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●●● 平成30年、北海道ロングキャンプツーリングレポート!= P10 = ●●● |
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● AM08:00(豊浦町)⇒ 昨夜は、海と緑と太陽の町「道の駅:とようら」に、お世話になりました。 JR室蘭本線と道央自動車道に挟まれた国道37号線(胆振国道)沿いにある「道の駅:豊浦」は、少し先の洞爺湖町から国道230号を左折し、トンネルを抜ければ直ぐに「洞爺湖」に突き当たるという好立地の場所にあります。 そのため、夜間や深夜でも休憩やトイレなどの需要が多いだろうと、私達は道の駅の裏側に車中泊の場所を定めたのですが、それでも結構騒がしかったです。 この道の駅は、車中泊には不向きでした。簡単な朝食を済ませ、本日は早めに出発します。
● AM08:30(洞爺湖町)⇒ ここは絶景が自慢!という、洞爺湖畔に立つ「とうや水の駅」 です。 その国道230号を左折し、トンネルを抜けた突き当りの「洞爺湖」を、今日は時計回りにひと回りまわろうと思います。先ずは国道230号(洞爺国道)で西側の湖畔に出て直ぐに、少し狭いですが景色抜群の周回道路に入ります。 「洞爺湖」には湖の中心に中島という大小三つ程の島があり、こちらにももう一つ陸続きの小島がありました。
この上下の写真がその「とうや水の駅」なんですが、ここには自由に使える桟橋があり、一人の青年が古いジープの屋根にカヤックを積んできて「洞爺湖」にそっと降ろしました。 「いい趣味ですね〜!」って言ったら、「ちょっと乗ってみませんか?」って、誘われちゃいました。 いや〜!自転車もそうですが、カヤックでもカヌーでも、バイクでもドローでもそうですが、北海道に来る時は持っている遊び道具は家に残さず全部積んで来ないと絶対後悔しますね。…(^_^)V なお、この少し先に「水辺の里財田キャンプ場」というキャンピングカーでも利用できる素晴らしいオートキャンプ場があります。本日、我が家は利用しませんでしたが気持ち良さそうですので、参考までにリンクを張っておきます。 時計回りにぐるっとひと回りした「洞爺湖」の南側には30年前にキャンプした懐かしい思い出の「昭和新山・有珠山ロープウェイ・熊牧場などの観光地」がありますが、今回は行きません。
● AM09:30(伊達市)⇒ ここが、噂の「道の駅:だて歴史の杜」です。 下の写真をご覧頂くとお分かりの様に、この道の駅はまるで城址公園の様な雰囲気が漂います。 施設もゆったりと広い敷地に造られていて、道の駅の駅舎を始め、「だて歴史の杜総合公園」「カルチャーセンター」「総合体育館」「図書館」そして歴史的な保存物として「旧三戸部家住宅」「伊達市開拓記念館」「宮尾登美子文学記念館」等々、ここには数々の施設が広い敷地の中に点在しています。
明治維新でこの地に追いやられた伊達家の方々が、どんな思いで開拓の礎を築いたのか!と、果てしない歴史の現実に思いをめぐらせてしまいますが、現在のこの町の発展した姿を見たら、先人達は決して「自分達は間違ってなかった!無駄なことはしてなかった!」と、思ってくれるでしょう。 この道の駅には2〜3キロの離れた所に「伊達温泉」もありますし、隣接して「びっくりドンキー」や「しまむら」などもありますので、この辺りには衣食住の全てが揃ってます。観光の起点や車中泊にはとても便利ですね。
● AM10:50(室蘭市)⇒ 素晴らしい眺望の「白鳥湾展望台」です。 「道の駅:だて歴史の杜」を出て、伊達の町から東へJR室蘭本線と道央自動車に挟まれた国道37号線(胆振国道)を進むと、旅のルートはやがて室蘭市に入り、白鳥台という小高い丘にダラダラ登り始めます。 この登り坂の途中に下の写真の「白鳥湾展望台」があります。 ここは、室蘭市の観光名所「白鳥大橋」のビューポイントとして知られている「白鳥湾展望台」ですが、まるで「道の駅」の様にレストハウスや売店、24時間使えるトイレもあり、広い駐車場から少し階段を上った場所にここのメイン施設の鉄骨2階建ての展望台があります。 夕暮れ時には巨大な「白鳥大橋」が赤く染まり、工場や石油コンビナートの夜景も望める絶好のビュースポットとなっているそうです。 展望台に登るとすぐ下にはJXエネルギーの巨大な石油コンビナートがあり、その向こうに絵鞆湾とも室蘭湾とも白鳥湾とも言われている湾をまたぐ「白鳥大橋」が見えます。 全長1380m、主塔の高さ140m の巨大な吊り橋は、東日本では最大とされ、その「白鳥大橋」をライトアップするイルミネーションは、日没から深夜12時まで風力発電によって点灯されているそうです。
