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<< 2004年8月12日(木曜日)〜16日(月曜日)の4泊5日 >> |
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● AM 06:00 赤泊港フェリー埠頭の朝・・・真っ青な空!今日もいい天気です。
今回を含めて佐渡は二回目になりますが、私もカミさんも始めてきた時は結婚前の独身の頃。30年以上前の話なんで、もう既に記憶も消えかかってます。 という訳で、今日は観光をしながら左回りで海岸線を走ることにしました。どこまで行けるやらどれだけ走れるやら分かりませんが、とりあえずカーナビには何もセットしないで出発することにしました。
● AM 07:00 先ずは両津に向けて出発です。 お世話になった駐在さんにご挨拶をと思いましたが、まだ朝が早いんでしょうか玄関が閉まっていたので、置手紙をして、頭だけ下げて失礼することにした。 佐渡の地図をご覧戴くとお分かりになると思いますが、この島はサンドイッチの様な形をしていて、上のふくらみが大佐渡で下側のふくらみを小佐渡といいます。 この小佐渡の右下の海を前浜といい、ゆくゆくはトンネルになると思いますが、所々思い切り狭くすれ違い困難なところがあります。日中や朝晩の通勤時間帯はさぞかし大変でしょうが、今はまだ少し時間が早いので殆ど前から車が来ないので、快適なドライブです。 所々出来上がった断崖バイパスのトンネルは、走り易く大変快適ですが、美しい海岸線を見逃してしまうのでこれは一長一短ありそうですね。 佐渡はどこでもキャンプOK!だと聞いていましたが、トンネルばかりにしてしまってはそんな穴場を探すのは大変?ということになりそうです。 今ぐらいの開発状況がちょうどいいぐらいかも知れませんが、この時期は海岸線の狭い空き地には必ずといっていいほどキャンプしている人がいます。 早い者勝ちかもしれませんが景色のいい場所で日がな一日釣り糸を垂れていたいもんですねぇ〜!・・・(^_-) 水津から両津までは道幅も広く、大佐渡の山々が美しく迫るご機嫌なドライブコースです。海水浴客で賑わう住吉の海岸を過ぎると両津の街中に入ってきた様です。
● AM 08:00 「道の駅:芸能とトキの里」 海岸線をこのまま大佐渡方面へ行こうか?国仲を少し周ろうか?少し迷ったが、「本間家能舞台」と「トキの森公園」は、ここからすぐ近くなので寄って行くことにします。 加茂湖の手前を左に折れて2〜3分走ると「道の駅:芸能とトキの里」が見えてきました。
● AM 08:30 「トキの森公園」 道の駅から加茂湖を挟んで丁度反対側に佐渡空港があるが、ちょうどその中間ぐらいの所、ひょうたん型の佐渡の中心部国仲平野新保地区の緑豊かな農村の真っ只中に 「とき保護センター」 を中心とした施設、「トキの森公園」がある。 こんもりとした丘一体の約4ヘクタールが「トキの森公園」として整備されてます。 トキは「朱鷺」と書く通り、風切羽と尾羽が色が淡いオレンジ色と薄いピンク色を合わせたような色になっているのが特徴で、美しく繊細な色として「朱鷺色」は特に有名ですね。 かつて日本各地で空を飛ぶその美しいを見掛けられたそうですが、今は朱鷺色の羽を広げて舞う姿は見られません。 平成15年の10月に亡くなった日本最後の朱鷺である「キン」は、現在剥製(上の一番左の写真)となってトキ資料展示館に展示されていますが、学名「ニッポニア・ニッポン」という名前の付いた鳥がいたんだ!というだけで剥製の前で思わず手を合わせてしまいました。
