● AM07:00 ⇒「道の駅:マルメロながと」の朝、いい〜いお天気です。
「道の駅:マルメロながと」の駐車場は、小型車と大型車のスペースが分かれているので大型のアイドリングに悩まされなくていいんですが、小型車の駐車場からはトイレが少し遠いんです。
それで、トイレの近い年寄りは右の写真の様に大型車枠のすぐ近くに駐車せざるを得ませんでした。
まっ、何処の道の駅やSAPAでも同じですが、小型車のアイドリングストップは煩く言うのに、色々事情を抱える大型車のアイドリングに文句をつけることはないんですね。
てなことをブツブツ言いながらパンとコーヒーに目玉焼きを添えた朝食を済ませると、本日の観光のルートをしっかり定めないまま、先ずは真田の方から行ってみよう!と、出発です。
ルートはこのまま国道152線で北陸新幹線・千曲川・しなの鉄道線・国道18号と跨ぎ、県道176号線から175線で真田入りするつもりです。
ほどなく県道35号線との交差点で、「真田歴史館⇒」という案内看板を発見しましたので、本日の真田観光は、ここからスタートです。
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● AM09:00 ⇒ やって来ました。ここが「真田氏歴史館」です。
開館時間の少し前に到着してしまいましたが、掃除中の係の人が親切にも「いいですよ〜!どうぞ!」と、時間前にも関わらず、入場させてくれました。
この歴史館では片田舎の土豪に過ぎなかった真田一族三代の戦いと、その出世の歴史を古文書や武具、映像などの資料で紹介し、年代に沿った展示によって真田氏の活躍の様子が分かりやすく理解出来る様な展示になってます。
この現在公園になっている「真田屋敷跡」は、この後に行く予定の「真田氏本城」と、状況に応じてうまく使い分け(住み分け)ていた様です。
また、この「真田屋敷跡」に隣接して、真田昌幸が上田城に移るときに勧進したと言われている「皇大神宮」がありますので御朱印を頂きに行きましたが、現在は無人になっている様子です。
また、この公園の周りを囲むように流れている小川は、当時の堀跡と言われてますが、このページの一番上の表題の写真がそれで、現在は小川の様な流れと共に、ぐるりと回遊する遊歩道になってます。
● AM10:00 ⇒「真田氏歴史館」と「御屋敷公園」を見学した後は、「真田氏本城跡」へ!山登りです。
車で「真田氏本城跡」迄登って来ましたが、標高 895m と看板にある様に、非常に眺めの良い場所にあります。北側は急な崖が続いてますし、南側は遠くまで見通すことが出来ます。
まっ、当時の日本中の武将の考えることは皆一緒で、まさに難攻不落の山城!と言え、まさにお城を築くのにはうってつけの場所です。
ここに来て思い出しましたが、新潟の高田にある春日山城もここと良く似た山の尾根を削って縄張りをした同じ様な条件の場所でしたね。
● PM12:00 ⇒ 昼食は、「そば処:真田」で頂きました。
当初行く予定だった、塩で頂くという珍しい「十割手打ちそば処の福田」が、残念な事に本日定休日だったため、急遽こちらのお蕎麦屋さんに来たんですが、結構混雑していますし、このお店で凄いものに出会いました。
そもそも蕎麦好きの私は、いつも「せいろ」か「盛り」または「ざる」といったいわゆる冷たいお蕎麦を冷たいつゆにつけて食べるのが好きで、それも細めの蕎麦を少々硬めにさっと茹でたのが好みなんです。
カミさんは温かい汁に入ったいわゆるかけ蕎麦が好きで、注文したのはとろろの入った「真田蕎麦」でした。私は「天ざる」をお願いしたんですが、こういう専門店ではいつも量が足りないので「大盛りでね!」って注文しました。
ところが、私達の後からこのお店に入ってきた労働者風の体の大きな男の人が、「今日は中盛りに挑戦してみようかな?」って、言っている声を何気なく聞いていましたが、ちょうどその時、私の前に「お待ちどー様でーす。」と、やってきたのがこの写真の蕎麦です。
写真では良く分からないと思いますが、これは大盛りではありません超の字が付く「山盛り」です。恐らく皆さんが良く知っている盛り蕎麦の五枚分、大盛なら3枚分以上あるかも知れません。
というのも、先ほど私は細めの蕎麦が好みと言いましたが、ご覧の様にまるでうどんの様に太いんです。
この太さの蕎麦を茹でるのは相当時間が掛かりますし、時間をかけて茹でたしっとりと、もっちりとした角のとろけた蕎麦は、私苦手なんです。
それも、その苦手な太い麺が、超山盛りなんですから残さず食べるのは超大変でした。
といっても「ご馳走様でした。」と、文句と能書きをフツフツ言いながらも、食べる物を残すことの出来ない世代ですから、完食しましたよ!
