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平成30年、北海道ロングキャンプツーリングレポート!= P09 =

 

2018年(平成30年)北海道旅行の日程表! HOME


=01P=
◇ 5月8日(火曜日) ◇ 5月9日(水曜日) ◇ 5月10日(木曜日)
・・⇒ 出発〜大洗〜フェリー〜苫小牧 ・・⇒ 鵡川〜二風谷〜占冠 ・・⇒ かなやま湖〜富良野〜美瑛〜浦臼
(フェリー:船中泊) (道の駅:しむかっぷ泊) (道の駅:つるぬま泊)

=02P=
◇ 5月11日(金曜日) ◇ 5月12日(土曜日) ◇ 5月13日(日曜日)
・・⇒ 旭山動物園〜秩父別〜幌加内 ・・⇒ 美深〜音威子府〜猿払 ・・⇒ 宗谷岬〜大沼〜稚内
(道の駅:森と湖の里ほろかない泊) (道の駅:さるふつ公園泊) (道の駅:わっかない泊)

=03P=
◇ 5月14日(月曜日) ◇ 5月15日(火曜日) ◇ 5月16日(水曜日)
・・⇒ 礼文島〜利尻島 ・・⇒ 利尻島〜稚内〜天塩 ・・⇒ 幌延〜サロベツ原野〜豊富〜中川
(利尻島:沓形港フェリーターミナル泊) (天塩町鏡沼公園キャンプ場:泊) (道の駅:なかがわ泊)

=04P=  
◇ 5月17日(木曜日 ◇ 5月18日(金曜日) ◇ 5月19日(土曜日)
・・⇒ 遠別〜羽幌〜苫前〜黄金岬〜北竜 ・・⇒ 神居古潭〜旭川 ・・⇒ 旭川〜旭川のショー・紋別道〜上湧別
(道の駅:サンフラワー北竜泊) (旭川市21世紀の森キャンプ場:泊) (道の駅:かみゆうべつ温泉:泊)

=05P=
◇ 5月20日(日曜日) ◇ 5月21日(月曜日) ◇ 5月22日(火曜日)
・・⇒ サロマ湖〜能取湖〜網走湖 ・・⇒ 東藻琴〜斜里〜知床〜清里 ・・⇒ 屈斜路湖〜摩周湖〜塘路湖〜鶴居
(網走湖・女満別湖畔キャンプ場:泊) (道の駅:パパスランド・さっつる泊) (つるいキャンプ場:泊)

=06P=
◇ 5月23日(水曜日) ◇ 5月24日(木曜日) ◇ 5月25日(金曜日)
・・⇒ 阿寒湖〜オンネトー〜足寄〜本別 ・・⇒ 糠平湖〜三国峠〜層雲峡〜旭川 ・・⇒ 深川・留萌道〜増毛〜厚田〜新篠津
(道の駅:ステラ★ほんべつ泊) (旭川市21世紀の森キャンプ場:泊) (道の駅:しんしのつ泊)

=07P=
◇ 5月26日(土曜日) ◇ 5月27日(日曜日) ◇ 5月28日(月曜日)
・・⇒ 札幌〜小樽〜余市 ・・⇒ 積丹岬〜神威岬〜岩内 ・・⇒ 寿都〜島牧〜瀬棚〜奥尻島
(道の駅:スペース・アップルよいち泊) (道の駅:いわない泊) (奥尻島:北追岬公園キャンプ場泊)

=08P=
◇ 5月29日(火曜日) ◇ 5月30日(水曜日) ◇ 5月31日(木曜日)
・・⇒ 奥尻島〜江差〜厚沢部 ・・⇒ 江差〜松前 ・・⇒ 福島〜木古内〜七飯
(道の駅:あっさぶ泊) (道の駅:北前船松前泊) (道の駅:なないろ・ななえ泊)

=09P= ※ 現在、このページを開いてます。 
◇ 6月1日(金曜日) ◇ 6月2日(土曜日) ◇ 6月3日(日曜日)
・・⇒ 函館〜恵山 ・・⇒ 鹿部〜大沼〜森 ・・⇒ 落部〜長万部〜豊浦
(函館市海浜公園キャンプ場:泊) (道の駅:You・遊・もり泊) (道の駅:とようら泊)

