|
<< 2001年 4月15日(土曜日)〜16日(日曜日) >> |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PAGE-TOP |
|
|||||||||
「お花見の時期になったらキャンプに行きたいね!」と言いつつ思いつつ・・・ 週末になると雨模様というあいにくのお天気もつづいてます。初キャンプから雨の中というのも嫌なんで、ここ数週間ちょっとタイミングを逸していました。 出発を躊躇している間に近所のソメイヨシノは既に終わって葉桜になってしまいましたが、ちょっと標高の高い所へ行けばまだまだ盛りはこれからです!の、筈です?・・・ という訳で、遅い時期の桜といえば田貫湖!です。古いキャンパーの間ではちょっと有名な場所だったりしましたが、どうでしょうか?「もう10年ぐらい行ってないからなぁ〜!」と、いつものように情報も取らずに出発することにしました。 この週末は久し振りに天気予報もいいようだし、結構人が出るでしょう。 例によって河口湖インターから本栖湖を回って行こうと思っていましが、ラジオの交通情報で、中央道は10キロ以上の渋滞!なんていっている。それじゃあ〜しょうがない!と、急遽東名で行くことにしました。
● 田貫湖:雪の残る富士山と富士桜 我が家をお昼頃の出発でしたが、田貫湖までのルートはいたってスムースで、東名の富士インターを出てからものの30分も登るとすんなりと現着出来た。
反対側の湖畔へも行ってみましたが、桜の花のいい所に全長の長いトレーラーごと横付け出来るようなキャンプの出来る空き地はなかったですね。
● 天子の森キャンプ場へ! とわいっても、ここ西富士近辺は日本で最もキャンプ場の多い事で知られるメッカのような所ですので、キャンプすることに関してはゼンゼン心配要りません。中でもこの田貫湖周辺は、キャンプ場銀座と言っていい程、集中しています。 朝霧高原ふもとAC・朝霧ジャンボリーAC・湯の奥林道山下AC・ペンギン村AC・猪の頭AC・朝霧高原AC・ラフォンテーヌ・バカンスAC・西富士AC・新富士AC・表富士AC・富士桜モビランド・白糸AC・富士ファミリーAC等々があり、ちょっと足を伸ばせば本栖湖・西湖・河口湖、また逆側の裾野市の方へも30分足らずで行ける距離でもあります。 さぁ〜て、どっちに行こうかと再び車に乗り込んで、同じ道もなんだからこっちから行ってみようと田貫湖の突き当りを左に曲がってみた。例によって、地図を見ようともしない困ったお父さんである。 「道は細いけど、どっかへ抜けられそうだね!」なんていってると、「ここから天子の森キャンプ場」という横断幕の下を潜ってしまった。 他に道はないし、方向変換出来そうな場所もないので、仕方なく入ってきてしまったが、小さくて可愛い桜並木が小川に沿って続いているとても感じのいい所だった。 「お〜!ここも雰囲気い〜じゃん?」なんていいながらも他人の土地の中、遠慮もないまま更に奥へ進んで行くと、小川の向こう岸のこんもりとした傾斜地の上に管理棟らしき大きな建物が目に入ってきた。 「キャンプしている人いないみたいだけど・・・ここ!いいよね!聞いてみようか。」と、入り口に車を停めて管理棟へ駆け上がり 「こんにちは〜!」と声をかけると、中から管理人さんらしきご夫婦が笑顔で出てきてくれた。 「あの〜予約してないんですけど〜・・・今夜キャンプさせていただけますでしょうか?」・・・?・・・? 一瞬、間があって二人は顔を見合わせていたが、やがて奥さんがポツリといった。 どうやら他にお客さんは誰もいないし、自分達も用事があって家に帰らなければならないので、この広〜いキャンプ場の中に私達だけになってしまうが、それでもよければどうぞ!ということらしい。 何の前触れもなく突然来た客を快く迎えてくれた管理人さんは、とても気さくな方で長靴に履き替えると「場内を案内しますから、ご一緒にどうぞ!」