HOME
☆彡 キャンピングカーの自由で気侭な旅!一度始めたらやめられませんねぇ〜! (^_-) V
表紙へ! ご挨拶とお知らせのページです。 世界にたった一台!ハンドメイドのキャンピングカー! このページです。 初めてキャンピングカーでするキャンプのアドバイス! キャンプとキャンピングカーの情報リンク 我が家のキャンピングカー列伝! サイトマップはこちらです! お問合せメールはこちら!


平成20年の夏休み東北キャンプツアー!=その2=

地図と本文3ページのレポートです。

 
CAMP REPORT 2008
この年の実施キャンプと年間予定
  ’08 〜’09 年越しキャンプ:伊豆
  11月 甲斐路!温泉キャンプ!
  11月 お台場キャンプパラダイス!
  10月 40回:タコスキャンプ in  那須
   9 月 ミニタコ @ 道の駅:沼田
   8 月 夏休み東北ツアー/マップ
東北ツアー その1
東北ツアー その2
東北ツアー その3
   7 月 郡上・乗鞍高原・別所温泉
   6 月 39回:タコスキャンプ in 金谷
   5 月 房総から水郷へぶらり旅
  ●  4 月 タコスにエアコン修理入院!
   3 月 水戸の梅まつり見物へ!
    2 月 幕張メッセ 〜 河津桜見物へ!
   ’07 〜’08 年越しキャンプ:伊豆
お問合せは、こちら!
全レポートレポートメニュー 

[ MOTOR HOME PAGE ]

平成20年の、夏休み東北ツアーレポート・マップ!


2008 Summer Camp Tour in TOHOKU !!

8月9日(土曜日)〜15日(金曜日)の、8泊8日

ツアーマップ ツアー情報リンク


東北ツアー その1
8日9日10日
(金 土 日)
東北ツアー その2
 11日12日
(月 火)
東北ツアー その3
13日14日15日
(水 木 金)
8日(金曜日) 11日(月曜日) 13日(水曜日)
08-1 上河内SA(泊) 11-1 最上峡芭蕉ライン乗船 13-1 世界遺産:白神山地
11-2 出羽三山:羽黒山 13-2 黄金崎不老不死温泉
9日(土曜日) 11-3 道の駅岩城(泊) 13-3 千畳敷で折り返す。
09-1 福島飯坂 13-4 男鹿:入道崎灯台
09-2 米沢市上杉神社 12日(火曜日) 13-5 男鹿:寒風山展望台
09-3 南陽市夕鶴の郷 12-1 仙北市:角館 13-6 道の駅てんのう(泊)
09-4 天童市道の駅おおえ 12-2 田沢湖一周:お昼
12-3 玉川温泉:効く〜 14日(木曜日)
10日(日曜日) 12-4 道の駅たかのす(泊) 14-1 秋田市内観光
10-1 山形市:山寺 14-2 福島県岳温泉(泊)
10-2 河北町:紅花資料館
10-3 最上川三難所そば街道 15日(金曜日)
10-4 尾花沢市:銀山温泉 15-1 帰宅しました。
10-5 舟形町:若あゆ温泉
10-6 道の駅とざわ高麗館
 
PAGE-TOP ページの一番上へ!


8月11日(月)22℃・曇:いよいよ 「最上川下り」 です。 HOME


AM 07:30 「道の駅:とざわ・モモカミの里高麗館」を出発!

019_最上川芭蕉ライン下り

いやぁ〜・・・涼しくて、涼しくて、夕べはホンの少しアルコホールの力も借りましたが、もう、すっかり!ぐっすり!眠れました。さあ、今日は待ちに待った今回のサマーツアーの最大のイベント!「最上峡芭蕉ライン下り」です。
9時始発の便に乗船しますので、それまではゆっくりできます。霧のかかった幻想的な最上川の風景を遠くに見ながらの朝食は、超最高!この趣味をやってて良かったと感じる瞬間ですね。(^_^ ゞ
あまりの気持ち良さに、つい早く目が覚めてしまったのでゆっくり朝食をしてましたが、どうしても間がもちません。
しかたなく8時前には乗船所にやって来てしまいました。開店準備の従業員の方を見掛けましたので、お断りをして先ずは上の写真、「戸沢藩・船番所前」で記念撮影から始まりです。