=10P=
◇ 6月4日(月曜日) ◇ 6月5日(火曜日) ◇ 6月6日(水曜日)
・・⇒ 洞爺湖〜伊達〜室蘭〜登別〜樽前 ・・⇒ 支笏湖〜道東道〜帯広道〜中札内 ・・⇒ 札内川園地キャンプ場
(道央自動車道:樽前SA泊) (道の駅:なかさつない泊) (札内川園地キャンプ場:泊)

=11P=  
◇ 6月7日(木曜日) ◇ 6月8日(金曜日) ◇ 6月9日(土曜日)〜10日(日曜日)
・・⇒ 広尾〜襟裳岬〜浦河〜新ひだか ・・⇒ 絵笛〜新ひだか〜日高〜新冠 ・・⇒ 鵡川〜苫小牧〜大洗〜自宅
(道の駅:みついし泊) (判官館森林キャンプ場:泊) (フェリー:船中泊)

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2018年(平成30年)6月1日(金曜日)の、くるま旅レポート HOME


AM08:00 (七飯町)⇒ 今日もいい〜いお天気だ〜!「道の駅:なないろ・ななえ」

ここ「道の駅:なないろ・ななえ」は、大沼と函館の間の少し大沼よりにあり、どちらにも30分程度で行かれるとてもいい、観光客には好立地の所にあります。これからちょっと大沼の方へ行ってみたい衝動に駆られましたが、あちらの観光は後にして、本日は函館に向かいます。


AM09:00(函館マップ)⇒ 函館観光は先ず、「五稜郭」からスタートです。

お世話になった「道の駅:なないろ・ななえ」から函館方面に向かうには国道5号線で一本道なんですが、国道5号線には市内を走る旧道と、山側に新たに作ったバイパスの新道があります。
買い物などがある方は、ショッピングモールのある旧道の方が便利で、市内へお急ぎの方はバイパスの新道で!ということでしょう。「五稜郭」は、正式には「特別史跡五稜郭跡」というらしいので宜しくです。
本日は、西側の六花亭の横にある「五稜郭専用駐車場」に車を預け、先ずは空の上からこの史跡の全体を見渡して見ようと、「五稜郭タワー」に向かうことにしました。

上の写真を見るとお分かりの様に、現在「特別史跡五稜郭跡」では桜の時期が終わり、ツツジが見事に咲き誇ってました。下の写真が「五稜郭タワー」ですが、手前に函館戦争の供養塔がありますので、ご挨拶がてらこちらを先にお参りしてからタワーの方へいきましょう。

「五稜郭タワー」にやってきましたが、江差でも松前でもそうであったように、ここでも函館戦争が売りになってますね。展望台への料金は¥900円でガイド付きもあり、こちらは¥200円増しだそうです。


AM11:00(函館マップ)「五稜郭タワー」を降りると、「特別史跡五稜郭跡」へと移動します。

いい天気のお蔭もありますが、上の写真、平成18年に二代目としてオープンした高さ 107m の「五稜郭タワー」の展望台からの眺めは高さがちょうどいいですね。
これ以上高い所から見渡すのがお望みであれば函館山に登ればいいし、町を見渡すにはこの高さがちょうどいい塩梅です。 もしも函館戦争の時にこのタワーがあったら、戦況が変わっていたかも知れません。(^_-)-☆

東京ドーム5個分という広さの「特別史跡五稜郭跡」内にお濠を越えて出入出来る橋は、これから渡る「五稜郭タワー」のある南西側と、北側の二か所になってます。
南西側にある出丸にかかる橋を渡り「函館奉行所」と書かれた五稜郭公園内のツツジや藤の花を愛でながら、「函館奉行所」へとやってきました。


AM11:30(函館マップ)⇒ 下の写真が、再建された「函館奉行所」です。

「函館奉行所」は、江戸幕府の北方の防衛拠点として、外堀となる五稜郭と共に1864年(元治元年)に完成した役所ですが、1868年(明治元年)の戊辰戦争最後の戦いとなる箱館戦争の舞台となり、旧幕府脱走軍が降伏した2年後の1871年(明治4年)に解体されました。
わずか七年という悲しい歴史を後世に残そうと、2010年(平成22年)に、有志が集まり可能な限り建築当時の材料や建築工法を使用して、規模は当時の3分の1に縮小されたそうですが、建築図面なども消失していたため、往時の写真だけを頼りに設計を起こし、4年の歳月をかけて忠実に復元されたそうです。