と、上流方向と下流方向、林間やハイキングコースまで広〜いキャンプ場の中をそれぞれの場所を歩きながら説明してくれた。 「全部空いてますので、気に入った所がありましたら何処でもお好きな所でどうぞ!」と、折角言ってくれているので遠慮なくお世話になることにした。 しかし、このキャンプ場は広いですね〜。2〜3本の川が流れ込んでいるこの沢の付近一体がキャンプ場になっているらしく、縦長だが収容力はそうとうありそうだ。 川沿いのサイトも雰囲気があっていいが、折角誰もいないキャンプ場にいるのに無理して狭い場所に入る理由もないんです。一番見晴らしのいい広場の一角の桜の木の近くに陣取ることにした。 さっき、誰もいないといったが、実は管理棟横の広場で BBQ をしているグループが一組だけいた。 デイキャンプの客なので、管理人さんは、5時頃そのグループが帰るとその後を片付けて、まだ明るいのに場内の外灯を点けると帰り支度が出来たらしく 「私達は、これで失礼しますので、後、宜しくお願いしま〜す!」って、この広い山の中・・・とうとう本当に誰もいなくなってしまった。 「さぁ〜てと、それじゃ〜お風呂にでも行くか!」と、こちらも一通りキャンプの準備はできたので、先程管理人さんに教えてもらったここから車で15分ぐらいの距離にあるという天母(あんも)の湯まで行ってみる事にした。 白糸の滝から139号をくぐり、新富士キャンプ場の入り口を過ぎるとその先に奇石博物館がある。 そこから林の中をよく見るとすぐ近くに清掃局の高い煙突が見えるが、「天母の湯」という施設は、どうやらここの排熱を利用した公共の施設らしい。 一人400円の入浴料で、大浴場、露天風呂、桧風呂、薬草湯、サウナにまで入ることが出来、湯上りには大広間で休憩することまで出来ます。 ちょっと山の中にあるので分かり難いかもしれませんが、ここはお勧め!なかなかいい所です。今回、急いで入っちゃいましたが、今度はもう少し時間を作ってゆっくり来たいですね・・・(^_^ ゞ
● 小さくてとても可愛い富士桜 夕べ、お風呂に行ってキャンプ場に帰る途中から、とうとうドシャ降りの雨になってきた。 管理人さんが帰り際に、夜は冷えるから!と言ってペール缶に薪をイッパイ入れて持ってきてくれていたんですが、湯上りでもあり!もの凄い雨の中、外で食事でもないだろうと、夕べはとうとうトレーラーの中に引っ込んでしまった。 そんなに冷え込んだという訳ではないんですが、ちょっとぐらいの雨にめげて車の中に逃げ込んで、この時期のキャンプをFFヒーターの助けを借りなければ出来ない様ではもうがっかりですね。 寄る齢波には勝てないということでしょうか?まっ折角の装備ですから我慢することもないんですが・・・へへ この森へは鶯や鳶、カラス等などいろんな鳥が飽きずにやって来る。場内には小さな実を付ける木々がたくさんあるので、管理人さんの奥さんは毎年色んな果実酒を作るんだそうだが、まだその時期にはゼンゼン早い。 野鳥達はいったい何を食べに来ているんだろう。 この辺りに咲く桜は富士桜という種類だが、いかにも野生といった感じのする2〜3センチの小さな花を幹いっぱいに燃えるように咲かせる桜です。 もう既に半分ぐらい散ってしまった木もありますが、今が盛り!満開の木もあります。ちょっと遅いかとも思いましたが、どうやらグットタイミングのお花見で、カミさんも大満足の様子だった。 まさに深い山の中、渓谷を渡る風はとても清々しい。やっぱりキャンプに来てよかった〜・・・(^_^ ゞ 朝食の後、再び田貫湖に戻りお昼頃までゆっくりしていましたが、午後は久し振りに富士五湖を巡りながらゆっくり帰ることにしました。 今回は、今年初めてのキャンプ!ということもあり、まだ本格的?ではありませんでしたが、次回はゴールデンウイークになりそうです。さて、何処に行きましょうか? |
|||||||||
PAGE-TOP |
|
|||||||||||
|
|||||||||||