さらに、先日以来具合の悪いサブエンジンの調子を見てみようと思います。本当なら旅先でこんなことやりたかないんですが、これから先の2〜3日は、海岸沿いでのキャンプになる予定なんで、エアコンが使えないと、ちと辛いんです。

一応、テスターで交流の出力が殆んど出てないことを確認し、そこから先の配線がどこかショートしてないか、ジョイントの部分が外れてないかケーブルを順に追いかけてみました。
どうやら配線とその引き回し先や切替スイッチの配線方法にも問題はないようです。こんな時、添付のマニュアルが英語版のみというのも腹が立ちますね。自分の語学力の無さに(^_^ ゞ
次に、2つ有るリセットボタンをいろいろ押し方を変えて様子を見ましたが、ダメです。エンジンはホンと調子よく回っているんですが、どうしても出力が出ません。
何度かお休み中のタコスさんに電話してご迷惑をかけちゃってるんですが、夏休み中の「ドゥメティック」にはどうも連絡がつかないようです。
去年、純正のエアコンがゼンゼン駄目で冷えなくて、折角何十万もお金を掛けてサブエンジン+ルーフエアコンという贅沢をしたのに、2年続けて今年もエアコンの効かない夏休みになってしまいました。
「このメーカーの車を選んだのは失敗だったね!」と、カミさんにすっかり嫌味をいわれてしまいましたよ。グローバルさん!タコスさん!トホッ (+_+)

021_最上川芭蕉ライン下り


AM 09:00 最上峡:芭蕉ライン下り出発!・・

さて、ワクワクします。いよいよ「最上峡芭蕉ライン下り」の出航時間です。“葉菜”のこともちょっと心配ですが、すぐに事務所の人気者になれそうな雰囲気でしたし、気を取り直して乗船します。
乗り込んだ船は、写真でお分かりの様に結構大きくゆったりしています。
船頭さんに言わせると最近雨が降らないので、川の水量が水量が足りないそうです。どこで尻餅を着くか解らないんだそうですが、流れも穏やかで、舟は殆んど揺れません。

022_最上川芭蕉ライン下り 023_最上川芭蕉ライン下り

観光客用にわざと強い訛りの山形弁で喋ってると思われる船頭さんの名調子を聞きながら、の〜んびりとした約1時間の船旅です。
あの「松尾芭蕉」も利用したと云われている「最上川の舟下り」ですが、「芭蕉さんが来なかったら、今の俺達の仕事はねぇ!」と、船頭さんが言ってました。
内緒の話ですが、芭蕉さんは何処から乗って何処まで行ったのか、定かではないそうです。(^_^ ゞ
途中一ヶ所トイレ休憩が入ります。といっても「だだちゃ豆入りのアイスクリーム」と、「鮎の塩焼」を半強制的に買わされただけ?なぜかその作戦みたいな気もします。まっ、美味しかったですが、(^_^ ゞ
「♪♪酒田さ行くさけぇ♪達者でろチャ♪♪流行風邪など引がねよに♪♪」と、お約束の『最上川舟歌』を聞かせてくれますと、いよいよ終点の「草薙温泉 最上川リバーポート」が近づきます。
すると、足場パイプで組んだはるか櫓の上から「記念写真を撮影しま〜す。一発勝負ですよ〜!いい〜い顔して下さ〜い!」っ、て大声が掛りましたが、出口で待ち構えていた写真の出来上がりを見てガッカリ!ナンと私の顔の真正面に舟のパイプがあるじゃないですか〜。
でも、折角の記念だからと思い値段を聞いてもう一度ビックリ!ナンと¥1500円だそうです。私達もあちこち旅をしてますが、だいたい何処でも¥1000円が相場ですよね。
カミさんは、「まったくぅ〜!ボッタくるんだからぁ〜!」って、ブツブツ言ってましたけど、結局買ってます。
約10分の待ち時間で、路線バスが待ってます。
急いで乗り込みましたが、どういう訳か私達が最後の乗客で、席は全て埋まっており、吊革に掴まって行くことになってしまいました。
船番所までの戻り時間は、10分程度だと言ってましたので我満出来そうでうですが、ついてません。(*_*)

0232_最上川芭蕉ライン下り 0231_最上川芭蕉ライン下り

預けてから約1時間半、「おりこうさんでしたよぅ〜」って、事務室の従業員さんが“ 葉菜 ”を返してくれました。
気持ちには気持ちで返さなければいけません。すっかりみんなの人気者になっていたハナを抱っこしながらお礼方々シコタマお土産を買い求め、最上峡芭蕉ライン下り Experience !! は、終了です。


AM 11:30 羽黒山:「出羽三山神社」に到着!

