モーターホームページ/Camp-Report 2010/08-3

☆彡キャンピングカーの自由で気侭な旅！一度始めたらやめられませんねぇ～！ (^_-) Ｖ


	●●● ２０１２年（平成２４年）の夏休みキャンプレポート！再びの東北＝その３＝ ●●●

◆◆◆ CAMP REPORT 2012 ◆◆◆

● この年の実施キャンプと年間予定 ●

● １１月お台場のショー＆大磯の朝市

● １１月５１回：タコキャン in 美鈴湖

● １０月ミニタコ in 猪頭ＡＣキムチ作り

● ０９月ミニタコ in 道の駅：白沢

● ０８月夏休み東北ツアーその３

● ０８月夏休み東北ツアーその２

● ０８月夏休み東北ツアーその１

● ０７月ミニタコ in 韮崎～松本

● ０７月東京キャンカーショー

● ０６月５０回：タコキャン i n 本栖湖

● ０２月 Japan Camping Car Show

● ０１月ミニタコ新年会 in 田代公園

●● お問合せは、こちら！●●

●● 全レポートレポートメニュー ●●

◆◆◆ 平成２４年の、夏休みくるま旅日記＝その３＝ ◆◆◆

■■■ SUMMER CAMP REPORT 2012 その３ MENU ■■■

その１

その２

その３


■ ８月１６日（木曜日）道の駅遠野風の丘７泊目 ⇒ 道の駅おおの⇒ 道の駅くじ⇒ 塩の道のだ ⇒ 普代村⇒ 北山崎⇒ 黒崎灯台 ⇒ 田野畑村：サッパ船アドベンチャーズ ⇒ 浄土が浜⇒ 道の駅遠野風の丘（７泊目）
凄い迫力の北山崎のさっぱ船アドベンチャー！

■ ８月１７日（金曜日）道の駅安達８泊目 ⇒ 道の駅遠野風の丘⇒ 終日遠野市内観光 ⇒ 道の駅：厳美渓⇒ 道の駅安達（８泊目）

■ ８月１８日（土曜日）帰宅 ⇒ 道の駅安達・智惠子の里⇒ 帰宅

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■■■ ８月１６日（木曜日）道の駅：おおの～道の駅：遠野風の丘・・・７泊目

● ＡＭ０７：３０＝「道の駅：おおの」を出発！

ここからは、いよいよ震災の被害を受けた太平洋側を走ります。

夕べも湯上りに少しの時間扇風機にあたりましたが、それ以降は網戸からの涼しい風のみで充分幸せな夜でした。

下の写真は、ここ「道の駅：おおの」の入り口近くにある看板ですが、このメニューを見て下さい。家族連れで来たら一日中、いや、一泊二日の間、飽きることなく楽しめそうですね。

● ＡＭ０７：３０＝「道の駅：くじ」（やませ土風館）

「道の駅：おおの」を出発し、国道３９５号（九戸街道？）から、いよいよ津波の被害の大きかった国道４５号に入ります。

ここからがいわゆる「久慈の町」になり、久慈の駅に程近い「道の駅：くじ」（やませ土風館）は、大きな食品スーパーも兼ねてます。というか併設されてまして、町の人も多く買い物に訪れているようです。

駅舎やスーパーは９時から開くらしいんですが、あと１５分程時間があります。この町でも今が丁度お盆の時期で、仏様へだか？お墓へだか？分かりませんが、お供えの花を買いに来る人が次々と後を絶ちません。

商品を並べている店員さんが、その客花束を持ったお客さんに応対しているんですが、開店時間がまだなのか？レジの準備がまだ出来ないのか？お供え用の花束を持って店の中に入ってはそのまま出て来ます。