「140年の時を超え、今ここに甦る「函館奉行所」というキャッチフレーズなんだそうですが、建築関係の仕事に携わった方なら写真を見るだけでこの仕事の素晴らしさはお分かり頂けるものと思います。
私も木造建築に関わる資格をいくつか持っていますが、日本の木組み(軸組み)による工法や建築様式は数百年の歴史の積み重ねがあり、代々受け継がれてきたものですからこういう復元作業が可能なんですね。
技術はあっても、今の時代にこれだけの材料がよく集まったな?と感心します。
また、左下の写真の庭にある白線は駐車場の枠ではありません。こちらにも建物があったということです。
※ 歴史好きの方や詳しい函館奉行所の情報を知りたい方は、オフィシャルページの方を是非!ご覧下さい。


AM11:00(函館マップ)「函館の朝市」下の写真です。

タイムスリップしたように一気に現代に戻りましたが、「函館の朝市」の駐車場はJR北海道の函館駅と市電の函館駅のちょうど中間辺りにあり、人気の場所で今日の様なウィークデイでもあんまり空きはありません。

週末や祝祭日にこちらに来る方は、駐車場に車を置くのが大変かもしれませんので、お気を付け下さい。


PM12:00(函館マップ)⇒ 場所は「函館の朝市」ですが、もう昼市です。

「あたしが案内するよ!」っていうカミさん主導の市場めぐりですが、ひと通り歩いたらもうお昼になります。
本日は、市場内にあるフードコートで昼食を頂きますが、右上の写真、海鮮丼とラーメンにから揚げのセットで¥1000円です。 これで儲けがあるのか?と、食べているこっちの方が心配してしまいます。
私達の注文の後にはたちまち長い行列が出来てましたので、数は出そうです。それなりの売り上げなんでしょう。さすがに人気の場所なんだな〜!と、感心しました。
お腹もいっぱいになったところで、少し市場から離れて海の方へ出てみましょう。
ここには1988年(昭和63年)に廃止された青函連絡船の摩周丸が展示係留されてまして、今はその記念館として当時の岸壁や乗り場、船内をそのまま見学できるようになってます。
幾つもの出会いと別れ、そして涙の舞台になった連絡船、船尾に線路の一部が見える貴重な船ですね。

上の写真は岸壁にあるイカ公園?(正式な名称不明)ですが、正午と午後5時に青函連絡の船記念館「摩周丸」が函館の街に時刻を知らせる汽笛を鳴らします。
かなりの大音量で突然鳴りだすので、近くにいる心臓の悪い方はご注意願います。とのことです。
イカ公園?の前の道をそのまま真っ直ぐに東へ進むと、この「金森赤レンガ倉庫」の赤レンガの壁が左側に見えてきます。
東京や神奈川県近郊に住む方にはお馴染みの「横浜の赤レンガ倉庫」とほとんど同じ形態で、BAY はこだて・金森洋物館・函館ヒストリープラザ・金森ホールのレストランやショップなどなど、運河を囲むように一大ショッピングモールになってます。
今の若い人は、函館というと、朝市よりもこちらの方が人気のスポットになっている様です。

その「金森赤レンガ倉庫」の先が函館山に向かって突き当たりになってまして、地図を見ると左から「南部坂通り」「二十軒坂通り」「大三坂通り」「八幡坂通り」「日和坂通り」「基坂通り」「東坂通り」「弥生坂通り」「常盤坂通り」「姿見坂通り」「幸坂通り」「千歳坂通り」「船見坂通り」「寺町通り」と、全て名前付きの坂道通りになってます。
その縦に登る坂道を横向きに突っ切って走るのは、市電通りと弁天末広通りという二本の道ですが、この横向きの通りはどちらも車が壊れるんじゃないかと思うほど凸凹で、物凄く道が悪いです。


PM13:00(函館マップ)⇒ 午後の観光は、「函館山ロープウェイ」から始めます。

ここは平日に来て本当に良かったですね。本日、ロープウエイの駐車場は、ご覧の様にガラガラです。
「何とかと煙は高い所へ上がりたがる!」といいますが、その何とかの私達夫婦は「五稜郭タワー展望台」の107m に続いて「函館山展望台」の334m に登ります。
125人乗りのゴンドラは3分で頂上の展望台まで運んでくれます。料金は¥1280円で、平日でもロープウエイは10分おきに往復していますので、順番待ちは要りません。

