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●●● 2011年(平成23年)の、サマーキャンプツーリング =その1= ●●● |
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いー歳をしてこの○○暑いのによく出かけるよぅ〜!っていう家族の声を無視して、茹だるような厚さの中!紀州へ向けて、ロング・ツーリングの、スタートです。 我が家から遠い距離にあることと、その道の狭さ厳しさの噂から、この地域への行程を長い間敬遠してましたが、車が少し小さくなった事もあり、この度我が家で唯一のキャンプ空白地域だった紀州へやっと行く気になりました。 紀伊半島を無駄のない一筆書きの様に走りたい!との思いがありますが、どうしても周り切れない所が出来てしまいます。まぁ〜!また次の機会もあるでしょう。何か所かの観光地に行けなかったので、心残りはありますが、どうにかぐるっと一周?できたかな?って思います。・・・(^_^ V このレポートは3ページにもなり、かなり長編です。 息子や娘たちが 「大丈夫ぅ〜・・・」 って、心配するのも分かるような気がする今日この頃の暑さですが、有り難いと思っていたら、どうやら心配しているのは親の方ではなくて、連れて回る”葉菜”の方らしい?(ーー; 今年の私の夏休みは12日から21日までの10日間という事になりました。 当初、12日から16日までの5日間だったんですが、社会情勢や諸般の事情により、特別休暇が追加になり、全10日間ということになりました。 一瞬!全日程をかけて「いざっ北海道も行けるぞっ!」って思ったんですが、カミさんの同窓会の予定が13日の土曜日に入ってまして、北海道の夢は断念です。 という訳で、冒頭に書きました通り!今回は思い付きで、「紀州の旅に決定!」です。
● 14日(日曜日)・・・さあ、いよいよ一週間のキャンプ旅!のスタートです。
聞いたところによると、カミさんの中学の時の同窓生は50人ぐらいだそうです。私なんか一クラスが50人ぐらいで、そのクラスが十数組あった様な気がしますが?・・・
12時丁度に「富士川のSA」にて昼食です。確かここのSAには“桜海老の掻き揚げうどん”があった筈なんですが、ナンか以前食べたのとチョット違う?“桜海老うどん”しか見当たらず、まっ、いいかぁ〜・・・って、結局食べましたが、半満足?のまま、再出発です。
タイミング良く「刈谷ハイウェイオアシス」の観覧車が見えてきましたので、ここで小休止しましょう。写真はチョット変わったソフトで、クルクルと渦巻いたコロンの様なパンに詰まってます。 ⇒ PM 17:00 ・・・ まっ、予定通りですね。もうここまで来ればひと安心です。ここは日本一の道の駅!なんだそうですが、こっち方面に来る時は、随時有り難く利用させて頂いてます。
勿論、ここは日本一!と云われているくらいの道の駅ですから、どんな車で来ても、駐車場の心配は要りません。 道の駅の方も、この温泉の方も、どちらも広々してますので、イベントや催し物でもない限りいつ来ても大丈夫でしょう。超大型のモーターホームの方や、長いトレーラーを引いている方は道の駅の駐車場の方がよりベターです。
湯上りにノンアルコールビールを飲みながら今夜の宿泊地を探してましたが、明日の朝一番で「高野山」に登れるような道の駅が南河内に2箇所ありました。まっ近いので両方行ってみて、どちらか静かな方にお世話になりましょう。 「針IC」から再び「名阪国道」に乗り、「五ヶ谷IC」付近の下り急カーブを過ぎると、いよいよ「奈良天理市内」です。ルートは再度「天理IC」から「西名阪」に入ります。 「郡山IC」「法隆寺IC」と、ここまでは前回走りましたが、ここから先は初めて走る道です。「松原JCT」からは「阪和道方面」に左折して「美原北IC」で降ります。 奈良や大阪から「高野山」を目指すルートですが、私達は非力なキャンカーで山登りをするので、後続の車に少しでも迷惑を掛けないように近くの道の駅に一泊し、朝一番の空いてる時間帯を利用して登るようにしたいんです。 このルートからですと「高野山」に比較的近い場所にある道の駅は「道の駅:かなん」と「道の駅:ちはやあかさか」で、先ずは「かなん」に寄りましたが、この道の駅は国道の直ぐ脇にあるので夜間は走行音が賑やかそうです。 続いて5分ほど丘陵を登った先にある「ちはやあかさか」に来ましたが、駐車場には先客が一台だけで、ここは静かそうですし、雰囲気も良さそうです。 ⇒ PM 20:00 ・・・ 上の写真の様に、この辺りは「楠木正成公・生誕の地」なんだそうで、道の駅の駐車場は5台程度で満車?という規模です。併設の「郷土資料館」の方に70台ぐらい入れそうな大きな駐車場があります。 先程、偶然飛び込んだスーパーで、の〜んびり買い物をしていたので、すっかり遅くなってしまいました。今夜はこちらにお世話になります。といっても我が家の他に駐車している車はありません。 少し寂しいくらいですが、静かなことは間違いありませんね。 |
