<< Camping-Car Touring Vol 3.大雪山〜野付半島 >>
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冬場はスキー客用のものだろうか?、ここから更に山頂に向かってもう一本リフトがあります。ですが、そのリフトの下には長〜い行列が出来ていてとても時間がかかりそうです。まっ、この霧じゃ上がっても期待したほどのロケーションは望めそうにないので、ここは時間の関係もあるし、あきらめて山を降りることにした。 温泉街のお土産やさんの店先には、キタキツネの剥製が(あまり清潔そうでない)置いてあり、おととい昭和新山で野生の本物を見たばかりの子供たちは、頬ずりをしたり抱きかかえたりと大喜びでした。
● 小函(こばこ)・大函(おおばこ) 〜 石北峠へ! さて、ここから国道39号線は景勝の地、小函、大函、という石狩川の暴れるような流れに抉り取られて出来たスケールの大きな峡谷の間を縫うようにして走ります。 両岸の岸壁のほとんどが、柱(角材)を整然と並べた様な、柱状結石?といったかな?見事な(いつも表現が下手ですみません)断崖絶壁が延々と続いている。 同じ様な石は伊豆の石廊崎でも見られますが、そのスケールは遥かに違います。
● キタキツネ村(昼)
このお店がまた実に面白い。入り口から店内はごく普通の食堂とお土産やさんのスタイルなんですが、裏庭に回ると50匹ぐらいのキタキツネが放し飼いになっている庭がある。 ここを見学するには順路が指定されていて、先ず始めに放し飼いになっているキタキツネの居る(あまり清潔ではない)庭の中を歩いて行く。 ミンクや銀ぎつねといった恐らく毛皮を取るのが目的であろうと思われる動物たちも檻の中で飼育されていて、一通りそれらを見学し終わると出口はお土産コーナーへとつながっているという訳だ。 仕方なく子供達にねだられた品物を2〜3個買ったが、係員に 「 しぼりたて牛乳の無料サービスです。どうぞ!どうぞ!」 と急かされて食堂のテーブルに座らされた。 牛乳の無料サービスは看板に書いてあったが、別にここで食事までしなくてもいい。 しかし、タイミングというのは恐ろしい。「ご注文は何にしますか?」 と聞かれ、「エ〜と・・・」 と悩む自分が情けない。仕方なくそのままここで食事をする事になってしまった。 とまあー、実にうまい具合に客を流す筋書きが出来ているのだ。 ● 瑠辺蘂・北見・美幌・女満別・網走湖 今日は、午後から楽しみにしていた網走の監獄を見学する予定だったんですが、思わぬ所でつまらない時間を取られてしまった。遥かに続く原生林の中を、大いなる北海道の大自然の姿を充分に味わいながらも、とにかく、ただひたすら今日は良く走る。車の調子もい〜様だ。何たってずーっと下り坂ですから!・・・(^_-) 北見から美幌、女満別と来ると、辺りはもう薄暗くなってきた。 ここいら周辺にも温泉がたくさんあるらしく、とにかく北海道では温泉には不自由しない!
● 8月3日 網走湖キャンプ場?(泊) お風呂から上がるとポツリポツリと雨が落ちて来た。何処かで早くキャンプしなければいけないと先程の網走湖の湖畔に降りてみたが、何と!ここにはキャンプしている人が大勢居る!!