多分急いでいるから来ているんでしょうが、レシートや袋なんか必要ないんでしょうね。って、こちらも暇なもんで、ジックリ観察してました。

上の写真は「久慈秋祭り」で使うという！たいへん迫力のある大きな山車ですが、どうして久慈の町で「里見八犬伝」なのか？良く分かりません。

お祭りですから、固いこと言わないでって、まっ、いいかぁ～・・・(^o^)丿

駅舎の隣にある併設のスーパーは、地元の名産品や物産品が勿論豊富にありますが、なんと言ってもここでは直ぐ横の久慈港直送の海の幸がメインでしょう。

ここでは美味しそうな魚介類と、本日のお昼のお弁当を仕入れておきます。

失敗談・・・
この道の駅から１００メートル程先のイベント広場が車中泊スペースとして解放されているというから、そこを是非見てみたい！と思っていたんですが、お昼からのサッパ舟アドベンチャーに気を奪われていて、すっかり忘れていました。

それともう一つ・・・
これは、後からの追加情報ですが、この年の翌年！この町の「北限の海女」の話が、ＮＨＫの朝の連続ドラマで大ヒットしたあまちゃん！になったんです。

● ＡＭ１０：３０＝「塩の道：のだ」と、「道の駅：のだ」？

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国道４５号線を南下する旅、次に訪れたのは「道の駅：のだ」です。

道の駅かと思いましたが、「塩の道」と云うんだそうです。品揃えは近隣の農家の方の手作りによる物産品や農産品などで、ここで見つけた珍しい食べ物が、写真の「しだみだんご」という、チョット苦味のある「どんぐりの餡子」が入った大人のお饅頭です。

先日も、「堀口さんが、甘い物食べてるのを見たことが無い！」って二見君が言ってましたが、誤解の無いように言っておきますと、「私は、甘い物も、辛い物も、大好きな、ただの食いしん坊です！」って、どこかの会長さんみたいに思われても困りますが、敦ちゃん、次回からはよろしくね。

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ご覧の様に震災の後、時間がだいぶ経ってますから、瓦礫の山にも一面に草が生えて、一見綺麗な草原の様に見えます。「野田村」から「普代村」にかけての海岸線の景色が素晴らしく良い眺めなので、良く見ないとここが津波が全部さらって行った後の土地だとは分かりません。

しかし、良く良く目を凝らして見ると、そこはかつて町だったことが分かります。家の基礎のコンクリートだけが残っているんですね。それも見渡す限りです。確かにここには町があったんです。

この辺りは高台への集団移転の話が出ているそうですが、軽い気持ちでコメントなんかとても出来ないデリケートで難しい問題です。思わず手を合わせ、先へ進みます。

右下の写真は、十数年前に初めてこの地に来た時のスナップで、この写真をご覧頂くとお分かりの様に、ここ普代浜は私達家族にとって忘れることの出来ない大切な想い出のの残るキャンプ地でした。

初めてのキャラバンの時も、二代目のコースターでもアメ車に乗っている時も、トレーラーを引いている時も、いつでもキャンカーを乗り換える度に絶対に来ている私達が日本で一番大好きな場所だったんです。

本当にこの地に来て確かめたかったのは、右の写真に写っている浜の向こうに見える小島で、下の写真の場所なんですが、だいたい同じ場所じゃないかと思います。

海岸線に出てみたかったんですが、水門が閉まってましてそこから先の浜には出ることが出来ませんでした。

多分酷い被害を受けたんじゃないかと想像しますが、現在の浜の状況を確認することが、出来ませんでした。

もう３０年も前になるでしょうか、きらきらと輝く砂の素敵な砂浜で、子供達が日が暮れるまで夢中で遊んでいたことや、牛乳瓶に入って売られていた剥き身のウニを軍艦巻きにしておなかイッパイ食べたことを昨日のことの様に思い出します。

この「普代村」から次の「田野畑村」まで国道４５号線は山側を走りますが、海岸線側の県道を行く道の海岸線が陸中海岸国立公園にある「北山崎の景勝地」です。

この景勝の地は二ヶ所ある展望所からもその一部が見えますが、なんたって船上から見るのが一番でしょう。チョット早めのお昼ですが、「道の駅：くじ」で仕入れたお弁当を、この北山崎の眺めの良いポイントで、頂きます。

