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☆彡キャンピングカーの自由で気侭な旅！一度始めたらやめられませんねぇ～！ (^_-) Ｖ

■■■ ２０００年のサマーキャンプ・・・乗鞍高原に続く第二弾！ ■■■

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◆◆◆ CAMP REPORT 2000 ◆◆◆

● 平成１２年の主なキャンプ活動！ ●

● ０８月ぐるっと中部高原１

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◆◆◆ CAMP REPORT 2000 ◆◆◆

☆ Summer Camp Vol 1．

☆ Summer Camp Vol 2．

☆ Summer Camp Vol 3．

☆彡このページ内のご案内！

⇒ ぐるっと中部日本の高原ルートのキャンプツーリング走行地図

⇒ １３日午前零時出発⇒ 首都高⇒ 東北道⇒ 日光宇都宮道路SＡ（泊）

⇒ 中禅寺湖・戦場ヶ原⇒ 金精峠⇒ 日本ロマンチック街道⇒ 吹割りの滝

⇒ 沼田⇒ 草津・白根⇒ 奥志賀・長野：道の駅しなので昼食

⇒ 野尻湖⇒ 妙高高原⇒ 笹ヶ峰高原８月１３日（泊）

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■■■ ぐるっと中部日本を巡る、高原ルートのキャンプ旅ＭＡＰ！

この夏、＠nifty F-CAMP off in NORIKURA に続き、サマーキャンプの第２段は台風と帰省渋滞のダブルパンチの嵐の中、「涼しい所は高原だよね！｣と、ナンと無謀にも下の地図のように関東から中部日本の高原をぐる～っと一周してみることにしました。

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■■■ 平成１２年８月１３日（日曜日）の、くるま旅レポート！

● 午前零時出発： 東北道・日光宇都宮道路

今年のお盆休みは例年より数日少ない３日間しかないんで、行き先を何処にしようかと結構悩んでしまいました。

この民族の大移動と云われているお盆の３日間はだけは、なるべく都心へ出入りしないような計画を立てたい。だが、今回は仕事の都合でどうしても１３日/１４日/１５日と普通のお盆休になってしまった。

しかも台風のオマケまで付いてきて、どっちへ向かって行ったらいーことやら！かなり迷ったあげく空を眺めながら土曜日をボーっと潰してしまいました。夕方迄待っても台風は動こうとせず停滞し、向かう先もどっちの方向か分からないので一杯呑んでいー心持ちで居眠りをしていた。

突然！「行くよ～！！」って！カミさんに起こされた。３時間ぐらい寝ただろうか、時計を見ると１１時半になる。「帰省渋滞の方はも～かなり解消しているみたいだね～！」「えー！今から行くのー」と、半分寝ぼけていたが、トレーラーを引っ張り出すと丁度午前０時！出発することにした。

何処に行くのかまだゼンゼン決めていない。とりあえず首都高の羽田ランプから上がり、北向に走り出した。都内の渋滞は深夜というのに相変わらずで、ウイークデイの昼間の交通量とあまり変わらない流れになっている。

しかも、さっきからラジオでこのお盆休みの時期に道路工事をしているという情報まで出ている始末だ。

民族の大移動といわれる凄い渋滞の中、ブツブツ文句をいいながら走っているが頭はまだ半分眠っている様で、抜け道を探して行く気力も余裕もない。ただ、だらだらと前の車に続いて流れに乗って動いていたが、気が付くと川口の料金所まで２時間も掛かっている。

交通情報によると、東北道ではこの先まだ宇都宮辺りから先３０キロぐらい渋滞になっているというので、渋滞の尻尾が長くならない内に日光道路あたり迄行ってどこか静かな所で仮眠を取りたいと、眠い目を擦りながらもう暫らく頑張って走る事にした。

道路状況はやはり思った通りだった。宇都宮ＪＣＴで少し並んだだけで、日光道路に入る事が出来た。「東北方面に行く人はあれから先！まだ大変だね！」と、女房が言っていたが、その通り！逆に我々の選んだ日光道路はガラガラに空いていて前後を走る車は全くいなくなっている。

午前４時を過ぎたころ真暗闇の日光道路を走っていると、隣でぐっすり寝ていると思っていたカミさんが「あと２～３０分も走るといろは坂を上がらなければならないんじゃない！？」と、突然言い出した。

