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●●● 平成30年、北海道ロングキャンプツーリングレポート!= P07 = ●●● |
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● AM08:00(新篠津)⇒「道の駅:しんしのつ」を出発します。 簡単な朝食の後、しのつ公園内を1時間ほど歩きましたが、こんなに素晴らしい公園を持つ自治体にお住まいの方は実に羨ましいですね。
大通公園周辺を何度か回り、コインパーキングや民間の有料駐車場を覗いてみましたが、我が家のキャンカーの入る枠も何か所か有るには有ったんですが、塞がってたりして良い場所がなかなか見つかりませんでした。 途中、御朱印を頂こうと立ち寄った「札幌護国神社」の駐車場では、何を勘違いされたのか「そんな所で寝泊まりされたら困ります。」って、言われてしまいました。 「お参りして、御朱印を頂きたかったんですが、・・・」と言いましたが、「とにかく困りますから!」だってさ!後に引けなくなってしまったんでしょうが、神職に携わる人がこれじゃぁ〜ね〜! 茫然としましたが、御朱印どころか参拝する気にもなれず、そのまま「札幌護国神社」を出てゆきました。
気を取り直して、丸山の原始林を背後に「大国魂神」「大那牟遅神」「少彦名神」「明治天皇」と、四柱の神様をお祀りしていると云う「北海道神宮」に参拝します。 先程嫌な思いをした旅人に失礼な「札幌護国神社」とは大違い、さすがに北海道総鎮守と言っているだけあって、荘厳な佇まいで、駐車場も「こちらにどうぞ〜!」と、丁寧に入れ易い所に案内してくれました。
長いエスカレーターを降りると、目の前にド〜ン!とスキージャンプ台が見えてきます。 リフト券売り場で、大倉山山頂までの往復リフト券と「札幌オリンピックミュージアム」の入場券のセット券(¥1000円)を買い、さっそくリフトに乗り込みます。以前、「白馬のジャンプ台」にも登ったことがあるんですが、リフトやその上の展望台へ行くのも、こちらの方が楽ですね。 眼下に札幌の街の眺望を楽しんで、定番のソフトクリームを頂いたら、他にやることがありませんので再びリフトに乗って展望台から下ります。ジャンプ競技場の観客席のすぐ前が、「札幌オリンピックミュージアム」になっていて、そのまま入ると2階から入れます。 2階は、冬のオリンピック・パラリンピックの歴史や歴代の競技用具などの資料を展示したミュージアムとなっていて、1階は色々なオリンピック・パラリンピックの競技が体験できるコーナーやダイナミックな冬のスポーツの映像を見せるコーナーなどがあります。 全ての体験や見学が終わると、ちょうどお昼です。昼食は先程の「大倉山クリスタルハウス」にあるレストランで頂きます。本日は、右上の写真!自分で焼くとビールが飲みたくなってしまうので、冷たい水で我慢して「ジンギスカン定食」です。…(^_^)V
● PM14:00(小樽市)⇒「小樽〜♪♪〜運河〜♪♪」にやって来ましたが、こちらは少し寒いっす。 札幌の街も二回目なので、午前中に札幌の町中をざっと回ったら、午後は「小樽運河」へ移動!というのが大方の観光コースでしょうか?カミさんは、「旭山動物園」も、ここ「小樽の街」も数年前に来ているので、観光順路にはこだわりがあるらしく、「こっち!こっち!」と、得意顔です。 「小樽の街」には一級の観光地らしく、車を置く所は有料無料・大なり小なり合わせてたくさんあります。本日は、小樽運河の横にある観光船乗り場裏の駐車場に置きました。 駐車場の係の人によると、「ここならトイレもあるし、夜になると静かだからキャンピングカーで来た人は大体ここに置いて車中泊している!」