● AM 07:00 お世話になった「道の駅:大社ご縁広場」を出発!
ここ、島根県出雲市の「出雲大社」と、四国香川の「金比羅さん」の参拝は、隠居して体が利かなくなった親父が病床にある時に、「俺はもう行かれなくなったから、お前が代わりに行ってきてくれないか!」 と、頼まれていた処でもあります。
先ずはここ、「出雲大社」に無事参拝することが出来て、一つ目の目的が達成されました。夕べは「道の駅:大社ご縁広場」に一晩お世話になりましたが、確かに暑かった事は暑かったんです。
しかし、窓を二か所網戸にしてあれば、なんとか風が抜けて寝られないことはありませんでした。
駐車場で車中泊しているトラックや乗用車・バンなどほぼ全車がアイドリング・エアコンの状態で、一杯やってくつろいでいると、いつの間にか両脇に挟まれてました。
両脇からエンジンの熱気と排気ガスに挟まれてはたまりません。もうこっちから空いている所へ移動するしかありませんね。
駐車場が広いので逃げ場が幾らでもあって助かりましたが、一台は新型ハイエースSLキャンパー仕様のディーゼル車でした。臭いのなんのって、困ったもんです。
SAPAや満車で混雑しているなら仕方ありませんが、ガラガラに空いているんですから、うるさいディーゼルエンジンを掛けっぱなしにするならするで、見れば分かる網戸で車中泊しているであろう車からは少し離れるぐらいの気持ちと気遣いが欲しいですね。
|
|
● 「出雲大社」にお詣りし、ついでに「出雲のお国のお墓」もお参りしたよ!
私の住まいの最寄り駅の「大鳥居」という「穴森稲荷神社」の大きな鳥居が京浜急行線の駅名になっているんですが、この写真にある「出雲大社」の大鳥居は正真正銘の日本一!だそうです。
夕べお世話になった「道の駅:大社ご縁広場」はこの鳥居のすぐ左側です。まっ暗闇の現着そうそうに休んでしまったので、夕べは分かりませんでしたが、なんと偶然にも出雲大社をお参りしたり、周辺を観光するのに一番いい場所にいたんですね。
朝早く犬の散歩をしていると、丁度、トイレの掃除に来ていた係りの人に話を聞くことが出来ました。「出雲大社をお参りしてこの辺りをゆっくり歩いて観光したら半日掛かるよ!」と教えてくれたので、徒歩ではなく積んで来た自転車で行くことにしました。
ホンと今回は長距離なんで、燃費節約のため重い自転車は積んで行くのをやめようかと随分悩んだんですが、積んで来て良かったですねぇ〜!あちこちで、結構重宝してます。
日本一の大鳥居を潜り、「一畑電鉄大社線」の終点「大社前駅」を過ぎ、朝が早いためシャッターの下りている参道の商店街を抜けると上の左側の写真にある鳥居の前に出ます。
ここから御本殿の前までの参道も結構距離があり、その参道の両側はまるで公園のように綺麗に整備されてます。大きさ的には鎌倉の八幡様より少しスケールが大きいでしょうか?
裏町の方はまだちょっと分からないですけどね!・・・(^_-)-☆
偶然ですが、境内内で朝のルーティンワークをしている宮司さんにお会いでき、お宮のお話を色々詳しく伺う事が出来ました。早起きは三文の徳!朝が早かったため、御利益もありましたね。
周辺施設を含めて一通りお参り(見学)してから自転車で来たついでに近くにあるという、日本の踊りや舞台の創始者?・お師匠様?・開祖?といわれている「出雲阿国」のお墓参りにも行きました。
これで、踊りを習っているカミさんの腕前(足前)も、少しは上達するんだろう?・・・
びっくりしたのはお盆だったので普通に隣のお墓の人がお参りしているということ。ごく自然の会話でしたが、「あっ、阿国さんのお墓にお参りするんだったら、この桶使って!」「掃除するんだったら、そこに道具があるからどうぞ!」って、何か親戚のような感じでした。
歴史のある街というものはこういうものなんでしょうか。?○×△???・・・(^_^ ゞ
すっかり歴史とご利益に浸った出雲から、現実の国道9号線を更に下る。次はいよいよ世界遺産に登録された「石見銀山」のある太田市で、勿論、銀山跡は見学に行くつもりです。
山陰道を和江港から県道45号に左折して、海岸沿いの国道9号線から数キロ山側に入り込み寄り道して行く感じのルートです。
● AM 10:00 出雲大社から、さすが世界遺産?の「石見銀山」へ!