久し振りにめいっぱい広がった胃袋で、動けない程キツイ腹を抱えて次に向かったのが、右上の写真の「ゆきむら夢考房」です。自動ドアを潜った瞬間「そば打ち体験、できますよ〜!」って言われましたが、「お父さん、顔怖い!」ってカミさんに注意されました。
ここがなぜ道の駅じゃないの?というくらい、新鮮な地元食材の販売所や地元情報の発信所や観光案内所、そば打ち体験なども出来る完璧な道の駅スタイルの処です。
更には併設して温泉施設の「信州真田温泉健康ランド:ふれあいさなだ館」などがあります。
● PM14:00 ⇒ 黒門・信綱寺(しんこうじ)古城庵と、巡ります。
あまりにもお腹が苦しいので、少し歩こうよ!と、「打越(おっこし)城址緑地広場」へ 、やって来ました。
ここ、「打越(おっこし)城址緑地広場」一帯は遊歩道として整備されており、駐車場からスタートして善光寺への道標のある枡形から、上の写真にある桜並木、薬師堂、鳴り岩、黒門、馬頭観音、紫陽花小道、六地蔵、打越城址、古城緑地広場、信綱寺、古城庵と、約一時間ほどの素晴らしい散歩道です。
ですが、写真でお分かりの様に、私たちの他に観光客は誰もいませんし、この施設の管理側の人も見かけません。素晴らしい施設なのに勿体ないですね。

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左の写真が、この「打越(おっこし)城址緑地広場」の駐車場になってますが、地元の人達のいい〜い休憩(さぼり)場所になってます。
会社のロゴマークの入った車両が数台止まって昼寝をしている他、観光客の車は見当たりません。
どうです!もうすでに紅葉の真っ盛りですね。
やはり、紅葉は赤いモミジ(紅葉)が一番でしょうね。なんたって紅葉と書いてモミジと読むんですから。
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駐車場からすぐ裏の黒門 ⇒ 古城緑地広場 ⇒ 信綱寺 ⇒ 古城庵 ⇒ そして駐車場と、ゆっくり歩いても約一時間ぐらいです。これではあまり腹がこなれませんでした。
しかし、ウィークデーといってもですね〜!一時間ほど歩いても他の観光客の誰にも会えず、お寺に御朱印をいただきに行っても呼べど叫べど人の姿がどこにも見えません。
私達は、真田の観光協会発行の立派な観光案内書に基づいて観光しているんですが、こんなもんですかね。それでも枯葉が嫌ほど舞う舞うこの時期に、誰かが手を入れているんでしょう。通路や庭の落ち葉は綺麗に掃き清められているんですから、不思議です。
● PM14:00 ⇒ 少し歩けば Tシャツ一枚でOK!いい〜いお天気ですね〜!
本日、自己流ながら真田観光最後の観光地、霧隠才蔵が修行したという伝説の「千古の滝」にやってきました。
ここでも他の観光客に出会えませんでしたが、ビデオに収めましたのでご覧下さい。なかなか迫力のある「千古の滝」ですよ!近くには「千古温泉」もありますし、ここの駐車場でも十二分に車中泊が可能です。
先ほどの「ゆきむら夢考房」や、打越城址公園の駐車場でも車中泊OK!ですし、温泉も近くにあります。
● PM15:00 ⇒ 本日最後の観光地、東御市の「海野宿」にやってきました。
今日は、暖かくていい〜いお天気だったんですが、3時を過ぎるとさすがに薄暗くなり冷えこんできました。
・・・Wikipedia・・・「海野宿」は、
長野県東御市本海野にある江戸時代における北国街道の宿場の呼称で、現在でもその通りの両側に約100棟程の家が連なる街並みを形成しており「日本の道100選」の一つにも選ばれている。
以下の写真は、許可を頂いて撮影した旅籠屋造りの建物、「海野宿歴史民俗資料館」の内部写真です。
玄関はなく、入ってすぐに馬屋や台所などがある土間に入ります。左手に帳場や囲炉裏などが見えますが、江戸時代の旅籠屋では相部屋や一緒の食事など当たり前だったんですね。養蚕の様子など、非常に興味深いですね。
● PM16:30 ⇒ 本日の温泉は、この「海野宿」から程近い「オラホビール:湯楽里館」です。
オラホとは、この地方の方言で、俺らの方とか、私達とか、私たちの地域とかいう意味らしいです。駐車場が結構混雑していたので、心配していましたが、案の定、お風呂も大勢の人で混雑していました。
この、オラホビール、毎年婿さんのご実家が詰め合わせを送ってくれるんで、美味しく頂いてばかりいるんですが、今年は自分で買って帰ります。
結構お値段がいいので、恐縮して納得です。
ご覧の様に非常に良い施設です。ここは大田区の休養村施設にも指定されているので、お安く楽しめるかも知れません。
今度みんなで来ましょうかね。…(^_^)V
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これで本日の観光地巡りは終了とします。ここから宿泊予定地の「上田:道と川の駅おとぎの里」までは、30分ぐらいでしょう。途中に美味しそうなお店を見つけても一杯出来ないので、今夜のディナーは用意した食材を車中で調理して済ます予定です。
それにお昼のお蕎麦がまだ消化しきれてないような気がします。凄いですね。ゼンゼンお腹が空きません。
● PM18:00 ⇒ 本日の宿泊地は、「上田:道と川の駅おとぎの里」です。
上田の駅に5〜6キロと、一番近い道の駅がここ!「上田:道と川の駅おとぎの里」でしょう。この道の駅に併設するの温泉施設はありませんが、周囲には日帰り温泉はいくらでもありますので、便利で安心です。
観光に便利で綺麗で非常に GOOD! な、道の駅です。
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