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☆彡キャンピングカーの自由で気侭な旅！一度始めたらやめられませんねぇ～！ (^_-) Ｖ

■■■ ２０００年のサマーキャンプ・・・乗鞍高原に続く第二弾！■■■

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朝日町：大屋海岸

☆ Summer Camp Vol 1．

☆ Summer Camp Vol 2．

☆ Summer Camp Vol 3．

☆彡ページ内のご案内！

⇒ 白馬ジャンプ競技場 ⇒ 糸魚川 ⇒ 北陸道 ⇒ 朝日町 ⇒大屋海岸（泊)

⇒ 北陸道 ⇒ 砺波 ⇒ 東海北陸道 ⇒ 五箇山 ⇒ 白川郷荻町合掌集落

⇒ 御母衣湖ダム ⇒ 東海北陸道 ⇒ 一宮ＪＣ ⇒ 名神 ⇒ 東名・・帰宅

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■■■ 平成１２年８月１４日（月曜日）の、くるま旅レポート！

● PM １６：３０なつかし～い！朝日町の大屋海岸

白馬の近所でキャンプ地を探すよりも、北陸道まで下ってもう少し走ろう！と思った瞬間！１０年程前に行った海水浴キャンプの思い出が脳裏をよぎった。

「たしか宇奈月温泉に行った前の日キャンプをしたあの海岸！」
「そうだ！あそこに行こう！」
「でも、あそこまだ、キャンプが出来るかな？」
「一応、行くだけ行ってみようよ！」と、

ずいぶん前だったので、まだキャンプが出来るのかどうか？ちょっと心配だったが、ダメなようなら近くの海岸をまた探せばいいと思い、取り敢えず行ってみる事にした。

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朝日ＩＣを下りて海岸の方へ向かって行くと町の昔懐かしい風景が次々と出て来る。

「なぁ～んだ！何も変わってないじゃん！」と、安心した。

「たしかこの辺に病院があった筈だけど？」「アー・・あった！あった！」「あっこのスタンドで給油したじゃん！」っていったらカミさんが不思議そうな顔をしていたが、運転していた者は結構覚えているもんですね。

北陸道の親不知辺りから、雨が降ったり止んだりしていた。
時折激しく吹きつけるのは台風のせいもあるんだろうか、昨日からゼンゼン情報を聞いていない。海岸の方は大丈夫かな・・・なんてチョット心配しているうちに見覚えのある松並木が見えてきた。

「あっ！あそこだ！」「何処？」「あそこ！田んぼの向こう！」防風林である松並木の手前側にチョコッとしたキャンプ場らしき場所が見え隠れしているが、このキャンプ場はテント専用であり、キャンピングカーを乗り入れることは出来ない。

キャンプ場を含めて周辺は無料で自由に利用できる公園のようになっていて、パターゴルフ場、ゲートボール場も隣接して整備されている。

施設には２４時間自由に出入りする事が出来るし、トイレや駐車場も充実している為、キャンピングカーであれば実に素晴らしいキャンプスポットとなる。

お天気はあまり良くないが、この辺りは以前ここに来た時と何ら変わっていないようで安心した。

雨もまだ時折強く吹きつけているので、小止みになるのを待って、簡単にタープを張ることにした。

もう１０年以上経つだろうか、以前ここに着た時もたしかお盆休みだったような気がするが、その時には２～３家族しかいなかったような記憶がある。

しかし、アウトドアーもブームになって久しいこの頃では道具も安くなり、誰でも手軽にキャンプ出来るのだろう。地元ナンバーの車がずらりと並んで、色とりどりのテントで結構賑やかになっている。

土砂降りの雨の中、やっとタープをかけた。

混雑しているといっても都心近くのキャンプ場の様に張り綱が隣のキャンパーと絡み合うような事ではないし、話し声がうるさいといった程の込み具合ではない。

～～～～～～～～～～雨が上がった。～～～～～～～～～～

雨が上がったら、素晴らしい夕焼けだ！

海岸でキャンプするということは、色々危険がある。まして台風がこちらに向かって来ているという最中だ。今日はもう大丈夫だと思うが、お天気はどうしても気になる情報の一つとなる。

テレビをつけてニュースを見てみると、どうやら台風は関東を去って北に行く模様で、日本海側での影響はなくなった様だ。

お天気が安心と分かればこんなにいいキャンプ地は他にない。
この場所は我が家のキャンプポイントの中でもベストテンに入るいい場所だ。

暮れゆく海岸線を夕日がゆっくり染めていくのをじーっと見ながら夕食を取る。

わたし的に (^_-) 至福の時が過ぎてゆくのだった。

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■■■ ８月１５日（火曜日）

● 朝日町：大屋海岸の朝

夕べもこの時季の海岸にいる割には結構涼しかった。
海岸に行くのは暑いから嫌だとカミさんが言っていたが、夕べは彼女もよく眠れたようだ。

今日も、相変わらずお天気は良くない。山の方はどうかな？と、カーテンを開けて見たが、真っ黒な雲が空一面を覆っている。今日はまた、あの雲の中へ突入しなければいけないと思うとチョッと憂鬱な気分になる。