「白鳥湾展望台」で眺望を楽しんだ後、国道沿いにある「元南部藩室蘭陣屋跡」を過ぎるとルートはそのまま東室蘭方面に行く道と、巨大な「白鳥大橋」に入って行く道とに分かれます。 「白鳥大橋」は通行料が無料の筈で料金所は無い訳ですが、何やらひどく渋滞してます。暫く我慢して並んでいると原因が分かりました。渋滞の原因は道路工事で、冬季に傷んだ舗装のやり替え工事で交互通行になってました。 渋滞をやり過ごし橋を渡り切ると、その高さを調整するためにループ状になった道を一回りして地上に降ります。 そのループから出るとすぐ右側に、上の写真ですがこの橋の工事の詳細を資料展示している みなとオアシス室蘭 「道の駅:みたら室蘭」があります。 まだ午前中なので私達は寄るだけですが、近くには「むろらん温泉ゆらら」やレストラン、スーパーもありますので、キャンピングカーやバンを利用している人、ここは車中泊する方に静かでお勧めです。 上下の写真は「白鳥大橋」を渡って上陸した絵鞆半島の南端にある「室蘭八景」の一つ、「絵鞆岬」です。左上の写真の奥に見える小島は大黒島といい、防波堤で繋がっている様に見えますが、繋がってはいません。
どちらも同じ絵鞆岬の南側の両端にある景勝地ですが、先程の「絵鞆岬」の駐車場には会社をさぼって鼻毛を抜きながら昼寝しているサラリーマンが一人居たきりですが、こちらの「地球岬」には観光バスが何台も乗り付けて、大勢の人(中国人)でごった返してます。 どうです?地球が丸く見えますか?「地球岬!」延々14キロも続くという断崖・絶壁の高さは 100m 前後もあり、そのスケールは北海道一だそうです。 カミさんは灯台の方へ降りてみたかったらしいんですが、そこに至る道の入り口には鍵が掛かっていたので、入ることが出来ませんでした。 皆さんも観光地で良く経験することがあると思いますが、平常時でも大きな声でテンションの高いあの国の人は写真を撮っている人の前を平気で横切りますし、撮影スポットに順番に並んでいる人達の前に平気で割り込んで撮影を始めます。 しかも何処でも入り込んだり乗っかったりしますし、恥ずかし気もなく大胆なポーズで何枚も写真を撮り続け、仲間内で撮影会が始まると、なかなかどいてくれません。
室蘭の観光を終え、旅のルートは再び東へと向かいますが、国道37号線(胆振国道)はここ室蘭から国道36号線(室蘭街道)となり、JR室蘭本線と道央自動車に寄り添われながら隣町の「登別市」に向かいます。 地図を見るとお分かり頂けますが、JR室蘭本線の「室蘭駅」から始まって来馬岳の裾野を回り洞爺湖方面に至る山道の道道2号線があります。 その道道2号線が始まって直ぐの所に「登別温泉」や「地獄谷」、「クマ牧場」や「クッタラ湖」方面を迂回する道道350号線がループ状に走ってます。 これからそちらに向かうんですが、我が家の非力なキャンカーではとても「クッタラ湖」までは行けそうにありませんので、地獄谷まで行ったら温泉にでも入って、戻って来ようと思います。
本日はもう時間的に切なくなってきてますので、このまま「登別温泉」を楽しむか、大湯沼から湧き出る温泉が流れ込むという「大湯沼川天然足湯」へ行くか、この上の「熊牧場」へロープウェイに乗って行くか三者択一で悩みましたが、時間の掛かる足湯はこれから温泉に入るので諦めて、時間もあまりないので先ずは「熊牧場」へ、そして、それから「登別温泉」へ、ということに決定です。 という訳で、「大湯沼川天然足湯」を諦めて「熊牧場」行きのロープウェイ乗り場までやって来ましたが、駐車場の入り口で料金を取っているおじさんに「4時半頃までだよ〜!急いで!」と言われてしまいました。 勿論、駐車料金は「今日は、もういいよ〜!」って、取られませんでした。