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<<<< Summer Camp Touring 日程 : 8月13日(日)〜15日(火) >>>> |
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● AM 06:00 笹ヶ峰高原の朝! 昨夜はこの広〜い高原にたった独りでいる様な寂しいまでの静けさの中、ぐっすりと夢一つ見ずに眠る事が出来た。まっ、この笹ヶ峰高原が一般のいわゆる高原と呼ばれる観光地との違いはこういう宿泊施設が何もない所?ということだろう。 地元の人に、「笹ヶ峰は熊が出るから気を付けて!」 と、言われていたのでゴミはゴミ箱に入れ車の回りを綺麗に片付けてから寝たが、どうやらここは牧場に近い為大丈夫だったらしい。 といってもここからチョット先にはキャンプ場でテントを張っている人が大勢いる筈だが大丈夫なんだろうか。キャンプしている朝はいつも早く目が覚めてしまうが、今日もご多分に漏れず5時半にはしっかり目が覚めてしまった。 このキャンプから帰った次ぎの16日の新聞に、「ここから2キロ程下の沢で、キャンプをしていた一家が熊に襲われて、奥さんが頭を噛まれて大怪我をしたらしい!」 という記事が出ていた。くわばら・くわばら まだ朝も早いというのに遊びに出掛けたがっているクリに急かされて、朝食もそこそこに笹ヶ峰ダムの方へ散歩行く事にする。ここ笹ヶ峰ダム周辺は、山菜取りのメッカとして、そのシーズン中はものすごい賑わいだが、その中でもここに自生する行者ニンニクは知る人ぞ知る?絶品である。 このダムの周辺には、夢見平遊歩道という散策コースが幾重にも巡らされていて、この湖畔に唯一の食堂&休憩所が一軒ある。ここを基点にそれぞれの時間と体力に合わせて遊歩道を歩けるように分かり易く案内板が立っている。 写真が小さくてすいません。チョット記憶が定かじゃないですが、・狸コース -- 2時間 ・狐コース -- 4時間 ・兎コース -- 6時間と、いうようになっていたと思いますが、歩ける人は是非一度チャレンジしてみて下さい。 熊に遭遇する危険はありますが、それなりの対策をすれば大丈夫です。それよりひょっとしたら自然のそういう動物達と遭遇できる本物の大自然がここにあるということです。 さて、「名残惜しいけど、ゆっくりしてると着いたらお昼になっちゃうよ!」といわれて赤倉温泉に向かう事にした。 赤倉温泉では、もう30年来の親代わりの様な友人がスキーロッジをやっている。その人が先日急逝し、お別れしたばかりだったが、そろそろ49日になるのでお線香を上げに寄ろうと思っていた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 40〜50人規模の小さなロッジだが、あとを任されたおかあちゃんが一人で切り盛りするのはかなり大変なことになる。「これから先、なにか力になってあげなければいけない!かな?」と、夫婦で話ながら手を振るおかあちゃんをバックミラーで見ながら赤倉を後にした。
● PM 12:30 白馬ジャンプ競技場 さて、お次ぎはカミさんのリクエストによるオリンピックの舞台になった白馬のジャンプ競技場を見学に行予定になっている。妙高高原から信濃町・戸隠村と回り、鬼無里村を抜けて白馬を目指そうと地図で行き先を追ってみたが、結構凄い山道になりそうだ。 昨日、白根山から長野市内まで一気に下ってしまったが、その長〜い下り坂でトレーラーのブレーキを少し焼いてしまったようで、下り坂でエンジンブレーキが効き出すと、軽い高周波の様なキ〜ンという音がしている。 今日はあまり急勾配の登り下りをしたくないと思い、色々なルートを考えていたが「笹ヶ峰から乙見山峠をまわるあの凄い道よりいいんじゃない?」と、カミさんは言うし、ここまで来た道をまた戻ってもつまらない!と、信濃の町へ向かう事にした。 やはりお盆休みの真っ最中という事もあり、戸隠村や奥社・中社近辺は街道沿いの観光施設に出入りする車でひどく渋滞している。カミさんは、からくり忍者屋敷に行きたかったらしいが駐車場に入るには道路まではみ出した凄い順番待ちの列があり、チョッと無理だった。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 鬼無里村から白馬にかけてのルートは、道の狭さを覚悟していたとはいえ、結構大変だった。
