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●●● 平成30年、北海道ロングキャンプツーリングレポート!= P06 = ●●● |
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● AM08:00(鶴居村)⇒ もう一泊したい!「つるいキャンプ場」の気持ちのいい〜い朝です。 鶴居村の「つるいキャンプ場」ですが、右下の写真は茂雪裡(もせつり)川と読みます。朝、目が覚めると何時頃到着したのか分かりませんでしたが、我が家の他にキャンカーが2台同宿してました。 このキャンプ場、我が家はスタンドのお兄ちゃんに聞いて、偶然辿り着いた様なものなんですが、まぁ〜キャンカー乗りの皆さん!いい場所を良くご存じですね。 「つるいキャンプ場」を出た後、村の中心部を突っ切った先にある「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」に立ち寄ってみましたが、今はシーズンオフ?かなぁ〜!やはりここは冬がメインの施設のようでした。
● AM10:00(阿寒町)⇒ 30年ぶり二度目の訪問!「阿寒湖温泉」にやってまいりました。 本日は、ここ鶴居村から30年ぶりに懐かしの阿寒湖やオンネトーの方へ行ってみようと思っているんですが、地図を見ると道道1093号が近道の様です。 ですが、この道はどうやらオフロードのようなので、このルートを使っても時間的にそんなに早くはないと思いますし、そんなにこの車も丈夫ではありません。 車が壊れてもいけないので、少し遠回りですが一旦国道274号に戻り、徹別の交差点で国道240号(まりも国道)を右折して「阿寒湖」を目指そうと思います。 このルート、正面に雄阿寒岳が正面に見えてくると摩周湖方面からこちらに向かってくる国道241号(阿寒横断道路)が右から合流してきますので、ここからはもう「阿寒湖」まで一息です。
温泉街や湖畔をブラ〜っとした後で懐かしい「アイヌコタン」にもやって来ましたが、ここも30年前とあまり変わりがない様です。ご覧の様にこちらもガラガラに空いていて、左上の写真でカミさんが立っているメインストリートの中心部に5〜6台置ける駐車場があるんですが、遠慮しないでここへ置いちゃいます。
30年前に「ウトマンニポポの木彫り」を買ったお店に行って昔懐かしい話をしていると、以前ここに来た時にも見たアイヌ古式舞踊のショーが11時からあるというので、見学してゆくことにしました。 左下が現存するその昔のシアターで、右下の写真が現在のシアター・イコロです。
「アイヌコタン:イコロ」でアイヌ古式舞踊のショーを見学した後、再び国道240号(まりも国道)に戻り、雌阿寒岳の裾野を回り込むように国道241号(足寄国道)を左折します。 深い原生林の中を行く国道241号(足寄国道)を6〜7キロ走ると「オンネトー ⇒」の案内標識があります。ここを左折すると、道道664号になりますが、この道は多分?旧国道の241号ではないかと思います。 左手に雌阿寒温泉や景勝のオンネトー湖を見ながらのルートですが、舗装はされていますが狭いのでよそ見や対向車には注意が必要です。
やがて、30年前にキャンプしていて怒られた「オンネトー国設野営場」前の広場に出ました。 現在でもここはバスの折り返し所になっているのかどうか分かりませんが、トイレ(バイオ)もありますし、広さも昔の10倍ぐらいに広がっています。ちょうどお昼です。用意してきた食材で、とりあえずここでお昼にします。 30年前の当時来た時は、真っ暗闇の中、ランタンをぶら下げてだいぶ長い距離を歩いた記憶がありますが、本日は明るいので楽勝ですね。「オンネトー滝の湯」 迄は、約1,6キロと書いてありますので、2〜30分の距離でしょうか、手ぬぐい一本ぶら下げて行きましょう。 林間の遊歩道は、ご覧のように幅が広いです。多分この先の施設のメンテナンスのために2トントラックぐらいは通ないといけないからでしょうが、あまり手入れはされていない様で、木の枝や石ころがゴロゴロしていて歩き難いです。 