ちょうど自分でもそう思っていたところで、仮眠のポイントは先の峠道を登り切った所かこの辺がベストじゃないかと思っていた。出発前に３時間ぐらいは寝ているが、ここいらで仮眠を取っておかないと徹夜運転になってしまう。

酷い帰省渋滞になっていた東北道に比べ、このお盆の時期でも日光宇都宮道路はたいへん空いている。

そろそろ終点に近いここ「日光口パーキングエリア」でも２～３台の乗用車がエンジンを切って仮眠しているだけで、殆どうるさそうな車はいない。

もう４時になるのでこれかもあまり来ないだろう？しかも、この時間は大型は用がないと思うし、台風の影響で少し小雨が降っているものの、かえって涼しく静かでまるでキャンプ場にいる様な錯覚さえおこしそうな雰囲気である。

「こんなに涼しいんじゃ、明日の朝寝過ごしちゃうね！」と、カミさんが言うので、目覚ましを７時にセットしてベットに潜り込んだ。

日光口SＡにて仮眠をとる

● AM ０６：３０いろは坂・中禅寺湖・戦場ヶ原・金精峠・日本ロマンチック街道・吹割りの滝・沼田

涼しくて、ブルブルっと目が覚めた。室内の温度計は２０度になっているが外気温は１３度だ。昨夜降っていた雨は朝方にやんだ様だが空はまだ一面黒い雲に覆われている。

パーキングエリアの食堂が６時に開いたので、「車で食事するよりいいね！｣と、暖かいうどんをすすってぼちぼち出発する事にする。いろは坂から中禅寺湖へ随分な標高まで登ってくると、どうやら下から見上げていたあの黒い雲の中に突入してしまったようだ。

中禅寺湖の周回道路に来ている筈だが湖面など殆ど見ずに通り過ぎてしまった。それでも戦場ヶ原辺りまで登ってくると、どうやら雲の上に出たのだろうか下の方から次第に明るくなってきた。

今日は天気になんないな～！」というと「台風が後から追っかけて来るかも知れないというのに、それを無視して出てきたんだから、曇ってるぐらいで贅沢を言っちゃ～バチが当たるよ！」って、自称謙虚な女房がいっていた。
壮大なスケールの戦場ヶ原を過ぎると、菅沼、丸沼、大尻沼と、金精峠の右左には大小の沼が見え隠れし始めてきます。この辺一体は通る車も少なくて本当に素晴らしいロケーションですね。

大きな沼の辺にはキャンプ場も数軒あるようですが、大型のキャンピングカーを場内に乗り入れさせてくれる様なところはあまりないので、絶景のＰ泊ポイントを自分で確保する方がいいと思います。

夜間は殆ど通る車がなく、どこでも最高のキャンプイン候補地です。

戦場ヶ原にやって来ました。

菅沼・丸沼・大尻沼だそうです。

● AM ０９：００沼田・草津・奥志賀・野尻湖

この道が何でロマンチックなのか？どこがロマンチックなのか？良く分かりませんが、どこかの国にも同じネーミングの道があった様な気がする。このルートはこの先の沼田まで、「日本ロマンチック街道」と、呼ばれています。

丸沼高原付近を一寸散策し、去年の夏に来た思い出の吹割りの滝を今度は反対方向から眺め、峠を一つ越えると沼田の町へ出てきた。

すると、突然！カミさんが、「草津温泉に入りたい！」といい出した。

沼田の町から草津へは、県道５５号を通って行けるが、交通情報によるとルートの途中が土砂崩れで工事中になっている様なので、国道１４５号で長野原経由で草津に入る事にした。

ちょうど去年の秋に北軽からの帰りに通ったルートを逆に向かって行くようになってしまったが、その時に寄り損なった “酒造記念館” の案内看板が見えてきた。

今回は絶対寄って欲しいという女房のリクエストにお答えして少しお土産を仕入れる事にしたが、こっちは全長１０ｍ超！の長さです。

窓を開けて「すいませ～ん！いいですか～！」と警備の叔父さんに大きな声を掛けると、すっ飛んできて愛想よく観光バスのスペースに「こっち！こっち！オーライ！オーライ！」って、誘導付きで入れさせてくれた。