少し雲が多いですが、標高334m の「函館山展望台」からの眺望はどうです!最高でしょう。
カメラマンの腕がイマイチで、モデルもいつも同じパターンの下手くそな写真でご迷惑をお掛けしておりますが、何とか素晴らしい!気持ちのいい!という雰囲気だけでも感じて頂ければ幸いです。
本来であれば、せっかくここまで来たんですから、百万ドルの夜景も楽しんでから帰らなければいけないのでしょうが、それはまた次回のお楽しみ!ということにしておきましょう。


PM14:00(函館マップ)⇒ 本当に、ここは横浜?かと、寝ぼけてたら間違えてしまいます。

さて、「函館山展望台」で空中散歩を楽しんだ後は、先程ご案内した函館山の裾野を横向きに走る弁天末広通りを通り、外人墓地の方へ行ってみようと思います。
途中にはエキゾチックな教会や外国の領事館などがあり、町の雰囲気が横浜の「港の見える丘公園」や「外人墓地」あたりの街並みにホンと良く似てます。


PM14:30(函館マップ)⇒ 横でカミさんがずっと鼻歌を歌ってます。「立待岬」 へ!

まっ、外人墓地はそもそもお墓ですから・・・それほど景勝地としては期待はしてませんでしたが、一応それなりに見学してきましたので、次に進んでいいかと思います。
帰り道は、道の悪さで胃が痛くなりそうなので、弁天末広通りをやめて市電通りの方を通りましたが、こちらも似たか寄ったかで、凸凹は凄かったです。

本日、函館周辺観光の最後は、「立待岬」にやってきました。市電に沿って近くまで走って来ましたが、市電の終点から最後の「立待岬」の駐車場までは道が狭いので、片側一方通行になってます。
我が家のキャンカーはなんとか大丈夫でしたが、凄く狭い道でした。観光バスも来ますのでフルサイズのキャンカーにお乗りの方でも通行は可能ですが、お気を付け下さい。

写真でお分かりの様に、ここは海抜 30m の断崖絶壁!絶景です。綺麗です。ここはパスしないで良かった。


PM17:00(函館市原木町)⇒ 本日の温泉は、「ふれあい・湯遊館」です。

函館の観光を終えましたので、国道278号(恵山国道)に入り海岸線を東に向かいます。
函館から30キロぐらい走ったでしょうか、国道沿いに「ふれあい・湯遊館 ⇒」 「オートキャンプ場 ⇒」の案内表示がありましたので、案内に従って左折するとすぐにトンネルがあり、そのトンネルを出てから100m ぐらいで「ふれあい・湯遊館」に現着です。
温泉施設は函館市のデイサービスセンターに隣接してあり、少し先にはキャンプ場もありますが、現在はオープン前のようでクローズされてます。


PM18:00(函館市日ノ浜町)⇒ 本日は「道の駅:なとわ・えさん」「函館市海浜公園キャンプ場」です。

先程の「ふれあい・湯遊館」も、ここ「道の駅:なとわ・えさん」、「函館市海浜公園キャンプ場」の辺りも、まだ函館市内なんですね。
ここは海岸沿いの施設ですが、本日は風も穏やかなので、この素晴らしいロケーションの「道の駅:なとわ・えさん」に、お世話になろうと思います。
お隣に海水浴にはもってこいの「函館市海浜公園キャンプ場」がありますが、テントキャンプ専用の施設で車両進入禁止になっているので利用出来ません。

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2018年(平成30年)6月2日(土曜日)の、くるま旅レポート HOME


AM08:00(函館市日ノ浜町)⇒「道の駅:なとわ・えさん」お世話になりました。

上の写真は「道の駅:なとわ・えさん」の屋上展望台から撮影したものですが、もう一月もすればキャンパーや海水浴客でたいそう賑わうのでしょうね。今朝は我等夫婦と白鳥の夫婦以外!誰〜もいません!(^_-)-☆


AM09:30(木直漁港付近?)⇒ 崖が、怖そうですが、…大丈夫なんですか?

