキなどを仕込み、ソフトクリームを舐めながら小休止です。

● ＰＭ１６：００・・・「道の駅：芳賀」に、やって来ましたが、ここは「灼熱地獄」です。

さて、本日のお宿と温泉は、芳賀温泉ロマンの湯が併設されている「道の駅芳賀」に、お世話になろうと思います。カーナビをセットして出発です。

ご機嫌のドライブコース、高原のスカイライン「霧降高原道路」ですが、日光まで延々と下りが続きます。高速カーブは苦手ですので例によって左側に除けて何度か後続車を先にやり過ごします。

まっ、どうでもいいことですが、有り難うハザードを点けるのは１０台に１台もいませんねぇ～

「日光宇都宮道路」に乗り、東北道を突っ切って、宇都宮の市内を過ぎれば「芳賀」はもう直ぐそこです。温泉施設のある「道の駅芳賀」へ来るのは今回で２回目ですが、広～い駐車場があったのを覚えてます。

先ずは「芳賀温泉：ロマンの湯」の近くに駐車して、温泉に行くことにしますが全面アスファルトの広～い駐車場は、この時間、「灼熱地獄」の様になってます。

「あぁ～高原のそよ風が懐かしいなぁ～！」などと言っても始まりません。
明後日からはその「灼熱地獄」でお仕事が始まります。少し暑さに体を慣らしとかないといけません。

地下１５００ｍから湧き出るという温泉は、つるつる温泉系の湯上りさっぱり系です。しかし、湯上りの爽快感はいいんですが、如何せん駐車場が暑い！

駐車場の外れにある川沿いの方へ移動してみましたが、こちらもだめ。結局サブエンジンをかけてルーフエアコンのお世話にならないと車内にはとてもいられません。

「これじゃぁ～寝られないねぇ～」っていう訳で、アスファルトじゃない分、ここよりいくらか涼しいであろう？那珂川の川沿いにある「道の駅かつら」に引っ越すことにしました。

● ＰＭ１９：００・・・何とか７時前「道の駅：かつら」にキャンプインです。

現着するともう薄暗くなってしまいましたが、この道の駅を我が家では結構気に入ってまして年に数度は訪れます。

まっ、無料のキャンプ場が併設されているということだけなんですが、最近近くに日帰り温泉を発見しましたし、家族連れで賑わってますが、皆さんそれなりにルールを守り嫌な思いをした事はあまりありません。

あまり無いということは、時々は目に付くことがある！ということです。(^｡^ V

この日も夜１０時頃まで発電機がガンガン回り、花火やらカラオケやら車の走り回る音やらと、大層賑やかでしたが、１１時を過ぎた頃からはそれなりに静かになりました。

まっ、管理人が居ないという事は、自主規制しかないんで、このくらいなら田代公園でもどこでも一緒ですね。

また、常設テントではないですが、人の気配のない（多分場所取り？）テントがいい場所にたくさん張られているんですが、私達が一泊している間にキャンプしている様子はありませんし、テントが埃を被って汚らしいのも可笑しなものです。

自分勝手なこの手の迷惑行為は、北海道をはじめとするいわゆる無料のキャンプ施設でも良く見かけ、最近流行り？つつあり、困ったものです。

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■■■ ２０１０年８月１６日（月曜日：晴れ）の、くるま旅レポート！

● ＡＭ０８：３０・・・「道の駅：かつら」（裏の無料キャンプ場にて）

朝、網戸を吹き抜ける川風が涼しくて、目覚めも爽やかです。ですが、さすがにこの時期は日が昇るに連れギラギラと夏の太陽が照らし始め、日向ではあっという間に灼熱の世界です。

まっ、下がアスファルトじゃない分、日陰に廻ればそれなりに心地良いです。

８時３０分、道の駅で開店前から買い物をさせて貰い、帰りのキャンカーの中は今朝道の駅に持ち寄られた朝採りの新鮮野菜で埋めつくされました。

いつだったか悩まされましたが、車内に芋虫や毛虫が出なきゃいいなぁ～って、心配です。

帰り際、｢もしも、スイカが好きなら、家の畑から何個でも持ってっていいよ！」って、地元の農家の可愛いお嫁さんに声をかけられましたが、残念なことにもう既に２つも買ってしまった後なので、遠慮しましたが、どうやらこの辺りではこの夏、野菜は豊作のようですね。

旅をしていると色んな事や人に出会います。混まない内に帰りましょう。・・・では、ま・た・・・(^｡^ V

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順路 ⇒ ２０１０年１０月のミニタコ in 三浦三崎へ！