● AM 07:00 「道の駅:石鎚山ハイウエイオアシス」を出発!
こういう形態の集合施設のあり方だと、夜間は多分賑やかだろうな〜!と、ある程度覚悟はしてました。
しかし、少々疲れていたということもあり、夜中に一度トイレに起きましたが、見渡す限りの駐車場にはホンの数えるほどしか車はいませんでした。
|
|
確かめた訳ではありませんが、夜になると何か入場規制みたいなことをしているのかも知れません。
夕べは道の駅の隣にある「椿温泉こまつ」という温泉センター を利用させてもらいましたが、ここは一般道路からと高速道路の両方に出入り口があり、利用できるように設計されてます。
他にキャンプ場やバーベキューガーデン、遊園地やドッグラン、道の駅やトイレなど、どこから入ってきても違和感無く利用できるように設計されているようです。
写真をご覧頂くとお分かりのように、高さ1mぐらいの低い柵がありまして、これが高速・松山道の上りと下り(西行き・東行きと言うのかも知れない)を分けたもので、更に我が家の車の向こう側に一段低い所が一般道路から来た人用の駐車場となっていて、上手に三方向から入れるようになってます。
● AM 08:30 死んだオヤジの遺言で、「金刀比羅様」に代参です。
|
さて、「高速・松山道の石鎚山SA を出発」し、高知道との追分の川之江Jct から高松道に入り、いよいよ「金刀比羅宮」を目指します。楽しみです。
出発前に此方へは何度か来てると言う古い友人に電話したところ、つい先日も10日間かけて四国八十八箇所巡りをしていたとのこと。
どこも道が狭くて大変だったが、心が洗われる様で、お寺巡りもなかなかいいよ!まだ残りがあるので少ししたら再度挑戦したい!と言ってました。
私達の方は、四国に来たと言っても一泊だけ、ここ「金刀比羅宮」に来れば今回の旅行の目的は略達成された様なものなので、アリバイ造りは完璧です。
「金刀比羅宮」へは 「高速・高松道・善通寺 I C」 から国道315号線で一本道、土讃線に沿って琴平駅の手前まで行き、二股になったら線路を渡って真っ直ぐ行けば「金刀比羅宮」の参道下に出る。
まだ朝の8時を過ぎたばっかりというのに、駐車場の引き込みの人達がもう何人も出て来て大声で客引きをしている。
|
「こんな大きな車でも大丈夫ですか?置かせてくれるですか?」 と、恐る恐る訊ねると「まだ朝早いから、大丈夫!いいよっ!」ということです。
実に商売熱心ですが、右のカミさんのいる写真の左側に参道に沿って上る地元の人用の車道があり、そこを登って行くと無線で連絡を受けていたお土産屋さんの女将さんが待ち受けているという筋書きです。
この辺りまでならマイクロバス程度の大きさの車までは大丈夫そうです。
お世話になったのは、下の写真にある「つるだや」さんで、駐車料金は1000円ですが、帰りにお土産を買ってくれれば駐車料金が無料になります!ということです。
駐車場から、お店の中を通り抜けると(抜けないと参道に出られない)「金刀比羅宮」の参道に出られます。
車をお世話になった「つるだや」さんを出て、愛犬 “ハナ” を背中に背負ったら、さあ!出発です。まだ朝が早いので、日中の強い日差しに比べると幾らか楽なんでしょうが、歩き出して10分も経たない内にもう汗びっしょりです。
通勤で、駅のゆるい階段は毎日上り下りしてはいますが、こういう急な階段は久し振りです。使い古した膝の方が持ってくれるかどうか?途中で諦めるような事だけはしたくありませんね。・・・(^_^
ゞ
私の体重だけでも重いのに、更に愛犬の重さがありますから、私の膝にかかる負担は多分3桁オーバーになってるんじゃないでしょうか。
休み休みでしたが、どうやら「金刀比羅宮」の本殿に辿り着けたようです。
右の写真がそのアリバイ写真ですが、ナンと無謀にもカミさんは、「今日は調子がいいから奥社まで行くよ!」 って、どんどん歩き出してしまいました。
|
|
先程からもう飽きるほど階段を上りましたので、平らな所はなるべく犬を歩かせながら重量の軽減を図ります。
身軽なカミさんは楽でいいんでしょうが、我儘犬担当の総重量が三桁になる私はどうなるのか!膝も心配ですが、心臓だって普段からそんなに使っちゃいないんですからぁ〜・・・(^_-)-☆
あまりの長い道程に、途中で上から降りてきた人に「奥社まで後どれぐらいでしょう!」と尋ねると、「後10分ぐらい?だろう」とのことでした。
|
ですが、10分登っても20分登ってもゼンゼン終着点が見えてきません。
「うっそー・・・!」って、ここまで一緒に登ってきた同年輩のご夫婦がここで脱落です。
もうダメって、引き帰してしまいました。
|
カミさんは、「私はまだ大丈夫だから、もう少し頑張ろう!」っていってますが、どうして自分のことだけなんでしょう?私は犬を背負っているんですがね〜!