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● ＰＭ１２：３０＝「サッパ船アドベンチャーズ」に、乗船したよ～！

お腹も景色も満足したところで、いよいよ！「サッパ船アドベンチャーズ」の乗り場へと向かいます。

三陸鉄道の「田野畑駅」に近い「羅賀荘」という１０階建てのホテルの前にある羅賀漁港の桟橋が、「サッパ船アドベンチャーズ」の出発基地になってます。

我が家は１時の予約ですが、船は３０分おきにお客さんが居ればどんどん出発しているらしく、「前の便に空きがあるので宜しければ乗れますが？」と、さっぱ船のすたっふぅ～に聞かれましたので、もちろん“ＯＫ”って言ったんです。

渡されたライフジャケットを付けて船に向かうと、先客の方から「乗合なら金を出すから貸切にしたい！」と言われたらしく、すたっふぅ～が「申し訳ありません。」って頭を下げてきた。

まっ、こちらも遊びですからどうでもいいんですが、札束に物を言わせる様な観光客が今でもいるんですね。

その先客は、名前は知りませんが、柴俊夫ナンチャラとかいう？芸能人のグループらしい。

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写真をご覧頂くとお分かりの様に、乗り込む観光船はサッパ船という現役の漁船です。サッパ船とはウニ漁や昆布、わかめ漁、刺し網漁などに使われる一番小さなタイプの漁船のことを言い、笹の葉で作った様に小さいからサッパ舟という説もあるそうです。

胴の間に漁で捕った獲物を入れる籠が６個伏せてありますので、今回は６人乗るということでしょう。その籠に座布団を乗せただけのいたって簡単な乗船設備です。

カミさんが掴んでますが、船がどんなに揺れようと乗船中に掴まれる唯一の取っ手はこの木の二股一本？で、掴まる所は唯一ここしかありません。

ライフジャケットこそ、装着してますが乗船設備とか？本当にこれでいいの？？・・・(^_-)-☆

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この漁船の持ち主でもある船長さんも勿論！現役のワカメ取りの漁師さんです。船長さんは「午前中の方が海が穏やかだった。」と言ってましたが、写真をご覧頂くとお分かりの様に現在も海は穏やかそのものです。

ラッキー！なのかな？と思いましたが、やはりボートに毛の生えた様な小舟ですから、港を出るとすぐに自分の顔よりもはるか上に来る海面の近さに興奮しますし、いきなり塩辛い飛沫の洗礼を受けます。

暫く行くと海上に停泊し、津波の被害にあった机浜という漁村の番屋のあった場所の再生工事の様子を説明してくれましたが、本当になんにもなくなっちゃったんですね。

この他見処はポイントポイントで丁寧に説明してくれるし、少人数なので船長さんへの質問やら会話やらも可能です。でも、止まっているとひっくり返りそうに揺れます。

凄い迫力の北山崎のさっぱ船アドベンチャー！

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船長さんが「このイベントで、今までに海に落ちた人はいないよ！」とは言ってましたが、セルシオと同じエンジンだと自慢する５リッターＶ８のヤマハのエンジンを積んだ小型漁船は走り出せばすこぶる快調！凄い加速です。

狭い岩場の中をミズスマシの様に結構すっ飛びます。（たまにジャンプする！）

私も大森や羽田といった猟師町で悪がきの時代を過ごしましたので、この手の船は子供の頃に良く乗せて貰いましたし、地元漁師の息子達といたずらで動かしたりして遊んでました。

当時の船はいわゆる単発のポンポン船ですから、こういうモーターボートのような加速感はまた別物ですね。

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やはり津波は凄い力だったんですね。このコンクリート製の堤防をひっくり返してしまうんですからぁ～・・・

写真は、裏返って底の部分が見える不思議な防波堤の光景です。所詮、人間が作ったものなどこの程度でしたかないことをこのありさまを見ると、つくづく実感しますね。

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えぇっ！あの洞窟に入るの？・・・サッパ船を使った観光船というのは素晴らしいアイデアですね。

