モーターホームページ/Camp-Report 2017/0508 四国・九州急ぎ旅P6

☆彡キャンピングカーの自由で気侭な旅！一度始めたらやめられませんねぇ～！ (^_-) Ｖ

■■■ ２０１７年（平成２９年）５月、四国から九州一周の旅！

●●● この旅で、沖縄を除く４７度道府県キャンピングカーで完全宿泊制覇！全８ページ ●●●

・・・６Ｐ・・・５月２４日（水曜日）～２６日（金曜日）迄、

★彡=- ＭＡＰ -
	平成２９年５月、四国から九州一周の旅：宿泊地ＭＡＰ
	０８日（月）東京発⇒ 東名⇒ 新東名⇒ 新名神⇒ 明石海峡大橋⇒ ハイウエイオアシス淡路島（泊）

★彡=- １Ｐ ‐
	０９日（火）うず潮クルーズ船遊覧⇒ 徳島眉山⇒ うだつの町並⇒ ハイウエイオアシス吉野川（泊）
	１０日（水）大歩危小歩危⇒ 祖谷のかずら橋⇒ 早明浦ダム⇒ 道の駅かわうその里（泊）
	１１日（木）高知⇒ 四万十川遊覧船下り⇒ 宿毛～フェリー～佐伯⇒ 道の駅やよい（泊）

★彡=- ２ ‐
	１２日（金）石仏・原尻の滝観光⇒ 岡城址⇒ 竹田⇒ 道の駅阿蘇（泊）
	１３日（土）阿蘇神社⇒ 内牧温泉⇒ 草千里⇒ 高千穂観光⇒ 道の駅日向（泊）
	１４日（日）青島⇒ 日向⇒ 鵜戸神宮⇒ 飫肥城址⇒ 都井岬⇒ 道の駅くにの松原（泊）

★彡=- ３Ｐ ‐
	１５日（月）志布志⇒ 鹿屋航空記念館見学⇒ 佐多岬⇒ 桜島⇒ 道の駅垂水（泊）
	１６日（火）霧島町蒸留所⇒ 霧島神宮⇒ えびの高原⇒ 鹿児島⇒ 仙厳園見学⇒ 道の駅喜入（泊）
	１７日（水）知覧観光⇒ 指宿⇒ 池田湖⇒ 開聞岳⇒ 指宿・砂むし会館入浴⇒ 道の駅指宿（泊）

★彡=- ４Ｐ ‐
	１８日（木）釜蓋神社⇒ 坊津・賢島⇒ 黒瀬杜氏の郷⇒ 吹上浜・砂の彫刻⇒ 吹上公園（泊）
	１９日（金）市来⇒ 樋脇⇒ だんだん市場⇒ 長島周遊⇒ 曽木温泉⇒ ＲＶいさ曽木の滝（泊）
	２０日（土）人吉観光⇒ 球磨川下り⇒ 天草五橋⇒ 上島下島周遊⇒ 道の駅有明（泊）

★彡=- ５Ｐ ‐
	２１日（日）通詞島⇒ 富岡城址⇒ 大江教会⇒ 牛浦⇒ 道の駅不知火温泉センター（泊）
	２２日（月）熊本市内観光⇒ 宮本武蔵⇒ 雲仙温泉⇒ 道の駅みずなし本陣ふかえ（泊）
	２３日（火）島原城址・武家屋敷⇒ 軍艦島⇒ 野母崎⇒ なごみＳＰＡ⇒ 道の駅長崎街道（泊）

★彡=- ６Ｐ ‐
	２４日（水）午前中・長崎市内観光⇒ 有田伊万里焼資料館⇒ ＲＶパーク有田温泉（泊）
	２５日（木）午前中・ハウステンボス⇒ 平戸島⇒松浦⇒ 伊万里温泉⇒ 道の駅伊万里（泊）
	２６日（金）鷹ら島⇒ 名護屋城⇒ 呼子⇒ 立神岩⇒ 唐津城址⇒ 道の駅厳木（泊）