ヒラメの形をした北海道のしっぽの片割れというか、函館の東側にある亀田半島をぐるりと回る国道278号(恵山国道)は、日ノ浜町の「道の駅:なとわ・えさん」の 5〜600m 先でその国道の名にもなっている標高 600m 程の「恵山」に突き当たります。
ここから先、海側を通過出来る道路はありません。こちら側は道道635号で御崎町迄で、突き当りのその向こう側も道道635号なんですが、地図上ではつながってません。
恵山岬の灯台やホテルや旅館などの宿泊施設、道立の自然公園とか温泉などがある向こう側の恵山岬町の方が観光地化が進んでいる様に思いますが、あくまでも地図上の話で行って確かめた訳ではありませんので、あしからず。
今回は、突き当りになった恵山を左に迂回する国道278号(恵山国道)を通り、恵山岬は次回また来ようと思います。
左折して北海道のサーフィンのメッカという椴法華サーフビーチに出てきましたが、この浜にはシャワーやトイレの施設もありますので、車中泊も可能です。
下の写真は椴法華サーフビーチからいくつかトンネルを抜けた「木直漁港」付近?の風景ですが、切り立った断崖に張り付く様に家が建っている風景は えぇ〜!怖いね〜!これって大丈夫なの?」って、カミさんがビックリしてましたので、写真に収めておきました。


AM10:00(函館市臼尻町)⇒「道の駅:縄文ロマン南かやべ」 「函館市縄文文化交流センター」です。

黒鷲岬を過ぎると国道278号(恵山国道)は、海岸線や漁港の直ぐ脇を通る浜通りと少し山側を通る(尾礼部道路)の二本に分かれます。
どちらを通ってもいずれ合流するのでいいんでしょうが、何かを見落としてもいけませんし、急ぐ旅でもないので今日は浜通りをゆっくり進んで見ようと思います。 まっ、しかし、浜通りの方は海産物の加工場ばかりで観光する様な施設は何も発見出来ずに新道(バイパス)の方に合流しました。
函館市臼尻町の太平洋を望む丘の上に「国内で唯一!国宝の展示がある!」という道の駅があります。

1万年以上という信じられない程長い間続いていたという縄文時代ですが、本日はその一端を勉強しようと「道の駅:縄文ロマン南かやべ」 「函館市縄文文化交流センター」にやってきました。
足寄に行った時にもその一端を学んだのですが、その頃の北海道の地はまだとても温暖だったということで、縄文時代の早期前半から後期後半(紀元前7000年〜紀元前1000年頃)にかけ、約6000年もの長期にわたる定住を示す集落の遺跡がこの地にあったそうです。凄いですね。

左上の写真、とても他人とは思えない!良く似ていますね。タイムスリップしてやって来たのでしょうか?


AM11:30(鹿部町)⇒ ここは「道の駅:しかべ間歇泉公園」です。

「道の駅:縄文ロマン南かやべ」で歴史のお勉強を終え、旅のルート国道278号(恵山国道)は、1131m の駒ケ岳麓の町大沼への北からの入り口となる「道の駅:しかべ間歇泉公園」へとやって来ました。
ここは、町の基幹産業資源である”海の幸”と”温泉”に拘った間歇泉や足湯のある施設で、駐車場が少し狭いですが特産の水産加工品を多く取り揃えた物産館、温泉を利用した「蒸し釜」物産館で購入した食材で楽しめるバーベキューコーナーなどが目玉の総合評価の高い道の駅です。

この道の駅では大正13年に温泉を掘っている時に偶然噴き出したという珍しい「間歇泉」が見られますが、約12分間隔で1回500リットルの温泉が、15m 程の高さまで噴き上がるということです。
いささか人工的ですが、ビデオに収録してきましたので、是非ご覧ください。
ビデオをご覧になって「えぇ〜っ!なんだぁ〜迫力ないね!こんなもんなん!」と、少しがっかりされた方もおありかと思いますが、考えてもみて下さい。この狭い施設の立地の中で 100m も熱湯を吹き上げたらどうにもなりません。
危なくて道の駅になんか、いられません。まっ、これくらいで良し!ということでしょう。…(^_^)V

ここいらで、少し早いですが昼にします。本日は、道の駅にある「浜のかあさん食堂」にお邪魔します。
この道の駅では、鹿部漁協婦人部のかぁ〜ちゃん達が鹿部の浜から水揚げされた新鮮な魚介を使った美味しい海鮮メニューを振る舞ってくれます。
カミさんは「鹿部のたらこに鰈の煮つけの定食」私は「甘海老の丼ぶり」です。美味しいかった〜!