こうゆう小さな洞穴や洞窟を丁寧に潜って行くのにたいへん有効な大きさなんですね。これ以上大きな船だとこういう芸当は当然出来ませんから。

右下の岩はゴリラ岩で、他にも象岩や○○岩なんていうのもあります。なぜか、どこかの遊覧船に乗っていて聞いたことがある様な～？無い様な～？

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この後、この正面の小さな洞窟に入って行きます。洞窟の中は天井が高くて小さな工場ぐらいの広さがありますが、入り口を振り返ると太陽の光が差し込んで、正に「青の洞窟！」水面が真っ青に光って本当に綺麗です。

いくら小さなサッパ船といえども洞穴の中ではＵターンは出来ませんから、そのままバックで出て行きます。さすがベテラン船長さん！上手いもんです。ちっとも怖くありません。・・・(^_-)-☆

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正直者だけが通れるという狭い切通をスリル満点で通り過ぎ、大きな拍手を受けると、「サッパ船アドベンチャーズ」もそろそろ終盤の見所を迎えます。見上げると首が痛くなりそうなほどの高さがある名勝！北山崎の断崖です。

さっき、お昼を食べたのがこの近くの絶景ポイントです。２００メートルもある！というこの断崖は、上から覗いてもだめで、海上に出た船からしか見えません。この迫力が、今回の目玉ですね。

これでもうお約束の１時間も乗ってたの？という程、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもんです。

カミさんのリクエストだった「サッパ船アドベンチャー」でしたが、たいへん楽しかったです。このページをご覧の皆様も、機会があったら、いや、機会を作ってでもお越し下さい。楽しいこと請け合います。


凄い迫力の北山崎のさっぱ船アドベンチャー！	PAGE-TOP

● ＰＭ１５：００＝今回も「浄土ヶ浜の海水浴場」は、パスしました。

楽しかった「田野畑村」から再び国道４５号線に戻り、「岩泉町」「田老町」と進むと、やがて「宮古」の市内へと入ってきます。その宮古の入り口に景勝の地「浄土が浜」はありますが、ここの綺麗な浜は海水浴場としても最高の人気の場所になってまして、いつ来てもたいへんな賑わいです。

「浄土ヶ浜の海水浴場」に来るのは今回で三回目ですが、もしも空いていたらと思い、チョット寄り道してみました。

しかし、人気の場所は別格ですね。第１から第３駐車場まである全ての駐車場が満車で、海岸へ続く通路の片側も違法駐車の車で数珠繋ぎになってます。午後３時というここに来た時間も悪かったのかも知れません。

結局下の浜まで降りてみましたが駐車するスペースは何処にも無く、もう少ししたら帰る人も出て来ると思われますが今回は諦めましょう。

まだ災害の爪痕の残る残る所も在るでしょうし、ここへはもう少し時期をずらして観光船にでも乗りに来たいですね。また来ればいいんですから・・・今回は、残念！

● ＰＭ１７：００＝「道の駅：遠野風の丘」近所のお風呂は￥１５０円だった。

さっ、気を取り直して次の目的地「遠野」に向かいましょう。
ルートは、宮古の町から閉伊川に沿って走る国道１０６号線で、暫く走り「川井村」から３４０号に左折します。

途中の「遠野市」との国堺にある「立丸峠」が、このルート最大の難所です。難所だからといっても何度か通ってますし、「遠野」へ行くにはこのルートしかありませんので、カムロードではチョット辛いですが、頑張って峠越えをします。

三陸の扇の要と言われている「遠野」の街ですが、この宮古からのルートは「立丸峠」、大槌町からのルートは「笛吹峠」、釜石からのルートも「仙人峠」と、どのルートを通っても峠越えがあり、「遠野」の昔話にも度々峠越えの旅人を襲う化け物の話が登場します。

今回、我々の通るこの国道１０６号の「立丸峠」のルートの最終地点にも「カッパ渕」や「伝承園」といった遠野の観光スポットがあります。今からでも見に行くことは出来ますが、もう５時ですので明日ゆっくりと見学に来ようと思います。

