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<< Camping-Car Touring Vol 2.函館〜層雲峡 >>
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● 洞爺湖温泉 長万部から国道37号線に入り、虻田から左に山道を少し登ると洞爺湖の温泉街へと入ってきた。 温泉街を暫く走ると、程無く洞爺湖畔の周回道路に出てきたが、この辺りはまさにバブルそのもののデラックスなホテルや旅館が多く、大きなお世話だが、周りの美しい自然とゼンゼン調和がとれていないように思えた。 湖畔の周回道路をグルッと半周ほどしたが、奥まったこの辺りはあまり開発が進んでらいないらしく、なかなかいいロケーションのキャンプ地は見つからない。 「取り敢えずお風呂にでも入りましょうか!」 と相談がまとまり、途中で見つけた 「入浴のみOK!」 の看板が出ていた旅館まで引き返すことにした。
● 7月31日 有珠山・昭和新山 (泊)
見渡すと、しっかりと全面舗装されているように見えたが、奥の方に草地の一角が見えた。ここの駐車場を管理しているらしいおじさんに、「今夜ここに駐車してても大丈夫ですか?」 と頼んでみると、「夜は寂しいですよ〜!それで良ければ、どうぞ!どうぞ!」 と二つ返事でOKしてくれました。 そうと決まれば支度は早い。あっという間にキャラバン隊は夕食の準備に取り掛かり、噴煙を上げる昭和新山の荒々しく男性的な山を見上げながら、例によって?北海道に、( ^_^)/▼☆!乾杯!☆▼\(^_^ ) とひと時の楽しい時を過ごしていた。と、突然!我等のキャンプ村にお客様が現れた。
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地球が丸く見えるという室蘭の地球岬に寄ってみたかったが、残念ながら時間が足りそうもないので、協議の結果、通過することにした。
● 室蘭 I・C から高速道路に乗る!
● 島の下温泉から富良野 (泊) 看板の日帰り温泉は、普通の農家に毛の生えたような (失礼!) 一軒宿でしたが、とても気分の良いお風呂でした。
「ここはダメだね〜!」 と、Uターンするつもりで入った近くの河原にある公園の駐車場だったんですが、全員一致で 「まっ、今日はここでいいか〜」 と、いうことになった。 本日のキャンプグランドはアスファルトの上なので気分はイマイチ!ですが、贅沢いっちゃ〜いけません。 それでも手入れの行き届いた公園に隣接しており、水銀灯の下でクワガタ虫 (東京に帰っても生きていた) が取れたり、バイクでツーリングをしている関西から来たお兄さんやお姉さんといろいろな話が出来たりと、楽しくてなかなか盛り上がった富良野の夜になりました。 |
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● 富良野と言えば、そう!あの 「北の国から」 の (朝)
あの丸太小屋のある場所は、有名なテレビ番組のロケーション場所としてそっくりそのまま保存され、人気の観光スポットとなっています。 大きな駐車場には観光バスが何台も来ていて、場内は溢れんばかりの凄い混雑になっています。 ドラマのロケーションの時のスタッフの宿泊用にでも建てたのか、いくつもの小さな丸太小屋があっちにもこっちにも建っていて、今ではその中の何棟かが売店になっている。 「これじゃ〜原宿にいるのと同じだね。」 と言いながら、富良野に来た記念にと、お父さん達は全員お揃いの帽子を買い、お母さんや子供達はアイスクリームやクッキーを買い込むと、うんざりするような人混みから逃げるように次の目的地ラベンダーのお花畑へと向かった。
● ラベンダーのかほり 富良野の町の花 (本当は知らない) であるラベンダーの甘い香りに誘われて来た所は、冬はスキー場、夏は一面紫色のラベンダーの山という素晴らしいロケーションの所です。
みんなは一気に山頂まで楽なリフトで上がっていったが、私はそうはいかなかった。 もうすぐ60キロ?になろうかというお荷物を背負って、いったい、何段の階段を登っただろう。 一面、紫色のジュータンで覆ったような山が、何と!何と!隣にも、またその隣も連なっているじゃ、あ〜りませんか!どうやら丁度この花の最後の時期に間に合ったようで、紫色の一つ々の花と眼下に見える富良野の町との一体となったコントラストは、言葉や文章では表現の出来ない美しさです。 ここでもう一泊したいと思いつつも、まだ先は長い!後ろ髪を引かれる思いで富良野の町を後にすることにした。
● 旭川から層雲峡へ向かう!
1階がガレージで2階がバンガロー?これじゃあ!まるでモーテル?と思ってしまう様な、ナンとも変なキャンプ場?で、いわゆるアウトドアでキャンプする様な場所はどこにも見当たらない。 暫く走ったが、このようにキャンピングカーなんか入れなく、そんな人には全く用の無いようなキャンプ場はここだけでは終わらなかった。面白い様に後から後から色んな形式や企画のキャンプ場がどんどん出現してくる。 チョット、頭が○×△になっている内に、とうとう層雲峡の見事な渓谷に入ってきてしまった。
それは、一般家庭でもよく見掛ける一坪ぐらいの鉄板製の物置 (イナバとかヨドコウとか) に小さな窓を付け、床にはベニヤとござが敷いてあるだけで、立派 な「バンガロー?」 という顔をして建っている。 どうやら、バイクの人たち (こちらでは蜜蜂族と言うそうだ ) 用の宿泊施設らしいんですが、シーズンの短い北海道では仕方ないのでしょうか?まっ、野宿するよりはいいのかもしれませんが、タダではない、これでもしっかりお金は取られる。う〜ん・・・恐るべし!と、何とも唸ってしまう。 夕食後のひと時、ふとキャンプ場の入り口の方に目をやると層雲峡温泉の看板の付いたバスが停まっていてぞろぞろとみんなが乗り込んでいる。 聞いてみるとお風呂を貸してくれるホテルの送迎バスなのだそうだ。チョット待ってて貰い、我々も大急ぎで支度をして便乗させて貰うことにした。 しかし、北海道をくまなく周った訳ではないが、官と民、都会人と地元人の観光開発やリゾート開発に対する考え方には結構開きがあると、あらためて考えさせられました。ねッ・・・(^_-) |
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