● AM 09:30 「白神山地ビジターセンター」に到着です!
AM 07:30・・・ 旅のスタートは、いつもだいたいこの時間の出発になってしまいますが、お世話になった大太鼓の館「道の駅:たかのす」を出発しました。
夕べは少し蒸し暑くて、寝苦しかったですね。今日も引き続き空が重そうに曇ってて、ムシムシというい感じです。「白神山地」まで行けば少し標高もあると思うので、少しは涼しさを期待してます。
ルートは国道7号線、羽州街道を奥羽本線と米代川と共に日本海へ向かってゆっくりと下って行ます。
「道の駅:ふたつい」が見えてきました。
いい感じの道の駅ですね。ルートはここから先も一本道です。国道7号線(羽州街道)二ツ井バイパスの突き当たり、日本海に出るといよいよ「能代市」に入ります。
今日は、ここから国道101号線に乗り換え、五能線と共に「鰺ヶ沢」の手前にある「深浦町:千畳敷海岸」まで北上しようと思ってます。少し勿体無いですが、「千畳敷」で折り返し、同じ道をまたここまで戻ってきます。
先ずは能代市内を県道63号(能代山本広域農道)を使って少しショートカットします。
ここ迄来ればもう一息、十二湖まであと15キロぐらいでしょうか。国道101号線(大間越街道)と並行して走る五能線の十二湖駅の手前に「日本キャニオン入口⇒」の看板がありましたので、私達はここから右折して山に入ります。
少し霧が出ているので、残念ながら登山ルートの途中にある展望ポイントからの眺望はあまり良くありませんでしたが、めげずにどんどん先に行きます。
「十二湖 ⇒」の案内看板に従ってブナの原生林をどんどん入って行きます。
勾配はカムロードでも無理無く登れる程度のゆるい勾配ですが、道幅は結構狭く、対向車が来ると擦れ違いが危ない道幅です。
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しかし、定期観光のバスも上がってくる道ですから、大型のモーターホームでも気を付けさえすればゼンゼンOKで来られます。
途中、「十二湖ビジターセンター」とか、数ヶ所の小さなビューポイントがありましたが、それらは帰り道に寄ろうと思います。カーナビはだめ、あてになりません。地図に道がありません。
ネットでプリントアウトした十二湖ウォークキングの地図を頼りに行き止まりに有る「挑戦館(上の写真の建物)」という所の駐車場へ行くつもりです。
そこ 「十二湖ウォーキング」のお勧めコース出発点になってます。(ちなみに駐車料金は、400円です。)
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■ ブナ原生林と十二湖散策おすすめのコース
Start⇒「挑戦館」⇒「鶏頭場の池」⇒「青池」〜
⇒「ブナ原生林」⇒「沸壺の池」⇒「十二湖庵」〜
⇒「落口の池」⇒「挑戦館」に戻る。
これで、約1時間のコースだそうです。
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上記のコースは、あくまで一例です。オゾンを満喫しながら一日中歩くも良し、サンタランドで遊ぶも良し、一時間で帰るも良し、幾らでも遊び方は有るでしょう。
私達は急ぎ旅ですので上記のお薦め1時間コースを犬の散歩がてらゆっくり散策し、美味しい空気とオゾンを思いっ切り吸い込んで、「不老不死温泉」に向かいます。
● PM 12:00 ⇒ 「不老不死温泉」に、やってまいりました。
本館の内風呂と海辺(というか、海の中)の露天風呂があり、どちらも通路で繋がっていて、日帰り入浴は一日600円です。ただし、海辺の露天風呂は午後4時以降の時間は、宿泊者専用となるそうです。
したがって、日帰りの入浴客は、朝8時から夕方の4時までということになりますので、お気を付け下さい。
上の写真の「不老不死の温泉」と、書かれた赤い帯は当日の入浴許可証みたいな優れものです。
ビニールテープのように見えますが、お湯に入っても石鹸で洗っても接着剤が剥がれない丈夫な物です。これさえ着けてれば車に戻って休憩しても一日中何回でも入浴出来ます。
写真中央のカミさんの後に見える石組が、かの有名な不老不死の露天風呂です。熱くてしょっぱくて野趣溢れるご機嫌なお風呂です。
男女別にはなっていて、混浴じゃありませんが四方八方開けっ広げですので、開けっ広げでない女性の方は注意と勇気が必要かも知れません。
丁度お昼だったので入浴後にお食事処でお刺身定食(¥1550円也)をいただきましたが、さすが日本海が目の前!だけあって、新鮮でボリュームたっぷり!大満足でした。
この「不老不死温泉」、先日行った「玉川温泉」もそうでしたが、温泉に入浴することだけが目的なら、ここまで来るのは結構大変です。更に「不老不死」というご利益の程は、定かではありません。
しかし、温泉は裏切りません!とてもいい温泉で、来て良かったです。
● PM 13:00 日本に「千畳敷」や「千枚田」という観光地は、一体いくつあるんでしょうか?
