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● 上河内SAにてもう限界、お疲れ様でした。(泊) ◎ プロローグ 前回、7月20日の郡上・高山・乗鞍・別所温泉キャンプツアーに出発する一週間ばかり前、カミさんがETCを利用する際に色々な割引制度があるという事を、誰かから聞きかじってきたらしい。 お父さんも少し勉強してみたら?という訳で、遅れ馳せながら割引のあることがばれてしまったので、私も少し情報収集してみましたが、この料金割引制度は複雑ですねぇ〜。 私の様なボンクラ頭の利用者が、その制度の複雑さ難しさから敬遠したり、面倒臭がって制度利用そのものの時間的なタイミングを外させるのが狙いのような気さえします。 なんとかもう少し解りやすく簡単に、この割引制度の恩恵が受けられるように出来ないものでしょうか?NEXCOさん、どうぞ宜しくお願いします。(^_^ ゞ 高速道路利用者の乗っている車やその移動目的、また、その目的を達成するために必要な距離や予算、家族構成や旅に対する考え方によって、この割引制度が必要な人と恩恵を容易く受けられる人、そうでもない人や役に立たない人にはっきり分かれるのではないでしょうか。 まっ、少々不公平感がある!という事を言いたかった訳で、我が家の場合、今回のツアーでこの割引制度が利用できるのは最初の日と最後の日だけの様な気がしますが、一応頑張って挑戦してみようと思ってます。
● PM 21:30 いよいよ!我が家を出発します! 毎度まいど、私の拙いキャンプレポートを読んでいただき有難う御座います。 読者の方ならもうお分かりと思いますが、今回の東北ツアーは、堀口家の東北一筆書きキャンプツアーを繋げたい!という思いから始まってます。
● PM 23:30 鹿沼 I C で一旦チェックアウト! お風呂と夕食を済ませ、いつものように車の中はいつでも寝られるように支度をして、9時半の出発です。なんせ明日はお盆の帰省ラッシュの得意日です。 首都高と東北道の渋滞を見越してこの時間に出発しておくと、明日の行動が半日違うのと、高速道路の通行料金が割引になるらしいんで、頑張って出発です。 しかし、さすがに帰省ラッシュの得意日イブ?で、首都高は結構な渋滞です。まっ、急ぎ旅でもないので箱崎から堀切JCT、川口JCTと東北道へのルートをゆっくり行きますが、東北道までやってくると、交通量は比較的多いものの、流れは比較的順調の様です。 11時半、別に用はありませんがETC割引を受けるため、川口JCTから91.5キロ地点にある鹿沼インターで一旦降ります。ちなみに料金は、ETC割引OKで¥2750円⇒¥1350円でした。ウッフッフ
● PM 24:30 上河内SAに現着! 日付が代わりました。これ以上運転しても明日が辛いだけですので、今日はこの辺で勘弁してもらいます。 実はもう限界!でした。トホッ!本日の走行距離は、3時間・158キロでした。 ■NEXCO発表のETC割引情報 http://www.driveplaza.com/dp/ETC |
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● AM 06:30 上河内SAを出発!福島飯坂ICから一般国道へ、いよいよ旅の始まりです。 夕べは何時でも寝られるような支度をして出発しましたので、上河内SAに着いたら直ぐにルーフエアコンをソフトに効かせてぐっすり眠るつもりでいました。 ところが、どういう訳かサブエンジンからのAC出力が出ないんです。エンジンそのものはブンブンといい音を立てて気持ち良さそうに回っているんですが、どうした事でしょう。 困りました。こんな真夜中にエンジンなんかいじりたくありませんので、サービスエリア内に駐車している他の車と同じくアイドリング&エアコンで約4時間程仮眠を取り、簡単に食事をして早朝6時半の出発です。 西那須野塩原インターから近い処に滅多に会えない友達がいるんで途中下車して寄って行きたいんですが、今年の夏休みは7日間しかありません。涙を呑んで先を急ぎます。 川口JCTから約265キロ地点にある「東北自動車道:福島飯坂 I C」料金はETC割引で、¥4150円⇒¥2500円、フフ!とりあえず高速道路はここまでです。 この後の行程は、一般国道を寄り道やら観光やらしながらゆっくり行こうと思います。先ずは、米沢市内へ向け国道13号に入ります。 山形新幹線とほぼ平行して走るこの国道13号は、東・西栗湖トンネルなど比較的トンネルが多く、極端な山越の道はありませんので、キャンカーでもたいへん走り良い道です。ここまでの東北道で比較的標高を稼いできましたので、米沢までは楽な下り傾斜が多いです。 国道を走っていると、平行して工事中の東北中央自動車道が所々で見え隠れしてますが、工事は急ピッチで進んでいるようですね。完成時に果たして車の運転が出来るかどうか分りませんが、楽しみです。