最上峡芭蕉ライン下り」乗り場にある「戸沢藩・船番所前」を出て、先程その船を降りた「最上川リーバーポート」の前をもう一度通り過ぎると、10分と走らない内に「羽黒山登山道」の入口にやってまいりました。
当初の予定では南側の国道112号の「湯殿山」の方から登ろうか?などと無謀なことを考えていましたが、カムロードではこちら側からで大正解なんですね。(^_^ ゞ
私達は起源1400年と云われている山岳信仰のこのお山に修行に来た訳ではなく、ただの物見遊山ですので、今回は片道300m10分の距離にある五重塔への往復だけで勘弁してもらいます。

024_出羽三山神社

情けないですが、1700mの修験道を1時間という「羽黒山の山頂」までは、体力的にも時間的にもとても無理です。行かれません。
ホンと、今回のサマーツアーは修行の旅の様な急ぎ旅ですが、車を置かせてもらった「いでは文化記念館」のビデオで紹介していた宿坊に宿泊して一週間の修行(苦行)など、申し訳ありませんがとても私には出来そうもありません。
未だ修行の足りない!「煩悩」と、「欲望」を捨て切れない!我ら夫婦は、隋神門前のお蕎麦屋さんに立寄り、空腹を満たすのであった。
ホンと申し訳ない。詳しい情報をお知りになりたい方は、リンク先をお尋ね下さい。
・・・合掌・・・

025_出羽三山神社


PM 16:40 「道の駅:岩城」に到着!・・・

この道の駅 の夕日をバックにした写真は、ピンボケですが気に入ってます。
手持ち望遠ですのでピンボケになってしまいましたが、今回のサマーキャンプツアーのタイトル写真に決めたお気に入りのショットです。そういえば去年の夏休みも綺麗な夕日を追いかけて「丹後半島〜山口県の萩までの旅」をしたことを思い出しますね。

026_道の駅:岩城

エアコンの効かない車で連日40度近い暑さの中、よくもまあ3000キロも走ってきたものだと我ながら感心しますが、休暇が2日減ったため、今年もまた急ぎ旅になってしまいました。
更に、「今年こそは!涼しく旅をしたい!」と、追加装備したルーフエアコン&発電機が、どういう訳か使えません。これは、祟りかぁ〜!!
トホッ (ーー;
少し先を急ぐため、午後1時半、ここで「羽黒山」や「最上川」に別れを告げ、「酒田市内の観光」はパスします。
その代わり、山形自動車道を利用しないで酒田や庄内の空気に触れながらまるで長岡の田園風景のような国道を行こうと思います。
そして、その先は、国道345号線で「遊佐町」に出て、日本海側に出ると国道7号です。この国道7号線は、秋田県の「にかほ市」に入ると、「おけさおばこライン」、「酒田街道」と呼ばれ、鳥海山の裾野をぐるっと走り抜ける素晴らしい国道です。
これだけの規模で、何所帯分の電力をまかなえているのか解りませんが、ずらりと並んだ大きく迫力のある風力発電の風車に見惚れていると、宿泊予定に入っていた「道の駅:象潟(ねむの丘)」に到着してしまいました。
しかし、まだ3時です。駐車場のアスファルトはまだ焼けて熱い盛りですし、ここも人気の道の駅らしく酷い込み様です。まっ、少し休憩はしてゆきますが、ここでは暑くて寝られそうにありません。一服したら、次の道の駅を目指します。
国道7号金浦バイパスで「にかほ市」を抜け、由利本荘市に入ると新しく出来た日本海沿岸東北道:本庄インターからか、松ヶ崎亀田インターから高速道路を利用することが出来ますが、これから先に何軒かある道の駅を訪ねて行きたいので、今日は終日国道を走ります。(^_-)-☆
途中、景勝地やらスーパーやらに寄り道をしながらですが、「羽黒山」から約3時間、PM 16:40 に「道の駅:岩城」に到着しました。
先程の「道の駅:象潟」に比べると、どうでしょうか、温泉あり、レストランあり、海岸の眺め良し!駐車場は理想的な横長だし、なんと隣はオートキャンプ場です。
ここに来るまで2〜3の道の駅がありましたが、我慢してここまで走って来た甲斐がありました。