んだそうです。 向かい側のマリン広場では、明日踊る!というヤー連ソーラン連?が迫力ある練習をしてました。私はカミさんの指示する順路通り、先ずは保存されている観光名所「小樽運河」から連れ回されます。 この辺りでは、「人力車に乗りませんか〜!」だの、「似顔絵はいかがですか〜!」とか、その昔ヒッピー族(古っ!)が原宿辺りでやっていた様な針金細工に指輪やアクセサリーの露店が今でも現役で開いてます。 運河の周囲を一回りして、運河プラザの通りから一段と賑やかな出抜小路へとやって来ました。この辺りの雰囲気は、何か去年行った長崎の街に似てます。 こちらはまさに呑兵衛横丁!です。まだ午後の2時半ぐらいですが、小さな飲み屋さんには日本人に交じり外国からであろう観光客達で席が一杯で、中には顔を真っ赤にしてもう既にべろべろの人もいます。 通りにはガラス細工の店、雑貨類を扱う店、海鮮や乾物の店、地元の特産名産品を扱う土産物の店などなどですが、同じようなお店が多く、写真でお分かりの様に、今日は土曜日ということもあり、人出はかなり多いです。
● PM17:30(余市町)⇒ 今夜はここ、「道の駅:スペース・アップル よいち」にお世話になります。 そんな「小樽」の街の出抜小路で外国人に交じって酔っぱらい、そのまま駐車場に戻って車中泊しても良かったんですが、なんとなく走り出してしまいました。 賑やかな「小樽」の街からの旅のルートは、国道5号(羊蹄国道)を、20キロ程走り「余市」の街に入ります。 この余市の駅前で、国道5号(羊蹄国道)は内陸に方向を変え、函館本線と共に長万部に向かいます。一方の海岸線の方のルートは、国道229号(雷電国道)となり、「積丹岬」をぐるりと回るルートになります。 そんな交通の要所、余市の街には源泉かけ流しの「天然温泉:鶴亀の湯」、宇宙飛行士毛利さんの実家として有名な「余市川温泉:宇宙の湯」、そして私たちが今回お邪魔した地元の人の「よいち観光温泉」と、三つの温泉があります。 余市に来た目的は、NHKの朝ドラ「マッサン!」でお馴染みの「ニッカウヰスキー北海道工場・余市蒸留所」の見学で、そちらは明日の朝一番で伺うとして、本日は「道の駅:スペース・アップル よいち」にお世話になります。 こちらも「余市宇宙記念館・スペース童夢」などの施設も併設されていて、非常に楽しみです。 「道の駅:スペース・アップル よいち」の駐車場は、国道に面した第一駐車場の他、道の駅の裏手「ニッカウヰスキー北海道工場・余市蒸留所」のすぐ横に第二駐車場があります。 道の駅のトイレからは少し離れますが、こちらの方が静かですし、もうすでに先客に国産のキャブコンが2台、アメリカンにヨーロピアンの大型のキャンカー、アメリカ製のビッグバンで同じく大型のエアストリームのトレーラーキャンパーと、それぞれ間隔を上手に開けてキャンプインしています。 こちらの駐車場には大型車の駐車枠がないので、全長のあるトレーラー引きの方は通路の左側にドーンと止めてました。本日も、お疲れさまでした。 この「道の駅:スペース・アップル よいち」は、★★★★★です。 |
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● AM09:00(余市町)⇒ 朝一番で「ニッカウヰスキー北海道工場・余市蒸留所」の見学です。 一人の男の生涯をかけた物語がここにあります。 1934年に竹鶴政孝氏がこの地に興したウイスキーの蒸留所が、ここ「ニッカウヰスキー北海道工場・余市蒸留所」です。 なんといっても今日の観光地は、道の駅のすぐお隣ですから楽ちんです。午前9時の開園ですから、30分ぐらい前に道の駅を出て工場に向かいます。 