「遠野」の町を一旦通り越し、北上方面に向かうと「道の駅：遠野風の丘」の看板が、見えてきます。風の丘という名の通り！丘の上にある涼しそうな道の駅です。

この道の駅には入浴施設はありませんので、どこか近くの日帰り温泉を探さなくてはいけません。道の駅の人に聞くと、先程来た道を１０キロ程戻った所に「たかむろ水光園」という温泉施設があるので、ここがお勧め！だといってパンフレットをくれました。

チラッとパンフレットを見ましたが、旅の汗を流すだけなので、ここまでの豪華な入浴施設は要らないですね。

それとは別に、カミさんが地元の農家のおばあさん風の人からごみ焼却場の排熱を利用した入浴施設がある！という情報を掴んで来た。汗を流すだけなのでお湯が使えれば充分！有り難くそこを利用させて頂くことにする。

下左の写真がその入浴施設ですが、受付に「６０歳以上￥１５０円」って書いてある、しかも地元や他府県の分け隔てはなく、なにやら得したような気分です。

でも、係りのおじさんが私達を見て、「二人で￥３００円ね！」っていきなり言うんだもの～！。
ちょっと複雑な気分です。・・・(^_^ ゞ

お風呂から再び道の駅に戻ると、札幌ナンバーのグランドハイエースベースの同じ歳ぐらいのキャンパーご夫婦と、昔懐かしい我が家でも乗っていた米国仕様のハイラックストラックベースのベーゴのイタスカが既にキャンプインしてました。

八王子ナンバーのこのキャンパーご夫婦は、ピアノの調律をしながら全国を回っているんだそうです。

「ひょっとして、この夫婦はかなり有名人？」かとも思いますが、そのキャンピングカーのボディはもう隙間の無いくらいマジックで人の名前やらお店の名前やらコメントやら励ましやらがいっぱい書いてあります。

この車、私はチョット恥ずかしくて乗れない。・・・(^ _ ^ ) Ｖ

残念ながら、道の駅のレストランはもう終了してしまいましたので、久慈で仕入れた魚介類を使って車内で夕食です。でも、遠野はやはり盆地なんですね。我が家は網戸と扇風機でナンとか凌ぎましたが、隣の札幌ナンバーの方は朝までアイドリング・エアコン状態でした。

風の丘という割りには少し蒸し暑く風の無かった道の駅でした。

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■■■ ８月１７日（金）道の駅：風の丘遠野～道の駅：智惠子の里安達・・・８泊目

● ＡＭ０８：００＝安っ！「道の駅：遠野風の丘」楢炭を大量ゲット！

この道の駅に夕べ来た時に、袋詰になっている「楢炭」を発見しました。ナント安い１５キロで￥２０００円です。出掛けに私はこれを二袋ゲットし、カミさんは友人やら子供達やらへのお土産にと色々買い物です。

荷物置き場と化したバンクベットはもうお土産で満杯ですから、１５キロの炭の袋二袋は貨物室へと変身したトイレに積み込みます。

● ＡＭ０８：３０＝開園を待って、「カッパ渕」と「伝承園」の見学です。

という訳で、朝一で昨日通り過ぎたカッパ渕へ再度やってまいりました。

昔々常堅寺というお寺の裏を流れる小川に河童がたくさん棲んでいて、人を驚かしたりお寺が火事の時には消火を手伝ったりしたという・・・

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まっ、ご存知の方はご存知でしょうが、洒落ですから・・・と、見過ごせない程本気なのがここ遠野のカッパ伝説やオシラ様の伝説ですね。

河童の話はともかく、馬と出来ちゃった娘のオシラサマの話なんか、子供にどうやって話したらいいんですかね。

洒落ですから～！・・・と、カッパ捕獲許可証なるものを、御上より頂きました。

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で、洒落ですから～！・・・と、きゅうりでカッパ釣りをしてみましが、洒落ですから・・・えっ！しつこい。

洒落ですから～！・・・と、おばさんはこういうことが平気で出来ちゃいます。

思春期のレナちゃんや、ユリちゃんには出来ないでしょう！へへ・・・ (^_-)-☆

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「伝承園」は、重文の曲り屋「菊池家」を展示してますが、その一番奥の部屋の「御蚕神堂」に入ると、いきなり千体ものお人形が部屋いっぱいに飾られてます。

思わず「ウアッ！」っと声を出して驚いてしまいましたが、我が家が朝一番の観光客で、回りに他の観光客は一人もいませんでしたので、誰かに見られた形跡はありません。

ほんとうにビックリしたんですからぁ～・・・(ー_ー !!