000_道の駅:岩城

この「道の駅:岩城」は、この時期の海岸線にある温泉付きの道の駅の施設としては珍しく駐車場も余裕が有ります。情報によると夕日が沈むのは6時半頃だそうですので、ゆっくり時間はあります。
「岩城温泉・港の湯」は、ちょっとピリッ!とする皮膚病に効き目がありそうな酸性の温泉で、割と私の好きなタイプの泉質です。湯上りには良く冷えたビャ〜ルでもグビ〜っとやりながら待ちましょうか。(^_^ ゞ
料金は¥400円、湯舟からも休憩所からも夕日に染まった日本海が一望できる素晴らしい眺めです。
レストランも有りますが、ここのテラス席は人気があり、夕日が沈む時間に合わせて海側の良い席からだんだんに埋まってゆきます。

0272_道の駅:岩城

さあ〜!いよいよ!大自然のダイナミックな沈む夕日のショーが始まります。

027_道の駅:岩城

0271_道の駅:岩城

ここ、「道の駅:岩城」に辿り着くまで、数軒の道の駅に立ち寄りましたが、ここの道の駅が素晴らしいことは勿論なんですが、ナンと言っても時間ですね。タイミングゥーなんですね。それにこの涼しさです。
湯上りの体を心地良い風が冷ましてくれます。
本日も良く走りました。323キロです。外に居た時に、気になるかな〜!と思っていた隣にある風力発電の風車のウナリ音も車の中では殆んど気にならず、海岸沿いの割には涼しくてサラサラで快適な岩城の夜でした。

PAGE-TOP ページの一番上へ!


8月12日 (火曜日)21℃ 曇:今日からは、海岸線を離れ山登です。 HOME



AM 08:30 「角館の町」に到着!・・・

「道の駅:岩城」は、超!快適の五つ星の道の駅でした。まっ、自分勝手な個人的星付けですが、レストランでの食事と生ビャ〜ルが美味しくて、従業員の愛想が良く、駐車場で快適に眠れれば、それだけで(五つ星)でしょう。

道の駅としてどんなに立派な施設や設備があっても、キャンピングカー乗りの勝手な言い分!を聞いて頂ければ、やはり!「快適に眠れること!」これに尽きます。
「それなら、キャンプ場に行けばいいじゃない!」って言われるかも知れませんが、一応、それはそれです。
さて、今日からはまた内陸部に入ります。これから角館、田沢湖を目指し北上し、玉川温泉経由で大館市へ行き、再び海岸線の国道101号に再び合流するつもりです。
今日は幾つか山越をしなくてはなりませんので、登り坂の苦手なカムロードは高速道路を利用した方が無難なので、先ずは、目と鼻の先にある「日本海東北道の岩城インター」から高速道路に乗っかります。


AM 07:30 出発です。

「日本海東北道」から「河辺JCT・経由」で、「秋田自動車道」に乗り換えて、一つ目の「協和インター」で、降ります。
ここからは、国道341・46号共用の「角館街道」 、一本路で「角館」に突き当たります。
この道は、まるで八ヶ岳の高原道路を走っている様な快適な国道です。
岩城から約1時間、8時半には「角館の町」にやってまいりましたが、ここ「角館」は、本来!「桜の時期」に来るものなんでしょうねぇ〜!
ただ暑いだけの真夏に来てしまいましたから仕方ありませんね。駐車場のアスファルトが朝から「熱烈歓迎」してくれてます。「角館の町」は、「桧木内川」を左に見て真北に「古城・山城址公園」がありますが、そこを除けば川から駅までの間、一キロ四方ぐらいの小さな町です。