工場の入り口にある受付で見学の申し込みをしますが、個人でする自由見学と、約90分建物の詳しい説明や紹介など、より楽しめるようにガイドさんが付き添って工場内を案内してくれるコースとがあるそうです。 しかも無料!ということなので、二つ返事でガイドツアーを申し込みました。工場内にはガイドきツアーの人専用の待合室があって、そちらで待機する様に言われましたが、さすがにアルコール飲料メーカーですね。 最初に今日これから運転をする人に運転者シールが配られます。 初めの内、数人だった待合室が、いつの間にやら混み合ってきました。 そうです。今日は日曜日だったんですね。すっかり忘れていました。 可愛いガイドさんを先頭に工場内のガイドツアーが始まると、もう既に一般の入場者の方々がぞろぞろと私達に前後して工場内を勝手に歩いています。 一般見学者とガイドツアーの見学者とは違う見学スペースが設けられていますが、私達第一斑も人数がかなり多いので、なかなかシャッターチャンスが難しいです。 工場内には、ここのところで再放送が始まったNHKの朝ドラ「マッサン!」で、撮影に使われた建物や小道具もまだ現役で残っていますし、その一部はそのまま資料館になっていて、見学ができます。 工場見学ツアーの最後は、お楽しみ!お待ちかね!お馴染みの試飲コナーですが、ドライバーシールの貼られた私は匂いを嗅ぐだけです。ここでは惜しげもなく高級品の「シングルモルト余市」を飲ませてますが、我が家のお土産は「スーパーニッカ」ですから。
いや〜!「ニッカウヰスキー北海道工場・余市蒸留所」の工場見学、お天気も良かったですが、実に気持ちのいい〜工場でした。本日は、これからお昼までの間に道の駅に隣接する「余市宇宙記念館・スペース童夢」に行こうと思います。 宇宙の神秘や宇宙開発の資料展示、宇宙ステーションやスペースシャトルの搭乗体験、JAXA職員の方の宇宙講義など、とても楽しかったです!こちらの施設は空いていたので、ほぼ貸し切り状態の宇宙体験でした。 まっ、詳しい説明は「余市宇宙記念館・スペース童夢」のホームページにお任せするとして、余市に来たらここ!「余市宇宙記念館・スペース童夢」にも必ず寄っていく事をお勧めします。 少し小さいお子さんには難しいかも知れませんが、入場料の¥500円は決して無駄にはなりません。 それと、興味深い宇宙食は、ここのミュージアムショップでしか買えないそうです!…(^_^)V 「道の駅:スペース・アップル よいち」のレストランで昼食を済ませ、長居した余市の町を後にしましたが、半日以上もの一つの道の駅に長く居たのは初めてかもしれませんね。 ここからの旅のルートは、国道229号(雷電国道)をぶらぶらと寄り道をしながら、「積丹岬」を目指します。
● PM14:30(余市町)⇒ こちらは余市港、「旧下ヨイチ運上家」です。 だいぶ余市に長居してしまいましたが、もう一つ余市で寄り道する所がありました。 先ずは、余市川を渡りすぐに右折です。正面の標高 54m の「モイレ山」の裾を回り込む様に「余市港」に出ます。そこに下の写真の「旧下ヨイチ運上家」があります。 「運上家」というのは、・・・ 江戸時代に松前藩が行っていたアイヌ民族との交易を請け負った商人が経営の拠点とした建物で、この余市の「旧下ヨイチ運上家」は、ヨイチ場所の請負商人である「竹屋林長左衛門」という人により建てられた、道内に現存する唯一の運上家なんだそうです。 受付で「駐車場はどちらですか?」と聞くと、「そのままの路上駐車で大丈夫!」だそうです。