|
歴史ある「石見銀山」ですが、駐車するまでが大渋滞でたいへんだった。
国道9号線を左折してから15分ぐらいで「石見銀山」の入り口のある大森代官所跡にやってきましたが、ここ「石見銀山」は、「出雲大社」に続いて本日2件目の訪問地のため、既に10時を過ぎてしまっている。
ちょっと遅かったですね。駐車場に向かう行列最後尾に着いた様です。やはり、なんといっても世界遺産です。この地には朝一番で来なければいけませんでした。
駐車場は、あちらこちらに10台に満たない程度の小さな所が数箇所あるにはあるんですが、どこも縦横斜めの満車状態で、駐車することが出来ません。
Uターンを数回繰り返し、入り口付近を何度か往復して帰る車はいないか?ナンとか駐車できそうな隙間はないか?と期待しましたが、どうしてもだめでした。
|
一般車両の通行禁止区域や、おおよその見学コースやルートなどはインターネットで下調べをしたつもりでいましたが、今日までガラガラの山陰観光が続いていたので、ちょっと油断しちゃいましたね。
世界遺産に登録されたとはいえ、昔からある観光地の「石見銀山」が、今でもこれほどの人気の観光地になっているとは思いませんでした。
お盆休み中ということを考えに入れても、駐車場の待ち時間が1時間半とは予想できませんでした。
トホっ ・・・(^_^ ゞ
=耳寄り情報=
これから見学に行こうと計画されている方はどうぞお気をお付け下さい。
平成19年4月28日より観光車両は全てシャットアウトされ、パーク&ライド方式でバス輸送(片道200円で約8分)もしくは、徒歩(緩やかな勾配の舗装道路を片道3〜4キロ約1時間)の、どちらかを選択することになります。
巡回バスの運行は、大森代官所跡前広場 ⇔ 旧河島家 ⇔ 町並み交流センター ⇔ 五百羅漢 ⇔ 市民ふれあいの森 ⇔ 銀山公園 ⇔ 龍源寺間歩
⇔ その他周辺を一日9往復するそうです。
詳しくは「石見銀山」の、オフィシャルページ をご覧下さい。
(五百羅漢寺)
|
(石州瓦の美しい家並み)
|
(風景に気を使った自動販売機)
|
市民ふれあいの森公園などにある有料の駐車場は観光バスでもらくらくは入れるので、大きなキャンピングカーでも問題なく駐車する事ができますが、この日はお盆休み中ということもあり特別でしょう!
わが家は「出雲大社」を見学してからここに来たので、現着したのは10時頃でした。それから延々と1時間半、飽きるほど並んでやっと駐車することが出来ました。
勿論、そういう状況のため、例によって周辺の道路には路上駐車の車がたくさん並んでその混雑に拍車をかけてますが、このお盆の時期だけは特別許されて(御目こぼしし?)いるのかも知れませんね。
大森代官所跡周辺と中間地点の銀山公園に数十台置ける小さな駐車場があるにはありますが、偶然観光を終えて出て行く人に出くわさない限り、朝早く来ないと絶対に無理でしょう。
入り口前の小さな駐車場の奥まった所にカムロードベースのキャンピングカーが一台、斜めに止まってましたが、恐らく前泊されていると思います。お帰りは少し難しいですね。出られないかもしれません。・・・(^_-)-☆
「市民ふれあいの森公園の駐車場」に何とか駐車する事が出来て出発した私達は、丁度公開している史跡全体の中間点辺りに居るらしく、とりあえず初めは徒歩で攻めることにしました。
例によって“ 葉菜 ”は私の背中です。
駐車場が凄い混雑ということは史跡一帯にはあふれんばかりの人が出ていると言う事。丁度お昼を少し過ぎましたが、数える程しかないどの食堂も、一度に押し寄せたお客さんで今日は行列がかなり長いようです。
これでは、昼飯にも中々ありつけないですね。
石州瓦の良く似合う保存された古い町並みの中程に、なにやら大勢の人だかりがする。
有名なのかどうか知らないが、手作りパン屋さんがあったので、一番早く口に入れることが出来るのはこれだろう!と、覗いてみたが、どれもなんとかアンパンとかいう甘い系のパンばかりでした。
まっ、行列が嫌で先を急ぐならこの甘いパンを昼飯とする他に手段が無く、一日がかりの世界遺産「石見銀山」めぐりは、疲れ果てて胸が焼けたよ〜・・・(^_^ ゞ の巻