● 国仲:国道350号 さて、「トキの森公園」から「道の駅:芸能とトキの里」まで、元来た道をまた戻る気にもならないので、ここからは一旦国道350号へ出ることにしました。今日一日ぐらいの燃料はありますが、ちょうど大きなスーパーもあったので、ついでに両方共寄っていくことにします。 ここまで来るあいだにも小さいながら数軒のスタンドは見掛けてはいたので、佐渡に来て燃料切れで困ることはないと思いますが、買い物はまとめてしたいので、やはり大きな町のスーパーがいいですね。 町場から離れた地区の中のお店でも十分な買い物はできるんですが、いかんせん島の駐車場は狭く、車が置けなかったりすることが多いんで、どうしても大きなスーパーということになってしまいます。 佐渡空港に近いこの国道350号沿いの町並みは殆ど本土並み?の賑わいで、スタンドやスーパーもゼンゼン違和感なく利用できます。 それでもやはりスーパーは海産物が得意のようで、イカ・アワビ・エビ・カニなど等・・・これでもか〜!という程BBQ材料が並べられている。 それはいいんですが、困ったことにどれもひと山の盛が大きいんです。どれも新鮮で美味しそうなんで色んな種類を食べてみたいんですが、年寄り夫婦二人なもんで、とても量が多すぎます。 ちょうどいいタイミングで「いらっしゃいませ〜ぃ!」と声が掛かったので、これはいいタイミングと「BBQ用に色々欲しいんだけど夫婦二人きりだから量が多くて困ってるんです。」と言うと、「お好きな物を言って下さい。小分けしますからいいですよ!」って言ってくれた。 さすがカミさんは主婦ですね〜!こんな時は頼りになります。「これを二つとこれとこれと・・・・」と、必要な物だけを的確に注文している。・・・(^o^ V
● AM 11:30 二つ亀・・・ 3 、二ツ亀・大野亀の風景 再び両津から内海府海岸に沿って北上してきましたが、最北端の景勝地二つ亀までゆっくり走って約50分、同じぐらいの距離の赤泊⇒両津間と比べて道幅が広く走り良い道だった。 ここでちょうどお昼です。島のだいたい3分の1ぐらい走ったでしょうか、今日は朝早く出発したので随分距離を稼ぐことができた。「二つ亀 ⇒」の案内板に沿って細い道を崖の方へ向って行くと、突き当たりはキャンプ場になっていて、その手前側がホテルになっている。 海水浴客だろうが、細い道を更に路上駐車の車が狭くしている。佐渡ではシーズン中、余程悪質でない限り路上駐車しても反則切符を切られることはないらしい。 いや、観光地以外の場所でも他人の迷惑にならなければ、いや、少しぐらい迷惑になっても自分の停めたい所に停めればよく、心配な人や県外から島に来た人は用意された駐車場にキチンと駐車すればいい。らしい。 そう、ここにもちゃんとした海水浴場専用の駐車場があるんです。しかも何台分も空いている。ホンの2分ほど余計に歩くだけなんですけどね。私は小心者のため無料駐車場に車を置かせてもらい、二つ亀に向うことにする。 ホテル横の細い道はやがて崖を降りる階段となり、振り返ると降りたのはいいが、後でまた登るのがいやになる勾配になっている。 上の写真は、引き潮の時だけ現れる二つ亀海水浴場で、本当に珍しいですね。砂浜というか海の道というか、とにかく自分の両側が海なんですから〜!ホンと、変な気分ですよ!・・・(^o^ V
● PM 12:30 大野亀・・・ 3 、二ツ亀・大野亀の風景 失敗だった。海水パンツを穿いて来るべきだった。二つ亀海水浴場は、泳いでいる小魚や海の底の小石まで透き通って見えるほど透明度が高く綺麗な海だった。泳ぎたい・・・悔しい・・・ 崖を見上げてみた。う〜ん・・・残念ながらもう一度着替えに戻るほど気力も体力も残ってない。悔しいのでサンダルを脱いでジャバジャバと波打ち際を歩いて気を紛らわせた。 しばし海と戯れた後、「ホテルのレストランでお昼にしようぜ!」と少し無理をしてみたが、「何いってんの!さっきのスーパーでお弁当を買ったじゃない。」だって。 忘れていた。先程のスーパーで、美味しそうなお寿司を見つけて、お弁当用にと「お好み詰め」してもらったのをすっかり忘れていた。「それじゃあ〜大野亀まで行っちゃおうか!」ということになった。 二つ亀からホンの2〜3分で大野亀のビューポイントに行くことができる。駐車場に車を並べるとお腹がグーグーいってきた。大迫力の大野亀をバックに食事ができるなんてキャンピングカーならではですね。優雅なもんです。 ここの駐車場は大型観光バスの折り返し所にもなっている。この先へ行く道の入り口には「大型車通行禁止」の看板が立っている。ここから先は狭いらしい。 私の車は普通車だから通っても別に違反にはならないだろうが、2m30cm と大型並みの幅がある!仕方ない、注意してゆっくり走ろう。 という話をしていたら、対向車が来たので左に寄せて止まって道を譲ったらバックミラーをぶつけられた。若いお兄さんの乗る黒のデリカだったが、そのまま行き過ぎてしまった。 自動調整は出来ないので、仕方なく車から降りで角度を直したが、カミさんが、「右側に座っている人の身にもなってよ!スッゴク!怖いんだから〜!」って言っていたが、そうだと思う。・・・(^_^ ゞ