★彡=- ７Ｐ ‐
	２７日（土）吉野ケ里遺跡⇒ 太宰府天満宮⇒ 宮地嶽神社⇒ 宗像大社⇒ 道の駅：西の市（泊）
	２８日（日）終日高速道路移動⇒ 刈谷ハイウエイオアシス⇒ 新東名：長篠設樂原ＰＡ（泊）
	２９日（月）同発 ⇒ 中伊豆（泊）
	３０日（火）～３１日（水）同発 ⇒ 東京の自宅着

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■■■ ２０１７年（平成２９年）５月２４日（水曜日）の、くるま旅レポート！

● ＡＭ０８：００久しぶりに雨の「道の駅：長崎街道鈴田峠」です。

♪♪ アアアア～！長崎は～！今日も ♪♪ 雨だった。

と、歌にある様に、長崎は昨日に引き続き今日も雨です。雨でも観光は出来ますし、長崎観光は楽しみにしていたのでカミさんは朝からテンションが高いです。

犬を飼っている方ならお分かりと思いますが、犬は、濡れると臭いんですね。道の駅の庇のあるところを歩いてナンとか花菜に排泄をさせ、お世話になった「道の駅：長崎街道鈴田峠」を出発します。

本日も長崎自動車道で長崎インターまで行きますが、ここからはトンネルを抜けると長崎出島に出る長崎出島道路￥１００円です。出島観光は、まだ朝早いし、雨のため正面にある出島を車でひと回り、窓から眺めておしまいです。お天気が回復したら、観光に来ることにします。

ルートは江戸町をぐるっと回り、市電通りの松ヶ枝町から大浦天主堂下に右折して入ります。

● ＡＭ０９：００小雨 ⇒ 先ずは、国宝「大浦天主堂」からスタートします。

さすがに観光地で、遮断機型の平置きやタワー型など、この辺りには駐車場はたくさんありますが、多分キャンカーは置く所がないだろうと、今回は観光バスの駐車場を探していました。

修学旅行と思われる数台のバスの後をついて行くと、向こうの方からおじさんが手招きをして、大きな声で「キャンピングカーはこっち！こっち～！」と言っている。

助かったね～！しかも、車は左に寄せてその場に乗り捨てでいいという。

「いくらですか～？」と聞くと、「キャンピングカーは、１時間￥１０００円ね～！」というので、料金を払おうとすると、「後払いね～！この辺りはだいたい１時間で回れるから！」という。

国宝「大浦天主堂」と「GLOVER GARDEN」は、説明していると大変なので、それぞれのリンクをご覧下さい。

国宝「大浦天主堂」と「GLOVER GARDEN」は、説明していると大変なので、それぞれのリンクをご覧下さい。

国宝「大浦天主堂」と「GLOVER GARDEN」は、説明していると大変なので、それぞれのリンクをご覧下さい。

駐車場のおじさんの言っていた通り、約１時間で国宝「大浦天主堂」と「GLOVER GARDEN」を見学することが出来ました。

ですが、見学順路で度々修学旅行の子供達とバッティングしたので、疲れました。

お土産は「長崎カステラ」ですが、１番のお勧めという「和泉屋」さんのお店の前も学生達で混み合ってます。しかし、買い物袋を持っている子は少ないですし、店内にもそれ程子ども達は入っていない様です。みんな「和泉屋」のお店の前での写真撮影が目当てのようです。

国宝「大浦天主堂」と「GLOVER GARDEN」は、説明していると大変なので、それぞれのリンクをご覧下さい。

● ＡＭ１０：３０曇り ⇒ 急ぎ旅ですので、ご迷惑でしょうが失礼して車でご町内を回ります。

商店街の方々、ご町内の方々ご免なさい。坂の町「長崎タウン」ですが、迷惑を掛けてしまう事を承知で割り切ると、でかい車でもだいたい走れます。

長崎新地中華街～船大工町～思案橋（知っていますか？思案橋ブルース♪♪）～眼鏡橋と、やって来ました。

写真、構図が下手ですね。正面から撮らないと眼鏡橋にはなりませんから～！あしからず…(≧◇≦)