来年の「NHKの大河ドラマ」の主人公に「直江兼続」が決定?したということで、最近話題に上がりつつある「上杉謙信公」ゆかりの米沢にやってまいりました。
そういえば、この後に出てくる観光船下りなども含めて、最上川の基点はここ米沢からでしょうか。
途中、のどかな田舎風景に似つかわしくない大きなスーパーと100円ショップ、薬局やレストラン街などが一同に集まる大規模ショッピングモールがタイミング良く出現しましたので、大量の買い物と少し早い昼食を済ませて、再度出発です。 全く目標に出来る建物のないどこまでも続く田園風景の中では、少し位ソフトが古くてもカーナビの案内が頼りです。 どうにか「夕鶴の里資料館」の駐車場前までやってまいりましたが、本当にここでいいのだろうかと思うほど、周囲がガラ〜ンとしてます。
今日は他にお客さんもいないので、犬は抱っこしてれば入場OK!とのこと、民話の「鶴の恩返し」を基に作られたという「人形アニメ:鶴女房」が20分ぐらい、資料館の方の見学が20分ぐらい、結構それなりに楽しかったです。 何より他に観光客の姿は無く、貸し切り状態でしたので、とても申し訳なくて 「語り部の方はどうなってるいるの?」 とか、質問出来ませんでした。 そして、近くにある「鶴布山・珍蔵寺」室町時代の開山と云われているらしいが、鶴布とは正に鶴の羽で織った布のことで、「珍蔵」は鶴を助けた民話の主人公の名前とされているそうです。 興味のある方はバーチャル体験が出来ますので「夕鶴の里資料館」のホームページへどうぞ!
「南陽市」を出発したのは2時半頃だったでしょうか、今回の国道13号線(米沢街道)を行く旅!次の宿場町は「上山市」です。「南陽市」からおおよそ1時間で「上山市内」へやってまいりましたが、「上山城」「武家屋敷」「蟹仙洞」「上山温泉郷」「斉藤茂吉記念館」「こんにゃく番所」などが見処でしょうか。 先ずは、国道から右方向、羽州街道に少し逸れると「宿場町:楢下宿」があります。お目当ての「こんにゃく番所」を訪ねると、ナンとここはいわゆる資料館ではなく、こんにゃく懐石の老舗「丹野蒟蒻」さんというれっきとした料亭でした。 ザンネ〜ン!それじゃ〜次は「蟹仙洞」ということで向かいましたが、ナンとここは閉鎖中!という訳で、「上山城」を見上げながら市内を走り過ぎてしまいました。 上山市内でゴタゴタ・ウロウロ無駄な時間を過ごしてしまいましたので、次の山形市内を迂回して「天童」まで一気に行くために、東北中央道を使うことにします。 山形自動車道とクロスする山形JCTの次、天童 I C 迄の料金は750円、15〜20分ぐらいでしたがバイパスよりも安全で快適で早いでしょう。
● PM 15:45 天童市「道の駅:天童温泉」に到着。 東北中央道の天童 I C で降り、「山形新幹線の天童駅」を過ぎるとまもなく「天童温泉」です。 今夜はこの地にある「道の駅:天童温泉」にご厄介になるつもりでやってまいりましたが、駅前商店街に大きなカメラショップがありましたので必要な買い物をして、「道の駅:天童温泉」に裏から回り込んで行くと、驚きました。満車です。いや、超〜!満車です。遠慮のない車が、通路にまで駐車しています。 2周ほど駐車場の内外をグルグる回りましたが大型車用のスペースが1つ空いてたきりで、回転スペースやゼブラゾーン、身障者スペースやナンと場内通路の片側までビッシリです。 多分、ヤーレン・ソーランの方達の何かイベントがあるんだと思いますが、濃い目の化粧で派手な衣装の若いお姉さん達のグループがそこかしこに屯しています。これは、いけません。どう考えてもパスでしょう。 明日の山形観光に備えてあまり離れた所に行く訳にはいきませんので、今回の山形観光の拠点として第二候補に考えていた「道の駅:おおえ」に向かうことにします。