030_角館を散策する。

桜並木の駐車場料金は、一日¥500円で、「武家屋敷・樺細工伝承館・平福記念美術館」へ行くには丁度良い中間地点にあります。
名物の稲庭うどんをご馳走になったり、角館温泉に寄ったりしなければ、小さな犬連れの足でも1時間とかかりません。
さて、ここは建物の角から侍がひょっこり顔を出しそうな気のする、まるで江戸時代にタイムスリップした様なメインストリートの武家屋敷通りにやってきました。
車が遠慮なくブンブン通りますので、観光客やにありがちな、うっかりよそ見!や、ボーっとよそ見!は、していられません。
まだ朝の8時半ですから、町の人達も観光客を迎える準備に忙しいのでしょうが、地元の人はガンガン飛ばすので危なくてしょうがありません。
先ずは、定番の「石黒家」「青柳家」と見学し、「樺細工伝承館」を見学しようと思いましたが、まだ開館前でした。
東勝楽丁に入り、「岩崎家」から「武家屋敷資料館」「河原田家」「小田野家」と、見学し、小さなガソリンスタンドの前までやって来ると、だいたい町の真ん中辺りです。
ひょえぇ〜!ナンとリッター¥170円の看板!発見!これでもここは、安いくらいだ。
前回給油した時は、L@¥182円だった。
ここから先は古民家は少なくなり、現在の良くあるごく普通の家並みや町並なんですが、街角の小さなお寺や神社でも戊辰の役の戦没者のお墓があったりと、それなりの由緒や歴史があるようです。
029_角館を散策する。



0291_角館を散策する。



0292_角館を散策する。

「角館温泉」の先をぐるっと回り、「JR角館駅」を右手に見ながら再度「武家屋敷」の方へ戻ります。朝早く歩くもんですね。少し行くと朝市が立っていて、とても賑やかな路地に出てきました。
路地に見世を出している人達は、地元農家の方達でしょうか。売っている人も買っている人も地元の人らしいおばあちゃんばっかりで、観光客の姿は私達を含めても数える程しかいないみたいです。
並んでる品物は、「朝採り野菜」が中心で、値段はというと「この人達、野菜の相場を知らないんじゃない?」と、思う程、安いんです。思わずどれでも\100円という袋詰めの、枝豆にとうもろこし、かぼちゃに漬物と、両手に持ち切れないほど買い込んでしまいました。
これじゃぁ〜!角館に一帯何しに来たのやら・・・(^_^ ゞ


AM 10:45 「田沢湖」に到着!さすがに30℃、暑っちぃです。

こちらに来る途中で給油しましたが、角館の街中のスタンドに1円負けました。
L@¥171円でしたが、快く給水もさせて頂きましたので、上々です。「この辺りガソリン安いですね?」と声を掛けると、お店の人は「もう、死にそうです。」って言ってました。田舎でも(失礼)競争は激しいようですね。・・・(^_^ ;
「秋田自動車道」の「協和インター」で降りてから、ここまでず〜っと国道341・46号共用の「角館街道」を走ってきましたが、ここ「田沢湖」の入口で、「玉川温泉」方面へ行く国道341号と、「盛岡」方面へ行く国道46号に分かれます。
私達は、「田沢湖」から「玉川温泉」方面を目指しますが、ここから5分程で到着です。

「田沢湖」に突き当たった左手にある「田沢湖レストハウス」前の無料駐車場(この時期でも余裕あり)に車を停めて、「田沢湖遊覧船」の切符売り場に向かいます。
今回は、以前来た時に乗り損なった遊覧船に是非乗りたいと思ってましたが、受け付けでケンモホロロ「犬はカゴに入れようが抱っこしてようが嫌いな方もいらっしゃいますので、乗船出来ません!」と、言われてしまいました。
湖畔の駐車場の気温は30℃、幼児や犬を車中に置いて、チョットそこまでも出掛けられない温度です。夕方までここに居て、涼しくなってから乗ろうかとも思いましたが、今回は遊覧船は諦めて、この辺りを少し散策するのみにします。
ちなみに、隅田川の水上バスを一回り大きくしたような船は1時間おきに出航し、約40分の湖上遊覧で料金は¥1170円だそうです。
さて、気を取り直して「田沢湖」をぐるっと一周しましょうか!慣れない道や幅の広い車は山側を走るのが鉄則!といいますから「田沢湖」の場合は時計回りになりますね。
半周したレストハウスの対岸にプリンスホテルがあり、ここに「黄金のたつこ像」があります。ここが田沢湖一番の人気の撮影スポットで、そこから更に四分の一程進むと「御座の石神社」というこじんまりとした神社があって、ちょっとした売店と休憩所があります。
ちなみにこちらにも「たつこ像」がありますが、こちらは石像です。売店に何か食べる物でもあればお昼にしようと思いましたが、飲み物以外何もないようなので先程のレストハウスまで戻ることにします。
なんと1200人収容できるという大食堂は、丁度お昼時だというのにガラガラです。周辺にはたくさんの人が歩いているのに不思議ですね?
まっ、観光バスが何十台来てもこれだけの規模の食堂が満席になることは考えられませんね。・・・(^_^ ゞ
当初、何処かこの「田沢湖」近くで1泊することも考えましたが、美味しい名物で満腹になった勢いのまま頑張って峠越えしてしまおうと思います。
そういえば、先程水もガソリンも満タンにしちゃったんですねぇ〜・・・(+_+)・・・
この先の登坂はキツイんだよねぇ〜・・・大丈夫かな?・・・