丁度良く雨もあがってくれ、調子のいいおじさんたちはたちまち地元キャンパーと打ち解けて楽しいキャンプ交流会となっていった。 ( ^_^)/▼☆!乾杯!☆▼\(^_^ ) |
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● 素晴らしい!網走湖キャンプ場?(朝)
歌にもある、遥か彼方のオホーツクは、もう目と鼻の先である。「なんちゃって!柄にもなく照れる ・・・ (^_ ^ ゞ とはいうものの、感傷に浸っている場合ではない。今日は、昨日行きそびれた網走刑務所に、見学に行かなくてはならない。
● やって来ました!「ここが、網走監獄」です。
ここへ来る以前には全く想像も出来なかったことだが、重罪犯や政治犯、囚人達がヒグマや野生動物、寒さや飢えとと闘いながら開発の鍬をふるって道を切り開いてくれたんですね。 我々が北海道のこの素晴らしい道を西に東に自由に走れる事を改めて先人に感謝せずにはいられません。この施設を見学して本当に知って貰いたいたかったのは、そう言う人達がいたから、今の自分達があるよ!という事ではなかったんだろうか?・・・(^_-)-☆ 途中、大倉さんが面白い話をしてくれた。網走番外地よろしく!もし我々が監獄に入っていたら、みんなそれぞれにどういうタイプの囚人だったであろうかと。
公共の電波を使い、自分勝手なことをペラペラ喋りながら網走の町をでかい車を4台も連ねて我が物顔で走っていました。(地元ローカルの局長さん、お騒がせしました。)
● オホーツク流氷館 (昼) 網走監獄の見学を済ませてから、近くに 「オホーツク流氷館」 という新しく面白い施設が出来たことを教わったので、行ってみる事にしました。
結局、名物という 「蟹ラーメン」 なるものをご馳走になりましたが、これがまた豪快!だ。普通のラーメンの上に渡り蟹が一パイ!デーンと乗っかっている! これを食べるのは、ちょっと大変です!蟹を一生懸命食べていると、ラーメンがのびてしまう。 他にも美味しい海の幸が山のように乗っかっているんで、さすがに子供達は食べきれませんでした。 まっ!しかし、皆さん満腹&満足になり、苦しい!・・・う〜苦しい!といいながら、次の目的地!網走市内にある現在現役の囚人がいるという?「網走刑務所」 へ向かった。
● 網走刑務所 現在、現役の 「網走刑務所」 は観光出来る様になってはいますが、見学出来るのは周りの塀と門、それと施設のごく一部に限られている。
それ以来、黄色いヘルメットをかぶって仕事をしている人を見かけると、ついカメラを隠してしまう癖がついてしまった。(ちょっと大袈裟かな!) ● 涙をのんで知床半島をパス! ここでちょっと、今日とこれからのコースについて相談です。 無線が車に付いていると本当に便利だ!走りながらでもいろんな打ち合わせが出来てしまう。大倉さんから 「予定より少し遅れているので、これから向かうことになっている知床半島はパスしたらどうか?」 という意見が出ました。
● 小清水原生花園・斜里町・知床半島・野付半島・標津町 国道244号線の知床半島に向かう途中の左側に 「小清水原生花園」 という観光ポイントがあるんですが、ここは寄らなくてもよかったです。 時期的なものかもしれませんが、茅ヶ崎海岸(神奈川県)の砂浜とそれほど変わらない。 4台のキャラバン隊は、斜里町から国道334号線の彼方、知床半島に手を振って別れを告げ、国道244号線(野付街道)知床半島の根元を横切って野付半島の付け根の標津町へと入ってきた。 気を取り直して、国道沿いを今日のキャンプ地を探しながら走っていると、珍しく銭湯が有りました。「先ずは、一風呂(ひとっぷろ)行くか!」 と、時間に余裕がある! 番台のおじさんに 「この辺でキャンプの出来そうなところはありませんか?」 と聞くと、何と!このおじさんは、「俺は、キャンプ場も経営しているんだぞ!」 というではあーりませんか。 ほてった頭の汗を拭き拭き早速みんなで行ってみることにしたが、これまで北海道のキャンプ場では何度も懲りている。みんな自分の目で確かめるまでは、安心できない。
● 8月4日 野付半島(泊) : 「野付風連道立自然公園尾岱沼青少年旅行村」 そこは、晴れてさえいれば 「野付半島が一望できる素晴らしいキャンプ場?」 らしい、通常はテントキャンパーだけしか入れないんだそうだが、「銭湯のおじさんの紹介だ!」 といって強引に入場させてもらった。 それにしても長ーい名前だ!これでも前の方はまだ省略している。 それともう一つ、面白い事にここのキャンプサイトは、歩いていると地面がポヨンポヨンと揺れたり、ヴァウンヴァウンと弾んだりする。 念のためいうが、私の体重のせいではない、子どもが歩いても揺れる。これでじゃあ地面に寝る事に慣れていないテントキャンパーは、よく眠れないのではないだろうか。
左の写真は、御墓ではありません。「野付半島」 と書いてあります。 |
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