● AM07:00 ⇒ 本日は小雨、「道の駅:おおの」の朝です。
この道の駅、昨夜はそれでも12〜3台の車中泊仲間がいました。
その内我々を含めて5台がキャンカーで、あとは乗用車でした。右下の写真にある長い廊下たの突き当りに24時間利用出来るトイレがあるんで、そちらに大部分の車が集中してます。
しかし、私は何度か来ているので、この中間辺りにもトイレがあるのを知ってます。
● AM08:00 ⇒ 朝食は、近所でここしか開いてない? 「すき家:久慈店」でした。
暖かいお店、温かいご飯はそれだけでホッとしますね。私は勿論!誘惑に勝てません「鰻牛」でした。

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久慈から小袖浜への道は、狭かった!
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● AM09:00 ⇒ 本日、朝一番の観光は、じぇじぇじぇ〜 発祥の地 でした。
前回私達が来たのは震災前でしたので知りませんでしたが、先の震災で、流されてしまった前の施設に代わって平成26年の12月に完成したという「小袖海女センター」が、下の写真です。
1階は観光案内所や物産販売所で、2階は海女さんを紹介するコーナー、3階は海女カフェという立派な建物で、平成27年の4月から営業しているそうです。

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右上の写真、ハーちゃんの後ろの建物がテレビの撮影に使われた「海女カフェ」で、横の道からその裏の山に上がるとあのお馴染みの見張り所があります。
下の写真の椀物が名物の「まめぶ汁」で、「小袖海女センター」3階にある「海女カフェ」で食べられます。
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あんこ餅の入ったみそ汁と、あまちゃんのブームがいつまで続くか分かりませんが、地元は地元で流行とは関係なく北限の海女の後継者育成を兼ねて「高校生海女クラブ」なるものを設立して頑張っているそうです。
この「高校生海女クラブ」の人達は、地元のイベントなんかにも参加してますので、ここへ来れば会えるかも、…
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この辺り、居心地のいい所ですが、先は長いので今日はそうそうの〜んびりしていられません。 |
● AM11:00 … 盛岡へ行く途中、「龍泉洞」を見学する。
久慈から「小袖海女センター」までの県道268号も狭かったですが、野田村へ出る道もこれまた狭く、先導しているコマッチはたいへんですが、後ろを走る私は安心してカーブに突っ込めます。(^_^)/
野田村から「龍泉洞」へは、普代村の手前から下閉伊グリーンロード(かつての農免道路)を使うと約1時間ぐらいだったでしょうか、早いですね。
この時期ですから駐車場は混雑しているものと思って覚悟してましたが、案の定入り口に近い二つの駐車場は全て満車でした。仕方なく 500m 程離れた第3駐車場に置いたんですが、こちらは入り口には遠いんですが出口には近いんで、それ程不便という訳ではありません。

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駐車場は無料、入場料は龍泉新洞科学館の観光券付きで大人一人¥1000円です。JAF割等はありません。 |

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資料によると、・・・
「龍泉洞」は、昭和13年に国の天然記念物に指定された日本三大鍾乳洞の一つで、現在わかっている洞内の総延長は3600m、毎秒1100L湧き出る地下水は日本の名水100選にも選ばれてます。
洞内には8個の地底湖があり、その最大水深は 98m その高低差180mということです。
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● PM13:00 ⇒ お昼は、「道の駅:三田貝分校」でした。
「龍泉洞」から3〜40分だったでしょうか、国道455号線塩の道小本街道を盛岡に向かって走ると岩泉町立門小学校:三田貝分校の廃校跡地を利用して出来たという「道の駅:三田貝分校」があります。
日本で一番ノスタルジックな道の駅だそうですが、購買部や給食室は懐かしい!ですね。きな粉の揚げパンなどの給食メニューもあり、見た目も味も楽しませてくれます。
しかし、ここでお腹一杯食べてはいけません。ナンと言っても本日のメインは夕食のわんこ蕎麦ですから。
● PM15:00 ⇒ 少し早いですが、観光もしたいので、盛岡の市内へやって来ました。
やはり市内での駐車は、コインパーキングでした。大きな車の方は駐車場に少し困るかもしれません。
盛岡の市内観光は、先ず「盛岡城址公園」からスタートです。
初代藩主南部信直公が嫡子利直公(二代藩主)に総奉行を命じ、慶長3年(1598年)に工事が始まったという 「盛岡城」 は、現在、彦御蔵という江戸末期に建てられた土蔵以外建物はなく、見事な石垣の他は見るものは何もありません。
城址公園の中をぐるりとお散歩したら、元々盛岡城本丸の東側にあった淡路丸に神殿を作ったのが始まりという「櫻山神社」にやって来ました。旅の安全と、コマッチが怪我をしない様にお願いして、城址公園は終了です。
● PM16:00 ⇒ 市内をぶら〜っとし、明治の保存建物:岩手銀行赤レンガ館の見学です。
資料によりますと、・・・
明治44年に盛岡銀行本店として、東京駅の設計者として知られる辰野金吾とその弟子で盛岡出身の葛西萬司の設計による東北で唯一残る建物だそうです。
やがて、岩手殖産銀行、岩手銀行と名称が変わった後、同行の中ノ橋支店として平成24年の8月まで営業していたといいますから、驚きです。その後3年半かけて保存修復を経て、現在公開している今から108年前の建物だそうです。
● PM17:00 ⇒ いよいよ!今回の旅のメインイベント「盛岡で本場のわんこ蕎麦を食べよう!」です。
ちーちゃんが予約してくれたお蕎麦屋さんは、こちらも明治40年創業という老舗の「東屋」さんです。
15杯食べると普通のかけ蕎麦一杯分というわんこ蕎麦は、皆さんご存じの様に手に持ったお椀に給仕するお姉さんが一口ほどの蕎麦を投げ込みます。
「はい、じゃんじゃん。はい、どんどん。」という可愛い掛け声に励まされて食べる訳ですが、この一口サイズの量といわれる蕎麦の量がえらくいい加減で、まちまちなのが笑えます。
お蕎麦は付け合わせのお刺身や薬味と共に頂きますが、今から三十数年前に100杯を超えた覚えのある私も、今回は89杯でお積りでした。それでもかけ蕎麦約六杯分ですね。
お蕎麦が美味しければもう少し枚数がいけましたが、私の年ではまぁ〜こんなものでしょう。ちなみにコマッチは105杯で、優勝です。楽しかったけど、苦しい夕食イベントでした。
● PM18:30 ⇒ 本日の温泉は「喜盛(きもり)の湯」、お宿は「道の駅:にしね」でした。
五人して突き出したお腹をさすりながら市内の「喜盛(きもり)の湯」に来ましたが、ここはいわゆるスーパー銭湯で、五つもの種類がある岩盤浴など、一日ゆっくり温泉に入ったり食事をしたりカラオケをしたりするところですね。
我々の様にさっと入って旅の汗を流したらザブンと温まってとっとと出て行っちゃう人達には公衆浴場で十分で、こういう施設は勿体ないです。
ネット検索のキーワードは、「近くの日帰り温泉」ではなく、「近くの公衆浴場」の方がいいです。
という訳で今日も充実した、長い一日でした。明日は八幡平を目指しますので、盛岡インターから二つ先の「西根インター」まで高速移動し、本日のお宿は「道の駅:にしね」にしました。
いよいよ八幡平の山越をして折り返し、秋田・山形・福島の旅へ! 
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