ラッキー! ロープウェイの料金は一人¥2592円、駐車場の方は負けてもらいましたが、少々いいお値段ですね。 時間がないのでロープウェイ乗り場でもなんとも忙しい、向こうでゴンドラの乗り降りの世話をするおじさんが、「急いで〜!こっち!こっち!」と手招きをしています。 ロープウェイに乗ってしまえばもう安心、景色を楽しむ余裕も出てきます。30年前にこちらに来た時は先程パスした「昭和新山の熊牧場」に行ってから山頂を目指して「有珠山のロープウェイ」に乗りましたが、こちら登別ではその逆で、山の頂上に「熊牧場」があります。 ロープウエイを降りても熊牧場内の見学順路が良く分かりません。 時間がないのであたふたしてしまいますが、先ずは「熊博物館」から「クッタラ湖展望台」と見学し、イベントやショーの類はもう終わってしまったようなので、熊山神社を参拝して熊牧場の方へ向かいます。 熊牧場には、第一牧場(オス専用)と第二牧場(メス専用)とがあり、第一牧場の方には「人間の檻」が用意されています。東アジア最大の肉食動物と言われているヒグマの迫力は、凄いです。 森でこの熊に出会ったら、絶対に観念してしまいます。ぜひガラス越しに近くでご覧ください。 下の写真は可愛い子熊達専用の檻ですが、大人に成長するとどんなに凶暴な動物でも子供の頃は可愛いですね。 という訳で、最後に「ユーカラの里」というアイヌコタンにもお邪魔しましたが、おじさんと彫刻の事やや鹿の角の加工の話などをしている内に場内に 閉園の合図でしょう「蛍の光」が鳴り出しました。 店を閉めるというアイヌの民族衣装を着たおじさんやおばさんたちと一緒に山頂駅に向かい、ロープウェイで再び駐車場まで降りてきました。 お土産売り場やレストランはもう、カーテンが締まりもう誰もいません。平日はこんなものですか…(^_^)V
● PM17:30(登別市)⇒ 再度温泉街に戻り、お愉しみは「登別温泉:さぎり湯」です。 駐車場のおじさんに「登別に日帰り温泉か公衆浴場がありますか?」と聞くと、「いい温泉があるよ!」って自慢たっぷりに教えてくれましたので、「登別温泉:さぎり湯」非常に楽しみです。 100年前に遡るというその登別温泉の歴史は、この温泉に惚れ込んだ一人の男のが温泉場と登別の町とを結ぶ鉄道馬車を開通させたことから始まるという。壮大な物語です。 追い立てられる様にロープウェイに押し込まれ、「熊牧場」から登別の温泉街に降りて来て、教えて貰った温泉の前の駐車場にキャンカーを止めましたが、ご覧の様にここは少し狭いです。 私のキャンカーより大きな車にお乗りの方は、もう少し下側に大きな駐車場がありますので、そちらへどうぞ!肝心な「登別温泉:さぎり湯」ですが、今回の北海道の旅行日程で入った温泉の中でも、忘れられない珍しい温泉でした。 通常、幾つかある浴槽はぬるい温度と熱い温度に分かれていたり、電気風呂や薬草風呂のあるところもあります。ですがここ「さぎり湯」では浴槽毎に泉質が違うんです。 うる覚えで申し訳ないんですが、硫黄成分のある良く言うところの皮膚病に効くという温泉や、目に良いという明礬泉の湯などがありました。一回の入浴でこれだけの効能があるんですから、温泉好きにはたまりませんね。 ご機嫌でお勧めの「登別温泉:さぎり湯」は、 ★★★★★
● PM18:00(苫小牧市)⇒ 今夜は久しぶりに「道央自動車道の樽前SA」で、車中泊です。 帰りがけ、「登別伊達時代村」という案内看板を発見しましたが、ここは「日光江戸村」と同じ様な施設なんでしょうね。私こういう所が大好きで行きたかったんですが、残念ながら本日はもう時間切れで終了になってしまいました。次回またチャンスがあれば伺いますね。…(^_^)V 明日は「支笏湖」を観光する予定なんで、この辺りで車中泊したいんですが、ここから「支笏湖」の間に道の駅はありません。地図を見ると公園やキャンプ場など何か所か宿泊地候補の場所はありますが、今日はもう宿泊する場所を探す気力がなくなりました。 すぐ近くの登別東インターから道央自動車道に入った所に「樽前SA」がありますので、今日はそちらで車中泊することにしました。 |