● PM 14:00 平根崎(波蝕甌穴郡)尖閣湾
別に何処へ何時までに行かなくちゃいけないとか、何処を必ず通って何時に何処で何を見なけりゃいけない!とかの制限も何も無いのがこの趣味のいいところなんです。 ですが、情報収集能力(努力)や情報分析能力(努力)が足りないと、後になってあの時どうしてあそこに寄らなかったのかと後悔することの多いのも、この趣味のいいところ?なんですね。へへ・・・(^_^ ゞ チョッと脱線してしまいました。m(_ _)m すみません。というのも平根崎の波蝕甌穴郡という景勝地に寄ろうと思っていながら私のミスでうっかりして通り過ぎてしまいました。
● PM 14:30 相川:佐渡金山 佐渡に来て、走り出した時は「の〜んびり行こうね・・・」な〜んて言ってたんですが、性分でしょうか?やはり大きな島といえども島は島ということでしょうか、今日も朝早くからせっかちに結構な距離を走り続けてしまった様で、もう既に佐渡が島の上半分は走ってしまっている。 チョコ・チョコと寄り道しながらも、車は大野亀から1時間チョットで相川の町に入ってきた。 相川に伝わる金山の話というのは平安時代まで遡ると言うから、黄金に魅せられた人達の執念が如何に凄まじいか、「道遊の割戸」の伝説に見るように、人間の欲望というのは山をも真っ二つにしてしまう程、果てしなく、見境の無いのもんなんですね。 既に金は全て掘り尽くされ、なんにも無くなったという現在は、株式会社ゴールデン佐渡という会社が400年の欲望の歴史を継いでいるが、土産物売り場のお姉さん達など何か乗り移ってんじゃないかと思う程商魂たくましいですね。
● PM 16:00 夕日の綺麗な七浦海岸、夫婦岩から長手岬へ
佐渡は何処でもキャンプ出来ると言ってもやはり、キャンプに良い場所!キャンプしても良い場所!というのは、そうそう無いもんですね。「ここは!」という場所は、ずべて先客があります。 ここもだめ〜!・・・ここもだめ〜!・・・ という訳で、少々面倒くさくなり、何処とは言いませんが海岸線の途中にある一軒のキャンプ場に入っていったんですね。 ちょうどいいというか、いくつかロケーションのいいサイトが空いていたんです。そろそろ夕日が水平線に落ちてゆく時間なんで焦りもありましたが値段を聞いてびっくりしました。 ナンと一泊1万円!・・・ひょえぇ〜!・・・(^_-)-☆ 一万円ですよ!チョット前なら夫婦二人遠慮なく民宿に泊まれた値段です。「もう少し先へ行ってみたいんで・・・すいません・・・」と、思わずごまかして出てきちゃいましたが、思わず気を失うところでした。ビックリしましたね〜・・・(^_^ ゞ 更に、ここもだめ〜!・・・ここもだめ〜!・・・と、とうとう佐和田の海水浴場まで来てしまいました。 ここではもう夕日は見えませんが、殆どの人が帰ったらしく駐車場はガラガラでした。「もうここでいいか〜!」と、車をとめてしばし暮れゆく海岸線を眺めていましたが、突如ノリいいラップ?ミュージックが迫ってきました。 真っ黒と真っ白のステップワゴン、黒い方の車の窓は後ろのハッチが上がっていてウーハーもろ出し常態、窓も全て全開でゆっくり走ってますが街宣車より凄いんじゃないかと思いほどの大音響なんです。 近くにいた小さな子供がびっくりして泣き出していましたが、どうやら暫くここに居座りそうな感じです。
● PM 17:30 簡保の湯から加茂湖のほとりにある「道の駅:芸能とトキの里」(泊)
「途中で日帰り温泉にでも寄ってくか〜!」ということで、急遽また出発しましたが、加茂湖に程近い簡保の湯で日帰り入浴歓迎!となっていたのを思い出した。
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