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●15日(月曜日)・・・「道の駅:ちはやあかさか」から「高野山」に向けて出発! いやぁ〜・・・昨夜はホンと!静かでした。 長いことキャンプやってますが、こんなに静かな道の駅はおそらく初めてでしょう。少し蒸し暑かったので扇風機をトロトロ回しながらでしたが、もう、ぐっすり眠れました。 朝5時頃に目が覚めて、ロケーションのいい山里をハナと散歩していると、ちょうど農作業に出かけるであろう姿の地元の人に行き会います。でも、やはりこの時間はお年寄りばかりですね。 何処の誰か分からないよそ者の観光客に気軽に挨拶されてもニコっと笑い掛けてくれますが、道の駅や郷土資料館のような観光施設が近所にあるということは、どこのどんな人か分からない人が自分達の生活の場に勝手にがやって来て、いったい何をするか分かりませんので、多少の不安や警戒もあるでしょう。 分かるような気もしますが、次に出会ったおじいさんに、思いっきり愛想のいい笑顔をつくったつもりの顔で「オハヨウございまぁ〜すぅ」ってお声がけしましたが、笑顔でジィーっと睨まれました。・・・(^_^; ⇒ AM 06:30 ・・・ まっ、同じ町にあるスーパーで大量に買い物をしましたので、それでご勘弁下さい。 今日、これから「高野山」迄のルートは全て一般国道です。 近鉄長野線に沿って国道170号を暫く行って「河内長野駅」辺りで左折です。丁度この辺りは「大阪」と「奈良」と「和歌山」の国境になります。 ルートは南海高野線と国道371号(高野街道)に乗り換えて「高野山」の登山口である「橋本」へ向かって、和歌山県に入ります。 橋本から有吉佐和子の著書で有名な「紀ノ川」を越えると真田幸村のゆかりの地「九度山町」です。先程の国道371号をそのまま登っても「高野山」へは行かれるんですが、地元の人?に聞いたところ「どちらかといえばこちらの370号の方が良い!」という。 ここから先はいよいよ南海高野線と一緒に「高野山道路」を山頂まで「下古沢」「中古沢」「上古沢」と、一気に山登りです。狭い林道は走り慣れてますので、この程度の道路幅なら狭くて困ることはありませんが、如何せん勾配に対するこの車のパフォーマンス不足だけはどうにもなりません。・・・(^_^; 一般の乗用車なら気が付かないような?なんでもないような?ゆるい登坂?でも例によって4トンのカムロードは、ディーゼル車ならまだしもトルクの無いガソリン車は最悪!オイッチニ(1速・2速)オイッチニなんです。
⇒ AM 08:00 ・・・ 後続車に迷惑を掛けないようにと思い、朝早い時間にやって来たつもりでしたが、高野山の寺社関係の職場に出勤する人たちもいるんでしょうか、比較的山登りの車が多く、何度か左に避けてやり過ごしましたが、お坊さんではないでしょうが朝から何度も煽られたりして、嫌な汗をかきました。 まっ、お蔭さまで駐車場も好きな所へ置くことが出来るほど空いてましたので、結果オーライで、良し!としましょうか。しかし、朝早いという事は、お店もまだ開いてないという事です。しばし休息してから動き出しましょう。 時間と体力の関係で、高野山全体を歩いて見学するという訳にはとてもいきませんが、こういう広い観光地は一筆書きの様に出来るだけ効率良く歩きたいものです。 もう少し混み合ってくれば人の流れに乗ってそれなりに順路が決定されるような動きが出来るんでしょうが、如何せんこの時間、観光客は殆んどいません。5月のGWの時とはやはり違うんでしょうか?とにかく空いてます。 先ずは駐車場前の「世界遺産情報センター」に立ち寄って、情報収集です。観光案内を手に大まかに観光コースを設定して、すわっ!スタートです。 駐車場前の大師協会から上の写真左は「赤地蔵」、右の写真は「常喜院の手形ベンチ」です。ここからルートを東に取りますが、「弘法大師の御廟」のある「奥の院」までは約2キロ、往復約2時間だそうです。 「奥の院まで行くバスは無いんですか?」と聞くと、「バスはここまでです。」というつれない返事です。今日はハナを歩かせて来てますので「奥の院」は諦めて、ぶらりと約一時間、一の橋でUターンです。 ※ 高野山の詳しい情報に興味のある方は、観光名所案内のページへどうぞ。