どうやら「オンネトー湯の滝」に着いたようですが、どうも変です。昔の面影がなく記憶とも全然違うんです。 苔むした岩の間を流れ落ちる姿は記憶があるんですが、その流れの下は湯舟と間違えて入ってしまうほどの池の様な所があって魚が泳いでいた筈なんです。 嘘ではない証拠に「30年前に来た時のレポート!」のリンクを張っておきますが、どうやらぶら下げて来た手ぬぐいは無駄になった様です。がっかりですが入浴出来る温泉施設は無くなってました。 左上の写真をよーくご覧下さい。見つけました。あそこです。ありました。あそこがその温泉です。 お湯が枯れたのか温度が下がったのか分かりませんが、訪れる人もなっくなって閉鎖されちゃったんですね。湯の滝を流れる水を触るとたしかに生暖かいんですが、とてもお湯とは言えない温度です。残念〜ん!(^_-)-☆ 「オンネトー国設野営場」の方は、以前と変わらい佇まいですが、現在でも車両を乗り入れてのキャンプは出来ない様です。最近キャンカーが良く来るので駐車場での車中泊が可能になっているそうですが、確認した訳ではありません。 私達は、これにて「オンネトー湯の滝」を後にします。帰り道は、来た道の道道664号を戻ります。 この先は右上の写真にあるようにオフロードですが、勇気があって車と胃袋が丈夫な方はどうぞこのまま真っ直ぐ行って下さい。いずれ国道241号(足寄国道)合流する様です。
● PM16:00(足寄町)⇒ 松山千春さんの故郷、足寄の街にやって来ました。 「オンネトー湯の滝」から国道241号(足寄国道)に戻り、足寄に向かって暫く走ります。 このルートの突き当りが旧足寄駅跡に建つ「道の駅:あしょろ銀河ホール21」です。先ずはここに立ち寄りますが、ここにはお楽しみ?足寄の英雄!この地出身の歌手「松山千春さんのギャラリー」があります。 ギャラリーを見学後、道の駅で買い物を済ませ、一旦道の駅を離れて町外れにある「足寄動物化石博物館」にやって来ました。ここは、JAF会員提示で小さなアンモナイトが頂けます。 素晴らしい展示内容と展示物でしたが、ここでも私達の他に観光客は誰もいませんでした。
先程寄った「足寄動物化石博物館」で近くにある日帰り温泉を紹介してもらったんですが、「足寄近辺には日帰り温泉が無いので、ここから15〜6キロ先の本別迄いって、本別温泉グランドホテルへ行くといいですよ〜!」って、教えてもらいました。 教えて貰った日帰り温泉に行く前に、少し本別の町を探検します。 ルート上の「道の駅:ステラ★ほんべつ」から見上げる様に一段高い丘の上にあるファミリー向けの「義経の里:本別公園」は、義経の館を中心に兜池などを配置した庭園に、つつじや桜が盛りを迎えています。 周辺にはテニスコートやパークゴルフ、キャンプ場やロッジなどもありますが、本日はもう終了している様で辺りに全く人気がありません。というよりも、アウトドアー活動はまだシーズン前!ということですね。 教えて貰った日帰り温泉は、その小高い丘を下りてそのまま街中を通り抜け、利別川を超えた先にありました。予想していた様な温泉施設ではなく「本別温泉グランドホテル」という立派なホテルでした。 ですが、ホテルの玄関とは別に日帰り温泉客専用という入り口があり、ホテルにお泊りの他のお客様に気兼ねなく利用出来る様になってますし、入浴料も¥500円とリーズナブルです。
道の駅に戻ると、レストランに人の気配があります。もしかして?レストランはまだやってるかな?と思ったら、案の定「CLAUSE」の表示が出てましたが、店内からは賑やかな笑い声が聞こえてきます。 本日は貸し切りで何かのイベントをやっているらしい。「道の駅:ステラ★ほんべつ」の方は、まだ開いているのでちょっと覗いてみましたが、この辺りの名産・特産品のコーナーを見ると豆の種類が豊富にありました。 この辺りの特産品はどうやら豆らしい。カミさんが「安〜い!」と、言いながら買い物カゴにポンポン入れてゆきます。私は片側¥1200円ぐらいから売っている立派な鹿の角の方が「安〜い!」