PM 14:00 やっと「玉川温泉」に到着しましたが、さすがに迫力です。

もう20年は経つでしょうが、この先右手の「乳頭温泉郷」へは一度登ったことがあります。
今では「道路事情」も「温泉事情」も変わっているでしょうが、当時乗ってたコースターは今のコースターとは比べようもないくらい非力で、終着の孫六温泉への最後の数十メーターぐらい、ホンとバックで上がろうかと思う程キツかった事を今でもハッキリ覚えてます。
という訳で、今回は「乳頭温泉郷」へは立ち寄りません。
いつ頃出来たのか何ヶ所かあるスキー場のゲレンデを右手に見ながら一路「玉川温泉」に向かいます。
やはり20年は二昔ですね。年月の経過は伊達じゃありません。「玉川温泉」の少し手前まで、新しく出来たダムサイドの道はおもわず口笛を吹きたくなる程良くなってました。
そう思っていたのも束の間、最後の5〜6キロ!は以前来た時の道路のままでしょう。心臓破りの地獄の登りが続きます。やはり水を捨てなきゃ登らないかな?と、何回か考えながら後続車を先に行かせましたが、そうこうしている内に「新玉川温泉⇒」という看板が見えて来ました。
入浴後、そのままここのビジターセンターの駐車場に泊まるのもひとつの方法でしょうが、折角ですから直ぐ上の本家「玉川温泉」まで、カムロードにはもうひと頑張りして貰うことにします。
最後のヘアピン風のカーブの先がどうやら「玉川温泉」の入り口のようです。狭いですからゆっくり入って行きます。湯本の本館に降りる道の途中に大きな駐車場があり、管理の人が入ってくる全ての車を誘導しています。どうやらここから先へは予約の泊り客以外は入れないみたいです。
「駐車料金は無料ですが、6時迄に出て下さい。」「キャンピングカーの駐車場泊は出来ません。」「ペットの入場も出来ません。」と、まるでお上の様な厳しいお達しです。
駐車場はアスファルト舗装ですが、気温は25〜6℃と先程の田沢湖に比べると幾らか標高の高い分、涼しいようです。バンクベットの窓とベンチレーターを全開にしてトロトロ回しておけば、留守番のハナも大丈夫でしょう。
お風呂の支度をして早速出掛けましょう。駐車場脇の崖の様な階段が近道で、湯本は直ぐそこです。先ずは直ぐに温泉に入らずに岩盤浴の出来る山裾一帯に行ってみます。
玉川温泉には初めて来ましたが、20年程前に「孫六温泉」で、会った人が言っていた、プールの様な大露天風呂はもうなくなったようですね。
ビデオで源泉付近を撮影してますので、宜しければご覧下さい。
神奈川県にある「箱根の地獄谷」とい〜勝負をしそう?な強烈な硫黄臭が遠慮なく鼻を突いてきます。