● PM 16:45 大江町「道の駅:おおえ」着。 「道の駅:おおえ」は、「道の駅:天童温泉」から 県道23号で約30分、国道287に乗り換えて最上川が大きく湾曲した川沿いにあります。 国道沿いの小さな道の駅ですが、車中泊の人はそこから更に500m程奥にある下の写真の「テルメ柏陵:健康温泉センター」の駐車場の方が、静かに寝られそうです。
ここなら云うことはありません。混雑した「道の駅:天童温泉」に頑張って駐車しなくて良かったです。ここからなら明日の「山寺」へもそう遠くはありませんし、最高のロケーションでした。 私の撮影したショートビデオ でも言ってますが、右上のカミさんの写っている写真のバックに流れている最上川が「NHKの朝の連続ドラマ:おしん」の撮影に使われた場所だそうです。 「道の駅:おおえのホームページ」情報によると、おしんちゃんの故郷大江町なんて云ってますが、かの有名な「最上川舟歌」もここが発祥の地!だそうで、ドラマの撮影ではおしんちゃんが山形へ奉公に向かう時、船に乗る場面を撮影した所だそうです。 本日の走行距離:295キロでした。お疲れ様〜! |
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● AM 08:30 山形市「山寺(立石寺)」、900段の階段修行に、到着です。 昨日、「テルメ柏陵:健康温泉センター」のスタッフの方に駐車場での車中泊利用についてお願いをした時に、「いいですけど、この辺りの夜は寂しいですよ〜!」って言ってました。 夜分は、ホンとその通り!閉店後1時間でついに駐車場には我が家の車1台きりになりました。思いっきり静かで昨日の分までしっかり睡眠が取れました。 朝食は「道の駅:おおえ」に戻ってレストランで済ませ、今日のメインイベント!「山寺」に向かいます。 30分足らずで現着しましたが、朝早いため駅前の個人経営の無人駐車場もガラガラです。料金箱に¥500円を入れ、“ 葉菜 ”をリュックに入れて担いだら、いよいよ出発です。 駅前からお山を見上げると、険しい奇岩巨石の山肌が剥き出しになってます。如何にも「修行者・行者の修行するための山!」という感じがしますねぇ〜! 先ずは、登山口から重文の「根本中堂」へ向かいます。約900段あるという山頂までの道程も、先ずは初め一歩から。先ずは「奥の細道:芭蕉の句碑」の前で、一息入れて記念撮影です。
それに、暑さも今年の方が楽でしょうか。私も膝が悪いので、調子のいい日と悪い日があるんで困りますが、今日は膝のご機嫌も良かったので助かりました。 剛力のお兄さんもそうですが、100日修行、1000日修行の行者さんはこれを終日続け、更に食の修行が加わるのですから、ホンと頭が下がります。--合掌--
随分長い時間山寺に居た様な気がするんですが、朝一番というのが効いてますね。「山寺」を出発したのが10時半ですから、滞在は約2時間程だったんですね。 その昔、村上市のあるこの地域一帯を「最上」と呼んでいたようですが、可憐な紅花の花弁を餅にして京に運んで大儲けをした豪商の館が河北町に「河北町 紅花資料館」として、再現公開されてますので、訪ねてみようと思います。 入館料は¥400円、まっ、ここも「夕鶴の里資料館」ほどでもありませんが、前後に邪魔にならない距離を置いて二組ほどの来館者しか居ませんでしたので、ゆっくり見学できました。
最上川全域で、船下りの出来る場所はいったい何ヶ所あるんでしょうか?村上市のホームページの情報によると、「碁点橋」の下から「最上川三難所下り」の船が出ている。 情報を元にやってまいりましたが、丁度今!船が出たところだそうで、最悪のタイミングでした。それじゃ〜折角「そば街道」に来ているんだから、名物を食べていこうと、資料に目を通す。 ついでにそば街道の話をもう少し詳しくしますと、山形県内には 「そば街道」 と名の付く場所は3箇所もあります。その1つがここ加盟14店の「最上川三難所:そば街道」ということです。 他に、加盟13店の「奥の細道:尾花沢そば街道」、同じく加盟13店の「大石田:そば街道」などがあり、私達はカミさんのリクエストにより300年の歴史があるという、最上川三難所:そば街道の3番店「ゆざ温泉:あいかも会館」にお邪魔しました。
