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☆彡 キャンピングカーの自由で気侭な旅!一度始めたらやめられませんねぇ〜! (^_-) V
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でっかい道!大いなる北海道!1988 くるま旅!

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⇒ 7月29日(自宅を出発) ⇒ 待ち合わせ場所である東北道長者ケ原SE(泊)
⇒ 十和田湖観光(昼食) ⇒ 奥入瀬観光 ⇒ 蔦温泉(入浴) ⇒ 八甲田山観光
⇒ 青森港フェリー埠頭 〜〜 フェリーに乗船〜〜 函館港フェリー埠頭着 7月30日(泊)

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CAMP SCHEDULE
  ● 北海道、車旅メニュー!
  Vol 1. 旅立ち〜青森
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  Vol 3. 大雪山〜野付半島
  Vol 4. 尾岱沼〜屈斜路湖
  Vol 5. 砂湯〜池田町
  Vol 6. 池田町〜苫小牧
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HOKKAIDO CAMP-TOURING REPORT vol.1


先ずは、キャンプツーリングの参加メンバーをご紹介しましょう。

山田ファミリー: お父さん40歳、自動車販売会社役員
    ・・・夫婦と小学生の男女2人で、4人家族
大倉ファミリー: お父さん50歳、建築関係の会社役員
    ・・・夫婦と中学と高校生の女の子2人と犬二匹4人家族+2
日下ファミリー: お父さん30歳、公務員
    ・・・夫婦と3歳の女の子1人で、3人家族
佐伯ファミリー: お父さん50歳、食品会社役員(途中参加)
    ・・・夫婦と奥さんのお友達一人で、3名
堀口ファミリー: わたくし38歳、自営業
   ・・・夫婦と小学生の男女2人で、4人家族

ラッキー!摩周湖は快晴だい!

さあ〜!いよいよ出発です。

 
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7月29日 東北自動車道長者ヶ原:待ち合わせ場所:SA(泊) HOME


東京の自宅を出発!

前日まで雨の多い日が続き、仕事がなかなか片付かず困っていましたが、どうにか夜の7時頃には出発することが出来ました。
他のファミリーもだいたい同じ様な時間帯に出発している筈なので、どうしたかと無線のサブチャンネルをガチャガチャしていると、少し距離は離れているようでしたが東北自動車道を北上中の山田ファミリーと日下ファミリーの声が聞こえてきた。
みんなこれから始まろうとしているロングツーリングの期待と不安で心はずんで、話もはずんでしまう。・・・(^_-)-☆
後はもう、高速道路をただひたすら走るのみである。(^_^;


東北自動車道長者ヶ原:待ち合わせ場所:SA(泊)

去年の5月に古川 ICまでは走った経験はあるものの、夜間の高速道路はとても走りづらく、400キロの道程が終わり大倉ファミリーの待っているであろう古川 ICの1つ先の 「長者ヶ原SA」 に着いたのは、東京から5時間強!12時を少し過ぎた頃だった。
前日まで忙しかった仕事の疲れと400キロの夜間走行との疲れが重なり、寝酒に2〜3杯飲んだらもうだめ!話もそこそこに眠ることにした。
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7月30日 青森埠頭からフェリーで渡り、函館埠頭でそのまま(泊) HOME


東北自動車道長者ヶ原:SA(出発)

さあ!いよいよ、今日から本格的に4台のキャンピングカーでのキャンプツーリングの始まりです。
本日の予定は、寄り道も入れてまたもや約400キロと、初日から少々ハードスケジュールになっている。

最終目的地は青森港フェリー埠頭で、翌朝乗船する予定ですがフェリーは空いているだろうか?予約をしていないので少々心配です。昨夜は仕事の後の夜間走行でちょっと疲れましたが、今日はその分陸奥青森を堪能しようと思ってます。


 十和田湖 (昼)

昨日遅かったせいもあり、今朝は少々遅いスタートだったが、東北自動車道の 「十和田湖IC」 迄は2時間足らずで到着し、十和田湖周回道路へ向かう国道103号でもルートは比較的順調だった。乙女の像付近で昼食にしよう!という予定にはゆっくりと間に合い、食事の前に十和田湖も一通り観光することが出来た。
「名物に旨い物無し!」 と、誰か(私ではありません)が、言っていたが、うまいことをいう。
先輩から話しに聞いていたあの一品を是非食べようと楽しみにしていたのですが、・・・
「十和田湖名物:姫鱒定食¥2500円也」 は、お世辞にも旨いとは言えなかった。
(食べたお店が悪かったか?シーズンオフの所為?)