いや〜・・歩いた・歩いた・お昼を挟んで約半日歩いた大混雑の「石見銀山」を出発し、国道9号に戻ると温泉津(ゆのつ)という所に出る。
その昔、掘り出した「銀」をこの港から出荷したと云われている所ですが、この近くにも鳴き砂の「琴が浜」という所があるんです。丹後半島にもたしかあった「琴が浜」と、どういう関係になっているのだろうか。判らない・・・
「日本一夕日が美しい!」と、云われる島根県の海岸線ですが、浜田市にはその名も「ゆうひパーク三隅」という名の「道の駅」がある。
ちょっと寄ってみたが、この時期はここも海水浴客でゴチャゴチャに超過密になっている。この時期、海岸沿いの「道の駅」ではどこもの〜んびり車中泊という訳にはいかないですね。
国道9号線(山陰道)は、島根県最後の益田市から津和野方面(内陸側)に入ってゆく。私達は山口県の観光が終わった後に、津和野方面に回ることにしたので、ここから先もまだ真っ直ぐ海岸線を行きます。
ここから日本海側の海岸線は3桁国道の191号線(北浦街道)と名称を変え、山口県に入ります。
超過密の「石見銀山」で、かなり時間を取られてしまい、まだかなり日は高いんですが、まもなく6時になります。時間も時間なのでそろそろ今夜のキャンプポイントを探さなくてはいけません。
● 8月13日 月曜日 AM 22:00 島根県「多田温泉」経由で、山口県「道の駅:萩・しーまーと」(泊)
カミさんがガイドブックで探してましたが生憎この近くには温泉付きの道の駅はないようです。益田市内に入り、ガソリンスタンドに寄ったついでに近くの日帰り温泉を教えてもらいました。
「多分鉱泉の沸かし湯だよ!」とのことですが、「多田温泉」という所がここらら一番近いらしい。P泊できるかどうか聞いてみないと判らない!と言ってましたが、「お風呂は日帰り入浴もやっている処だから大丈夫!でしょう。」ということでした。
国道から10分ほど山側に入った小さな旅館の一軒宿でした。
夕食をお願いしてP泊させて貰えないだろうか?と、交渉しましたが、丁度お盆の時期でなにかと忙しく、駐車場も混雑している様で、急に食事と言われても用意できない!と、断られてしまいました。
そりゃそうですね。・・・(^_^ ゞ
まっ、ダメで元々と思っていたので諦めましたが、あまりにお腹がすいたので、近くの空き地で有り合わせの物で軽く腹ごしらえをして、ここから5〜60キロぐらいだろうと思うが、当初の目的地である「道の駅:萩・しーまーと」まで頑張って走ることにする。
国道191号線は、「北浦街道」とも「北長門コバルトライン」ともいう風光明媚な海岸線を走る素晴らしい観光道路らしいんですが、勿体なくも申し訳なくも、急ぎ旅ゆえ!如何せん夜道なもんですから、見えなかった事として、失礼いたしやす。
しかも、東京近辺では考えられないことですが、8時を過ぎた時点でこの国道を走っている車はペースメーカーにしている前のライトバンと我が家のキャンカーだけで、もう30分近く前も後ろもゼンゼン車が走ってません。
緩やかな起伏と強いカーブがたまにありますが全体的には直線が多く、ちょっとやばいくらいのスピードでガンガン走れます。勿論、私は安全運転ですよ!・・・(^_^
ゞ
山口県に入るとすぐに「道の駅:ゆとりパークたまがわ」(多摩川じゃなくて、田万川と書きます。)がありましたが、ここに泊まっては明日に仕事を残してしまいます。
目的地はもう少し先、阿武町を過ぎれば、いよいよ折り返し地点の「萩」です。
「道の駅:萩・しーまーと」は位置的に萩の入り口にあり、そこまで行かれれば「萩の市内観光」の拠点になりますので、こちらに来たら是非!ここで前泊したいと思ってました。
海が近いため、少し風が強くて車が少し揺れますが、大きな公園とシーマートというくらいですから「やっちゃ場」が隣接しています。
駐車場は限りなく広く、ちょっとした高速道路のSAぐらいありますから、超大型のモ−ターホームでもフィフストレーラーでもまず置き場所に困ることはないでしょう。
「道の駅:萩・しーまーと」は、巨大なお魚スーパーで、奥まった邪魔にならない良い場所に駐車出来ましたので、今夜はここにご厄介になろうと思います。
さぁ〜!明日は朝一番から自転車で萩の町を走るぞ〜・・・(^_^ ゞ
|
|
|