やっと辿り着いた「金刀比羅宮の奥社」ですが、下の写真がその証拠写真です。
上の写真と見比べて頂くと標高の差がよく分かると思います。良く考えてみると、さっき時間を聞いた人は自分の下ってきた時間を間違えて言ったでしょうかねぇ〜!下りは早いですから〜!
さすが、ここまで登ってくると標高も高く、吹く風が爽やかです。汗が引いてゆき、爽快な気分に浸れます。
これで心残りだった親父の代参ができましたので、山を下りることにしますが、かなり膝に負担がきてますので、ガクってやらないように、帰りは慎重に下りましょう。
車を預けたお土産屋さんの「つるだや」さんへ戻るともう11時を過ぎてました。「ご苦労様でしたぁ〜!」 と、冷たい麦茶を頂くと、ホッと一息ですね。
お土産を買って帰るのかと思ったら、カミさんが 「讃岐うどん!ご馳走になっていこ!」 って、注文してました。
|
|
● PM 13:00 いよいよ「瀬戸大橋」を渡り、四国におさらば!本州に戻ります!
|
本場の讃岐うどんで腹を満たし、「金刀比羅宮」を後にして、これから再び本州へと戻ります。
「高松道・善通寺 I C」に向かう途中に大きなスーパーがありましたので、「コインランドリーがあれば洗濯だけでもしたい!」というカミさんの要望で、寄って行くことにします。
結局、探しましたが近くにコインランドリーは見当たらなかったので、諦めてホームセンターで着替えを少し買い、残りの行程2日分の食料その他を仕入れておきました。
そして再度高松道に乗り、坂出Jct からいよいよお楽しみの「瀬戸大橋」に向かいます。
|
三菱化学のコンビナートが見える辺りからグングンその高さが上がり、いよいよ「瀬戸大橋」に差し掛かります。まっ、しかし、凄い工事を見事にやり遂げましたねぇ〜!
人間の持つ英知の結晶!技術者とその建築に携わった方々に敬意を表します。上の写真は、背景の方が、四国になります。この撮影ポイントは、「与島サービスエリア」の第一駐車場ですが、お盆の時期でこれです。
空いてるでしょ〜?って、実はこの位置、サービスエリアから遠いので、多分写真撮影する人しか駐車しないんじゃないでしょうか。トイレや売店のある方は、しっかり混雑してますからぁ〜!
この写真を見て頂くとお分かりの様に、先日渡った「しまなみ海道」と違い、この「瀬戸中央自動車道」は鉄道と道路が二階建て構造になってます。
残念ながら滞在中に走る列車の姿を見ることが出来ませんでしたけど、1階部分は「児島坂出ルートを結ぶ瀬戸大橋線」になってます。
風も無く穏やかな瀬戸内を渡り走ってきた「瀬戸中央道」は、やがて「倉敷Jct」から山陽道に入ります。
この辺りは高速交通網の要の場所で、「倉敷Jct」の少し先にある「岡山Jct」から岡山道方面に行けば、中国中央を突き抜ける中国道方面にも行かれます。
また、鉄道の方も「岡山駅」を中心に蜘蛛の巣のように張り巡らされたて「赤穂線」「山陽本線」「津山線」「吉備線」「山陽新幹線」「宇野線」と、まだまだあるのかも?知れま線が、岡山の駅は中国地方の鉄道網の要でもあるのです。
私達はこれから「岡山 I C」で下りて岡山の市内、天然の堀割である旭川の中洲にある「岡山城」と「後楽園」を見学に行こうと思います。
|
|
● PM 15:00 いよいよ四国にはおさらばして、「岡山」に到着しました!