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● AM08:00(苫小牧市)⇒「道央自動車道:樽前SA」の朝です。 北海道に来て一番買い物をしているのが、恐らくこの左下の写真の「セイコーマート」じゃないかと思うんですが、売店やレストランは無いと聞いていた北海道の高速道路で「セイコーマート」にまた出会えるとは思いませんでした。 昨夜の夕食と今朝の朝食の二食共、ありがたくお世話になってしまいました。 北海道にはセブンイレブンやファミマなど全国展開のコンビニが他にもたくさんあるんですが、「セイコーマート」は地元北海道の企業ですし、なんといってもゴミ箱の設置率が高いんです。 少しづつですが、溜まってゆく旅のゴミをその場の物だけでも処分出来ればどれだけ助かるか、長期の旅をしている人なら身に染みてお分かりになることと思います。 今日も、ここのお店で買った物に少し他のゴミを足して処分させて頂きました。 ありがとう「セイコーマート」…(^_-)-★★★★★ 道央自動車道 「樽前SA」 から、苫小牧西インターまで走り、道道141号(樽前錦岡線)で「支笏湖」に出ます。 「支笏湖」は、その最大深度 360m と国内2番目という深さがあるために水の対流があり、日本で最北の不凍湖となっているそうです。 その周囲は約40キロもあり、現在土砂崩れなどで一般車が周囲する道は無いようです。舗装された観光用の国道453号(支笏国道)は3分の2程で、残りの道は狭い道道78号となってます。 しかも今日現在、土砂崩れなどで通行止めになっている区間がが数か所あるそうです。 「支笏湖」には「まるで水族館にいるみたい!」と評判の水中遊覧船がありますが、私はこの手の船に以前乗ったことがありますが、夢中になって見ていて気分が悪くなって困ったことがあります。 乗船時間30分で、料金は¥1620円だそうです。 正面の山は恵庭岳でしょうか?西側の尾根からは美しいエメラルドグリーンのオコタンペ湖が眺望出来るそうです。せっかくですから、足腰のお強い方はどうぞ!…(^_^)V 上の写真は、湖を半周ほど走った所にある「ポロピナイ園地」で、こちらは一泊¥720円でのキャンプは勿論、ボートやカヌー、ホーストレッキングやダイビングなどの総合アウトドアー施設になってます。楽しそうですね。(^_-)-☆
● AM10:30(千歳市)⇒ 続いて、北海道三大秘湖といわれている「オコタンペ湖」にやってきました。 下の写真の「オコタンペ湖」は、先程の「ポロピナイ園地」から恵庭岳の裾野を7キロ程登った山の西山麓に位置してます。「オコタンペ湖」は、阿寒湖の近くにある「オンネトー」、然別湖近くの「東雲湖」と並んで北海道三大秘湖といわれている神秘の湖なんだそうです。 鬱蒼と繁る原生林に覆われているために、その姿がなかなか見難いのですが、天候や見る角度・時間によって、湖水の色がエメラルドグリーンやコバルトブルーなどに変化するとして、撮影ポイントにはシャッターチャンスを狙って今日も何人かカメラマンの人が来てました。 今日はコバルトブルーでした。右下の写真、なかなかいいでしょ?この先土砂崩れのため、ルートはここで通行止めです。道道78号方面には出られませんでした。
通行止めのため周回出来ずここまで来た道を戻りましたが、今度は「ポロピナイ園地」の反対側の「モラップキャンプ場」にやってきました。ここのキャンプ場でもカヌーには乗れますが、残念ながらサイト内に車の乗り入れは出来ないようです。ショートビデオは「モラップキャンプ場」です。 この「支笏湖」にはもう一つ「美笛キャンプ場」があります。こちらは一泊¥1000円のオートキャンプ場で、もちろん湖畔のサイトまで車の乗り入れが可能です。いずれにしてもこの「支笏湖」は、水温が低いため、シーズンを通して遊泳は禁止になっているようです。 一通り「支笏湖」の観光を終えたので、これで今回の北海道旅行の目的は一応達成し、無事に完走出来ました。 これから苫小牧の港へ行ってフェリーに乗れば、我が家に帰れる訳ですが、「どうする?」って、かみさんに振ると「せっかく来ているんだから、もう少し居てもいいんじゃない?」って言います。 それじゃ〜!残るは「襟裳岬!」ということで、決まりです。 前回来た30年前とは交通事情がだいぶ違いますが、それでも「襟裳岬」まで高速でひとっ飛び!