「いつもこうだといーね！」なんてニコニコしながら記念館に入って行くと、多分そうじゃないかなとは思っていたが、中はやはり観光センター（お土産専門店）になっている。

観光バスで来た団体の後をぶらぶら歩いていると、カウンターの中から次々にワインやら日本酒やら漬物を試飲・試食して下さ～い！と、声を掛けてくる。

ここは空きっ腹で来てはいけません。・・・ (^_^ゞ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

途中、バイパスの工事などがあって、この辺も変わりつつある様ですが、発展を続ける街道沿いに比べると草津の町中は相変わらず昔のままで、温泉街の中を見渡すと昔と何ら変わりない狭い道になっている。

以前マイクロで入り込んで曲がり切れなくなってしまい大変苦労した記憶が残っているので、カミさんも無理を言わない。

「温泉と温泉饅頭は、赤倉にしてくれる！」って女房にいったら、「そうだね(^_^ゞ｣ということになった。

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草津の温泉街から白根山の方へ登り始めると何故かだんだん交通量が増えて、流れが悪くなってきた。良く見ると、道路沿いのいたる所の空き地に車がびっしり路上駐車していて、キャンピングカーもそちこちに置きっぱなしにしてある。

お盆休みなので、ここを基地に観光をしてる人が多いのかなとも思ったが、それにしても集中しすぎている。

何か知らないがイベントでも有ったのかもしれない。

スキーを滑る為に登ったことのあるここ白根山だが、夏場のロープウエイにも是非乗ってみたいと思っていた。

素晴らしい志賀高原のロケーション

しかし、なんといっても現在お盆休の真っ只中だ！ロープウエイ乗り場周辺の駐車場は乗用車で溢れ返っていて道路にまではみ出している。ここでも迷惑などお構いなしで路上駐車させている始末だ。

いったい事故が起きたら責任は誰が取るんだろう。トレーラーを牽引したままの状態では駐車場の係りのおじさんに全く相手にされず、横を向かれてしまい、何処にも駐車することは出来ない。

「止める所、無いね～！困ったね！｣「それじゃリフトの上から下りようか？｣と、変な事を思い付いた。

「そんな事できるの？｣「分からないけど行ってみようよ！｣って、更に頂上を目指して登り始めると、さっきから涼しいので開けていた窓からすごい硫黄の臭いが飛び込んできた。

山頂駅まで辿り着いたが、ここもダメだ！やはり皆同じことを考えるらしい。「硫黄の臭いをたらふく嗅いだからもういいね！｣と、白根山の観光はパスする事にしたが、こういう時この長さが仇になる。

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白根山の観光ロープウエイを諦めて、後ろ髪を引かれながら乗り場を後にすると、込み合っていた峠道の流れがす～っと良くなり、オマケに霧も晴れてきて絶好のドライブ日和になってきた。

さ～て！どうしよう。これからどっちに行こうか？と思案せざるを得なくなってしまった。

奥志賀から野沢温泉の方へ林道を抜けるも良し、万座ハイウエイから真田へ出るのも面白そうだし、山田牧場の方も捨てがたい。

カーナビの縮尺を小さくしてしばしルートに悩んだが、新しく出来たループ橋から長野志賀有料道路も通ってみたかったので、ここから真っ直ぐに山を下りる事にした。

オリンピックのお陰もあるのだろうか、志賀から長野までここ７～８年来ていなかったが、あまりに道が良くなっているのに驚いてしまう。

この長野志賀有料道路もそうだが、上信越道の全線開通も行楽客は元より地元の人の悲願だったに違いない。便利でしかも早い、信州中野インターからあっという間に妙高高原に着いてしまった。

驚いた！たいして急いで走った訳でもないのに、朝！日光を出てからお昼には妙高高原である。
「１０年前は一日掛かりだったのに、便利になったね～！」と、カミさんの一言だった。

● AM １１：３０野尻湖・妙高高原・笹ヶ峰高原

白根山のロープウエイをパスしたおかげで思わぬ所で思わぬ時間が生じてしまった。

今日は朝早く出発してきたので、走りながら結構むしゃむしゃやっていたが、そろそろ小腹も空いてきた？そういえば、上信越道の信濃町インター近くに道の駅が新しく出来たという。立ち寄って名物の信州蕎麦でも食べていこう。

-----♪♪ 信州・信濃の蕎麦よりも、私ゃあなたの傍が良い ♪♪-----ってね・・・(^_-)-☆

「信州に来たらやっぱり “蕎麦” でしょ！」って訳で、食堂に入り名物のざる蕎麦を注文したまではよかったが、やはりお盆休みだ！すごく混雑していて注文してから口に入るまで随分長い時間待たされてしまった。