● ＡＭ１１：３０曇り ⇒「長崎原爆資料館」と「長崎平和公園」です。

本当に狭い長崎の町の中を迷ったりＵターンしたりしながら車でグルグル走り回り、「長崎平和資料館」「長崎市平和会館」「国立長崎原爆死没者追悼平和会館」と表示のある建物の前に出て来ました。

向こうの方から、またしても「キャンピングカーは、こっち～！こっち～！」と、係のおじさんに誘導されて大きな建物の裏側に駐車させてもらいましたが、長崎ではキャンピングカーに理解があるのか？観光の街だからなのか？良く分かりませんが、こんな車で来ても駐車場は何とかなってます。

ここでは原爆関連の展示を１時間ぐらい見て、お昼を食べて出てきました。「浦上天主堂」は一般の観光客は入れませんので、車から見学して終了し、後で行こうと思っていた「長崎の出島」や「稲佐山展望台に登る長崎ロープウィ」は、すっかり忘れて、長崎の町を後にしました。

ご免なさい。長崎の町は何処をどうやって回ったか、未だに整理できません。

● ＰＭ１４：００小雨 ⇒ これから本日のお宿、「RVパーク有田温泉」を目指します。

次回、もしもチャンスがあったら東側の海岸線を旅してみたいと思いますが、本日は大村湾の西側の国道２０６号線を大串から西彼杵道路、小迎バイパスを経て、一気に小迎迄北上したいと思います。

西海橋を渡って、針尾島へ入り、江上バイパス、西海パールラインと乗り継いで、「ハウステンボス」の出口である江上インターまで行きます。

明日、朝一で「ハウステンボス」に向かおうと思ってますので、本日は、近くの「RVパーク有田温泉」を予約してますので、ここから更に国道２０２号、国道３５号と乗り継いで行きます。

● ＰＭ１５：３０ ⇒ 少し時間があるので、「伊万里・有田焼伝統産業会館」に出掛けます。

とりあえず「RVパーク有田温泉」に寄ってチェックインし、夕方まで少し時間があるので、温泉のおばさんに観光を勧められた伊万里市にある「伊万里・有田焼伝統産業会館」（内部撮影禁止）に行ってみます。

この資料館は、昭和５２年に、伊万里焼・有田焼が国の伝統工芸品に指定されたことを契機に昭和５５年にオープンしたそうですが、かなり年季の入った建物です。

「伊万里・有田焼伝統産業会館」の内部は撮影禁止！になってますが、鍋島藩窯公園へ渡る橋といい、トイレといい、この辺り一帯は３６０度この艶やかさです。焼き物好きにはたまりませんね～！

● ＰＭ１６：３０曇り ⇒「RVパーク有田温泉」に、戻りました。

「RVパーク有田温泉」は、併設の源泉かけ流しの「ヌルヌル有田温泉」で管理運営しています。

料金は一泊￥１８００円で、電源・ゴミ処理・洗濯機の利用料を含みます。

非常にリーズナブル！で、長期のキャンカー旅行者や連泊する方等は助かりますね。

また、RVパーク利用者は、「ヌルヌル有田温泉」に、￥６５０円の利用料金で、何度でも入れるそうです。

この温泉は、近所でも人気の高い温泉らしく、ぷら～っと温泉に入りに来た人が平気でRVパークのスペースに駐車してしまいますので、注意が必要です。

本日の走行距離は、２０９キロでした。「RVパーク有田温泉」最高！１００点！の ☆☆☆☆☆

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■■■ ２０１７年（平成２９年）５月２５日（木曜日）の、くるま旅レポート！

● ＡＭ０９：００ ⇒ 長崎・佐世保・針尾島の「ハウステンボス」です。

「RVパーク有田温泉」を朝８時に出て、３０分程で着きましたが、数か所ある「ハウステンボス」の駐車場は高さ制限があったり、ホテル利用者専用であったり、観光バス専用であったりで、なかなか駐車場に入れませんでした。