ご覧になったことのある方はご存知でしょうが、これはもう、洒落ですからとは、済ませられません。

夢に出てきそうです。

「伝承園」の詳しい情報はこちらからどうぞ！

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● ＡＭ０９：３０＝「遠野ふるさと村」に、やってまいりました。

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ここ「遠野ふるさと村」も、先程の「伝承園」にもあった様ないわゆる「曲り屋」の展示がメインなんですが、こちらは集落の様子のままを展示してあり、「伝承園」とはちょっとスケールが違います。

それもここでは全て現役？の本物で、写真の様に建物も凄く大きいんです。本当に昔の遠野の田舎の懐かしい農村の風景をそのまま再現してますし、季節ごとの色んな農村の生活体験も出来るようになってます。

まっ、写真の様なご立派なおちんちんの藁人形もあれば、いっ見田舎風に作られているトイレなんか、中の設備は近代的な温水洗浄便座付きだったりしますがね。へっへ

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ご覧の様なロケーションの処ですから、「映画：河童のクゥと夏休み」「浅見光彦シリーズ」「ＮＨＫの朝ドラ：どんど晴れ」「ＮＨＫ大河の天地人や龍馬伝」「悪魔の手鞠唄」「利家とマツ」「水戸黄門」「炎立つ」「愛しの座敷わらし」など数多くの撮影に使われたそうです。

今回の旅では時間の関係で乗ることが出来ませんでしたが、写真の馬は映画やドラマに何度も出ているそうで、これからお客さんを乗せた観光馬車を引いて街中を歩くらしい。

首を撫でてやったらペロペロと舐めてくれ、「まるで犬みたいだねっ！」って、カミさんが言ってました。

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しかし、今日も風が無くて暑いっす！アジサイとコスモスが一緒に咲いてるし、田んぼの稲も順調のようです。

今年も豊作間違いなし。あまりにも長閑で時間が止まったようですね。何故か自分の田舎に来たような懐かしい気がする上手い演出ですね。

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名物？のお土産！コンソメ味のカッパの鼻くそは、なかなかいける。ビールのおつまみに最高！で、楽しかった「遠野ふるさと村」でした。

● ＡＭ１１：００＝次は、日本一の木造彫刻の観音様がある「福泉寺」です。

大正元年の開山というので、こちらはそれ程古いお寺ではありません。一つの山全体がお寺の境内になっているような感じで、お年寄りでも楽に参拝出来るように頂上近くまで車参道が付いてます。

しかし、途中がすごい急坂で、カムロードは喘ぎ危う参拝を断念するところでした。

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この時間、このお寺の境内にお坊さんらの姿は何処にも無く、受付のおばさん以外全く人影が見えません。写真でお分かりの様に非常に手入れが行き届いた素晴らしく綺麗なお寺です。

本堂に入ると高さ１７メートルという本尊の観音様のその大きさに先ず驚きます。今日は私達の他に見学してる人もありませんので、貸切の様にゆっくり見学出来ました。

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車で一気に登ってしまった山道を徒歩で中腹まで下ると、この五重の塔があります。ここから逆に八十八箇所のミニ霊場を巡りながら再度頂上まで登ります。

しんどかったですが、振り返ると、どうですこの景色！遠野の町が一望できます。

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ここに紹介文を書いていて思い出したんですが、「福泉寺」というと関係は分かりませんが我が家の近くに萩中という町があり、宗派や山名は忘れてしまいましたが、そこにも確か「福泉寺」という古いお寺が在るんです。