まっ、蕎麦その物は結構美味かったですがね・・・へへ

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今日は笹ヶ峰高原でキャンプする予定にしているので、目的地はもう目と鼻の先た。時間はたっぷりあるので、「野尻湖辺りへ新しいキャンプポイントでも探しに行こうか！｣と、ルートを右に変更し湖畔に出る事にした。

野尻湖の湖畔の手前にある民宿街までやってきたら「エー！｣っと、驚く事に出くわした。ナンと超ビキニスタイルのギャルが歩いているではないか！チョット前迄の田舎の野尻湖？しか知らない私達は思わず顔を見合わせてしまった。

モ・ウ・ケ・た・ね！へへ

それにしても凄い混雑だ！「これじゃぁ～山中湖と変わらないよ～！」と、カミさんの弁だが「多分夜になったら花火と馬鹿騒ぎで寝られないよ！」と、私も同感だった。

寄り道をした目的のキャンプポイントを探しながら湖の周遊道路をぐるっと周ってみると、一箇所だけこの夏のシーズンを除けば結構ＧＯＯＤな絶景ポイントがあった。収穫有り！情報はメールで (^_-) 次回、夏以外のシーズンに来よう。

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笹ヶ峰高原へは国道１８号から妙高高原に入り杉野沢から約２０分、白馬村の方へ抜ける林道の丁度真ん中辺りに位置する本当に深い山の中にある。

さっきからカミさんが、助手席でウトウトと気持ち良さそうにしていたのを見ていた。車のエアコンを止めて窓を開けて走っているが、心地よい高原の風は１５度ぐらいだろうか、私までつられてウトウトとしてしまっていた。

ここは、一応！現代風に笹ヶ峰高原と洒落た名前が付いてはいるが、一昔前までは登山者と山菜取りの人ぐらいしか入らない熊と頻繁に出くわす様な危険な所でした。

２０年ぐらい前からスキー場や別荘がポチポチ出来始め、舗装された高原道路が整備されたがそれでも穴場中の穴場で、他に○○高原と名の付く観光地とは一緒に出来ない存在だった。

現在では更に道幅も広げられ、一日に何本か定期バスも走っているようだが、まだまだメジャーではなく登山者や地元の山菜取りの人がたまに登って来るぐらいである。

と思っていたんですが、なんと不思議なことに擦れ違う車がやたらと多い。すっ飛んで下りてくる車をギリギリでかわしながら山道をどんどん登って行き、やっと高原付近に辿り着いた。

「こんな行き場のない山道をナンでこんなに何台も降りてくるんだろう・・・珍しいなぁ～！｣と、感じてはいた。

どこからどこまで混まない所はないですね～・・・こんな鄙びた高原周辺でも観光客が押し寄せて、すごく混雑していた。

「なんかね～！こんな地元の人が山菜を採りにしか来ない様な所までこんなに混雑しちゃってね～｣って地元の人間気取りでカミさんが言っているが、自分達だって品川ナンバーで来ているのにねぇ～！

「だって！ここ！秘密の場所！だったのにね～・・・｣と、文句をいいながらも午後３時半ごろ、どうやらその秘密の場所に現着した。

笹ヶ峰高原：火打山を望む

笹ヶ峰高原、秘密のキャンプポイント

「早く着いたんで、チョット昼寝でもするかぁ～？」昨夜は３時間ぐらいしか寝ていないので、凄く眠い。

笹ヶ峰高原には、牧場・ダム・キャンプ場（テントのみ）・登山道・遊歩道・新設の森林公園などがあるが、山菜取りの時季を除いてはこれといって何が在る訳じゃないので、昔なら「熊に気を付けろよ！」なんて擦れ違う地元の人に言われて大きな音でラジオをかけっぱなしにしてキャンプしたもんです。

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ちょっとお昼寝 Zzz ・・・のつもりでいたが、い～心持ちで意識が戻ったら辺りはもう薄暗くなっていた。
「お～い！火打山へ登るのはもう明日にしような！」と、言ったらカミさんが「え～！｣って、すっ飛び起きてきた。

日が落ちるとさすがに温度計は１３度を指して、すごく涼しい！いや！女房はジャンパーを着ている、寒そうだ。
おまけに人の気配は全くなく、遠く笹ヶ峰牧場の牛の鳴き声が懐かしく聞こえる。今夜は早く寝よう。

ぐっすり眠れそうだ。・・・(^_-)-☆

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