少し「セタカムイの伝説(由来)」の写真の文字が読みにくいので、簡単に解説しておきます。 その昔、ラルマキという村の若い漁師が一匹の犬を飼っていた。漁師は犬を可愛がり、犬も漁師に良くなついていたそうな。ある日、久しぶりに凪になったので両氏は仲間と共に海に出た。 犬は、いつものように海辺で漁師の帰りを待っていた。ところが、朝穏やかだった海はいつの間にか波が高くなり、日暮れと共に大荒れの天気になってしまった。 村人達は海辺で篝火を焚いて猟師達の無事を祈った。やがて難を逃れた漁師仲間が浜に戻ってきたが、犬の主人はついに帰って来なかった。 暴風雨は何日も続いたが、犬は海辺で待っていた。そしてある夜、悲しげな犬の遠吠えが何時までも聞こえていたという。翌朝、暴風雨は収まったが、海辺に犬の姿はなく、岬に犬が遠吠えをしていた様な形の岩が忽然とそそり立っていたという。 人々はその岩を、「セタカムイ」犬の神様と呼ぶようになった。 という、いい〜い話じゃ〜・・・ 我が家も昨年14年間連れ添った愛犬”ハナ”を亡くしましたので、この地で手を合わせ、「安らかに眠るように!」と、祈ってきました。 「セタカムイの伝説」の他にもう一つ、「豊浜トンネル崩落事故の慰霊碑」もこの場所にはあります。悲しい事故だけに、忘れてはいけない事故でした。 ここにはトイレもありますし、緊急の場合!車中泊する事も可能です。
国道229号(雷電国道)は、美国の街で大きく左にカーブして、しばし原生林の中を行く山道に入ります。 「積丹岬 ⇒」「島武意海岸 ⇒」の案内表示のある所を右折するんですが、こちらへ来る方は、表示が小さいので見落とさない様に気を付けてください。ここからが道道913号、積丹半島の岬をぐるりと回る道です。 シャコタン・シコタンに、ノサップ・ノシャップ、ペンケ・パンケに、オンネトー!こちらの地名は本当にややこしや〜!
日本の渚100選にも選ばれているという、ここ「島武意海岸」ですが、夏場の一時期は海水浴も楽しめるらしい。 というのも、ご覧の様に浜辺へ降りるのには頭が擦れる様な天井の低いトンネルを抜け、急階段の道を上り下りしなければなりません。 小石の浜は透明度も高く素晴らしい景観なんですが、足腰の弱ったお年寄りや車椅子の方、身長が2m 以上で屈めない方は残念ですが行かれません。
30年ぶりに北海道に渡ろう!と思ったのも、タイトルは忘れましたがNHKの旅番組で放送していた「積丹半島・神威岬の旅」でした。 「あれっ!ゲートが閉まるよぅ〜!」国道229号(雷電国道)から右折して入る「神威岬」へ通じる道の入り口に人が立っていて、ゲートをいじってます。構わず右折して入ってゆくと、その人は「6時までだよ〜!」っていう。 現在5時なので、あとまだ1時間はあります。でも1時間で岬の先まで観光出来るのかどうかは分かりませんが、とりあえずこの「神威岬」に行くなら夕方、日の沈む頃に来るのが一番!という話は聞いていた。 素晴らしいという夕日が見れないのではシャレにならないが、とりあえず行ける所迄、行ってみることにする。 旅はやはりこのパターンがいい。「とりあえず、その日その時に行ける所まで行くってみる!」他人に迷惑の掛からない範囲でという注釈付きですが、この気持ちが大切で、これでだいたい一番いい所に車がおけますし、地元の人とも交流が持てる機会が増えます。 ここに来られて良かったですし、このお天気を見て下さい。なんて素晴らしい。こんな事ってありますか〜! 「神威岬」へ至る専用ルートの行き止まりに、大きな駐車場があります。ここへ車を置いて岬の先端まで歩く訳なんですが、どれぐらいの時間が掛かるのか?沈む夕日と追いかけっこになりそうです。 時間が分からないため、戻って来た人に聞いてみると「普通の人なら2〜30分ぐらい?」という。ギリギリだが途中で追い出されることはないと思う。 