|
という訳で、いよいよ四国から本州に再び戻り、「岡山」の市内にやってまいりましたが、うっかりして大事な訪問先を忘れてました。
与島のサービスエリアに寄った事で瀬戸内観光は終わったつもりでおりましたが、「最高の瀬戸内の景色が見えるという鷲羽山展望所」に寄るのをすっかり忘れてました。
今更戻るのも面倒なので、パスすることになりますが、教えてくれた人にも申し訳ないし、非常〜にザンネン!です。
山陽道の岡山 I Cで下り、バイパスから岡山商大の前を左折して 「津島遺跡」 をぐるっと回り込めば「岡山駅」に出ます。
|
「岡山駅」のすぐ横の線路を渡り、旭川に掛かる橋を渡れば「後楽園」が見えてきました。「後楽園」の駐車場は、無料で観光バスが何台も来ますので大型のモーターホームでも何も問題なく駐車できます。
「岡山も見所がたくさんあるけん、一泊してゆっくり観光しぇないけんよ〜!」って、言われとったんですが、残念ながら日程が迫ってまして、ゆっくるしている時間がありません。
悔いを残してもいけないので、「後楽園」と「岡山城」だけは見てゆきます。今日は、夕方から「後楽園」の特設会場で「薪能」があるそうで、駐車場は非常に込んでます。
まっ、でも始まりが夕方薄暗くなってからということで、まだ間があるでしょう。河原の駐車場に車を置いて、“花菜” を背負って「後楽園」に向かいます。
入場券は「岡山城」の天守閣の見学料と一緒になっており、見学の仕方や施設内での過ごし方で若干の違いがありますが、両方見学すると1〜2時間は掛かりそうです。
|
|
|
|
この公園は、犬連れNG!でした。しかし、エアコンの効いた受付の管理事務所でしっかり預かってくれます。携帯電話の番号を言っておけば何かあっても連絡してくれるそうですので、安心です。
写真やビデオをご覧頂くとお分かりの様に、非常に手入れの行き届いた庭園で、こんな綺麗にしてある観光地はなかなかありませんね。大変なご苦労と思います。
係りの方は夕方から始まる「薪能」の準備に忙しそうですが、私達は先ずお城に向かって右側の半分を見学し、その後お城に行き、帰りに残りの半分を観て回ろうと思います。
|
「後楽園」から「岡山城」へは専用の吊り橋が掛かってまして、共通の入場券で自由に行き来できます。
その橋の手前に粋な御茶屋さんがあり、外国人の観光客が大勢たむろしてました。
|
● PM 18:00 「赤穂城址」、「大石神社」に到着!
「後楽園」の管理事務所の片隅で、「おりこうさん!」で待っていたハナを受け取り、出発しましたが、そろそろ5時になります。あまりの素晴しさと居心地の良さに、ナンと!2時間ちかくも滞在してしまいました。
さっ!次はお江戸のヒーロー「赤穂浪士の故郷」へ向かいます。
当初の予定では、「赤穗」 まで岡山ブルーラインという道を通る予定でいましたが、もう夕方5時を過ぎましたので途中の景色を眺めている余裕はありません。
この判断が間違っているかどうかは分かりませんがなにせ急ぎ旅です!岡山 I C から山陽道に乗り、一気に赤穗 I C まで行こうと思います。
今更言うまでもありませんが、「播州赤穂」はその昔「塩の産地」として栄えてました。
したがって、行く先は海の方です。
地図を見るとお分かり様に、赤穗の町には何でも有ります。港は勿論、発電所や化学コンビナート、海浜公園や温泉・保養センター、おまけにキャンプ場まであります。
赤穗の中心を流れる千種川の河口は播磨灘の恵みを巧みに利用した歴史ある城下町なんですね。
|
|
海岸沿いをぐるっと周る県道32号線の千種川に掛かる手前の左側一帯が「赤穗城」を中心とする城下町だった所でしょうか。「城址公園を中心とする一帯」が現在急ピッチで整備が進んでいるようで、右の写真のようにまだあちらこちらと工事中で、日中なら資料館ぐらいは入れそうですが、夕方に来てしまった私達が見学出来る所は「大石神社」ぐらいでした。
しかし、見学できるといっても奥の方の施設は既に終了してまして、閉鎖され「中国の兵馬傭の作者云々とかいう赤穂浪士の像」のある入り口付近しか歩けませんでした。
観光客どころか人影すら見当たらない寂し〜い播州赤穗でしたが、川を渡った向こう岸に温泉やキャンプ場がありそうなので行ってみることにします。
やってきました「赤穗海浜公園」を中心とする一帯、やはり人出はこっちでしたね。この辺りは大勢の海水浴客でたいへん混雑しており、とても爺婆の入り込む余地はありません。
混雑している所に当然の権利の様に無理やり割り込むのは好きではありませんので、ここはパスします。
|
私達爺婆は温泉に入って寝るだけです。やはりロードサイドの「道の駅」がいいですね。
道の駅ガイドを見ると、この次の相生という街に 「ペーロン温泉:ながさわ」 という施設が隣接している「道の駅:あいおい白龍城」がありますので、こちらへ行ってみようと思います。
|
● 8月17日 金曜日 PM 19:00 「道の駅:あいおい白龍城」に到着!
「赤穂」から両岸に大きなコンビナートや造船所などがある相生湾の一番奥まった所にある相生の町へ向かいます。
夕方の幹線道路は結構混雑してて、渋滞と云うほどではないですが、所々で信号2回待ちになっったりする。
鉄道では「山陽線」 「赤穂線」の「相生駅」、高速は山陽自動車道の龍野西 I C と、主要交通の要である「相生市」でも、「道の駅:あいおい白龍城」のあるこの周辺は、大きなスーパーや日曜大工センターなどがあり、とても賑やかな所です。
|
|
今夜はここの道の駅にお世話になろうと思いますが、はたして静かに眠ることが出来ることやら心配です。
とにかくお風呂に行ってこようと思います。知らずに来ていましたが、一時テレビのニュースで大騒ぎしていた「ど根性だいこん」の話のあった町は、ここからすぐ近くだそうです。
だからどうか?という訳ではありませんが、その後の経過など気になる方は、「ど根性だいこん」 のページへどうぞ!
|