という訳にはいきません。やはりそれなりの距離はありますし、そちらに向かうならそれで行きたい所も何か所かあります。 旅のルートは「支笏湖」から道道16号(支笏湖道)に入って千歳に向かい、千歳の町をぐるりと回って「道央自動車道」に入ります。「千歳恵庭JCT」で「道東自動車道」に乗り換え、更に「帯広JCT」で「帯広・広尾自動車道」に乗り換えます。 本日は、懐かしの「幸福駅」に今迄幸せに暮らせたお礼参りに立ち寄るため、「幸福インター」で降りて下の写真の「幸福交通公園」に寄り道です。 「支笏湖」からここまでざっと200キロ、昼食を挟んで3時間ちょっと掛かりましたが、便利になりましたね。下道だと多分300キロ近くなり、夕方以降の現着になっていたか、届かなかったかも知れません。
● PM15:20(帯広市)⇒ すっかり変わってしまった「幸福交通公園」です。 その昔、国鉄広尾線の廃線に伴い「愛の国から幸福へ!」のキャッチフレーズの元、若いカップル達の間に「愛国駅」から二駅先の「幸福駅」の間の「愛の国から幸福行きの切符」を求めて一大ブームが起きました。 30年前にもこちらにお邪魔しているんですが、その時はもう既に廃線になった後だった様な気がしましたので、調べてみるとこちらへ来たその前の年、1987年に廃線・廃駅となっていたそうです。 まっ、、こうして「幸福交通公園」として生まれかわり、相変わらず若いカップルの幸せになるお手伝いを続けている訳ですから、大変ありがたいことですね。長い間携わっている方々には敬意を表します。
この温泉施設は、更別村の老人保健福祉センター内にある社会福祉協議会が運営している施設で、ここから程近い 「道の駅:さらべつ」 も、キャンピングカーオーナー達に人気の 30ha もの広大な敷地を有するキャンプ場 「さらべつカントリーパーク」 も、同じくこちらの運営です。 本日はここ、「福祉の里温泉」のみの利用になりましたが、更別村!次回はもう少しゆっくりしたいと思います。
「福祉の里温泉」 で入浴した後、本日は「道の駅:なかさつない」にお世話になろうと思っていたんですが、この辺りは先程の「更別村」 といい、「中札内村」といい、無料・有料含めてキャンプ場がたくさんあるんですね。 カーナビに、この道の駅からそれほど離れていない所に「帯広市岩内自然の村」というキャンプ施設が見えたので、ちょっと覗きに行ってみましたが、「予約制」って立札がありますし、まだオープン前の様で草がぼうぼうで人の気配もありませんでした。 今回の北海道旅行は観光地巡りが主な目的の旅ですので、本当に車中泊、寝るだけです。極力道の駅で迷惑にならない様に仮眠するだけ!と決めてますが、次回(来年か再来年?)来た時には一か所に1週間なんていうの〜んびりキャンプ旅もいいかな〜!って、思ってます。その時は、この辺りが狙い目ですね。 ちょうど店を閉めようとしていた焼き鳥屋さんのおじさんにトイレに行った帰りのカミさんが捕まり、半値でいい!からというので、残りの焼き鳥を全部買わされた。 と言って大ぶりの串焼きを10本ほど持ってきました。二人で全部頂きましたが、さすがに飽きましたし、胸が焼けます。 |
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● AM08:30(中札内村)⇒ お世話になった「道の駅:なかさつない」の施設周辺を散策します。 この道の駅の施設には、メインのカフェやイベントホールなどがある「カントリープラザ」。地元の名産や物産、採れたての新鮮な野菜などを販売する「花水山」の他に「アグリパーク」。 大正末期の建物を移築した展示資料館で、館内のお蕎麦屋さんの手打ちそばにごぼうの天婦羅を乗せた開拓そばが人気だという「開拓記念館」。 この地域特産の豆をモチーフにした架空の人物、豆畑拓男の自宅兼研究場という「豆・資料館:ビーンズ邸」などユニークな施設がたくさんあります。 施設の充実した結構楽しい道の駅ですね。一時間程付近を散歩した後に、一宿一飯のお礼にお土産などの買い物をして「道の駅:なかさつない」を後にします。