スタート地点の「女人禁制の門」から「神威岬」の先端までは、下の写真の様に「チャレンカの道」と名付けられたしっかりとした遊歩道があり、その高台からは岩礁と断崖の織り成すダイナミックな景観が続きます。 日露戦争当時にはロシア艦隊の来襲に備えて監視所があったという神威岬灯台から伝説の神威岩周辺が、遊歩道の最終地点なりますが、ここからは周囲360度が見渡せ、本当に水平線が丸〜るく見えます。 私は毎日7000歩前後歩いているので、まだまだ結構足腰には余裕があります。岬までの往復に要した時間が40分でしたので、ゲートの閉まる時間まではあと10分程残り時間がありました。 しかも、駐車場にはまだ数台の乗用車とバスが一台止まってますので、これらの車が帰るまでは、閉められてしまう事はなさそうです。時間的にもちょうど綺麗な夕日が見られましたし、最高の「神威岬」 した。 その昔は「女人禁制」だったという「神威岬」、この時間が一番いいです。皆様も是非!来て下さい。
再び国道229号(雷電国道)に戻り、ひたすら何本も長いトンネルを通過しながら南下します。ルートの途中に「珊内ぬくもり温泉 ⇒」の案内表示を見つけたので、少し狭いですが路地を入ってゆきます。 ですが、道は行き止まりになってしまいました。 仕方なく他所の家の庭先を拝借して転回して戻りましたが、見つけました。温泉がありました。 先程、この温泉のすぐ横の道を通ったんですが、右下の写真にある表示は国道から入ってきた人の向きでは見えません。反対方向を向いているんです。 受付で、「看板が見えなかったんで、行き過ぎてしまいました〜!」っていうと、「すみません。良く言われるんですよ〜!」だって。…(^_-)-☆ 少ししょっぱい、いい温泉を後にして、今度はねぐらを求め、再び何本も長いトンネルを通過します。途中に「道の駅:オスコイ!かもえない」がありましたが、ここは車中泊には向きません。 少し先の「神恵内の街」にあるという「神恵内青少年旅行村」も、国道から分かる範囲内ですが、状況が良く分からないまま通り過ぎてしまいました。
● PM19:00(岩内町)⇒ 今夜は「道の駅:いわない」に、お世話になります。 この国道は、殆んどがトンネルじゃないかと思ってしまう程、長いトンネルの多い国道229号(雷電国道)ですが、何かと話題の多い「北海道電力の泊原発」を過ぎると、大きくて賑やかな岩内の街に入ってきます。 本日は、そんな街のど真ん中にある旧岩内駅跡に出来た「道の駅:いわない」にお世話になります。 ここの道の駅も町中にある道の駅のご多分に漏れず、観光客の車ではなく地元の人の駐車場代わりに使われていて、乗り捨てや乗り継ぎの用で駐車している地元ナンバーの車が多く見られます。 本日は、夜の街に出掛ける気力もなくなりましたので、夕食は車内で済ませて終了です。お疲れ様でした。 |
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● AM08:00(岩内町)⇒ 本日は、朝食の間にコインランドリーに洗濯物を預けます。 食事の間にコインランドリーを上手に使うのは、旅慣れしたキャンパーの常套手段ですが、地元の人でも結構使う人が多く、洗濯物の量によって値段が違うので、大きな機械しか空いてない場合、履いているズボンまで脱がされてしまいます。