これで今回の旅の目的の半分は達成出来ましたが、これから今回の行程の残り半分の「熊野」「本宮」「新宮」の各大社のお参りをどういうルートで周るかが難題です。 とりあえず今一度「阪和道」へ戻るか、「龍神温泉」経由で「本宮」へ抜けるか迷いましたが、「白浜」へも行ってみたいので、少しでも時間を稼ぐために「阪和道」へ一旦戻ろうと思います。 ここからのルートは2つ、今朝この「高野山」へ登って来た道を引き返し、「九度山町」から左折して国道24号(大和街道)で、和歌山の市内から「阪和道」へ乗るルート。 そしてもう一つは地図で見てもカーナビで見てもカーブの続く凄い道!この先の「奥高野」に至る道の手前から右方向に分かれている国道371号を下り、「花園村」から「清水町」へ抜け、「有田市」から「阪和道」に入るルートです。 まっ、結局は来た道を戻った方がいいという「地元の人の意見」を無視してこちらを選んだ訳ですが、この時点で少し冷静さを失ってました。 少し前にこの地域一帯に大雨の被害があったということが頭に無く、後でチョット後悔することになります。
なぜそんなことが分かるのかと言うと、道に被っている木の枝が低く、高さ2メーターぐらいまでビッシリ伸びているからで、年中宅急便でも通っていれば3メーターぐらいまでの枝が綺麗なアーチ型に刈り取られているのが普通だからです。 しかも国道480号線に合流するまでの間、一台の車とも擦れ違わなかったし、道路上には小枝や葉っぱ、小石や泥などが普通の道路状態では考えられないくらい積もっていたからです。 まっ、この道には同じ国道番号を持つ「高野龍神スカイライン(乗用車¥2090円)」という立派な道が並行して走っているので私の様な変わり者は別にして、普通の人は黙ってそっちを走るんでしょうね。・・・(^_^ ゞ
ここの有田川沿いに結構規模の大きな「ふるさとふれあいの丘:道の駅:しみず」がありましたので、丁度お昼のいい時間なので、ここのレストランで昼食を頂きたいと思います。 こんな事言っては失礼ですけど、この場所でこの規模のレジャー施設は凄い!ですね。これで我が家にもっと近かったらホンと毎週ここに来ます。って宣言したい程、素晴らしいんです。 まっ、この「ふるさとふれあいの丘:道の駅:しみず」のページをご覧下さい。凄いです!ビックリしますよ!
「阪和道」方向に向かう国道480号線の川沿いにはキャンプ場が何ヶ所もあることも事実なんですが、キャンプ場に入らずとも適当な広さのある河原でBBQやキャンプをやっている姿を何度も見かけました。 まっ、急なダムの放流の危険が無いとは言えませんけど、この辺りはキャンカーならどこでも“CAMP OK!” 豊かな自然を羨ましがっていると、やがてルートはみかんで有名な「有田の市内」までやって参りました。ここからは、国道42号で海岸線を下ることも考えられますが、白浜まで少し時間を稼ぎたいと思います。 再び「阪和道」に乗ることにします。何処まで行けるのか?と思いつつ走り出しましたが、阪和道ルートは大正解で、もう白浜のすぐ手前、一気に「田辺市」まで開通してました。
⇒ PM 16:00 ・・・ しかし、さすがは「白浜」は温泉地ですね。そこかしこに大きな日帰り温泉や銭湯などがあり、温泉好きにはたまらない地域です。この時期ここ「白浜」では温泉ともう一つの楽しみに綺麗な海での「海水浴」があります。 海岸沿いの旅館やホテルもこの時期は掻き入れ時なんですね。すでに「満員」の看板があちこちに見えます。 本格的に「白浜観光」するのは明日からにしようと思いますが、うろうろしている内に辿り着いてしまいましたので、「千畳敷」に行ってみます。 我が家にとって、ここが何か所目の千畳敷か忘れてしまいましたが、「千畳敷」は日本中にあるんですね。 「千畳敷に沈む夕日は綺麗ですよぅ〜・・・!」って、売店のおばちゃんが言ってましたが、それまでにはまだ1時間以上もあるんで、性格上それまで待っていらせません。また今度にしますねぇ〜(^_^ V
しかし、駐車場に停めた車の目の前に張られたこの張り紙ですよ。こういうの、どうも気に入りませんねぇ〜!カミさんは「キャンピングカーで仮眠する行為はこれに当て嵌まらないいんじゃないの?」って言ってますが、なにも道の駅はここだけではありません。 湯上りに冷たいビールが恋しいですが、呑んだ後で「車を移動しろっ!」って言われても困るので、ここは我慢して約20キロですから30分ぐらいでしょうか?中辺路方面に少し入った辺りに二箇所ほど道の駅がありますので、そちらへ移動してみることにします。
この道の駅も国道沿いにあり、騒音もそれなりでしょうし、傾斜もかなりあります。 しかし、先程から外は土砂降りの雨で屋根を叩く音もかなりのものですので、どっちみち窓は開けられませんし網戸状態の車内とは違い、国道の騒音はそれほど気にならないでしょう。 駐車場の傾斜も台を噛ませて勾配を直せばなんとか水平になりそうですので、もう今夜はここに決定です。いつもより眠り薬を少し多めに飲めば、朝までぐっすりでしょう。・・・(@_@) |
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