PM13:00(七飯町)⇒ ここがあの吉永小百合さんお勧め?の「大沼公園」です。

「道の駅:しかべ間歇泉公園」で楽しい時間を過ごした後、本日はここから程近い「大沼公園」に向かいます。
先ずはぐるりと湖の周りをこのまま車で一周回ってみたいと思いますが、大沼国定公園には「大沼湖」「小沼湖」「じゅんさい沼」と、三つの湖があります。
その大沼と小沼の間を島を結ぶようにJR函館本線と大沼の周回道路道道338号が通ってまして、その中間点に「JR大沼公園駅」があります。

JR東日本、大人の休日倶楽部の「吉永小百合さんの大沼公園が出てくるテレビコマーシャル」覚えてますか?忘れた方もいると思いますので、撮影地マップをこちらからリンクしておきます。

周囲約14キロという大沼湖畔は、お散歩コースとしては長すぎますが、サイクリングなら休み休み動物と出会ったりしながら1時間ちょっとのいいコースです。自然豊かな緑の中、木々を渡るさわやかな風を感じながら湖畔の道を走ったら気持ちがいい〜いでしょうね〜!。
まったく〜!例年なら長距離移動の時は自転車を必ず積んで出掛けるんですが、今回は広〜い!北海道なので自転車に乗って走っている場合ではないだろうと、積んで来なかったんですね。
失敗でした。というよりも、ここはカヌーでしょうね。次回、もしもチャンスがあるとすれば手に入れたいアイテムです。

中間点にある「JR大沼公園駅」の駅前からの道がいわゆるこの辺りのメインストリートとなっていまして、「千の風になっての誕生の地」や「観光船の乗り場」、売店やレストラン、お土産屋さんなどがこの辺りに集結しています。

先程からご覧になっている上下の写真に白い橋が何本も映っていると思いますが、これらの橋が大沼と小沼を間にある小島を結んで一時間ほどの散歩コースになってます。
私達は、その島々の中程にあるレストラン 「ターブル・ドゥ・リバージュ」で、コーヒーブレイクです。
本日は、昼食を済ませてからこちらに来てしまいましたので、残念ながらそのチャンスを逃してしまったんですが、台船に乗って食事しながらクルーズする「ランチクルーズ」を、次回またこの大沼に来れました時には是非堪能してみたいです。


PM13:40(七飯町)⇒ ここが北海道に来るキャンパーに大人気の「東大沼キャンプ場」です。

先程の「JR大沼公園駅」から、湖の反対側にある「東大沼キャンプ場」にやって来ました。
ここに、駐車場100台、テント200張りが可能という大きなキャンプ場がありますが、予約の必要は無し、管理人の常駐も無し、利用料金の必要も無し、という利用者のマナー任せの自由なスタイルのキャンプ場らしい。
現在も下の写真の表示にある様に「閉鎖中」な訳なんですが、今日は土曜日だしトイレや水場は自由に使えるため、週末を利用してご覧の様にキャンプしている人は日本人も外国人もたくさんいます。
あいにく駐車場の様子を撮った写真がありませんでしたが、本日は土曜日ということもあって駐車場はほぼ満車状態で、椅子やテーブルを車の横に出してキャンプしているキャンカーが5〜6台いました。
駐車場の中をぐるっと回り、角のいい場所に駐車しているキャンカー乗りの人に、「こんちわ〜!空いてないですね〜!」っていうと、返事はおろかここの主の様な態度でジロリと睨まれてしまいました。
ルールやマナーは別の問題として、こういう人の居る所でキャンプするの苦手なんで、我が家は遠慮しておきます。


PM14:30(鹿部町)⇒ 本日は、再び鹿部町に戻り「亀の湯」に入ります。

大沼国定公園でのキャンプは諦めて再び鹿部町に戻り、今日は少し早いですが、先程の「道の駅:しかべ間歇泉公園」の隣にある「亀の湯」にお邪魔します。
ここはいわゆる「町の銭湯」です。最近は「公衆浴場」とか「日帰り温泉」とか言いますが、ここは昔ながらの懐かしい番台があり、常時男湯と女湯を監視する人のいる いわゆる「銭湯」です。
先客の方が一人、洗い場に寝そべってましたが、駐車場に千葉県ナンバーの車が止まってましたので、「千葉県から観光ですか?」と聞くと、何とこの先にこの方の家があって、千葉の家とこちらの家を年に数回往復しながら暮らしているんだそうです。
「冬の厳しい北海道もいいもんですよ!」って、旦那さんは言ってましたが、後でカミさんに話を聞いたところ、奥さんの方は「冬は来たくない!」って言っていたそうです。フフッ…(^_^)V


