HOME
☆彡 キャンピングカーの自由で気侭な旅!一度始めたらやめられませんねぇ〜! (^_-) V
表紙へ! ご挨拶とお知らせのページです。 世界にたった一台!ハンドメイドのキャンピングカー! このページです。 初めてキャンピングカーでするキャンプのアドバイス! キャンプとキャンピングカーの情報リンク 我が家のキャンピングカー列伝! サイトマップはこちらです! お問合せメールはこちら!


 ちょっと遅めのお花見キャンプ!

<< 2001年 4月15日(土曜日)〜16日(日曜日) >>

 
CAMP REPORT 2001
平成13年の主なキャンプ活動!
   4月 田貫湖:天使の森AC
  GW1 塩原・鬼怒川
  GW2 沼田・星の降る森
  07月 乗鞍:F-Camp
  08月 夏休み:青森 その1
  08月 夏休み:青森 その2
  08月 夏休み:青森 その3
  08月 夏休み:青森 その4
  11月 福島・茨木:紅葉狩
  お問合せ・ご質問は、こちら!
  全キャンプレポートレポートメニュー

[ MOTOR HOME PAGE ]

CAMP REPORT 2001


ここが、天使の森です。

天使の森キャンプ場

静岡県富士市佐折631

電話:0554-54-1543

花粉症と風邪のダブルパンチで体調不良のカミさんに付き合って、ゼ〜ンゼン・キャンプに行けない日が続き、ちょっと欲求不満吟味になっていましたが、どうやら最後の桜を見に行く決心がついたようです。
 
PAGE-TOP ページの一番上へ!

2001年に年が変わって、早くも4月になってしまった。 HOME

「お花見の時期になったらキャンプに行きたいね!」と言いつつ思いつつ・・・
週末になると雨模様というあいにくのお天気もつづいてます。初キャンプから雨の中というのも嫌なんで、ここ数週間ちょっとタイミングを逸していました。
出発を躊躇している間に近所のソメイヨシノは既に終わって葉桜になってしまいましたが、ちょっと標高の高い所へ行けばまだまだ盛りはこれからです!の、筈です?・・・
という訳で、遅い時期の桜といえば田貫湖!です。古いキャンパーの間ではちょっと有名な場所だったりしましたが、どうでしょうか?「もう10年ぐらい行ってないからなぁ〜!」と、いつものように情報も取らずに出発することにしました。
この週末は久し振りに天気予報もいいようだし、結構人が出るでしょう。
例によって河口湖インターから本栖湖を回って行こうと思っていましが、ラジオの交通情報で、中央道は10キロ以上の渋滞!なんていっている。それじゃあ〜しょうがない!と、急遽東名で行くことにしました。


田貫湖:雪の残る富士山と富士桜

我が家をお昼頃の出発でしたが、田貫湖までのルートはいたってスムースで、東名の富士インターを出てからものの30分も登るとすんなりと現着出来た。
しかし、さすがに絶景の観光スポットというのは、皆さんよくご存じですねぇ〜!大勢の花見客で湖畔にある駐車場は満車状態で、入り切れない車が道路にまではみ出して、辺りをうろうろしています。
田貫湖も暫く来ない間に随分変わってしまったようで、ふれあい自然塾や○○休暇村といった近代的でちょっとバブリーな建物もあちこちに建っている。
また、湖畔には遊歩道やサイクリング道路なども新たに整備されたようで、実に素晴らし変身している。
ひと昔前のひなびた田貫湖の面影は今はどこにもなく、まるで全く違う所へ来たような気さえする。
しかしですよ!ちょっと待って下さい。
一般の観光客には充実した施設や設備は有り難いんでしょうが、我々キャンピングカー・キャンパーにとっては逆にちょっと辛いんですね。
キチンと整備が済んでしっかり管理されているということは、昔あったように自由に使える湖岸や空き地がまるでなくなってしまったということなんです。