と思いましたがね。 北海道では鹿の角ならここ!熊の爪ならここ!○○ならここ!というように、名産品や特産品でもお店によって得意不得意があるようです。 上の写真の旧本別駅は、かつての第三セクター北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の廃線になった駅で、跨線橋とホーム、28m の線路を修理復元されたものだそうです。 駅が町の中心にあったため、そのまま後を引き継いだ「道の駅:ステラ★ほんべつ」が、今でも町の中心にあるということです。そして、今でもバスの乗り換えステーションとしてその役割を果たしているようです。 |
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● AM08:00(本別町)⇒ 清々しく気持ちのいい!「道の駅:ステラ★ほんべつ」の朝です。 朝、車内で簡単な朝食をしていると、左右の駐車場の枠に車がどんどん置かれてゆきます。また、ここまで家族が送ってきたのでしょうか、駅前のロータリーで乗せてきた人を下ろして帰ってゆきます。 この道の駅に来た人達は、同じく駅前ロータリーに入ってきたバスに乗って何処かへ向かってゆきました。ここ、「道の駅:ステラ★ほんべつ」 が今でも町の中心であり、地域住民の日々の生活の中心にあるということが、廃線になった今でも変わりないようです。 上のレポートで「旧本別駅はかつての第三セクター北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の廃線になった駅で、跨線橋とホーム、28m の線路を復元されたものです。」と言いましたが、こちらの写真「100年鉄橋」もその保存された線路の一部なんだそうです。 下の写真は、土手の上に立って撮影した右向きと左向きの写真ですが、右下の線路の無い方の写真に映っている土手の先に「道の駅:ステラ★ほんべつ」があります。
本日は、「足寄湖」から「糠平湖」、「三国峠」を超えて「大雪湖」から「流星・銀河の滝」、「層雲峡」の先のから「旭川紋別自動車道」を利用して再び旭川に戻ろうと思います。 本別町から「足寄湖」へ行くには、足寄の街へ出るよりも道道88号を利用して国道241号(足寄国道)へ出た方が、近道みたいです。 いかにも北海道の道らしく、牧場の中をどこまでも真っ直ぐに突っ切ってゆく広域農道ですが、一度しかカーブしない20キロぐらいの直線道路です。 やって来ました下の写真は「道の駅:足寄湖」なんですが、「えっ!ここ!これ!」と、カミさんと顔を見合わせてビックリしました。写真にある物置(失礼)の様な建物と広いドックランとトイレがあるだけです。 ちょうど小型犬を2匹連れてドッグランに来ていた人がいましたので、「ここは、ずいぶん質素な道の駅なんですね〜!」というと、「道の駅はあっちです!」と、一段高い所にある建物を教えてもらいました。 どうやらこちらがメインの施設の様で、「エーデルケーゼ館」というチーズ工場でした。 シーズンになれば、この工場見学や作り立てのチーズが食べられる喫茶店や売店が開くそうですが、本日はしっかり入り口が閉まってます。 まぁ〜!しかし、下の写真の景色を見てください。これぞ北海道と云う風景ですね。
旅のルートを、国道241号(足寄国道)から国道273号(糠平国道)に乗り換えると、だんだんに標高が上がって来ました。5〜6のトンネルを続けてくぐると「糠平温泉郷」に入ってきます。 ここから右手の「糠平湖」の湖畔に降りられる道がありました。手前の道を水辺の方へ降りてゆくと、「上士幌町鉄道資料館」 が見えてきます。 ここは、1987年に廃線となった旧国鉄士幌線の歴史的な各種資料を展示している所で、士幌線の現役時代に運転席から撮影した帯広駅から糠平駅までの映像なども見られる様になってます。 入館料は¥100円で、この資料館の展示を見ると良く分かりますが、北海道を開拓したのは正に鉄道だったんですね。道を造った人達もそうですが、鉄道を通すために戦った人達のことも忘れてはいけません。 有り難うございました。感謝!感謝!です。