十和田湖にやって参りました。

自称釣りキチ?魚好き?のお兄さん達は、顔を見合わせて 「姫鱒ってこんなパサパサなの?」 って、がっかりしていた。


奥入瀬から蔦温泉へ

十和田湖からは、「奥入瀬渓流」 の見事な流れに沿って青森までひたすら下って行く。
今日は以前にここを通った先輩に教えてもらった陸奥の秘湯がお目当てで、奥入瀬渓流に沿って絶景の山岳道路(国道120号)をしばらく下っていくと、十和田湖温泉郷へと入ってきた。

温泉への案内板にしたがって国道から左へ分かれた県道1号は、林道のようにくねくねしていて走りにくい。

文句を言いつつ暫らく走って行くとやがて 「蔦温泉」 という看板が見えてきた。この場所が教えてもらった温泉なのかどうか半信半疑ではあったが、取り敢えず図体の大きな車でも充分な駐車スペースがあったので、ここの温泉に寄って行くことにする。

新館の方は工事中でしたが、本館の方はとても鄙びたいい感じ(実はただ古いだけ、なんちゃて)がするいわゆる古典的な日本旅館で、別棟になっているお風呂場は総桧(青森ヒバ?)造り(古く黒ずんでいるので本当は良く分からない)の立派な物である。

さらに驚いたことに浴槽の底板の隙間からこんこんと温泉が湧き出しているとても珍しい温泉でした。


八甲田山、死のながーい下り坂行軍

「蔦温泉:千人風呂」 は、噂通りのいい温泉でした。
夏だというのに調子に乗って、よーく!温まってしまったので、噴き出る汗がなかなか止まらない。
仕方なく頭にタオルを巻いて汗が目に入らないようにして走り出すことにした。まだ青森のフェリー埠頭迄はかなり距離がある。頑張って走ろう!

死の八甲田です。

国道394号から県道40号は長〜い下り坂が延々と続くので、排気ブレーキの設定の無いシステムのドラム式ブレーキの我が愛車は、当然焼き付きのペーパーロックが心配になります。
先程の 「蔦温泉」 からこの辺りにかけては冬の間は閉鎖になるのでしょうか?それともスキー客のために除雪するのかどうか分かりませんが、嫌になるほどの長い距離を下る。恐らく箱根ターンパイクの3倍ぐらいの道程はある?と思う。
なるべくブレーキを踏まないように気を付けてはいたものの、重量のある車なのでなかなかエンジンブレーキも効いてくれない。タイヤとホイールが丁度チンチンのやばい状態になってきたところで 「八甲田山雪中行軍遭難者銅像」 という観光ポイントがあったので、ここでブレーキと運転手の熱を少々冷やすことにした。
すると突然霧がたちこめてきて、兵隊の像があちこちに在るこの辺りは丁度、あの映画 「八甲田山死の彷徨!」 さながらで、真夏ではあったが寒気のするとてもいい雰囲気を味わった。(~_~;;


青森埠頭からフェリーで渡り、7月30日函館埠頭 (泊)

キャンピングカーは架装とその装備の為にいやでも重くなってしまう車なので、どうしても酷使するブレーキが心配と不安の種となります。
新型のコースターの様にディスクブレーキや排気ブレーキが装着されていればいいんですが、古いタイプの我が家のキャンカーにそんなしゃれた物は付いていません。
焼き付を防ぐには、車間距離を十分に取り、とにかくブレーキを踏まない様に走るしかないんです。

とうとう、青森港までやって来ました。

ブレーキを騙し騙し、何とか無事!青森の市内迄辿り着いた。市内観光やねぶたの見学をする前にフェリー乗り場に行って予約の確認をしようと窓口で尋ねると、何とラッキー!今夜の便に4台分空きがあり、乗船できるそうです。
通常6m 以上の車4台分が空いているなんて事は滅多に無いみたいですが、2台程度ならば予約無しで何時でも乗船できるみたいです。
「それじゃ今夜乗っちゃう?!」 と青森市内の観光を取り止めにして、PM 20:50 函館行の東日本フェリーにいそいそと乗り込んだ。

船旅の行程は、約4時間の予定ですが・・・心配な事がある。私を含め我がファミリーは全員そろって船に弱いんです。揺れたらやだな〜・・・などと思いながら出航した。

聞くところによると、このフェリーにはお風呂があるというので、お父さん達はさっきはいったばかりなのにまたもやひと汗流しに行き、他の連中は空いている船底の1ブロックを貸し切り状態で占領していた。

船内が空いていたせいもあるが、思い思いに楽な格好で過ごす事が出来たので、心配するほどの揺れも無く、あっと言う間の4時間!穏やかに快適な船旅が出来ました。

という訳で、AM01:00 記念すべき、道内始めの一歩!を踏み出したのである。
が、現在午前一時だ。ひと眠りしたら頑張って走り出さなければならない!とりあえず乾杯したら寝よ〜ぜ〜っ!・・・

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