車で走れる範囲を数回往復しても、こういう車で駐車出来る場所が分からないので、仕方なく道路脇に車を寄せてハウステンボスに電話してみました。

すると、案内の人曰く「普通車以外の高さや長さのある車は、大型バスの入り口から入って下さい。」という。

一応、入り口で大型の切符を取って入場し、園内のサービスカウンターに車検証を提示すれば、既定の長さ以下の車なら中型の料金に直してくれるそうです。

大した金額ではありませんが、大型と普通車しかないシステムなので、しょうがないんでしょうね。でも、それならそうと、駐車場の入り方をもう少し分かり易く表示して欲しかったです。

「ハウステンボス」には、ドッグランもあるくらいですからペット連れでも入場はできますが、入場には狂犬病の予防注射接種済証の提示など厳しいルールとマナーの他、ペット連れ専用の出入り口がありました。

５月は、バラ祭が開催中で、バラ好きのカミさんはテンション上がり気味です。

佐世保バーガー！
美味しく、頂きました。

園内にはレストランや食事の出来るお店がたくさんありますが、ペット連れでは店内に入れませんので、昼食はテラスのあるレストランか、写真の様な道端のベンチになってしまいます。

本日の我が家の昼食は「佐世保バーガー」です。だいぶ歩きましたので、少々疲れているんでしょうか？お腹が空いているんで消化？カミさんの顔が怖い！

美味しい「佐世保バーガー」を頂いたんで元気と笑顔を取り戻し、再び広い園内を巡ります。

今回は、ホンの様子見のつもりで来てますので、アトラクションや色々な乗り物、
夜にあるという光のエンターテイメントなどは見ません。次回来た時のお楽しみに、取っておきましょう。

「次回は飛行機で来て、ここのホテルに泊まって、二日がかり、昼も夜もアトラクションや乗り物を楽しみたい！」と、カミさんは言ってます。

また、こちらには、犬連れでも安心して泊まれるペットヴィラなんていう宿泊施設もあります。

朝一から園内に入り、六つの王国と九つのエリアの全てを歩いたと思いますが、これから、パレードが始まるというので、どんなものなのか？このパレードを見てから帰ろうと思います。

ビデオをご覧頂くとお分かりになりますが、ディズニーランドのパレードと比べてはいけません。

● ＰＭ１５：４０晴れ ⇒ ここが、こちらに来たら是非寄ってみたいと、密かに楽しみにしていた「平戸島」です。

「ハウステンボス」では軽く１万歩以上歩いたと思いますが、めげずに先に進みます。

先ずは針尾バイパスを通って佐世保港へ行き、西九州自動車道から国道２０４号へ入ります。全長６６５ｍの赤い平戸大橋を渡れば目的地は目の前です。

平戸へ来たかったのには、二つの要因があります。一つは、健さんの映画「あなたへ」の最後の舞台になった「薄香漁港」を見てみたかったのと、もう一つは少し前にやっていたＮＨＫの時代劇、「妻は、くノ一」の舞台になった「平戸城：亀岡城」に来ることです。

「平戸城：亀岡城」は、例の明治４年の廃藩置県により廃城となり解体されてしまいましたが、昭和３７年に平戸市により天守閣が資料館として復元され、現在に至ります。

左手の奥に見えるのが、健さんのあの映画「あなたへ」の最後の舞台になった「薄香漁港」でしょうか？これから向こうまで行ってみようとかと思います。

樹齢４００年と云われている
マキの並木は、壮観です！

２０１３年：ＮＨＫの時代劇「妻は、くノ一」をご覧になりましたか？ストーリーをざっとお話ししますと、…

幕末の江戸のお話ですが、舞台はここ平戸松浦家から始まります。

天文と航海方の平戸藩士：雙星彦馬（市川染五郎）の元へ嫁ぐ、江戸城御庭番、川村真一郎配下の凄腕の忍び：織江（滝本美織）の、いわゆる忍者モノの形式担ってますが、ほのぼのとしたラブストーリーに仕上がってました。