● AM10:00(中札内村)⇒ 素敵な場所を発見しました。 ここは「ピョウタンの滝」 「札内川園地」 「日高山脈山岳センター」 「札内川園地キャンプ場」です。 本日は、北海道に渡ってくるキャンピングカー乗りの間でナニかと話題になっている、更別村の温泉やキャンプ場のある「ナウマン公園」(情報によると、7〜8月はキャンピングカーで溢れかえるらしい。)を最終目的地にしようと、カーナビをグリグリやっていると、ちょうどそちらとは反対側の方に「ピョウタンの滝」という表示を見つけました。 別に私は滝好きや滝おたくという訳ではありませんが、滝の周囲に発生するマイナスイオンを浴びるのは気持ちの良いもので大好きです。 北海道という所は氷河期の名残でしょうか陸が突然海に削られているような断崖や崖が多いんで、当然のこととして川も崖から落ちますね。そういう意味でも非常に滝の多い地域特性のある所なんですね。 行く先々で、またその途中の道端でと、あちらこちらで素晴らしい滝に出会うことが出来るのも、北海道ならではの旅の醍醐味と言えるでしょう。 まっ、とりあえずまだ朝も早いので、時間つぶしに滝でも見に行こうかと軽い気持ちでやって来たのがここ「ピョウタンの滝」という訳です。 しかし、この滝はその様な自然に出来た滝ではなく、昭和30年に水力発電用の貯水池を目的として造った農協のダムが、洪水によって流されて、そのまま埋没して自然に出来た段差がその滝の正体なんだそうです。 いわゆる人口の滝の様なものなんだそうです。 下の写真が幾筋かの札内川の支流を集め、その水量を 10m の落差に落とす「ピョウタンの滝」の迫力で、とても壊れたダムの名残とは思えません。この辺りになんとなく気持ちの良い気が充満している様に感じるのは、この滝の発するマイナスイオンのお陰だといわれてます。 お天気といい、空気といい、あまりに気持ちがいいので、この広〜い「札内川園地」の中を歩いてみようと思いますが、私たち夫婦の他に園内にいるのはここを管理している人?が一人いるだけです。 「こんにちわ〜!」と挨拶をした後、ガラガラの園内をぶらぶらと歩き出しました。 この「札内川園地」では、フィールドアスレチックやパークゴルフにレンタサイクルと色々遊びのアイテムが用意されてますが、有難い事にその殆んどが無料で利用出来るんだそうです。 最後にトイレをお借りしようと、「日高山脈山岳センター」にやってきましたが、ここで暇を持て余して(失礼!)空き缶のオブジェ作りに熱中していた管理人さんとお話をしている内に意気投合し、「泊まっていったら〜!」と、あまりに勧めるので今日はここでキャンプしていくことにしました。
上下の写真が、「札内川園地キャンプ場」のフリーサイトなんですが、如何でしょうか?いいところでしょ〜! このクオリティーでキャンプ料金は基本的に無料です。しかも予約要らずの先着順なんだそうです。 基本的に無料というのは、先程の「日高山脈山岳センター」には宿泊施設が併設してあり、ここでの宿泊やシャワーとキャンプ場内に建っているバンガローなどが有料の施設となっているんだそうです。 平成28年にあった台風でバンガローエリアの一部の川沿いが崩れる被害に遭い、小さなバンガローや燻製作り用のスモークハウス等々、未だに使えない所も残ってますので、心配な方はお問合せ下さい。 管理人さんが、「先客が一人いるよ!」って言ってましたが、何度かここに遊びに来ている内にこの地が非常に気に入ってしまい、脱サラして農業を始めようと日中はその辺りに探りに出ているという人でした。 他にもこのキャンプ場には、シーズン中ひと月もふた月も連泊する強者が数人いるといいます。 この広いキャンプ場、「もう一月もすればあの広いフリーサイトが一杯になるんだよ!」って管理人さんが言ってましたが、ここにはトイレと水場が一か所づつしかありませんので、写真の向こうの方までキャンパーで一杯になると、とんでもないことになりそうです。信じられませんね。 まっ、それにしても、行き当たりばったりの旅をしているいるにも関わらず、偶然?突然?こんな素晴らしいキャンプ地に巡り合えることがあるんですね。 ご機嫌の「札内川園地キャンプ場」 ★★★★★ 今日はじっくりキャンプを楽しみましょう。…(^_^)V |
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