朝食を終えると、これから行く五箇山方向に思い巡らせながら、クリを連れて１時間ほど付近の海岸線を散歩した。

話には聞いていたが、日本海の海岸線に打ち揚げられるゴミの量は凄い量だ。

どうしたらこんなに集まるんだろうか不思議なくらいだ。まるで夢の島（今はお台場という）の埋立時代のようだ。

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どこへ行っても人気は “クリ” にさらわれる。

夕べ「いつまで遊んでんだよ！」って、息子から電話があった。今日１５日は私の家の近所で花火大会がある日で、多摩川の河川敷で大田区が主催する大きな催しだ。

毎年、ジョージ川口氏率いるジャズバンドや有名なコーラスグループなども出演する。今年も有名な歌手を迎えて盛大になるだろう。息子も友達を大勢呼んでいるらしく、その接待に親が居ないので、どうしようかと悩んでいるらしい。

親をなんだと思っている。勝手なもんだ！

北陸道を逆向きに戻り、関越に乗ればお昼には帰れる距離ではあるが、カミさんに「帰ろうと思えば、今日中に帰れるよ！」といいながら、車は次ぎの目的地に向かって走り出している。へへ

● AM １１：００白川郷荻町民家見学

勝手なイイグサの息子は無視して朝日ＩＣから西に向けて再度北陸道に乗り直すと、１時間程で能登半島の付け根までやってきた。走って来た北陸自動車道は、ここ小矢部砺波ＪＣを右に行けば能登半島方面の能越自動車道で、左がこれから行く東海北陸自動車道である。

この東海北陸自動車道は現在まだ未完成で、富山県からは次の福光ＩＣまでしか出来ていない。しかし、ここまで高速道路を使えるということはすごく楽だ。話には聞いていたが、こちらの方もチョット来ない間に高速道路が随分整備されていて、正直！びっくりした。

「だって、もう２０年ぐらい来てないんじゃない！」ってカミさんに言われたが、そう簡単に思い出せないくらい前に来ているのは確かである。

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福光ＩＣまで来てしまえば、後はもうだいたい一本道で行ける。さっきから道路脇にずーっときれいな花が生けられているが、手入れの行き届いた大変走り易い道幅の広い道で、その名の通り！フラワーラインというんだそうだ。

「なるほどねー！」と関心しながら峠を登っていると、ピカピカの新車のトレーラーをランクルで引いている人の後についてしまった。追い越し車線（譲り車線）のある道だから追い越してもいいんだが、こちらも一気に抜き去る程の馬力はないので、チョット迷いながら暫らく後についていった。

～～～～～～～～～～しかし！遅い！どうかしたのか？と思う程？すごく遅い！～～～～～～～～～～

キャンプに出るといつも思う事だが、峠道では登り下り共にキャンピングカーが先頭にいる事が原因の渋滞が多い。いわゆる鈍足のキャンピングカーによる渋滞だ。

鈍足なら、仕方ない！登れないんだから、仕方ない！

黒い煙を気にしながら額に汗して一生懸命床を踏んでいるであろう運転手の顔が浮かぶのでこれは許せますが、十分なパワーがあって走ろうと思えばガンガン走れるのに子供がベットで寝ているとか、テーブルの上に何か乗っているとか、ペットが良く寝ているとかなど等・・・何か自分勝手の都合で流れに沿わずいわゆる自己中の都合でゆっくり走るキャンピングカーが結構多く、それが目立ってしょうがないということです。

前後左右に気を配り気持ち良く左に避けてどんどん道を譲ってくれる人も見掛けますが、いかんせん存在するだけで目立つ車だけにどうしてもそれで目一杯なら仕方ないですが、もう少し流れを考えて欲しい！と、いつも思っている。

～～～～～～～～～～ブツ・・・ブツ・・・～～～～～～～～～～

クラクション一発！ポンと鳴らし、安全運転と自己中を履き違えている我がデリカより絶対にパワーのあるランクルの百丸を一気に追い越し、３０４号の五箇山トンネルまで気持ち良く走ってきた。

珍しく長い直線のトンネルを抜け、きついカーブを２・３ヶ所過ぎると川沿いの１５６号に突き当たる。

この１５６号のルート沿いには○○家住宅、○○合掌造集落というたぐいの観光スポットが数多く点在し、湖のように川を堰き止めて造った発電所や東海北陸自動車道の工事中の所にもよく出くわす。

トンネルとシェルターを通る方が青空天井の道より多いくらいで、走っているだけでこの地域での暮らしがいかに厳しいか！よく伝わってくる。山道を１時間チョット走っただろうか、「直進２ｋ！道の駅白川郷」という看板が目に飛び込んできた。