いよいよ!「千畳敷」までやって参りました。ここがこの夏の旅の折り返し地点です。
「不老不死温泉」のある「黄金崎」から走ることおおよそ20分ぐらいだったでしょうか、「道の駅:ふかうら」の少し先の国道沿いに「千畳敷海岸」があります。
一応、ここは海水浴場となってまして、私達が立っている写真がその昔、「津軽藩のお殿様が畳を千畳敷いて宴会を催した処」と、云われている「千畳敷」の岩場です。
一説に因ると、明るい白緑色をした岩は、「グリーンタフ」と言うタイプの岩だそうで、この岩のある処は地殻変動の比較的起き易い地域である証拠の岩なんだそうです。
他に、「千畳敷の駅」を挟んで「天然海水プール」や「大仏岩」や「兜岩」などといった奇岩巨石がこの辺りには多く有りますが、ホンと実際に来て見ないと、聞いてみないと、解らないことって多っすね。
「千畳敷」までやって来ましたので、この先の鯵ケ沢町まで来ている「我が家の日本列島一筆書きキャンプ旅!」も、どうやらここで東北のひと筆は繋がりましたね。
まだまだ行ってない処の方が圧倒的に多い日本列島ですが、この趣味は気力と体力、お小遣いさえ続く限り一生涯続けられる趣味ですので、ボチボチやればいいですよね
・・・ (^_^ ゞ
お天気が怪しくなってきました。あまりにムシムシするので丁度一雨欲しいと思っていたところですが、根が貧乏性なんですかね!気が付けば、折り返し地点の「千畳敷」から始まった後半戦ももう始まってまして、国道101号線の今来た道を一生懸命走ってます。
「能代市内」に戻って来ると、もう既に懐かしくもある今朝早く走って来た国道7号線への案内看板が出てきましたが、ここからは、往路と少しルートを変更し、東へは向かわずにここから秋田方面へ向かって日本海の海岸線を南下して行きます。
車窓からその壮大なスケールは計り知れないでしょうが、「八郎潟干拓地」の横断ルートは国道7号や秋田自動車道ではなく、少し日本海側の県道42号(菜の花ロード)を使って、「大潟村干拓地」の真ん中を一気に突っ切ります。しかし、燃料が無くなりそうで、正直ヒヤヒヤで走ってます。
「能代市内」で残り4分の1ぐらいでしたが、どういう訳かガソリンスタンドは右側ばっかりだったんです。「大潟村」に入るとJAのスタンドがあったんですが、お盆休みでしょう?閉まってます。
やっと見つけた出光のスタンド!もう殆んど空っぽ状態でしたが、驚くなかれ初の一万円超え!お釣りを待つ我が手にカミさんから追加の千円札が二枚乗っかりました。
トホッ!カムロードのガソリンタンクは、でかいっすねぇ〜
● PM 17:00 「男鹿半島」です。
北緯40度の線上に建つ日本の灯台50選!「男鹿半島:入道崎灯台」へ到着です。
「ガソリンタンクの底が抜けてるんじゃない?」って思うほど、給油に時間が掛かるので、その間愛想のいいお兄ちゃんに男鹿半島の観光案内をして貰ってました。
「この時間からだと入道崎灯台へ行って、帰りに寒風山の展望台へ寄るぐらいがいいでしょうね。」ということで、教わった通り、先ずは一本道「なまはげライン」で、「入道崎」へ向います
地図で見ると、ちょうど拳固を握った様な形の男鹿半島ですが、そのまま親指を立てた格好のその爪の先になる位置がが入道崎です。
「一度は来てみたい!行ってみたい」と、大人気という!かの有名な「なまはげオートキャンプ場」は、このルートの途中にあるんです。その先の、小さな集落を一つ抜けると「なまはげライン」も、そろそろ終着です。