２０１４年に亡くなってしまい、健さんの遺作となってしまった映画「あなたへ」は、亡くなった妻から届いた手紙に書いてあった「故郷の海に散骨して欲しい」という想いに、ワンボックスカーを車中泊出来る様に改造した車で旅をしながら、色んな人と触れ合いながら最後にその目的を果たす。

というストーリーで、その最後の舞台が、ここ、平戸の「薄香漁港」でした。

どうして平戸の「薄香漁港」が作品の舞台に選ばれたのか良く分かりませんが、港の撮影現場が何処だったのか？良く分からないまま平戸島の島内港内をぐるぐるっと回り、生月大橋を渡って風車のある生月島を一周して平戸観光は終了しました。

この島の先にある「五島列島」へもフェリーに乗って行きたい！と思っていたんですが、今回は日程に余裕がないので心残りですが諦めましょう。

ちなみに、この平戸島や生月島からは五島列島へ渡る定期航路は出ていない様で、連絡船は、長崎、佐世保、福岡から出ている様です。

● ＰＭ１８：００晴れ ⇒ 本日の温泉は、「伊万里温泉・白磁の湯：美遊館」です。

平戸島の観光を終え、再び北松浦半島に戻って来ましたが、折り返しのルートは北側の国道２０４号松浦街道で、昨日も来ました伊万里へ再び戻ります。

本日の温泉は、昨日の「RVパーク有田温泉」は気に入ってますので、そこまで戻ってもたいした距離ではないんですが、今夜車中泊する予定の「道の駅：伊万里」までの距離もあるんで、伊万里湾の付け根にある伊万里港から少し内陸に入ったところにある「伊万里温泉：美遊館」に向かおうと思います。

● ＰＭ１９：００晴れ ⇒ 本日、車中泊に選んだのは、「道の駅：伊万里」です。

「伊万里温泉：美遊館」は、広々として爽快で、とても良い温泉でした。

「道の駅：伊万里」は、有田方面からやって来る国道２０２号線を伊万里の町から少し走ったところにあり、砕石で固められた広い第二駐車場がありましたので、５～６台の同宿車らと共にそちらで車中泊します。

本日の走行距離は、「ハウステンボス」で時間を取られたため、チョイと少なめの１３６キロでした。

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■■■ ２０１７年（平成２９年）５月２６日（金曜日）の、くるま旅レポート！

● ＡＭ０７：００ ⇒ 今日も快晴！ドピーカンの気持ちのいい～い！お天気です。

どうやら昨日キャンカーを停めた場所は、道の駅やその隣にある工房やレストランの従業員用の駐車場だった様で、朝早くから軽自動車に乗ったおばさん達に囲まれてしまいました。

あわてて舗装された方の駐車場に引っ越ししましたが、おばさん達のパワーに朝からビックリでした。写真の立派な門の中の広場の様な中庭は車両進入禁止になってます。

国道２０２号線沿いにある「道の駅：伊万里ふるさと村」地域資源活用工房では、伊万里の焼き物は勿論、果物や農産物の直売所、手漉き和紙の実演の見学体験出来ます。

また、焼き物の里ならではの楽焼きやろくろ回しなどの体験もできるそうです。残念ながら我が家は早朝に出発してしまいますが、写真にもある様に伊万里牛を味わえるレストランもあり、なかなか人気の道の駅らしい。

● ＡＭ０９：００晴れ ⇒ いよいよ、お楽しみ！風光明媚な東松浦半島を巡ります。

次回この地に来るチャンスがあれば、是非伊万里湾に点在する大小５０の島々をクルージングする船に乗ってみたいですね。玄界灘の東松浦半島巡り、最初の観光地は、伊万里から橋の掛かった「福島」からスタートです。

次は、平成２１年に鷹島肥前大橋が開通したことにより本土と陸続きになったという「鷹島」ですが、ここは今回の旅の事前に、ルート調査していて是非来てみたいと思っていたところの一つです。