ここへは車でも降りて来られる道がある様で、ちょうど屋根に積んだカヌーを下ろしている人がいました。「いい趣味ですね〜!」っていうと、「乗ってみますか?」と言われました。 「いや〜!また今度お願いします。」というと、照れくさそうに笑ってましたが、本当にいいところです。
ちょっと大袈裟な表題を掲げましたが、まさに先人が命を懸けて原生林に分け入って築いたこの鉄道があったから、北海道の開拓が可能になったといっても大袈裟ではないでしょう。 トンネル堀も大変だったでしょうし、延々と続く山や谷を結ぶ橋を架けるのも、さぞ大変だったことでしょう。 繋いだ鉄道を使って建築資材を奥へ奥へと運べる鉄道ならではの工法が、開拓の礎になったことは今更語るまでもないですね。 この地には廃線になった旧国鉄の橋梁跡が何か所も残っているといいますが、その内の幾つかが展望台や観光スポットとして残されているので、見に行ってみました。
旅のルートは国道273号(糠平国道)ですが、まだ本格的な観光シーズン前ということなのか?分かりませんが、まだ冬季に行われた除雪作業で傷められた道路の穴に、応急処置としてアスファルトを詰め込んだままの状態なので、凸凹やガタガタで、走りにくいことこの上ない。 景色に見惚れていると凸凹を除け損なって車が跳ね上がりますので、その衝撃を我慢したりで少々疲れました。三国山の裾野を掠めて「上士幌町」から「上川町」へ抜ける北海道で一番標高が高いといわれている「三国峠」の休憩所で一休みです。
まだ山々に雪がこんなに残っている国道273号(糠平国道)は、難所の「三国峠」を越えると(上川国道)と名前を変え、ここ「大雪ダム」で合流する北見方面から来る国道39号(北見国道)に一本化され、大雪国道となります。
「大雪ダム」から大雪国道と名を変えた国道39号を石狩川に沿って暫く走ると、大雪山の麓「層雲峡」です。長い大雪トンネルを抜けるとすぐに「流星の滝・銀河の滝」の入り口があります。 ここも30年前に来ている筈なんですが、周囲の記憶があまりありません。ちょうどお昼時なので昼食のため寄り道してゆきます。 駐車場に車を止めると、すぐ目の前にドーン!と見えるのが「流星の滝」で、少し先の売店の前にあるのが「銀河の滝」です。 どちらの滝も迫力のある滝ですが、元々はこの滝の前を国道が走っていて、この旧道のトンネルが崩落したために少し高い地に新たにトンネルを掘って道路を新設したということです。それで記憶と違っているんですね。
と思ってましたが、管理棟受付前のサイトには5〜6台のキャンピングカーがキャンプインしていました。 私達はここのサイトではなく、先日と同じようにふれあい広場の方に行きますので大丈夫ですが、本日から週末にかけては結構予約が入っているそうです。侮れませんね。 |
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● AM08:30(旭川市)⇒「旭川:21世紀の森」を出発です。 さて、昨日まで一週間ほどかけて「30年ぶりの道東、依然来たことのある所の復習の旅!」ということで旅してきましたが、依然と変わらないキャンプ地や観光地も多かった半面、すっかり変わったのはキャンカーを使った旅が楽になったということですね。 以前こちらに来た時には運動公園や観光地、温泉などの駐車場を利用した後にお願いして車中泊の許可を頂くという作業を余儀なくされてました。
右上の写真は、本日旭川の街で見かけたお仲間の車ですが、北海道はキャンカーの所有率が高いんですかね?街中でも住宅街でも車庫に入っているキャンピングカーを良く見掛けます。
● AM11:00(増毛町)⇒ 旭川から一気に日本海!再スタートの旅、先ずは「増毛町」からです。