地図で見てみると、温泉街は行き止まりの山深い場所にあるように思いましたが、「村山市のあいかも会館」から約30分、キツイ上り坂で喘ぐこともなく着いてしまいました。しかし、道は狭いですから、来られる方はお気を付け下さい。 また、川沿いにある、「銀山温泉」の温泉街へは地元の人とその宿に予約のある人しか入れません。旅館の用意している駐車場は泊り客専用で、温泉街に一般観光客用の駐車場はありません。 といっても、客商売というのはこうじゃなきゃいけませんね。少し手前の方ですが、観光に来ただけというお客さんの車でも空き地に何とか置けるようになってますから、大丈夫ですご安心下さい。 これは私の個人的な憶測ですが、この温泉はその昔、銀の鉱脈を追いながら偶然温泉に掘り当たったのかも知れませんが、ホンと!こじんまりした趣のある鄙びた温泉街です。 あっ!そうそう!よくテレビにご出演されている金髪の女将さんには、残念ながらお会い出来ませんでした。(^_-)/☆ 見渡せる一帯が、「銀山温泉」の前景らしいが、真ん中を流れる銀山川の両側に、20軒づつぐらいの温泉宿やらお土産屋さんやらが一列にお行儀良く並んでいて、何本かの橋で繋がれている。 木造三階建てや四階建ての歴史ある建物は、なかなかの風情を漂わせてます。温泉街の一番奥にある「白銀の滝」まではぶらぶらと歩いて5〜6分でしょうか、温泉街もここまで来ると行き止まりの様です。
どうですかぁ〜・・・この景色!尾花沢の「銀山温泉」から尾花沢バイパス、さらに尾花沢新庄道を使って来れば、30分ぐらいです。この舟形町にある「若あゆ温泉:あゆっこ村」は、ネットでの下調べの時から、「ここは是非、訪ねてみたい!」と、思っていた場所でした。 「こんなに景色の良い処に最近来たことがありません。キャンピングカーで来ているので、是非!駐車場に泊まらせて下さい。」 と、上手に交渉したつもりだったんですが、残念です。あえなく却下されました。 この下界にある運動公園の駐車場や「アユパーク舟形:河川公園」という鮎つり場の駐車場ならOK!と言われましたが、とてもここのロケーションにはかないません。 名残惜しいですが、ゴリ押しも出来ません。¥350円というリーズナブルな温泉だけ利用させてもらい。残念ですが「舟形町」での宿泊を諦めて、次の「道の駅:とざわモモカミの里高麗館」を目指します。
今迄にもう何キロ走ったでしょうか?三日間着かず離れずしていた国道13号線もここ舟形町で一旦お別れです。
上の写真は明日の朝一番で行くつもりの「戸沢藩船番所:古口乗船所」という「最上峡芭蕉ライン」の舟乗り場の受付で、今日お世話になる「道の駅:とざわモモカミの里高麗館」の先、車で5分ほどの所にあります。 船番所に行くと丁度シャッターを下ろしている最中で、本当にギリギリ!なんとか店仕舞いに間に合い、詳しい情報を貰うことが出来ました。 朝一番の舟は9時発で、料金は一人¥1970円だそうです。乗船時間は約1時間で、下船場ではそのタイミングで路線バスが待っているとの事です。 ちなみにバスの運賃は¥400円、それが面倒な方は、自家用車の運転代行もやって貰えますが、料金は普通車で¥2500円だそうです。 「犬連れの方は、帰りの路線バスがペット持ち込み禁止になっているので、乗船はOKでも連れて帰ることが出来ませんので、だいたいの方は、運転代行を頼まれます。」と、いうことです。 しかし、いろいろ話を聞いていた店のお兄さんが、「お客さんとワンチャンさえ宜しければ、事務所の方で預かりますよ!」って言ってくれましたので、「それじゃあ、明日の朝一番で来ますので、ヨロシクお願いします。」と段取りが決まり、道の駅に引き返すことにしました。 という訳で、本日も頑張りまして、もう6時半です。長かった一日も終わり「道の駅:とざわ・モモカミの里高麗館」に再度戻りましたが、既にレストランは終了してますので、道の駅利用料としてまだ開いていた「高麗館」でお土産を少々買い、車に戻って夕食です。 少し場内の通路が狭い様ですが、何ヶ所か有る山の上の駐車場まで全て駐車場泊は“OK”です。 ですが、上の方の駐車場は心地良い風が抜けて涼しいことは涼しいんですが、虻が多かったため、敬遠し、2段目の駐車場に決定しました。 どうやら写真のこの場所が一番いい様です。気温は21度、下を通る国道の騒音は殆んど気にならず、静かで涼しくてとても気持ち良かったです。 本日の走行距離は意外に少なく175キロ、上の写真は翌日の朝の様子ですが、目が覚めたらいつの間にか仲間が増えてまして、こんなんなってました。 |
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