● AM10:00(蘭越町)⇒ 蘭越(らんこし)町〜寿都(すっつ)町へ! 本日は珍しくあいにくの空模様となってますが、別名「ニシン街道」とも云われている国道229号(雷電国道)の岩内町を出発し、積丹半島を後にして今日もひたすら南下します。 この辺りは「弁慶の薪積岩」、「弁慶の刀掛け岩」と、武蔵坊弁慶にちなんだ巨岩巨石が見所として地図には出ているんですが、トンネルがバイパスになっているのでそれらのある海岸の方には出られません。 途中に雷電国道の名前の由来になった?「雷電温泉 ⇒」の案内表示がありました。ふと、お相撲さんの「雷電為五郎?だか?為エ門?さん」を思い出しましたが、こちらの出身?なのかどうかは定かではありません。 トンネルに次ぐトンネルで、旧道に入る道すら良く分かりませんが、旅のルートは貝の町蘭越町「道の駅:シェルプラザ・港」へやって来ました。 こじんまりとした道の駅ですが、世界の珍しい貝や貝細工などを展示販売している他、貝の形をした「貝の館」では、磯や浜、岩礁などを模型や映像、パネル展示などで詳しく説明しています。 上の写真は寿都(すっつ)町の「道の駅:みなとま〜れ寿都」です。朝一で来てしまいましたが、夕方着でしたら確実に一晩お世話になってますね。 少し戻れば 「寿都温泉」 がありますし、寿都漁港にあるこの道の駅は、国道から少し入っているので静かですし、美味しい海の幸も豊富に頂けそうです。
駐車していた大型車が強い風で倒れたこともあるという、強風が名物のキャンカー乗りにとって嫌な名物があるのがここ「弁慶岬」です。 奥州での戦いに敗れこの地に流れ着いたという武蔵坊弁慶が、毎日ここに立って義経を待っていたという伝説があるそうな ・・・ここの駐車場でも車中泊可能ですが、名物が風ではねぇ〜!
写真とビデオは、弁慶岬からR229号雷電国道・追分ソーランラインの様子です!
どこかで聞いたことのある「江の島海岸」の少し先にあるのが、「道の駅:よってけ!島牧」です。この道の駅の一番の売りは、何といっても海鮮BBQでしょう。 水槽から好きな魚介類をすくって、その場で焼いて食べるシステムの様です。 よってけ!というので寄りましたが、残念なことに、我が家は先程の「道の駅:みなとま〜れ寿都」で、本日のお昼用にと「牡蠣シラス弁当」を買ったしまったので、残念ながらここではBBQのいい〜い匂いだけ嗅いで帰ります。 写真は、狩場山連山と、風光明媚な白糸岬かな?(間違ってたらごめんなさい)実に美しい姿です。
殆どトンネルの追分ソーランラインで、「瀬棚港フェリーターミナル」にやってまいりました。 ここ瀬棚港から奥尻島に渡るフェリーの時間を聞きにフェリーターミナルの事務所へ来たんですが、この航路も船会社は礼文島・利尻島へ渡る時にお世話になったハートランドフェリーなんですね。 どうやら船の大きさも、装備や設備もほぼ同じ様です。 ちょうど、「瀬棚発 PM14:00〜PM15:35 奥尻港着の便に空きがあります!」 というので、それに乗ることにしましたが、一週間以内の帰りの便を予約すれば往復割引があるそうです。 帰りの便は、奥尻発 AM06:50〜AM09:00 江差着の便と、奥尻発 PM15:55〜PM18:05 江差着の便の一日2本あるというので、奥尻発 AM06:50 では少し忙しそうなので、奥尻発 PM15:55〜PM18:05 江差着の便を予約しました。 出航までの間に、買ってきた例の「牡蠣シラス弁当」を頂きます。右下の写真がそのお弁当!旨かったです。
江差から奥尻島、奥尻島から瀬棚と、このルートを二艘のフェリーでやりくりしながら往復しているんでしょうが、慣れているとはいえ、入港から接岸までの手際の良さに職人技を感じますね。 時間を持て余していたので、その素晴らしい操船技術をビデオに収めてます。 興味のある方はどうぞ。 本日中にフェリーに、乗れるかどうかなんて心配いらなかったですね。北海道は未だシーズン前?、写真でお分かりの様に客室もカーデッキも申し訳ない様にガラガラでした。 客室なんか1時間35分、一つのマス座敷を我ら夫婦二人で貸し切りでしたから。…(^_^)V