開通に伴って鷹島肥前大橋のたもとに出来たこの「道の駅：鷹ら島」もその一つで、上の写真を見て下さい。ビックリする様な値段です。ここは恐らく日本で一番安くて新鮮な魚介類の道の駅直売所でしょう。

近所に温泉施設でもあれば、の～んびりしたいと思いますし、ちょっとの間暮らしてみてもいいんじゃない！

● ＡＭ１０：００晴れ ⇒ モンゴル村ですが、なにか変です？松浦ガイドはこちら！

「道の駅：鷹ら島」から１５分程で下の写真の「モンゴル村」に着いたんですが、長く旅をしていると地図や観光情報に出ている所でも、来てみたら閉鎖されていたという事態に良く遭遇します。

まるで生きている人間だけが蒸発した様にゴーストタウン化しているので、ここがどういう施設なのか？中はいったいどうなっているのか？何をやっている所なのか？なんでここに野球チームの碑があるのか？良く分かりません。

まっ、でも、せっかく来たんですから、証拠写真だけでも撮って帰ろうと思います。(*^-^*)

● ＡＭ１１：００晴れ ⇒ 浜野浦の棚田、大名陣屋跡などがある「波戸岬公園」です。

展望台があったので、偶然見えた景色ですが、まるで階段ですね。ここがどうして「恋人の聖地」なんだか分かりません。

ここ波戸岬には、この後紹介する豊臣秀吉の朝鮮出兵の基地「名護屋城址」に集結した諸大名の陣屋があったとされ、今でも島津義弘、上杉景勝、九鬼嘉隆、福島正則などの陣跡が紹介されてます。

少し離れて堀秀治、豊臣秀保の陣跡もありますが、跡地という表示だけです。徳川家康の陣跡は、建物も復元され、名護屋城博物館となってます。

● ＡＭ１１：４０晴れ ⇒ ここが「名護屋城址」と「名護屋城博物館」です。

地図を見る限り、海流や偏西風やらの条件は別として、この地から出発すると、壱岐から対馬を経て韓国釜山へ渡る最短コースの様に見えます。

この東松浦半島の突端に、秀吉の朝鮮出兵の基地「名護屋城址」があります。「名護屋城博物館」には、この不幸な時期の事や、それ以前とそれ以後の半島との交流の歴史の史料が展示されています。

花菜のバギーを入り口わきに置き、「名護屋城博物館」の見学に入りましたが、内部は写真撮影禁止のため、ご紹介出来ません。上の写真は撮影が許可された、その一部です。

ここで私が下手な説明をするよりも分かり易いので、興味のある方は名護屋城博物館のページをご覧下さい。

● ＰＭ１２：３０晴れ ⇒ 石垣だけですが、「名護屋城址」は非常に興味深い。

総面積１７万㎡で、大阪城に次ぐ大きさだったという「名護屋城址」ですが、今ではその面影は全く無く、お城の周囲に集合したとされる１３０以上の初大名の陣屋には、２０万人の兵が待機していたと云われている訳ですが、ほぼ同数の町人や商人らも住んでいた事でしょう。

現在この辺りを歩いてみても、走ってみても、何処をどう見てもその光景を想像すらできません。

現在、城跡公園には石垣しか残っていませんが、その在りし日の説明は「名護屋城博物館」が代わってしています。興味のある方は名護屋城址のホームページをご覧下さい。

最初に「名護屋城博物館」を見学してから広い「名護屋城址」を歩きましたが、全ての施設を見て回って１時間半ぐらいだったでしょうか、駐車場脇の売店兼食堂で昼食にしました。

こういう所ですから、味は期待していませんでしたが、私はカツカレーでカミさんはちゃんぽん麺を注文しました。しかしながら、意に反して揚げたての黒豚のトンカツは、美味しかったです。…(^_-)-☆