道が突き当たると、目の前の視界が一気に開け、大海原が広がって目の前に上の段の左の写真、「入道崎灯台」がドーンと現れます。振り返れば反対側に大きな観光客用の駐車場があり、さらにその先は行き止まりで直角に切り立った断崖になってます。
その手前側に右の写真の様なナマハゲを看板にしたレストランやお土産屋さんが数軒並んでます。
閉店時間が来て店を閉めたのか、もう既に廃業しているのかは定かではありませんが、商店街の既に半分が店仕舞いした様にシャッターが下りた歯抜け状態です。・・・(^_^
ゞ
この「男鹿半島」の先端に有るここ!「入道崎灯台」は、北緯40度にギリギリ先っぽが位置するそうで、灯台に向かった線上に二つに割れた石が真〜っ直ぐに並んでます。
上段真ん中の写真は、何キロつづくのか解りませんがカミさんの右肩にある石の列がそれ!北緯40度の子午線だそうです。
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● PM 17:30 「寒風山展望台」にやってきました。
「入道崎灯台」の直ぐ脇から「遊覧海底透視船」が出ているというので楽しみにしていたんですが、運航中止とか休業中とか、ナンの案内も無くやってません。やめちゃったのか休業しているのか分かりませんが、やってません。
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私達は仕方なく帰りますが、このスケールの大きな入道崎灯台前の駐車場でも隣にあるキャンプ場でも沈む夕日は天下一の眺めで、勿論オートキャンプはOKです。
夏の日は長いとはいえ、もう5時半です。
私達もそろそろ今夜のキャンプ地に向かいますが、その前に「寒風山展望台」へ寄っていきます。
ここに来る時に通ったややこしい交差点を今度は「寒風山展望台」方面へ突っ切ります。
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ガソリンスタンドのお兄チャンの言っていたことはやはり正解で、キャンピングカーはこのコースの逆から登ってきてはいけません。私達は鼻歌で降りてますが、逆は延々とキツイ登りの様です。
● PM 18:00 今夜は「道の駅:てんのう」に、お世話になります。
「男鹿半島」も夕方に来てサ〜っと回ってしまいましたが、「なまはげ館」や「五社堂」、「真山」や「戸賀湾」などもやはり行って見たかったですね。まっ、しかし、もうすぐ6時になります。
そうそうゆっくりもしてられませんので、そろそろ今夜の宿泊予定地 に向かいます。
ここは、「道の駅:てんのう」「天王温泉くらら」「天王スカイタワー」の三つが一体の大規模施設となっており、「スサノオノミコト」を御祭神とする歴史と文化の発信基地でもあります。
といっても我が夫婦はここでもマイペース、例によってお風呂に入って帰りはいつもの如くレストランへ直行です。お風呂は大人一人¥400円で、とてもいい温泉です。
レストランは、更ににご機嫌です。特に生ビャ〜ルのおつまみセット!¥500円也は、グゥーッ・・・です。
外は雷を伴う酷い雨で、隣の駐車スペースにテントを張ったバイクのアンちゃん達は、酷い雨の音で今夜は多分寝られないでしょうね。おやすみなさい。
本日の走行距離は、325キロでした。 ・・・ 今日も走ったねぇ〜!
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