PM16:30(森町)⇒ 本日のお宿はここ!「道の駅:YOU・遊・もり」にお世話になります。

再び国道278号(恵山国道)で、先程左折した大沼公園への分岐を今度は直進し、砂原の町に入って来ました。
函館本線(室蘭本線)と再び合流した砂原の町には「道の駅:つど〜る・プラザ・さわら」があります。
「お天気次第ですが、4階の展望所から室蘭の白鳥大橋が見えますよ!」っていうので上がってみましたが、残念ながら今日は良く分かりませんでした。
この「道の駅:つど〜る・プラザ・さわら」は、車中泊しようかという雰囲気の道の駅ではないので、ここから10キロぐらい先にある「道の駅:YOU・遊・もり」に移動しようと思います。
函館からぐるっと亀田半島を回り、お世話になった国道278号(恵山国道)は、ここ森町で函館から大沼の脇を通って北上してきた国道5号(大沼国道)に突き当たって終了します。

明日からは、暫くこの国道5号(大沼国道)と函館本線、更に函館から始まっている道央自動車道と共に、苫小牧に向かって北上する予定です。
右上の写真が本日お世話になる「道の駅:YOU・遊・もり」で、横に見えるゲートをくぐった先が「オニウシ公園」になってます。駐車場はとても広く、この建物の前の他、左側にも大きな駐車場があります。
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2018年(平成30年)6月3日(日曜日)の、くるま旅レポート HOME


AM08:00(森町) ・・・ 昨日今日と、ここ 「道の駅:YOU・遊・もり」 では少しの〜んびりしています。

まだまだ旅に疲れたということではありませんが、そろそろゴールも近いせいか気持ちにゆとりが出てきました。長い経験からこういう時に車を擦ったりぶつけたりするので、少し落ち着こう。ということです。

本日お世話人っている所、上の写真が「道の駅:YOU・遊・もり」の裏側に広がる「オニウシ公園」になります。
「オニウシ」とは珍しいネーミングですが、元々森町の名前の由来となったとされるアイヌ語の「樹木の多くある所」という意味で、隣接する「青葉ヶ丘公園」と共に、桜の名所として広く知られているそうです。
20種約500本の桜を楽しめるそうですが、その時期には「桜まつり」なども開催しているようで、逆回りしてしまったので、残念ながらここも見逃してしまいましたね。
右上の写真のように見事な藤などを見ながら一周2キロほどの園内を1時間ほどかけてゆっくり散策して楽しみました。


AM10:00(八雲町)⇒ 通り掛かりに偶然「第38回 落部公園つつじ祭り」に出会う。

「さ〜あて、今日は何処まで行けるかね〜!頑張って出発だ〜!」と、新たな旅のルートなった国道5号線(大沼国道)を函館本線(釧路本線)と共に北に向け「道の駅:YOU・遊・もり」を後にしました。
そんな国道5号を2〜30キロ進むと「江差」へ抜ける道道67号の分岐点「八雲町:落部」に差し掛かりました。
例の「函館」に抜ける国道227号(大野国道)が本道なら、こちらは裏道?の林道?農道?でしょうか?全線舗装されているのかも定かではありませんが、こんな道が意外と面白いんですよね。おっと、話が横道に逸れました。

信号で止まったついでにちょっと買い物をしていこうと立ち寄った「セイコーマート八雲落部店」の店内が、異様な興奮状態で盛り上がってます。
このコンビニも、そして函館本線の線路を挟んだこの裏のなんちゃら工場の敷地も、隣の八雲町落部町民センターも、どういう趣向があるのか、人と車てごった返してます。
何事が起きているのかというと、ここいら一帯は、本日「第38回 落部公園つつじ祭り」の会場へピストン輸送しているシャトルバスへの自家用車の乗り換え所になっているということでした。