街道のそちこちにはまだオリンピックの香りが漂っているが、山の裾野に不釣合いに聳え立つ近代的建物のジャンプ台がその雰囲気を一層盛り上げているように思えた。 ジャンプ台までは、距離的に白馬の駅から車でおよそ5分といった感じだが、ここでも数か所ある駐車場の空き待ちの車で長い列が出来ている。 ジャンプ台まで歩ける距離まで近づくと、右や左に私設の駐車場がたくさんあって、おじさんが手招きして客を呼び込んでいるが、我々の車が近くまで行くと客引きのおじさん達は、みんな横や後ろを向いてしまう。
「車が大きくてすいません!どっか置けますか?」 と聞くと、ナンと親切に 「空いている所なら止めやすい所へ何処へ置いてもいいよ!」 って、言ってくれた。トレーラーを引いていると、どこへ行っても 「シッシッ!」 って言われ慣れているだけに嬉しくて涙が出そうになった。 民営と町営の違いもあるだろうが、観光バスと同じスペースを取ってしまうにもかかわらず、「乗用車料金の五百円でいいよ!」 というから・・・もう流れ出した涙が止まらない・・・ (^_-
この様な施設は、一面の銀世界の中に在ってこそ!存在価値があるようにも思えるが、お盆休み中のこの時期でも結構集客力が有る様で、まだまだその存在価値は高いようだと思う。 タイミング良く選手が練習でもしていれば尚のこと良かったが、観光に来ている人達は先般の雪印の騒ぎで原田選手を始めとする雪印の選手達の不運を思い出し話題にせずにはいられなかった。 「スタート地点まで上がるのは多分エレベーターだろぅ〜なぁ〜!」 な〜んて思っていたが、その期待はあっさりと裏切られ、ここでは通常のスキーリフトに乗って、選手と同じルートで登る様になっている。 観光客をスタート地点まで送ってくれるリフトの順番待ちは、混雑してしてはいたものの15分ぐらいで乗る事が出来た。ジャンプ台へはリフトを降りてから更に階段を使って上がるようだ。 ここからは鉄塔のようになっていて、スタート地点への出入り口はまたその更に上に登るようになっている。リフトの終点にある踊場からスタート地点まで更に上がるにはエレベーターも用意されているが、今日は一気に見学客が集中してしまったらしく、エレベーター前は長蛇の列になっている。 どのぐらい待てば乗れるのか分からない為、諦めて階段にする人が多いので、我々もその後について行く事にした。しかし、この階段がまた凄い!いつまで登ってもスタート台に辿り着かない。 知らないと言うことは恐ろしいもんで、やはり大人しく順番待ちをしてエレベーターにすればよかった。とうやら普通のビルでいうと20階建てぐらいになっているらしい。 しかも!やっとの思いで表に出る事が出来ると、そこは雪対策だろうかメッシュの床になっていて遥か下にある地上が透けて見えている。 いつもはこんなに混雑してないと思いますが、中には足元がすくんで怖くて歩けない人もいるので列の進みが悪くてなかなか前へ進まない。やっとの順番でスタート地点に出ると、涼しい風がとっても心地よく、汗がスーっと引いていった。 360度(後が山なので本当は180度)の展望はやはりスゴイと思ったが、それよりもっとスゴイのは、ここから降りて行くジャンプ競技の選手達!ですね。 私だってかつては国体コースを使った草レースに出場していた程、スキーは得意の方だ。しかし、ここは怖い!こんな所から降りることは絶対に出来ない。 まあ!小さな頃から訓練一筋で、低い所から徐々に練習し、積み上げた技術だろうがスタート台まで来て下を見なければジャンプ競技がどんなにスゴイ事かは想像できないだろう。 この白馬のジャンプ台の見学では、あまりの凄い混雑と、足元に自信の無い人達に、結構時間を取られてしまった。 ここに来る途中の戸隠村付近の観光をパスしたので、またもや時間調整が必要になってきた。今夜は何処かこの辺でキャンプしようと思っていたが、まだ3時!「もう少し走ってみるか!」 と、再び走り出すことにした。 |
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