田貫湖キャンプ場


まさに、燃える様に咲き誇ってます。

反対側の湖畔へも行ってみましたが、桜の花のいい所に全長の長いトレーラーごと横付け出来るようなキャンプの出来る空き地はなかったですね。

向こう岸も、素晴らしい景観です。


残雪の富士との見事なコントラストです。

周囲をよく調べた訳ではありませんが、田貫湖は西側に高い山があるので、大きな車でぐるっと周回することが出来そうにないです。
半周ずつの狭い道はありますが、その内しっかり調査してみますね。
しかたなく元の田貫湖キャンプ場に戻りましたが、ちょうどタイミングよく縦続きのスペースが2台分あいていたのでやっと車から降りることが出来ました。
さあ!まずはお花見です。左の写真をご覧下さい。満開の桜と残雪の富士山のコントラストが実に見事です。対岸の湖岸を引き締める桜並木も素晴らしい景観です。
湖畔に下りて、しばし雄大な富士と艶やかな桜を堪能していましたが、もう4時を過ぎてしまいましたのでどこか宿泊場所を探さなくてはいけません。
先程から言っているようにこの湖畔にも立派なキャンプ場があります。
ここでキャンプ出来ればベストなんですが、残念なことにテントキャンパーしか入場出来ません。
駐車場からリヤカーで荷物を搬入する形式をとっており、車を乗り入れてのオートキャンプは環境への配慮の為に禁止しているそうです。


天子の森キャンプ場へ!

とわいっても、ここ西富士近辺は日本で最もキャンプ場の多い事で知られるメッカのような所ですので、キャンプすることに関してはゼンゼン心配要りません。中でもこの田貫湖周辺は、キャンプ場銀座と言っていい程、集中しています。
朝霧高原ふもとAC・朝霧ジャンボリーAC・湯の奥林道山下AC・ペンギン村AC・猪の頭AC・朝霧高原AC・ラフォンテーヌ・バカンスAC・西富士AC・新富士AC・表富士AC・富士桜モビランド・白糸AC・富士ファミリーAC等々があり、ちょっと足を伸ばせば本栖湖・西湖・河口湖、また逆側の裾野市の方へも30分足らずで行ける距離でもあります。
さぁ〜て、どっちに行こうかと再び車に乗り込んで、同じ道もなんだからこっちから行ってみようと田貫湖の突き当りを左に曲がってみた。例によって、地図を見ようともしない困ったお父さんである。
「道は細いけど、どっかへ抜けられそうだね!」なんていってると、「ここから天子の森キャンプ場」という横断幕の下を潜ってしまった。
他に道はないし、方向変換出来そうな場所もないので、仕方なく入ってきてしまったが、小さくて可愛い桜並木が小川に沿って続いているとても感じのいい所だった。
「お〜!ここも雰囲気い〜じゃん?」なんていいながらも他人の土地の中、遠慮もないまま更に奥へ進んで行くと、小川の向こう岸のこんもりとした傾斜地の上に管理棟らしき大きな建物が目に入ってきた。
「キャンプしている人いないみたいだけど・・・ここ!いいよね!聞いてみようか。」と、入り口に車を停めて管理棟へ駆け上がり 「こんにちは〜!」と声をかけると、中から管理人さんらしきご夫婦が笑顔で出てきてくれた。
「あの〜予約してないんですけど〜・・・今夜キャンプさせていただけますでしょうか?」・・・?・・・?
一瞬、間があって二人は顔を見合わせていたが、やがて奥さんがポツリといった。
「いいんですけど〜、今日は誰もいないですよ!」という。
どうやら他にお客さんは誰もいないし、自分達も用事があって家に帰らなければならないので、この広〜いキャンプ場の中に私達だけになってしまうが、それでもよければどうぞ!ということらしい。
何の前触れもなく突然来た客を快く迎えてくれた管理人さんは、とても気さくな方で長靴に履き替えると「場内を案内しますから、ご一緒にどうぞ!」と、上流方向と下流方向、林間やハイキングコースまで広〜いキャンプ場の中をそれぞれの場所を歩きながら説明してくれた。
「全部空いてますので、気に入った所がありましたら何処でもお好きな所でどうぞ!」と、折角言ってくれているので遠慮なくお世話になることにした。

ここは、桜の小路です。

広ーいぞ!

まだまだ、富士桜は満開ですから〜!