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● ＰＭ１２：００＝「とうの昔話村・遠野市立博物館・遠野城下町資料館」へ！

さて、遠野の駅近く、街の中心部にやってまいりました。ここではいわゆる有料駐車場に車を置きます。大型の人やトレーラー引きの人はここは無理ですので、観光バス用の駐車場に交渉してみて下さい。

ここから先は建物や博物館に入りますので。ハナは連れて行けません。駐車場の管理人さんにキャンカーのエンジンをアイドリング・エアコン状態のまま放置する承諾を得て、市内観光に出発です。

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先ずは「遠野昔話村」からです。入場料は、「遠野市立博物館・遠野城下町資料館」の合わせて３館共通で一般で￥５２０円となってます。

この建物は、旧高善旅館を移築したものだそうで、明治から大正、そして昭和までの遠野を代表する昔の旅館がそのまま展示されていて、「柳翁宿」として記念館となってます。

合わせて「柳田國男男爵」の隠居所や「遠野昔話資料館」、そして「物語蔵」などで構成されてます。

今では、遠野の昔話もコンピューター仕掛けで機械が聞かせてくれます。どの話もみんな興味を持って聞き始めるんですが、最後まで聞いている人は殆んどいないようです。

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３館共通の入場券を買ったため、こちらの「遠野市立博物館」も見学します。遠野物語の著者柳田國男が遠野の伝承を聞き、旅した印象を体験できる様になっているゾーンや、遠野の人や風土・文化の紹介、遠野物語と現代アートとのコラボなどが主な展示内容となってます。

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河童渕、オシラサマ、座敷童子の話を中心に博物館の内容はとても充実してますし、巨大なスクリーンで見せてくれる遠野の昔話は凄い迫力で、グングン物語に引き込まれます。

夢中になって展示物を見学していたら、気が付かない内にお昼を過ぎてたんですね。

博物館の前にある一見！居酒屋風？良く見ると居酒屋という食堂に飛び込みました。

うどん、そば、スパゲッティ、ハンバーグ、ラーメン、おにぎり、焼肉等など何でもあります。何でも屋さんですね。

ですが、一つだけ無いものがありました。

私の一番好きなエアコンが効いてませんでした。この蒸し暑さですから、これにはもう参った。(>_<)

食後の腹ごなしにぶらぶらと「鍋倉城址公園」を歩いてみよう！って思っていたんですが、あいにく雨が降ってきました。それも結構大粒ですので、ここらで切り上げて車に戻ります。

● ＰＭ１６：００＝少しづつ東京に向かいつつ「道の駅：厳美渓」に、現着しました。

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ここも２～３度目の訪問ですが、前回来た時は道の駅がありませんでしたので、かなり昔だということは間違いありません。「道の駅：厳美渓」の駐車場に車を置いて、歩いて７～８分という「厳美渓」へしばし散策に行きます。

旅番組などで良く中継している厳美渓名物の綱渡りする「郭公団子」は、カミさんが楽しみにしていたんですが、残念ながら本日はもう売り切れ！だそうです。

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渓谷に架かる二本の橋の両側をぐるっと一回り回ると、１時間程で戻って来られます。ここでは直ぐそばにある簡保の宿でお風呂を借りて「道の駅：厳美渓」で、キャンプインという予定でいたんですが、お天道様はまだ真上？にあります。

この日の高さに少し欲が出てしまいました。

我が家までの残りの距離を考えると、少しでも近づいていたいので、東北方面から帰る時に２度程寄ったことのある二本松の「岳温泉」まで行けないかなぁ～・・・って、カミさんに振ると、「運転するのはアンタなんだから、好きにすればぁ～・・・」という投げやりなお言葉が返ってきました。

後で分かったことナンですが、ここで交通情報を仕入れなかったのが運の尽き！帰りを急いだのが運の尽き、予定通り「道の駅：厳美渓」で一宿すれば良かったんです。

再び東北道の人となりましたが、酷い渋滞です。

止めようか？降りようか？腹も減ったし、おしっこもしたいし・・・(>_<)