● ＰＭ１４：００ ⇒ 次に、波戸岬と名護屋浦を挟んだ対岸にある加部島に渡りました。

旅のルートは国道２０４号で更に海岸線を進み、名護屋浦に掛かる名護屋大橋を渡って呼子地区に入ります。

下の写真の弁天島を中継にした呼子大橋を渡って加部島に入り、小高い丘の上の「風の見える丘公園」にやって来ましたが、ここは小さな風車があるだけの展望所の様な所でした。

その風車の羽の回り方と方向で、風が見える！というんだと思います。松浦作用姫の伝説は、こちら。


		「風の見える丘公園」の前の駐車場に小屋掛けしたこの島の名物という甘夏売りのおばちゃんが、一生懸命愛想を振りまいてくれているんですが、「ゴメンなさい！」私は、夏みかん苦手なんですよね～！。

● ＰＭ１４：３０晴れ ⇒ 順繰りに岬を回ってます。加部島の次は土器岬にある「玄海国定公園：七ツ釜」です。

下の写真に、「玄海国定公園：七ツ釜」とありますが、どうやらここは歩いて回るより海上からクルージング船に乗って見るのが良さそうですね。

● ＰＭ１４：５０晴れ ⇒ ここが九州のサーフィン発祥の地と言われている、「立神岩」です。

その高さ３０ｍという玄武岩の巨石が天に向かって聳え立っている海岸。

その岩が寄り添って立っているので夫婦岩という人も居るそうです。この写真に向かって後ろ側になる海岸が、九州のサーフィン発祥の地と云われている海岸です。

この日も波が良かったのか、大勢のサーファーがこの海岸に来ていて、私達が車を駐車場に置くとたちまち日に焼けた人懐っこい茶髪のお兄ちゃんお姉ちゃんの人だかりになってしまいました。

「東京から来てるんですね～！」「観光ですか～！」「こんな車が、欲しかったんですよ！」「あこがれちゃうな～！」「中を見せて下さい！」と、大さわぎになってしまいました。

呼子の名物イカ料理の美味しいお店や公衆浴場などを教えてくれましたが、残念なことにそっちから来たので戻る様になってしまいます。金髪の見てくれと違い、みんな人懐っこい良い子ばかりでした。

● ＰＭ１５：３０晴れ ⇒「唐津城」までやって来ました。

唐房漁港の先、国道２０４号線から、唐房という交差点を左折して暫く海岸線を走る。その内に「唐津城 ⇒」の標識が出てくるので、その標識に従って行くと学校の先に唐津城の天守が見えて来ました。

昭和４１年に唐津藩の歴史資料や唐津焼などの郷土博物館として天守閣が再建されたそうですが、展望所からの眺めは最高です。

現在石垣の修復工事をしていて、クレーンが立っているので工事規制はありますが、見学は出来ます。

唐津城の先、松浦川を渡った先が「日本三大松原の「虹の松原」と呼ばれる景勝地で、長さ４，５キロ、幅５００ｍの間に１００万本の黒松があると云われてます。こちらは車窓から見学して通過します。

ここ、佐賀県「唐津の虹の松原」を訪ねた事で、日本三大松原と言われている「静岡県の三保の松原」「福井県の気比の松原」と合わせて日本三大松原制覇となりました。・・・ (^_^ ゞ

● ＰＭ１８：００晴れ ⇒ 本日の温泉は、「きゅうらぎ温泉：佐用姫の湯」です。

「厳木の温泉がいい～いよ～！」と小耳に挟んだので、唐津城から２２～３キロと少し遠いですが、道の駅も近くにありますので、その厳木まで行く事にしました。

これがナンと驚きで、通常でも￥４１０円と安いのに、６時を過ぎると入浴料は、￥３００円だそうです。この値段でシャンプーやリンスまで有るんですから、安すぎですね。やって行けるのか心配になります。

● ＰＭ１９：００晴れ ⇒ 本日のお宿は、「道の駅：厳木」です。

道の駅のすぐ前を国道２０３号線が走ってますので走行音はそれなりにしますが、厳木多久有料道路の牧瀬インターの入り口サイドなんで、非常に便利な道の駅と言えるでしょう。

本日の走行距離は、１３０キロでした。お疲れ様でした。

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