コンビニの駐車場でキョロキョロしていると、会場を整理しているガードマンに「その車、こっち!こっち!こっちに来て〜!」と誘導され、あれよあれよという間にシャトルバスに乗せられて小高い丘の上にある「第38回 落部公園つつじ祭り」の会場に連れて来られてしまいました。
先ずは「つつじ祭り」に来たのですから、つつじを見に行こうと思いますが、早咲きから遅咲きの種類合わせて8種類5000本あるというつつじの花は、もう見頃がだいぶ過ぎてしまってました。
このたくさんの人達のお目当ては、これから始まる「歌謡ショー」の方なんですね。
下の写真にある様に、野外ステージのある芝生広場にはワンタッチタープやピクニックシートが所狭しと並べられ、即席の観客席が陣取られてます。
中には生ビールのサーバーを持ち込んでいるグループや、もくもくと煙を上げて本格的にBBQを始めちゃっているグループなどもあり、大いに盛り上がってます。
「第38回 落部公園つつじ祭り」は今回で最後ということらしいんですが、地元のラジオ番組や歌手の「山本譲二さん」や「ちはらさきさん」をメインに呼んでの歌謡ショー、10万円の旅行券や地元温泉旅館の宿泊券、任天堂の人気ゲームスイッチ、お米10キロ、などの当たるジャンボビンゴ大会など、もの凄い大判振る舞いです。
まっ、しかし、田舎のお祭りですからこんなものなんでしょうが、ゲストの方の歌謡ショーは楽しかったのは楽しかったんですが、「撮影は絶対にしないで下さい!」という事前のアナウンスがあったのに、皆さんスマホをかざして撮り放題という感じでしたね。
でも肝心の真ん中で歌っている人の歌なんですが、前日に飲みすぎたんでしょうか?持ち歌を唄っているにも拘らず、高い音域が全然出てないし、音程も聞くに堪えない程ずれてました。片方の耳が聞こえなくなってしまったとおっしゃってましたが、これ程だったとはね〜!ファンだっただけにちょっと残念でした。

「第38回 落部公園つつじ祭り」で最後のイベントである一枚¥1000円のビンゴ大会でしたが、残念ながら我が家はリーチして終了してしまいました。
旅も終盤に差し掛かり少し疲れも出てきましたので、日がな一日ちょうど良い息抜きが出来ました。
祭りが終了すると帰りのシャトルバスに長い列が出来てしまいましたので、仕方なくキャンカーの置いてある、八雲町落部町民センターまで歩いて戻りました。
まっ、お祭りですから仕方ありませんが、イベント会場周辺には臨時の一方通行規制が敷かれてますので、車を駐車場から出してもなかなか国道まで出ることができません。
我が家が駐車した場所から横に道があり、国道までは 50m しかないんですが、どういう訳なのか地元の青年団がバリケードで塞いで出して貰えません。延々数キロの山道を迂回しないと国道に戻れませんでした。
やっとの思いで国道に戻り、賑やかな八雲町の町を通り過ぎるとやがて「長万部」の町です。この「長万部」の町から現在のルート国道5号線(大沼国道)は、ニセコから倶知安を抜けて余市の方へ向かってしまいます。


PM16:00(長万部町)⇒ 本日の温泉は「長万部温泉」です。

私達はこれより釧路方面に向かう予定ですから、ここから海岸線の国道37号(静狩国道)に乗り換えます。この追分の辻にある長万部の街に名湯があると聞き、やって来たのがここ、下の写真の「長万部温泉」です。
右下の写真の石碑にある様に、昭和30年(1954年)に天然ガスの試掘中に偶然にもガスと一緒に温泉が噴出したという「長万部温泉」です。湯量も豊富で、もちろん源泉かけ流しです。
湯上りのさっぱり感が気持ちのいい〜い温泉でした。


PM17:30(豊浦町)⇒ 今夜は、海と緑と太陽の町「道の駅:とようら」に、お世話になります。

地図を見ると、「長万部キャンプ場」 とありましたので一応行ってみましたが、キャンプ場や駐車場は広〜いんですが、残念ながら場内に車両の乗り入れは出来ないタイプの施設みたいです。
駐車場をお借りして車中泊出来るかな?とも思いましたが、お断りする人も近くに見当たりませんし、他に駐車している車もありませんでしたので、湯上り感の気持ちいい〜い「長万部温泉」を後にして、海岸線の国道37号(静狩国道)を釧路方面にもう少し進もうと思います。

海岸線の国道37号(静狩国道)は、豊浦の町に入ると(胆振国道)と名を変えて明日の観光予定地の「洞爺湖」の下までやってきました。ここには「道の駅:豊浦」がありますので、今夜はここにお世話になることにしました。
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