8の字を描くように道東から道央を一週間程かけて走ってきましたが、本日は、旭川北インターから 「道央自動車道」、深川JCTで「深川沼田道路」に乗り換えて、10日ぶりに再び留萌の街にやって来ました。 国道231号(オロロンライン)を左折して、本日より新たな旅のルートの始まりです。日本海側をひたすら南下し、札幌方面に向かい、更に「奥尻島」から「松前」方面を目指そうと思います。 本日の観光は、国道から一本海側に逸れた明治の古い街並みの残る港町「増毛」から始めます。 ここ増毛の町は、高倉健主演の映画 「駅:ステーション」 の撮影地としても有名ですが、町の歴史は古くニシン漁の盛んだった明治の時代や更に北前船の時代まで遡ります。 この地の見所は、明治の香りの残る「富田屋旅館」や「風待ち食堂」などの街並みと、日本最北の酒造所「国稀酒造」、重要文化財の旧商家「丸一本間家」や、廃線になった「旧国鉄の増毛駅」などがあります。 車は増毛町役場のある弁天町3丁目の「さわやかトイレ」の周辺とか、旧国鉄の増毛駅の前に無料の駐車場がありますので安心です。 この写真は、メインストリートの一番目立つ角にある重要文化財に指定されている旧商家「丸一本間家」です。 入館料金は¥400円で、本日は見学者が我ら夫婦二人だけということもあり、ガイドの人が付きっ切り、一つ一つの家具や調度品、建物の由来や展示物の説明を丁寧にしてくれました。 本間家は「富田屋旅館」や「風待ち食堂」などと同じく明治8年に呉服商としてこの地に開業し、その後時代の波に乗って荒物雑貨、鰊漁の網元、海運業、酒造業と事業を展開し、財を成したといわれてます。 酒造業は、日本最北の酒造所「国稀酒造」として現在も続けられており、見学させて貰おうと訪ねて行ったんですが、ちょうど何かのイベントが週末にあるらしく、「本日の見学はご遠慮ください。」とのことでした。
● PM12:00(増毛町)⇒ お昼は「志満川食堂」でラーメンを頂きました。
「丸一本間家」の見学や古い町並みの港町を一回りしたところで、ちょうどお昼になりました。 この街には海鮮丼の幟や暖簾を出すお寿司屋さんや料理屋さんが何軒かあるんですが、ここのところ生物の丼ぶり物が続いてますので、本日はお勧めという「志満川食堂」の醤油ラーメンにします。 お爺ちゃんとお婆ちゃんの二人でやっている、の〜〜〜んびりとした食堂ですが、美味しかったですよ!
昭和56年に全線が開通したというこの国道231号ですが、トンネルとトンネルを橋で繋ぐ様な道ですから、開通されるまでにそれはそれは大変な難工事の連続だったことは走ってみれば分かります。 この地域の小さな港や村に住む人は、開通前は正に陸の孤島状態で頼りは舟の便だけだったのではないでしょうか。 そんな難工事の完成開通記念の碑がこの場所にあります。写真はそんな地にある「白金の滝」ですが、冬季には一本の柱の様に凍り付くという厳しい地でもあります。
清涼な「白金の滝」でオゾンを胸いっぱいに吸い込んで、再び走り出しますと、またしても長いトンネルが何本も続きます。国道451号と分岐する浜益の街を過ぎると、走り難い旧街道を大きく迂回し濃昼岳の裾野をトンネルで突き抜けるバイパスに出ます。本当にすごい道ですね。 やがて、厚田の港を見下ろす丘の上に、道内で120番目で今年の4月にオープンしたという、出来立てほやほやの「道の駅石狩:愛ロードあつた」があり、新設の珍しさも手伝って結構混雑しています。 この「道の駅石狩:愛ロードあつた」には、夕日が綺麗だという厚田公園や厚田公園キャンプ場も隣接してあります。何故か、この地の出身という創価学会の元会長の生家が、道の駅のすぐ裏の丘の上に保存展示されています。
「道の駅石狩:愛ロードあつた」での休憩を終え、旅のルートは一旦国道231(オロロンライン)から外れます。明日は朝一で札幌の市内観光をする予定なので、本日は道道11号(厚田山道)左折して月形町に入ります。
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次のレポートは、札幌の市内観光から奥尻島へ向かうまで、です。 =07P= へ進む!
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