お盆休みの帰省渋滞は、夜走っちゃだめ！で、朝早くから走るのが正解だ！

ということは、もう何回も何十回も経験して分かっているつもりだったんですけど、ついつい走っちゃうんですよね。

とりあえずデスチャージしないことには満タンで破裂しそうです。

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で、現在ここで８時です。本線はピタッと止まって全く動かなくなりました。「岳温泉」まではＩＣを降りてものの２０分ですが、二本松ＩＣまではもう２～３０キロじゃないかと思います。

渋滞さえなければ私の計算通り！今頃はお風呂から出て名物の美味い寄せ豆腐で一杯！ということになっていた筈なんですが、ゼンゼン動きません。路肩まで利用してナンとか入って来たのが福島松川のＰＡです。

とりあえず大急ぎでデスチャージして、落ち着いたところでふと見ると、なんとここのＳＡはスマートＩＣになっているじゃありませんか。車に戻って近くに道の駅はないかと探しますと、この福島松川のＰＡの直ぐ側に「道の駅：安達・智惠子の里」がありました。

● ＰＭ２０：３０＝本日は「道の駅：安達・智惠子の里」に、お世話になります。

早速！ＳＡからスマートアウトして走ること約１０分、国道４号線沿いに比較的大規模な「道の駅：安達・智惠子の里」が見えてきました。

今夜はこれでやっと落ち着けそうですが、駐車場の向こうに「日帰り入浴できます！」という看板があります。

「行ってみる？」ってカミさんに聞くと、「今日はもういいよ！」だそうです。

本当にやっとの思いで辿り着いた道の駅だったんですが、直ぐ横を走る国道が煩いし、隣近所の車がみんなエンジンを掛けっ放しだぁ～・・・

まっ、でも周りがそういう環境ならこちらもそれなりに対処出来ますから、大丈Ｖ・・・（^_^ Ｖ

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■■■ ８月１８日（土曜日）道の駅：智惠子の里安達～帰宅

● ＡＭ１１：００＝我が家に無事？現着です。

ＡＭ０７：３０に「道の駅：智惠子の里安達」を出発しましたが、この辺りもゆっくり観光すると、「安達ケ原のふるさと村」など、実に興味の在るところもあります。

次回、またゆっくりおじゃましますね。我が家まで残り２６０キロぐらい？だったでしょうか、渋滞も無く（これが正統の走り方）事故も無く？無事戻ることが出来ました。

２０１２年の夏休みの全走行距離は２１４２キロで、使用燃料は３３２．４９リットル×＠１４０円として、￥４６５４９円、６．４キロ／Ｌという結果でした。

今回もちょっと無駄に走り過ぎた様で、趣味だからといえばそれまでですが、資源の無駄遣いをしたんじゃないかと少しばかり反省してます。

文章力の無いレポートを最後までご覧頂まして、感謝いたします。

小暮会長、鎌田さん、宮田さん、指宿さん、市川さん、二見さん、皆さん無事に夏休みを満喫されたことと思いますが、お会い出来て楽しかったです。

次回ミニタコでまた、お会いしましょうね。有難うございました。お疲れ様でした。

◇・・・参考情報・・・◇ 凄い迫力の北山崎のさっぱ船アドベンチャー！
■ 道の駅：おおの	■ 伝承園
■ 道の駅：くじ（やませ土風館）	■ 福泉寺
■ 野田村	■ 遠野ふるさと村
■ 普代村	■ 道の駅：遠野風の丘
■ 田野畑村：北山崎	■ 遠野市観光協会のホームページ
■ 岩手県田野畑村陸中海岸北山崎	■ 道の駅：厳美渓
三陸漁師小型漁船サッパ舟アドベンチャーズ	■ 岳温泉
NPO法人体験村田野畑ネットワーク	■ 道の駅：安達・智惠子の里
℡ 0194-37-1211	■ 浄土が浜の海水浴場

その１

その２

その３

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