032_玉川温泉 033_玉川温泉

どうやらこの右手を流れるのが「玉川温泉」の源泉の様で、98℃ペーハー1,1というお酢より強烈な強酸性の源泉は、毎分9000リットル湧き上がるそうで、その温泉は沸騰を冷ましながら川となって温泉街へと流れてます。
駐車場に泊まれればもう一回入りたいところですが、そうもいきませんね。岩盤浴の様子や源泉周辺を一通り歩いた後、いよいよお楽しみの共同浴場へ行きます。
温泉は2倍〜4倍に源泉を薄めた木製の浴槽がそれぞれ三つの浴槽に分かれてあります。打たせ湯、寝湯にぬるいのや熱いのとバラエティにとんだ浴室は、初心者からベテランまで好みに応じて入浴することができます。
「先ずは、お試しにこちらの湯船からどうぞ!」という、源泉を4倍に薄めたという浴槽に入ってみましたが、さすがに強酸性が売りの温泉です。汗疹や擦り傷などの皮膚の弱い所はビリビリと痺れてきますし、うっかり顔を洗おうものなら、目に入ると沁みるのナンの!激痛が走ります。
こんなに素晴らしい温泉でも、入浴料金は連泊する人に優しくリーズナブルな¥600円です。
蔵王や箱根の硫黄温泉とどちらが強いか分かりませんが、皮膚病や神経痛、血液の流れの悪い方など二日も入れば直りそうですね。・・・(^_^ ゞ

0321_玉川温泉 0322_玉川温泉

火照った体に高原の心地良い風を当てて一息入れ、鹿角市まで一気に山を降りることにします。
コーナーリングの楽しいスポーツカーなら、くまげらエコーラインや八幡平アスピーテライン、八幡平樹海ラインと、名立たるドライブコースがあるのも、確かこの辺りでしたね。


17:30 「道の駅:たかのす」に到着!

さあ、行こうかね〜!と、国道341号線に戻り、「鹿角市」方面に走り出すと、どうやらこの国道も先程の「玉川温泉」辺りが最高地点のようで、緩やかな下りカーブが延々と続きます。
が、しかし、こちら側は旧道のままですから、道端は狭いです。2〜3台先を行く地元ナンバーのおばさんが運転するパジェロミニが見えます。非常にゆっくり走ってくれてますので、助かります。
「遅いのは、このキャンピングカーじゃありませんよぅ〜!」てな顔をして、走れますからぁ〜!・・・(^_^ ゞ
下り勾配もようやく穏やかになった市内に入ると、川沿いの国道脇が何キロにもわたり綺麗に手入れされた花壇になってます。「八幡平婦人会」と看板が出てますが、作者であろう人の名前も合わせて書いてあります。
この真夏の暑い時期は水やりだけでも大変だと思いますが、有難う御座いました。お蔭様で、穏やかな気持ちになり、安全運転が出来ました。
国道が341号から282号津軽街道に代わると直ぐの所に、「道の駅:かずの・あんとらあ〜」があります。感じのいい道の駅ですが明日のことを考えるともう少し先へ行きたいので、トイレ休憩だけして先へ進みます。
しばらく走れば国道103号(十和田道)です。大館で国道7号と合流するまでこの道を行きます。
「米代川」と、「JR花輪線」とに挟まれて走るこの道は、「鹿角市内」では「末広バイパス」といい、大館市内に入る頃には「大館バイパス」「大館南バイパス」と、名前が変わり、やがてその先で国道7号線と合流します。
「大館」 の市内にも「道の駅:ひない」をはじめ、「秋田犬会館」や「桂城公園」など見たい所もたくさんありますが、本日は時間的にもう終了してますので、仕方ありません諦めます。

0331_道の駅:たかのす

0332_道の駅:たかのす

0333_道の駅:たかのす

「大館市内」から10キロちょっと、北秋田市に入ると直ぐ本日の宿泊予定地「道の駅:たかのす」に到着です。
ここも、もう少し早い時間なら食事も出来ましたし、ギネスブックにも登録されているという直径3.8メートルの大太鼓なども見学することが出来たんですが、もう5時半で、残念ながら全て終了してました。
今日は、夕方ちょっと旅が雑になりましたね!夕食も有り合わせになってしまいましたし、こういう雑な旅をしちゃいかんなぁ〜と、反省してます。本日の走行距離は、247キロでした。
PAGE-TOP ページの一番上へ!

前のページへ戻ります。 キャンプレポートのメインメニューへ! 順路 ⇒ 2008年夏休み東北ツアーその3へ! 
表紙へ! ご挨拶とお知らせのページです。 世界にたった一台!ハンドメイドのキャンピングカー! このページです。 初めてキャンピングカーでするキャンプのアドバイス! キャンプとキャンピングカーの情報リンク 我が家のキャンピングカー列伝! サイトマップはこちらです! お問合せメールはこちら!

[ MOTOR HOME PAGE ]  SINCE 1996 / Copyright(C) Katsumi Horiguchi all rights reserved /