しかし、このキャンプ場は広いですね〜。2〜3本の川が流れ込んでいるこの沢の付近一体がキャンプ場になっているらしく、縦長だが収容力はそうとうありそうだ。
川沿いのサイトも雰囲気があっていいが、折角誰もいないキャンプ場にいるのに無理して狭い場所に入る理由もないんです。一番見晴らしのいい広場の一角の桜の木の近くに陣取ることにした。
さっき、誰もいないといったが、実は管理棟横の広場で BBQ をしているグループが一組だけいた。
デイキャンプの客なので、管理人さんは、5時頃そのグループが帰るとその後を片付けて、まだ明るいのに場内の外灯を点けると帰り支度が出来たらしく 「私達は、これで失礼しますので、後、宜しくお願いしま〜す!」って、この広い山の中・・・とうとう本当に誰もいなくなってしまった。
「さぁ〜てと、それじゃ〜お風呂にでも行くか!」と、こちらも一通りキャンプの準備はできたので、先程管理人さんに教えてもらったここから車で15分ぐらいの距離にあるという天母(あんも)の湯まで行ってみる事にした。
白糸の滝から139号をくぐり、新富士キャンプ場の入り口を過ぎるとその先に奇石博物館がある。
そこから林の中をよく見るとすぐ近くに清掃局の高い煙突が見えるが、「天母の湯」という施設は、どうやらここの排熱を利用した公共の施設らしい。
一人400円の入浴料で、大浴場、露天風呂、桧風呂、薬草湯、サウナにまで入ることが出来、湯上りには大広間で休憩することまで出来ます。
ちょっと山の中にあるので分かり難いかもしれませんが、ここはお勧め!なかなかいい所です。今回、急いで入っちゃいましたが、今度はもう少し時間を作ってゆっくり来たいですね・・・(^_^ ゞ


小さくてとても可愛い富士桜

夕べ、お風呂に行ってキャンプ場に帰る途中から、とうとうドシャ降りの雨になってきた。
管理人さんが帰り際に、夜は冷えるから!と言ってペール缶に薪をイッパイ入れて持ってきてくれていたんですが、湯上りでもあり!もの凄い雨の中、外で食事でもないだろうと、夕べはとうとうトレーラーの中に引っ込んでしまった。
そんなに冷え込んだという訳ではないんですが、ちょっとぐらいの雨にめげて車の中に逃げ込んで、この時期のキャンプをFFヒーターの助けを借りなければ出来ない様ではもうがっかりですね。
寄る齢波には勝てないということでしょうか?まっ折角の装備ですから我慢することもないんですが・・・へへ
この森へは鶯や鳶、カラス等などいろんな鳥が飽きずにやって来る。場内には小さな実を付ける木々がたくさんあるので、管理人さんの奥さんは毎年色んな果実酒を作るんだそうだが、まだその時期にはゼンゼン早い。
野鳥達はいったい何を食べに来ているんだろう。
この辺りに咲く桜は富士桜という種類だが、いかにも野生といった感じのする2〜3センチの小さな花を幹いっぱいに燃えるように咲かせる桜です。
もう既に半分ぐらい散ってしまった木もありますが、今が盛り!満開の木もあります。ちょっと遅いかとも思いましたが、どうやらグットタイミングのお花見で、カミさんも大満足の様子だった。
まさに深い山の中、渓谷を渡る風はとても清々しい。やっぱりキャンプに来てよかった〜・・・(^_^ ゞ
朝食の後、再び田貫湖に戻りお昼頃までゆっくりしていましたが、午後は久し振りに富士五湖を巡りながらゆっくり帰ることにしました。
今回は、今年初めてのキャンプ!ということもあり、まだ本格的?ではありませんでしたが、次回はゴールデンウイークになりそうです。さて、何処に行きましょうか?
PAGE-TOP ページの一番上へ!

前のページへ戻ります。 キャンプレポートのメインメニューへ! 順路 ⇒ ’01年GW前半は、塩原・鬼怒川へ進む! 
表紙へ! ご挨拶とお知らせのページです。 世界にたった一台!ハンドメイドのキャンピングカー! このページです。 初めてキャンピングカーでするキャンプのアドバイス! キャンプとキャンピングカーの情報リンク 我が家のキャンピングカー列伝! サイトマップはこちらです! お問合せメールはこちら!

[ MOTOR HOME PAGE ]  SINCE 1996 / Copyright(C) Katsumi Horiguchi all rights reserved /