オロロンラインから追分ソーランラインと、ずっとこの日本海側の街道の強い風には悩まされていましたが、今回の船旅ではまるで船に乗っていることを忘れてしまう程で、コトリとも揺れませんでした。 そして、ついに「奥尻島」にやって来ましたが、ご覧の様に快適!、絶好の観光日和です。
● PM15:40(奥尻島マップ)⇒ 奥尻島に渡って来て、第一番目の観光地は「宮津弁天宮」です。 奥尻港でフェリーを降りて、反時計回りに観光して回ることにしました。宮津の漁港の張り出した岬の上にあるのが「宮津弁天宮」です。164段の岬へと続く階段が見事なカーブを描いてます。 この地には、元々船番所があって、その後天保年間に今の「宮津弁天宮」が祀られたそうです。ここまで来ると海もとても綺麗で、写真でもお分かりの様に透明度は非常に高いです。 フェリーに観光客の姿が見えませんでしたので当たり前ですが、観光客は誰〜もいません。
島の道は何本も無く、周回する道は道道39号です。観光マップはこちら! 島を横断する道は、先程フェリーに乗って着いた奥尻港からの道と、 「宮津弁天宮」の少し先を左に入る道や、自衛隊の基地のある神威山を越える道などがあるようですが、定かではありません。 上の写真とビデオは、奥尻島北部の岬、稲穂岬とその周辺の「賽の河原公園」にあるキャンプ場です。 広大な広さの公園の一角にあるキャンプ場ですが、本日は写真でお分かりのように誰もいませんし、トイレや水場は使えるようですが、一軒ある売店は週末には開くのでしょうが、今はシーズンオフで閉まってます。
岬の先端まで来ると、ご覧のように「賽の河原」と書いてあり、先の津波で亡くなった人達の供養のため、お地蔵様が立ってます。ここにプレハブ小屋ですが、供養する施設がありましたので、お参りしてゆきます。 本日は風もなく穏やかで、ご覧のようにキャンプするには大変いい所なんです。
球島山から勝潤山と狭いオフロードの難所を越えると、急に道が良くなって西側の海岸に出ます。 昭和53年にオープンしたという、「神威脇温泉保養所」ですが、源泉の温度は60度と言ってました。 二階にある展望風呂は熱いです。「いや〜!熱い温泉ですね〜!」というと、「一階の方はもっと熱いよ!」って、5年前にここを引き継いだという管理人さんが言ってました。 ここの温泉は、日本の名湯100選?ではありませんが、「島の秘湯」という雑誌の人気投票で全国七位に入ったそうです。本日温泉の前の港でキャンプさせて貰おうと話を聞いてみると、「良かったらそこに居てもかまわないが、この先の北追岬公園に素晴らしい夕日の見えるキャンプ場があるから、行ってみたら?」という。 しかも、行き方が少し難しいからと、親切に地図まで書いて頂いた。有難うございました。
● PM18:00(奥尻島マップ)⇒ 本日は、「北追岬公園キャンプ場」に、お世話になります。 素晴らしい!眺望のキャンプ場です。水場もトイレもゴミ捨て場もちゃんとありますし、勿論!無料です。 しかし、ここへ来るルートは少し難しいですし、道路に樹木がトンネルのように被ってますので、屋根の高いキャンカーはアンテナやオーニング、ソーラーパネルなどが破損する可能性がありますので、ご注意ください。 温泉の管理人さんも、地図を書きながら、あの車だとここは屋根が少し当たるかな?って心配してましたが、我が家のキャンカーは、何とか潜り抜けられたようです。
このキャンプ場、本日はBMWの単車で来られているキャンパーの人とご一緒できましたので、私達は寂しくなかったですが、あちらは煩わしかったですかね。・・・(^ _ ^ ) V 「北追岬公園キャンプ場」は、最高★★★★★です。絶対に後悔はしません。皆様もぜひ来て下さい。、 |
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