「もうすぐだね！」と、カミさんがカーナビをいじり始めたが、「真っ直ぐ行くと荻町で、合掌造集落の真中を通って行くようだけど、こっちだと駐車場が心配だから、一度白山スーパー林道の方へ向かってバイパスを左折した方がいいよ！」という。

もうそこに見えているのに「ホント？」と首をかしげながらも、カミさんの言う方がどうやら正解だったようだ。白山スーパー林道入り口の脇から合掌造民家集落専用の大きな駐車場が見えてきた。

新しく出来た大駐車場。

どの家も現役で使われています。

素人写真でも、結構！絵になります。

大きな駐車場だが、まるで「なんちゃら観光センター？」と見紛うほどの賑わいをみせていて、中にはキャンピングカーやトレーラーを引いた車も何台か見える。

「私の言う事を聞いてこっちから来てよかったでしょ！国道を通っていたらまた「見たつもり～って通り過ぎてたよねー！」って、私の性格をよく知っているカミさんらしいイヤミたっぷりのコメントだ。

何台かお仲間の姿が見えたので、安心して駐車場に入っていったが、入り口で「これ２台分ね！」って、係りのおじさんが領収書を２枚突き出した。

「白馬じゃ１台分しか取らなかったのに！」って、カミさんが憮然としている。「だって！ここ村営でしょ？」「この時期が稼ぎ時ないんだから！」と、文句をいいながらも、１１時、現着した。

どこへ行っても人、人、人、です。

「田舎料理ですが！｣っていってましたが、どうして・・

見事な萱葺き屋根の合掌造民家は、ここに展示しているのではなく、今でも現役で人が住んで使っている家なんです。私には民宿やお土産屋さん、食堂、喫茶店などを農業と半々で営んで生活している様に見うけられた。

その荻町合掌造り集落の中心部を国道が走っている訳だが、さすが世界文化遺産だ！このお盆の時期、行く所行く所どこも混雑してすごい人数の観光客で溢れている。

「少し早いけど、混まない内にお昼にしようよ！」と、部落のほぼ中心にあるひなびた食堂に入る事にした。

「こちらの名物は？お勧めはありますか？」と、聞いても愛想のない店員さんが「メニューがそこにありますから、ご注文が決まりましたら、このボタンを押して呼んで下さい！」だって。

まるでうちの近所のファミレスのバイト姉ちゃんの様な口振りにチョット！ムカ！としたが、「田舎の子だから恥ずかしいんだよ！」という女房の言葉と乾いた喉にす～っと染み込んでいった生ビールで、ほっと冷静さを取り戻す事が出来た。

勿論！注文した「味噌豆腐定食」と「岩魚の塩焼き定食」は、期待を裏切らずにとても美味しかったですが。

隣の席に座ってたおじさんが、生ビールを美味そうに飲んでいたので、とうとう我慢できずにこっちも飲んでしまったので、ここで半日程時間を潰す事にした。

と、まぁ～！ビールを飲んでしまったのは他人のせいだということにしておきましょう。

もう稲も刈り取りを待つばかりですね。

部落へは、このつり橋を渡ります。

● PM １４：００帰途につく

珍しい、石積のダムです。

この後、１５６号の途中にある珍しい石積みの「御母衣湖発電所」を上から眺め、東海北陸自動車道の白鳥ＩＣに再度乗り継いで、帰途についた。

⇒ 14：30 美濃ＩＣ ⇒ 15：00 一の宮ＪＣＴ ⇒ 16：30 浜名湖ＳＡ ⇒

⇒ 17：15 牧之原ＳＡ ⇒ 18：30 沼津ＩＣ ⇒ *** ここから渋滞 *** ⇒

⇒ 20：00 自宅着

☆：走行距離・・・・・・・・・・・ ☆：キャンプ場料金・・・・・・・・ ☆：買い物（食べ物・飲み物）≒・・・首都高速・・・・・・・・・・・・東北道：川口JCT⇒宇都宮IC・・・日光道路・・・・・・・・・・・・長野志賀有料道路・・・・・・・・上信越道：信州中野IC⇒信濃町IC ・上信越道：妙高高原IC⇒信濃町IC ・北陸道：糸魚川IC⇒朝日IC・・・・北陸道：東海北陸道⇒福光IC・・・東海北陸道：東名⇒東京JCT・・ ☆：白馬ジャンプ台リフト×２・・・ ☆：白馬ジャンプ台：駐車料金・・・ ☆：白川郷：駐車料金・・・・・・・ ☆：燃料代 1300km÷5km/L×@80/L≒	1300km \0.- \15,000.- \700.- （普通車料金） \3,550.- （中型車料金） \640.- （普通車料金） \300.- （普通車料金） \800.- （中型車料金） \300.- （中型車料金） \1,100.- （中型車料金） \2,950.- （中型車料金） \11,050.-（中型車料金） \720.- （大人二人往復） \500.- （普通車１台分） \1,000.- （普通車２台分） \20,800.-

☆：合計≒	\58,410.-

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